第11回アルス・ノーヴァ クラシックコンサート

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      ……伝えたい想いを秘めて

A Very Merry Christmas and Happy New Year!
Image : A Very Merry Christmas and Happy New Year!


演奏会概要


 年末、クリスマスに開催された第11回目の我々の演奏会でした。
 様々な人たちと感動を分かち合えた、楽しい想い出に残る演奏会になったと思います。

 アルス・ノーヴァのメンバーも、それぞれに演奏会があったり、仕事を持っていたり……なかなかこのコンサートのためだけに時間を十分に使う…というのは難しいものです。でも、やはり我々のホームグラウンドともいえるこの場所で皆様に楽しんで頂ける演奏会を作る…それは何物にも代え難い経験だと思っています。

 秋は演奏会のシーズンであり、みなそれぞれの本番が控えていたため、今回の練習や準備のスケジュールはかなりタイトなものになってしまいました。一言で「両立する」といっても、そのための努力は並ではありません。でも、メンバーの熱意はその不利な条件を払って立派な演奏会を作り上げることが出来ました。

 そこには、手際の良さや様々な作業の合理化など、回数を重ねてきたためのメリットもあったと思います。けれども、やはり全員の音楽に対する情熱が最終的な成功への鍵だったことは、振り返ってみれば一目瞭然でした。どんなに大変であっても、絶対に手を抜かない…… それは、当たり前といえば当たり前のことですが、雑務に忙殺される事の多いメンバーにとっては、基本であるが故に大切なことでした。
 練習であろうと、チラシを撒くことであろうと、会場の飾り付けであろうと、必要と思うことや良いと感じられることは絶対にこだわりを持ってやり通す、その真摯な姿勢こそが人々を感動させる原動力になるのだということを今回はより強く感じたように思います。

 選曲や演奏に関しても、今回も新たなチャレンジが数多くありました。前半と後半を飾ったそれぞれのメドレーは恒例の松本昌敏の編曲によるものですが、よりメッセージ性を強く打ち出したビートルズメドレーなどは、長大な作品になっただけに、編曲者にとっても受け入れられるかどうかという挑戦であったようです。また、小笠原順子も今回はアレンジに挑戦しています。 耳コピーしたものに少々手を加えたものですが
 現状に甘んじることなく、更なる飛躍を求めて常に挑戦を続ける姿勢 は、芸術を生業とする我々にとって非常に大切なことだと考えています。

 観客動員も、間違いなく今迄で最高を記録しました。立ち見が何人も出て、用意したプログラムが足りなくなるくらいでした。
 ご来場の皆様方、本当にありがとうございました。今後とも、アルス・ノーヴァの演奏会をどうぞよろしくお願いいたします。

 以下、当日のリハーサル風景などのスクラップや、演奏会でのアナウンスの再録、一部で評判だった(笑)メイキング オブ アルス・ノーヴァの外伝があります。どうぞご覧になってみてください。


当日の演奏会アナウンスの原稿
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音楽研究グループ アルス・ノーヴァ
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