こんなモン食いました
(2001年分)
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2001年11月15日(木)
「ダチョウのステーキ」
大阪駅前第4ビル地下1F「ステーキヘブン」
少し前、朝日新聞の記事でダチョウを食べさせる店があることを知ったので、行ってみようと思っていました。本日、ニョーボが実家の手伝いで夕食が作れないということなのでグッドタイミング。会社を退けてから直行しました。店自体はカウンターだけの小さい店です。メニューも基本的にステーキセットが2種類(ヒレとモモ)だけとシンプル。そこでモモステーキセット\700を注文。セールか何かで本来\900のものがこの値段でした。ヒレのセットは\950。内容はサイコロステーキになっているダチョウのお肉(120g)、五穀ライス、舞茸ダシのスープ、海草サラダというもの。ダチョウはクセらしいクセが無く、黙って出されたら牛肉と勘違いするかも。ご飯はお代わり自由なので1回だけお代わり。米以外の四穀(?)の量はそんなに入っていませんが、ぷちぷち感が多少あって面白いですね。全体的にヘルシー路線のお食事という感じでした。
2001年11月3日(土)
「トルコ料理」
宗右衛門町「トゥーラ」
本日は四国在住の友人O氏が大阪に来ているので一緒に食事をすることになりました。最初は某所の銘酒居酒屋に行こうかというはなしだったのですが、行ってみると改装中の様子。そこで、以前O氏が以前見かけたという宗右衛門町のトルコ料理店「トゥーラ」に行ってみることに。店に着いたのが18:10ごろ。飲み物はトルコビールのエフェス。最初は黒、2杯目としてエクストラを各自に一杯ずつとりました。なんというか、どちらも独特の癖がある味。樽生でらしくゴブレットについだ状態で供されました。エクストラは甘み、アルコールとも、通常のラガーよりも強いタイプで、メニューには無かったのですが、店員さんがそういうのもあると教えてくれたもの。料理はディップ盛り合わせ。7種の前菜を盛り合わせたもので、それぞれの名前は忘れてしまいましたがひよこ豆を使ったもの、野菜を刻んだもの、ピラフをピーマンに詰めたもの、なすびを使ったもの、いわゆるクスクスを使ったものなどバラエティがあって楽しい。これを別注文のピデパンに付けて食べました。さらにマントゥ(トルコ風餃子)。いつぞや食べたとき、結構皮が固いと思ったのですが、今日のも同じく固かったので、なるほど固いのが普通なのだなと納得。ヨーグルトソースと餃子風のものというのが日本人にはミスマッチにも思えますが、味は悪くありません。さらにレンズ豆をコロッケ風にまとめたもの(料理名失念)。表面のサクサクがなかなかいけます。一応メインという位置づけで骨付き子羊のロースト。味付け自体はオーソドックスで特に強烈なスパイスなどは用いられていませんが、手で持ってかぶりつきました。最後にデザートとしてドーナツのシロップ漬け風のやつ(これも名前を失念)とアイスクリーム(ドンドルマ)。ドーナツの方はお母さんのおやつ的な素朴なやつがシロップを吸い込んでいて珍味。あしらいに振りかけている緑の粉は抹茶、ではなくてピスタチオナッツだそうな。以上で勘定は\9690。19:30ごろ退店。20:00からベリーダンスのショーがあるとのことでしたが、結構お腹が一杯になってしまい、そこまで粘る余裕無し。
2001年10月9日(火)
「オクトーバーフェスト限定醸造ビール他」
心斎橋「ドイツ」
先日書いたような事情で「ドイツツヴァイ」が閉店し、マスターは姉妹店「ドイツ」の経営を担当することになりました。ツヴァイ閉店即ドイツの経営引継で営業開始、というわけでは無かろうと連絡待ちの状態だったところへ、オクトーバーフェスト限定醸造ビール入荷のお知らせが届きました。で、友人S氏と二人でやって来たような次第。
店に入ったのが18:30ごろ。まず注文したのはレーベンブロイ2lピッチャー、レバーペーストパン、ポテトのオムレツ、トマトソースのシュニッツェル、ライ麦パンという定番どころ。追加で今日の本命、エルディンガーオクトーバーフェストを各自に1本ずつ。最後にブラウンフェルザーをこれも1本ずつ。
料理は定番を頼んだので殊更に言うべきこともありません。安定してうまし。シンプルにライ麦パンでレーベンブロイをやるというのが意外とはまったりします。ビールの内、今日の主目的であるエルディンガーのオクトーバーフェストは小麦ビール特有の爽やかさと、コクがあります。(去年も飲みました)
そして、伏兵だったのがブラウンフェルザー。一応、ピルスナーということでしたが、何とも苦みが強くて、おっと思わせるものがあります。この個性は日本のビールにはないものですね。ちびちび飲むのも楽しいです。
マスターと友人S氏との話が弾んで店を出たのは20:40だったかな。勘定は\10605でした。
2001年10月5日(金)
「アイスバインその他」
