教 室)豊中教室
授業日時)土曜日午後2:00〜3:30
「多読・多聴」とは?
母語でも外国語でも、大量に読書をしたり大量に聴いたりすることが言語の獲得に非常に有効です。日本の外国語教育において日本人の学習者が英語を身につけるには、学習者の身の丈にあったやさしい英語の本をたくさん読んだり聴いたりして、英語に親しむ必要があります。辞書を使わずに、直読直解でやさしい本をたくさん読む多読・たくさん聴く多聴を利用した英語教育は大きな可能性を秘めています。多読・多聴では絵本を楽しみながら、たっぷり読んだり聴いたりします。そうすると、知らないうちに英語を英語のまま理解し始めます。英語の学習ではなく、英語による読書になるのです。
実際、小学4年生〜5年生が多読・多聴を学ぶ方法は以下のとおりです。1.耳からのインプットをたくさん行う。(耳が成長段階にある時に、耳を鍛える)
2.徐々に音声と文字を結び付けていく。(文字に興味を持たせる)
3.学習者が自ら英語を読めるようにする。
4.多聴・多読を根幹に置くが、生徒各自にワークブックやノート(読書記録ノート)を持たせ、書くことができるようにする。
A:もちろん、小学5年生から『基本文法を学び、精読中心』という従来の岩野塾の勉強法で、英語力は十分つきます。しかし、低学年の間にやさしい英語をたくさん読む・たくさん聴くことで、英語を英語のまま理解出来るようになり、それ以降の英語力を飛躍的にアップさせるのです。
Q.多読多聴クラスの授業の進め方は?
A:多読の三原則:@辞書は引かない Aわからないところは飛ばす B読み進めるのがつらくなったらその本はやめる を守って、『楽しむ』ことを第一に授業をすすめていきます。さらに、岩野塾では、まず、耳からのインプットを行う;音声と文字を結びつけていく;生徒が自分で英語が読めるようになるという手順を踏んでいきます。また、ワークブックを使って文字を書くことにも触れていきます。
Q.指導してくださる講師はどんな方?
A:高瀬敦子(たかせ あつこ)先生(国際多読教育学理事・日本多読学会元会長・関西学院大学講師)をお迎えします。高瀬先生は、当塾での講師経験に加え、これまでも多くの学校で多読の指導をされ、成功させてこられました。ご自身でも多読を体験し、子供たちの読む本に関する広い知識もお持ちですので、一人一人の読書の様子・スピードをチェックして適切なレベルの本を薦めてくれます。