宗右衛門町「エーデルワイス」
友人S氏からの情報によるとビアレストラン「エーデルワイス」が10/30を以て閉店するということなので、それまでに食べに行こうということになりました。予約を入れた18:30に、やや遅れて到着。すでにS氏も到着していました。金曜日ということもあって店内は盛況。これだけの入りの店で閉店というのもちょっと不思議な気がします。ちょうど、店の名物でもある歌の時間にさしかかり、店内のにぎやかさ尋常ならず。さて、注文の方ですが、飲み物がビットブルガー生中*2。料理がアイスバイン\3500とクリームチキン\1800を。程なく運ばれてきたビットブルガーはオーソドックスなドイツビール。クリームチキンは骨付きもも肉をクリーム煮にしたもので、比較的薄味で美味。ビールが空いてしまったのでケストリッツァー黒生*2を注文。こちらはあっさりした味の黒ビール。なかなかアイスバインが来ないのでニシンの酢漬けを注文してしまいました。やっと来たアイスバインはなかなかの偉容です。ビジュアルイメージとして、昔のマンガにでてきた「あの肉」に近いかもしれません。骨付きの豚すね肉を風味良く塩ゆでにしたもので味付けは塩のみ。マスタードをつけて食べます。皮の部分のプルプルと肉の部分のホックリした感じとの対比が面白いです。ただ、なにぶんにも量が多い。4人ぐらいで注文してちょうどかもしれません。かなりお腹一杯になってしまい、追加のニシンが届いたときにはちょっと後悔しました。マイルドな酸味と脂ののり具合がよろしく、おいしゅうございましたが。最後に小麦ビールのマイゼルヴァイス(バイロイト産らしい)*2。これはちょっとクセのある味わい。小麦ビールの常として、やや白濁しています。アイスバインの威力でこれ以上は無理ということで勘定。二人で\13130でした。
2001年9月15日(土)
「餃子定食」
日本橋「神戸餃子食亭」
昨日、「福助」で餃子を食べましたが、まだ物足りないなあと。で、今日の昼食にも餃子を食うべえと、適当な店を物色。心斎橋から日本橋の電気街まで歩いていたので、餃子を出す店が店は無いことは無いのですが、今ひとつピンと来る店がありません。道具屋筋を抜け、結局、日本橋までたどり着いてしまいました。と、「カメラのナニワ」の横の路地の入り口に「神戸餃子食亭」という看板を発見。以前、同じ路地にある香港ラーメンの店に入ったことがありましたが、そちらはすでになくなっている模様。お客さん入ってくるのかしらんと思うようなロケーションですな。気がつかずに通り過ぎそう。それはともかく、餃子です。お店はカウンターだけのようで、幅が狭く、奥に向かって細長い様子。ランチメニューから「餃子と台湾風鶏の唐揚げ定食」\850を注文。しばらく待って、メインの鶏の唐揚げと餃子、小皿に卵焼きとほうれん草のお浸し、それと漬け物、ご飯、味噌汁という内容で出てきました。唐揚げは揚げたて。どの辺が台湾風なのかはよくわかりませんがカリッとした揚げあがり。餃子も焼きたて。こちらは小ぶりなタイプが15個でなかなかおいしゅうございました。結構なボリュームがあるのでランチとしてはお奨めかもしれません。店内のメニューをよく見てみると、中華風な料理より目立つ感じで串揚げがずらずらっと並んでいたのが面白いですね。餃子と串揚げというのはあんまり見ない取り合わせのような。後で、調べてみたら「Yahoo」のグルメに情報ページがありました。
2001年9月14日(金)
「餃子、その他」
梅田・お初天神横「福助」
某テレビ番組(と、ぼかす必要もなくて「どっちの料理ショー」ですが)で餃子と焼売を取り上げていたのを見て、餃子がやたらと食べたくなってしまいました。どこか良い店はないかと捜したのですが、大阪で餃子をメインにしている店は一口サイズのものを売りにしているところが多くて私の食べたいとタイプ(普通のラーメン屋さんにあるようなやつを洗練したようなやつ)の店は見つからず。困ったときの「さとなお」さん頼みで餃子の店を見てみましたが、私の求めるタイプのは無さそう。しかし、「福助」という店が何となく気になりました。
というわけで、会社帰りにニョーボと待ち合わせして、お初天神横の路地に入ったところにあるお店に入ったのが19:00すぎでした。結構お客さんでにぎわっていますね。カウンター席だけのようです。まず、餃子\550を2人前、お好み焼き(豚)\800、ふきよせ\850とビール大瓶\650、ウーロン茶\250を注文しました。しばらく待って焼き上がってきた餃子は小ぶりですが、なかなかいけます。形はオーソドックスで、サイズだけがちょっと小さい。味に大きな特徴はないですが、焼けたところの香ばしさもあってビールが進みますね。お好み焼きは、まあ、普通。トッピングには他に海老、イカ、それらのミックスなどがあるようです。「ふきよせ」は大振りに切ったキャベツ、細切りピーマン、豚肉細切れ、イカを炒めたもので、非常にシンプルに塩だけの味付けですが、妙に後を引くというか。もうちょっと食べたかったので追加で餃子1人前とウーロン茶を注文しました。勘定は〆て\4450。ボリュームに比してやや高めかなという感じはしますね。場所柄、1軒目に行くと言うより、お酒を飲んだ後、ちょっと寄っていこか、というタイプの店でしょうか。
2001年8月17日(金)
「いつものドイツ料理ですが…」
心斎橋「ドイツツヴァイ」
前回食事をしたのが、去年の12月と間があいてしまいましたが、お馴染みの店です。先だって、マスターから案内のメールをいただいたのですが、姉妹店である「ドイツ」を現在経営している方が店をやめるので、ツヴァイのマスターが後を引き継ぐことになり、それにともない「ツヴァイ」自体は閉店ということになったのです。新「ドイツ」の営業開始は色々と準備などが大変なのでまだ日は決まっていないそうです。とりあえず、ツヴァイは8/18まで営業ということで、最後に行っておこうとニョーボと二人やって来ました。飲み物は私がレーベンブロイ生大とシュナイダーヴァイセ(小麦ビール)、ニョーボがシュペッツイ*2と白ブドウジュース。料理はシェフ特製サラダ、豆のスープ、ジャーマンポテト、ヴァイスブルスト、牛肉と玉葱の煮込み、焼きソーセージ小、ライ麦パンと定番どころをいただきました。あいかわらずおいしくいただきました。お代は\11550。
30分ほどマスターと立ち話したのですが、飲食業界もいろいろと大変なようです。もちろん、世間的な不況が大きく影響しているのですが…。とにかく、新しい「ドイツ」の営業開始日が決まったらメールを送ってもらうことをお願いして店を後にしました。
2001年7月28日(土)
「新世界で串カツ再び」
ジャンジャン横丁「八重勝」
前回、「てんぐ」で串カツを食べましたが、再挑戦で「八重勝」にやってきました。店に入ったのが11:30。カウンターにはぎりぎり1席のみ空いており、座るには座れましたがカドの席でちょっと狭苦しい。とりあえず、生ビール大ジョッキ(\700)と串カツ(3本で\300)、どて焼き(同じく3本\300)を注文。まずやってきたどて焼きは「てんぐ」のものより小振りながらも、柔らかさはこちらの方が上かな。続いてやって来た串カツは、なるほどうまい。衣がふっくらさっくりしています。「てんぐ」のと比べるとこちらの方が上か。追加でタマネギ\100、茄子\100、鶏唐揚げ\200*2。鶏の唐揚げも串に刺さった状態で出されますが、塩味がついているのでソースはつけません。こちらもなかなかいけます。最後に再び串カツとカボチャ\150、トンカツ\200。二度目の串カツはやや揚げ具合にムラがありました。最初のは年配の職人さんが揚げていましたが、後のはやや若手の職人さんが揚げていましたからそのせいかな。勘定は〆て\2550。満足して12:00撤退。なるほど、1度食べ比べただけだと「八重勝」の方が印象に残りますね。メディアなどに良く出るのもうなずけます。
2001年7月21日(土)
東京単独行2001夏・後半
「蕎麦屋で昼酒」
神田「まつや」
10:50ごろ「まつや」の前に到着しました。本来の開店時間は11:00のはずですが、私の前にも一組待っている人がおり、入れてくれました。お酒\600、とりわさ(湯引きササミ+白髪ネギ、刻みノリ)\600を注文。お酒は冷や。突き出しにソバ味噌。とりわさはぴりっと辛くて、酒の肴には絶好ですな。ソバ味噌でお銚子1本、とりわさでさらに1本くらい軽く飲めそうですが、ぐっとこらえてお蕎麦に移行。今日は「ごまそば」\700を注文。お蕎麦自体はもりと同じかな。つゆがゴマの味。これはいけます。一度食べてファンになってしまいました。勘定は\1900。11:20撤退。
「昼食第2部は洋食で」
神田「松栄亭」
11:38に「松栄亭」へ。「まつや」のすぐ近所なのに、間があいたのは別の某居酒屋さんをチェックしに行っていたから。11:30からランチタイムとのことだったのですが、開く気配が無かったので。さて、注文したのはビール(キリンラガー)小瓶\350と洋風かき揚げ\850。さっくり上がったかき揚げはビールによく合いますねえ。じっくり楽しんだ後、仕上げのご飯ものはカレーライスとどちらにするか迷った末、オムライス\730を注文。こちらはちょっとはずしたかもしれません。決してまずくはないのですが、やや素朴にすぎるといいましょうか。以前食べた強烈すぎるハヤシライスとの対比でそう思ってしまったのかもしれません。サイズ的にもやや小振りでちょっと物足りないかも。以上で勘定は\1930。次回の課題はカレーライスだと思い定めて12:00撤退。
「千住の名物煮込み」
北千住「大はし」
北千住駅を16:30下車。位置関係がよくわからず、大回りしてしまいましたが16:45何とかたどり着きました。まっすぐ来れば5分とかからないでしょう。さほど広くない店内には「コ」の字型のカウンターとテーブルが3、4卓。天井とかをよく見ると味わいのある漆喰で仕上げてあり、年代を感じさせます。すでにして先客でいっぱいになりつつあるカウンターにつき、生ビール\500と肉とうふ(\320)を注文。いわゆるカシラと呼ばれる部位を使い、適度に歯ごたえを残す程度に煮込んだお肉と割と柔らかめのお豆腐。味付けは醤油。ビールに合いますねえ。追加でまぐろぬた\300。ぬたもうまい。マグロが結構いいのを使っているようで、とろけるよう、というと大げさですが、刺身にしても恥ずかしくないレベルであることは確か。注文しなかったけど、マグロの中落ちというのもあったから、そちらもおいしかろうなと想像できます。もう1杯生ビールと、煮込み(\320)を注文。肉とうふのお肉だけだと「煮込み」になります。勘定はしめて\1940。17:15撤退。
2001年7月20日(金)
東京単独行2001夏・前半
「名物・穴子寿司」
谷中「乃池」
暑い中、歩き回って「乃池」を発見したのが11:25。開店は11:30だったので、時間つぶしがてら近所にあった江戸千代紙の「いせ辰」千駄木店へ。絵はがきを2種類ほど買いました。
さて、そろそろ良かろうと「乃池」へ。ビール(スーパードライ中瓶)と穴子鮨(八貫で\2500)を注文。この店は江戸前の寿司ちゃんと食べさせる店で、穴子以外のネタももちろんあるのですが、来る人来る人穴子の寿司を注文するし、お土産にもするという店です。ビールでのどの渇きを潤してから、出された寿司を食べてみます。やや小振りな握り。なるほどねえ、とろけるように煮上がった穴子に焼き目を付け、コクのあるツメが塗られています。評判になるだけのことはあります。うまい。これは他のネタも試したいところですが、夕食のこともあるので、さっさと撤退しました。勘定は\3130。
「心ゆくまで鮨を堪能」
浅草「金鮨」
ということで、本日の夕食は「金鮨」です。先月、東京に来たのにこの店に来られなかったうっぷんを晴らすべく気合いを入れてやってきました。17:05に到着。おおっ、店内に冷房が入っている。ついでにネタケースが新しいものに変わっている。先客はお一人。
まずはビール(キリンラガー)を注文。突き出し代わりに富津のアオヤギ(足の部分)が出てきました。これはワサビ醤油で。ついでネタケースの中のアゲマキを注文。有明海とかで取れる細長くて四角い形をした貝ですね。これは焼いてもらってしょうゆ味。香ばしく、貝のおいしさが味わえます。刺身でカツオ。この季節なのに戻りガツオ並に脂がのっています。そして出してくれました、シンコ(コハダの子)をつまみで。うーん、きめの細かい肉質で、なんともうまい。ちょうどビールがなくなったので冷や酒に切り替えます。
ここで女将さんお奨めのトラフグの白子を注文。ものすごく季節はずれのような気がしますが、例年、6月くらいまではあるそうです。7月になってもあるのは珍しいそうですが、フグはやはり鍋の需要が大きいので、この季節のものは(そんなには)高くないということです。焼き物にして出してくれました。塩焼きというか、素焼きにして塩を添えてという感じ。味わってみると、ねっとりとしてコクがあっておいしい。幸せです。ちなみに女将さんはフグの免許は持っていないので、パーツにして仲卸から仕入れたものです。
次いでオオバイワシ(マイワシの中でサイズの大きいもの)を刺身で。これも脂がのっていますね。
さらに冷や酒を追加し、にぎりに移行。穴子(塩焼き+わさび)、コハダ(オオバ、ガリと一緒に細切りにしたコハダを軍艦にしたもの)ときて、シャコ。シャコはこの季節ならではの卵を持ったもの。ぱらっとした卵の食感が加わって珍味です。この卵をカツブシと呼びます。
合間にツブとナガラミという貝2種を薄味で煮付けたものを出してくれました。これも酒が進みます。
ここらで中休みという感じ。女将さんはおしゃべりしつつ、サヨリの下ごしらえをはじめました。聞くと江戸前のものだそうです。軽く酢締めして食べるそうですが、きれいな身をしているのを見ていたら、うまそうで仕方がないので生のまま握ってもらいました。あっさりした味わいで、歯ごたえも固すぎず柔らかすぎず。握る前に引いておいた皮はあぶって出してくれました。こちらも珍味。
飲み物をお茶に変えてラストスパート。バチマグロ、シロイカ(甘みがあります)と定番ネタを食べ、最後にウニ。このウニがすごかった。まあ、北海道とかの産地では食べたことがないので、比較できませんが、都市部で普通にウニを食べるとえぐみというか癖があるじゃないですか。ところがそれが感じられないのです。ウニの磯の香り、甘さだけが感じられるようです。聞けばミョウバンを使っておらず、塩水に浸した状態で運ばれてきたものだそうな。ミョウバンは型くずれを防ぐために使うもので、味の上では使わない方が良いということでしょう。
女将さんとしばし雑談。築地の市場が何年か後に移転するということで、一人で仕入れからなにからやっている女将さんには距離的に不利な状況になるようです。ついでに市場のコンピュータ化が進み、どこにどんな品物があるのかというのが単なるデータとなってしまうと。そうなると今まで仲卸さんとのつきあいや、長年の経験で良いものを仕入れるというノウハウを蓄積してきたのに、大きな店の仕入れ担当者が端末を叩いて仕入れを行うというのが仕入れ形態の主流になってしまい、この店のような小さいところはますます不利になると。うーん、コンピュータ業界の末席に連なるものとしては、大きなところが有利になり、小さなところが隅に追いやられてしまうというのは、あるべき姿ではない、と思うのですが、実際には、その方向に進んでしまうのですかねえ。
デザート代わりに卵焼きを食べ、お勘定にしてもらいました。〆て\11800也。店を出たのが20:08。すっかり堪能しました。
2001年7月15日(日)
「新世界で串カツ」
ジャンジャン横丁「てんぐ」
先日、近場で串カツを食べたのですが、どうせなら名の知れたところで食べてみようと思い立ちました。大阪で串カツといえばやはり新世界でしょう。ということで、お昼時のお客さんがあまり立て込まないうちにと11:30ごろ、地下鉄動物園前駅を降り立ち、ジャンジャン横丁へと向かいましたが、甘かったようです。本日の第1候補は「八重勝」、第2候補は「てんぐ」だったのですが、両店とも満席+待っているお客さん若干という感じ。もちろん、この2店以外にも串カツを食べさせる店はたくさんあるのですが、何を決め手に店を選んだらよいのかわからないので、ちょっと入りにくい。ひとわたり近辺を回ってきて再び「八重勝」と「てんぐ」のところ(両店は隣り合っています)に戻ってくると、「てんぐ」に空き席があったので座ることが出来ました。
飲み物は生中を注文し、壁の品書きから、串カツを3本とレンコン1本、アスパラガス1本、さらに目の前でグツグツ煮えているどて焼きを頼みました。揚げるのに時間がかかるので、ビールとどて焼きで間をつなぎます。どて焼きは白味噌のタレがたっぷり絡まっており、甘めの味付け。柔らかく煮込まれており、さすがにビールによく合いますな。ほどなく、串カツがやって来ました。ソースの容器にとぷん、と漬けて(いわゆる二度づけお断り)からかじりつきます。ふむふむ、ちょっと衣が厚めですが、カラリと揚がっています。「串カツ」の肉は牛ですが、あんまり大きな肉ではないので衣の方がボリューム担当というところ。レンコン、アスパラは共に野菜の持ち味が生きており、ほこほこ、はふはふと一気に食べてしまいました。追加で、再び串カツを2本とタコ、タマネギを注文し、ビールも無くなったので酎ハイ(レモン)を頼みました。
こうして私が食べている間もひっきりなしにお客さんがやってきます。グループ客はやや長めの滞留時間ですが、おじさんの一人客は飲み物を二つほどと串を5,6本ほどで、すっと帰るので回転はいいですね。
さて、追加注文分もやってきました。タコは歯応えがよろしいです。そして、タマネギは甘みがあっておいしい。
あまり量は食べていないような気がしますが、結構満足して勘定は\2250でした。今度は「八重勝」に行ってみるぞ。
2001年6月23日(土)
「居酒屋で昼酒」
阿倍野「明治屋」
太田和彦氏の「居酒屋大全」で日本三大酒場と称する店がありまして、東京月島の「岸田屋」、和歌山の「長久酒場」、そしてこの「明治屋」となっています。まあ、三大云々というのは洒落のようなもので、居酒屋の達人太田和彦氏とはいえ、日本のすべての居酒屋に精通しているはずもなく、太田氏の知る店の中で優れた何かがある店だという程度の意味だろうと勝手に解釈しています。東京に行ったおり「岸田屋」には行ったことがあります。「長久酒場」の方は和歌山に行く機会が無いので、とりあえず埒外として、同じ大阪府内に住んでいるのに「明治屋」には行きそびれていました。そこで本日、意を決して(大袈裟)訪れたわけです。
小雨の降る中、13:10ごろに「明治屋」に到着。13:00開店だそうですが、すでに先客が二組ほど。店内はやや薄暗い照明ですが、それが落ち着いた感じを与えます。内装はいい具合に古びていると言いましょうか。一言で言えば「渋い」。カウンターにつき、お酒(この店のオリジナル「松竹海老」)\370を冷やでもらい、肴として「きずし」\550と自家製シュウマイ\350を注文しました。松竹海老は樽酒ですので、木の香りがほのかにしてなかなかいけます。きずし(大阪以外では通じるのかな。要するに酢〆にしたサバです)はお酒に合いますね。それだけを食べてももちろん美味しいですが、サバの味が残っている状態でお酒を口に含むと旨味が増幅するような心持ち。シュウマイは皮に薄焼き卵を使っているようですが、それに加えてお肉の味付けがいいです。注文第一陣を食べ終えたので追加は何にするかなと考えていたら、カウンターにいたお客さんが、「神亀」を注文しました。ええっ、神亀があるのかいなと壁をよく見てみると、貼り紙に「神亀生酒」\500が出ています。こりゃ飲むしかないと私も注文。肴もだし巻き\350を追加。松竹海老はガラスの徳利でしたが、神亀はよく冷えた状態でグラスに入って登場。うーん、うまい。だし巻きも熱々でだしが良くきいている。あっという間にお腹の中に消えたのでさらに追加として豚の角煮\550と菊姫(本仕込?)\450。菊姫もうまいな。私の好みとしては神亀よりこっちの方が好きかも。角煮はやや辛目の味わい。さらにシャコ\450を追加。別添えの酢をつけて食べます。これもお酒に合いすぎるほど合います。以上で勘定は\3670。14:03に店を出ました。休日とは言え、昼間っから酒をかっくらって幸せ。
2001年6月22日(金)
「串カツで一杯(ホントは三杯)」
JR大正駅ガード下「まつえ」
なぜだか、串カツが食べたくなって昼間から頭の中が串カツ状態。というわけで、夕刻、大正駅前へ。一昨日行った「まぐろの広政」の並びに串カツ屋さんがあったよなと見つけたのが「まつえ」。駅前の交差点に面している店と路地を少しばかり入ったところと同じ店名で2軒あります。姉妹店でしょうか。根拠無く、路地を入った方の店に入りました。カウンターに座って早速生中\450と串カツ盛り合わせ(10本で\800)を注文しました。単品でも注文できるようで、だいたい肉、魚介系が1本\120、野菜系が\100なので10本で\800というのはオトクですね。当然、通し揚げ(注文を受けてから揚げる)なので、ちょっと時間がかかる模様。というわけで、早くできそうな牛の生レバー\600も注文。予想通り、レバーが先に来ました。ごま油、塩で味付けしています。ふむふむ、前菜代わりにちょうどよい塩梅です。食べ終えた頃、串カツ登場。薄目の衣で揚げたてで、くどさがなくっていいですね。大きな特徴がある串カツではありませんが、私は何となく野菜系が気に入りました。串カツをハフハフ、キャベツをパリパリ食べ、生中が無くなったのでもう一杯追加。串カツと生中がほぼ同時に無くなったので、ここですっと帰るという手もありましたが、もう少し何か食べたかったのでどて焼き\120を2本と「どてこん」\100を一つ、それと酎ハイレモン\330を追加。どて焼きは専用の鍋に常時煮込まれていますから酎ハイ共々すぐに出てきます。うん、甘めのタレで煮込まれた牛スジはトロリとしてなかなかいけます。こんにゃくにも味がしみていておいしい。満足してお勘定。\2890でしたが、今考えると計算が合わないな。何か間違ったかな。
2001年6月20日(水)
「まぐろで立ち飲み」
JR大正駅ガード下「まぐろの広政」
店に到着したのが18:00ごろでした。先客は3人ほど。この店にはかねてから行ってみようと思っていたのですが、何となく機会がありませんでした。1Fは立ち飲み、2Fは座敷になっている模様。で、立ち飲みカウンターへ。まず、生中(\500)とまぐろの「たたき」(\600)を注文。「たたき」は赤身や、やや筋の多い部位に豪快にバーナーで火を通した上にポン酢醤油をかけ、ネギを散らしたもの。シンプルですが、なかなかうまいです。ボリュームもあります。筋のところはこりこりした食感で一味違って楽しめます。あっという間に食べてしまった&飲んでしまったので追加で生小(\300)と鉄火巻(\600)を注文。鉄火巻きはオーソドックスに赤身のもの。大葉も入っていて風味に変化をつけています。鉄火には他にトロ鉄火もあるようですがそちらの値段は不明。さらに追加注文するかどうか迷いましたが、常連さんが多くなってきたので、邪魔にならないよう早めに撤退。店にいたのは正味30分くらいかな。勘定は税込み\2100でした。店名からわかるように他にもまぐろの刺身(大トロ、中トロ、赤身)やステーキなどがありますし、まぐろ以外のメニューも冷や奴\150から生うに\2000までいろいろとあるようなので、また来ようと思います。
2001年6月10日(日)
東京食い倒れ旅行の後半です。
「名物かき揚げ丼」
東京・新橋「橋善」
本日のお昼ご飯は有名な天ぷら屋さんである「橋善」の名物、かき揚げ丼です。このかき揚げ丼についてはあちこちで評判を聞きます。ただ、うまいとほめるのと、肝心のかき揚げがべたっとして、うまくないというのと大きく二分されるような気がするので、果たしてどちらが本当か、確かめてみたいという気持ちもありました。さて、お店の開店時間12:00にあわせて、銀座線新橋駅の1番出口で友人S氏と合流し、すぐ近くの店へと入りました。問題のかき揚げ丼(\2400)と生ビールを注文。生ビールと突きだしのハモ皮とクラゲの和え物(なかなか美味でした)で間をつなぎます。さほど待たされず、かき揚げ丼が到着。なるほど巨大だ。大振りな丼にやや少な目のご飯、その上に厚み10cmはあろうかというかき揚げがのっかっています。早速食べてみると、さっくり揚がっていて、さほどしつこく感じません。かき揚げの具は小海老、小柱、みつばというところでしょうか。丼つゆは色の濃い、いかにも江戸風のものですが、見た目ほど辛くはなく、量も適当です。見た目には圧倒されましたが、案外スムーズに食べ終えることが出来ました。私が感じる限りでは、とてつもなくうまい!、というほどではありませんが水準以上の丼だと思います。あまり誉めていない人がいるのは混んでいるときなどに作りかたが雑になることもあるからでしょうか。その辺はなんとも判断が付きませんね。勘定は二人で\6195。
「ピンチヒッターでトルコ料理」
東京・新宿3丁目「ボスポラスハサン」
夕食は、当初、ウイグル料理の店というのを予定していました。予約していなかったこちらが悪かったのですが、資料によると日曜も営業のはずだったのに、どうも開く気配がないとは先行して確認してきた友人S氏の言。それではと代わりに選んだ店はトルコ料理の「ボスポラスハッサン」。夕立っぽい雨の中17:45ごろ到着。
あまり、ゆっくりするゆとりもないので、コースではなく、単品から適宜オーダーしました。トルコのパン(エキメック)は中空で表面にはゴマがたっぷりくっついたもの。前菜の盛り合わせ。これは豆のペーストっぽいもの、ポテトサラダっぽいもの、サワークリームかヨーグルトに野菜を刻み込んだもの、ナス(?)のペースト、ニンニクの利いた刻み野菜のサラダという5種を盛りこんであり、パンと取り合わせて食べるとぴったり。ボスポラスヨーグルトケバブ。これはケバブとはいうものの、煮込み料理で羊とタマネギ主体でマイルドな味。ドネルケバブ。これは最近、露店などでも見ますが、羊肉をでっかい固まりにして、串に刺し、ロースターの前でグルグル回し、表面の焼けたところから削り取って食べるというやつです。もちろん、皿に盛られて供されるのですが、客席から見えるところに、串刺し状態の肉の塊が見えるのはなかなか豪快で楽しいですね。味付けはさほどこったものではありませんが、添えられてあるタマネギやライス(ほんの少しですが)と一緒に食べるとなかなかいけます。最後にトルコの水ギョーザ(マントゥ)。小振りで歯ごたえのある餃子風のものを酸味のあるソース(ヨーグルトベース?)で和えてあります。
飲み物はトルコのビール「エフェス」、グラスの赤ワインなどを飲みました。
そして、最後にドンドルマ。トルコ風のアイスクリームですが、面白いのはお餅のように粘ること。以前、テレビ番組(多分「なるほど・ザ・ワールド」)で見て以来、一度食べてみたいと思っていたものです。番組の中では手打ち麺でも作るかのごとく、練って練って作っていました。味わいそのものはややこくのあるアイスクリームという感じですが、口の中でも粘り気があって、面白かったです。以上で勘定は\10700。
2001年6月9日(土)
恒例となっている東京食い倒れ旅行、9日、10日の二日間の内、前半です。
「築地場外市場で回転寿司」
東京・築地「築地蔵まぐろ」
大阪から飛行機で東京に到着後、9:20ごろ築地の場外市場に到着しました。軽めに朝ご飯を食べようと店を物色し、しばらく場外市場内をうろうろ。「築地蔵まぐろ」というマグロ専門の小売りがやっている回転寿司に入ってみました。他のネタもありますが、基本的にはまぐろが主体ですね。結局、赤身、ヅケ×2、中トロ、大トロ、ネギトロ、卵焼きを食べて\2620。大トロの\600から赤身の\200までというバラエティ。お皿の種類毎に値段は明記してあります。吸物、血合いで作った佃煮がサービスでつきます。うーん、ヅケは良かったけど、他は単にすし飯の上にマグロがのっかっているというかんじ。マグロそのものは値段相応だとは思うんですけど。それと、卵焼きは甘甘。でも、ここまでくれば、いっそお菓子みたいでいいと思ったりして。この店で焼いているのか、場外市場の卵焼き専門店で買ってきたのかはわかりません。
「うまい肴と蕎麦で一献」
東京・荻窪「高はし」
荻窪駅の西口で友人S氏と合流後、環八沿いに歩き、11:20ごろ「高はし」に到着。11:30の開店と同時に店に入りました。なんと珍しいことに友人S氏はお酒を飲まず、最初から「せいろ」をオーダー。私の方は「当店特選酒」と銘打たれた「酔蕎」(オーソドックスな味わい。華やかさはないがいくらでもいけそう)を注文。お通しに砂肝の煮付け(生姜醤油味。こりこりして酒にあいます)。それと各種の肴から卵焼き(やはり江戸風なのか甘味が強い。熱々でうまい)、穴子煮こごり(口溶けのよいこと。お酒にはばっちりあいます)、そばがき(お餅のように弾力があり食感が楽しめます)を選択。肴は二人でシェアして食べました。追加オーダーは友人S氏がもずくそば(冷)、私が鴨せいろ(蕎麦はコシがあってうまい。つけ汁は鴨の薄切りが結構たっぷりでダシもよいのでこれだけで酒のあてになりそう。事実、鴨ヌキもメニューにありました)。勘定は\7350。満足満足。
「チュニジア料理に初挑戦」
東京・新大久保「ハンニバル」
本日のメインイベントはチュニジア料理であります。新大久保の駅の改札を出て左折、第一勧銀の手前ですぐ左折、ちょっと歩いたら、看板が目に入りました。我々が口開けの客のようです。店は地下1Fでチュニジア人のお兄さんと日本人(だと思いますが)のお姉さんとの二人でやっている模様です。
まず、食前酒代わりにセルティア(チュニジアビール)を勧められたので注文しました。250mlサイズの缶に入っているのがビールとしては珍しい。缶コーヒーのようです。味わいはオーソドックスですね。暑い地方のビールらしく、ややさっぱりした味わい。料理はクラシックコース\5000を注文。まず、チュニジアの伝統的なパンが出されました。フランスパンをもっと素朴にしたような味。それに唐辛子のペースト(ハリッサ)が添えられるので、パンに塗って食べるも良し、料理に適宜加えるも良しとのこと。
料理は焼き野菜のサラダからスタート。ラタトゥイユ風の味。ナス、トマトなどを焼いてから、細かく刻んであっさりした味に仕立てています。先程のパンに乗せて食べると良いおつまみ。ビールが無くなったので、ボトルワインを注文。マスカットワインのミュスカ・セック・ド・ケリビア(\3600)。当然白ワインですが、やや濃いめの色。味も少し癖があるかな。一瞬、以前飲んだギリシアワインを思い出したけど、そこまですごくありません。辛口なので料理に合います。2番目の料理はチュニジア風のキッシュ。メイン具材はチキンとズッキーニ。パイ皮と具を重ねてオーブン焼きにしてあります。ちょっと塩辛めだけどなかなかおいしい。3番目はチュニジア風春巻。見た目は巨大揚げギョーザ。中身はツナ、ポテト、ケイパー、半熟卵でかぶりついて食べると良いそうな。かぶりつかないまでも、ナイフを入れると卵の黄身がとろりと流れ出してうまいです。さらにひよこ豆のスープ。結構スパイシー。オリーブ油たっぷり。豆はすり潰してあるようでポタージュ状になっています。
ここらで白ワインもなくなったので赤ワインをデカンタでもらいました。まあ、普通のおいしい赤ワイン。
料理の最後はクスクス。お客さんが急に混んできたせいか、調理そのものに時間がかかるのか時間があいてしまいました。じゃがいも、大根、ニンジン、羊肉、豆を具とした薄味のシチューをクスクス(デュラムセモリナ粉を粟粒ほどの大きさにしたもの)にぶっかけた料理。味わいはあっさりですが、結構量があり、料理の締めくくりとしては、食べたー、という充実感があります。
料理が終わったところ、お姉さんお奨めのいちじくのブランディーを追加オーダー。度数36で透明なお酒。変わった香り(いちじくの香り?)がします。このブランディを飲んでいるとき、後から来たお客さんのため、席の移動を頼まれました。気軽に動いて特にどうということもないのに、お礼といってブランディのおかわりをついでくれました。それもたっぷり。お兄さん太っ腹だ。
コースの締めくくりはアーモンドの粉を使ったプリン風の焼き菓子とミントティー。勘定は\19845。やや高めにはつきましたが、なかなかおいしく食べることが出来ました。
2001年5月25日(金)
「コーヒーとドーナツ」
本町・「平岡珈琲店」
このページの更新は5ヶ月ぶりです。特に大きな理由があったわけではなかったのですが、何となくタイミング的に機会に恵まれなかったという感じ。とまあ、そういうわけでリハビリ代わりに軽めのネタから。
本日は代休で会社を休んでおりました。本町周辺で所用をいくつか片づけた後、確かこの辺の喫茶店で一度行ってみたかったところがあったはずとLXをチェック。それが平岡珈琲店でした。なんでも大正時代からやっている店とか。時刻も15:00ごろで、三時のおやつにもうってつけ。場所は地下鉄本町駅の1番出口を出て1ブロックほど北上後、右折したところ。カウンターに着席。テーブルが4、5卓で後はカウンターというこぢんまりした店内です。比較的最近、改装したようす。歩き回って喉が渇いていたのでアイスコーヒーと名物であるドーナツを注文。コーヒーは煮出すという独特な淹れ方だそうですが余りくどくありません。やや酸味があるかな。アイスコーヒー用のシロップは自家製と書いてあります。ドーナツは重曹を使って膨らませたような素朴な味わい。さっくりして甘みも控えめ。喉の渇きが落ち着いたところでホットコーヒーも追加注文。味わいは基本的には変わりません。この店で面白いのはデフォルトでミルク(クリームか)が入っていること。お土産にドーナツも6個包んでもらいました。勘定は締めて\1440だったのですが、メニューを確認しなかったのでどれがいくらぐらいかがイマイチわかりません。多分、ドーナツが\120、飲み物が\300だと思います。ここのドーナツはホントに名物らしく、店内でコーヒーを飲む人のほとんどがドーナツもいっしょに注文していますし、持ち帰りのドーナツだけを買っていくお客さんも私が店にいた30分ほどの間に二人ほどいました。
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