Library

(最終更新2000/09/30)
ここでは私が各種の情報源として使っている書籍、雑誌を紹介します。まずはHP200LX、モバイル関連がメインとなりますが、それ以外の物も随時取り扱っていきたいと思います。

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書籍

「HP200LXバイエル」

関谷博之監修 紀田宏行・諸星馨・海野潮著 SOFTBANK 1996年12月刊
理想的な入門書です。まず、これを押さえれば使いこなす上で大きな問題はなくなるでしょう。
(98/04/03)

「HP100/200LX BIBLE」

関谷博之・濱田宏貴著 SOFTBANK 1995年2月刊
この本が刊行されたときすべてのLXerが歓呼の声を上げました(ちょっと大げさ)。
(98/04/03)

「HP200LX SOFTWARE BIBLE」

関谷博之・濱田宏貴著 SOFTBANK 1996年4月刊
版元品切れのようですので、欲しい人は見つけたら躊躇なく買いましょう。扱っている内容がSOFTですのでバージョンアップが激しいから再版をかけなかったのでしょうが、使い方の基本を押さえるのには何の問題もありません。
(98/04/03)

「HP200LX HARDWARE BIBLE」

関谷博之・恵庭有著 SOFTBANK 1997年7月刊
LX自体のハード、周辺機器ともに普通考えつくような物はおよそ含まれています。
(98/04/03)

上記の4冊がいわゆるBIBLEの3冊と入門書的位置づけのバイエルです。私のコメントより著者、監修者である関谷博之さんのWWWページを見る方が手っ取り早いと思います。

「文化系ユーザーのためのHP100LX/200LX活用ハンドブック」

武井一巳編著 メディアテック出版 1995年1月刊
現在も入手可能のようです。ハードや標準のソフトウェア、フリー&シェアウェアの解説はもちろんあるのですが、それよりもエッセイ的な記事が多いです。LXの歴史や著者達が何に、どのようにLXを使うかというものです。読み物としておすすめですね。
(98/04/03)

「HP100LX徹底活用ブック」

FMODEM携帯端末研究会著 BNN 1994年4月刊
現在では入手不可能。名前からわかるとおり、まだHP200LXが発売されていない時点の刊行ですから、フリーソフトによる日本語化の話題が中心となっています。その他の使いこなし方法も色々と紹介されていますが、後のHP200LXでの活用の原点がすべて含まれていると言ってもさほど大げさではないという気がします。「廃人」と呼ばれる人達の功績に感謝。
(98/04/03)

「HP200LXユーザーズガイド(日本語版)」

HP200LX添付品
今更ではありますが、LXに付属しているマニュアルです。初号機を買ったときにはマニュアルは英語版で(クイックリファレンスのみ日本語)、しばらくたってから部品扱いで日本語マニュアルが発売されました。で、私も日本橋のOAシステムプラザで購入しました。弐号機を買ったときには日本語マニュアルが最初から添付されていました。
私だけかもしれませんが、マニュアルにはあんまり目を通さないって事ありませんか。ついつい、BIBLEとかに気を取られるのですが、基本はマニュアルにありです。普段使い込んでいるPIMアプリでも「へー、こんな機能があったのか」と思うことがありますし、四則演算にしか使っていない電卓なんか、マニュアルを見るとびっくりするくらいの機能があります。惜しむらくはPocketQuickenのマニュアルが英語のままということでしょうか。
(98/04/18)

「MS-DOS版MobileGearバイブル」

NiftyServe FNECMC編纂 SOFTBANK 1998年5月刊
モバイルギアはハード的にはPCですが、メーカーが載せたアプリケーションだけを動かすように作られています。前半はそのオーソドックスな使い方を解説し、後半はDOSの動く小さなPCとして使うための方法を述べています。DOSでの活用は一見LXと似ているのですが、LXはシステムマネージャの標準の機能としてDOSに戻ることが出来ます。モバギの場合はそれさえ特別に作られたアプリを必要とするのですから大変です。
NiftyServeの上記のフォーラムが主体となって書かれた本で章毎に執筆者も違いますから全体的な統一感にはやや欠けていますが、逆に言えば得意分野に通暁した人が書いている分、中身の濃い本です。
(98/05/26)

「I Love LX」

FHPPC『I Love LX』制作委員会著 ソフトバンクパブリッシング社刊 1999年7月刊
HP100/200LXに対する思いや、ノウハウ、エピソードといったものを16人のLXerの共作という形で1冊の本にまとめたものです。いつもFHPPCのROMをしていますが、そこでよく拝見するアクティブメンバーの方たちが執筆してらっしゃいます。シリアスあり、笑いあり、技術的な興味あり、ある目的の実現手段としてのLXありとその関わり様は色々です。個人的なことですが、P34にへた字フォントの入手先として、私のwwwページのurlが記載されています。多少なりとLXコミュニティへ関わっている証だなあと、うれしく思いました。
(99/08/12)

雑誌

モバイルPC

ソフトバンク社刊、毎月29日発行、定価\620。
モバイル関係の雑誌としては定番と言えるでしょうか。ノートPCからPDAまでバランス良く取り扱われています。
HP200LXに関しては関谷博之さんの「HP200LX実験室」が連載されており、ためになります。また、HP200LXを特集として扱うことも時々あり、最近では1997年12月号の第2特集が「200LXパワーアップ大作戦」でした。
(98/03/03)

1998年5月号の「HP200LX実験室」のテーマは「LogExpress」です。MobilePRESS4月号とネタがかぶっていますが、それだけこのソフトがLXerにとっての定番ソフトであるという証拠でしょう。それとLXとは直接関係ないのですが「英語版Windows CE2.0を使いこなす」という記事が掲載されています。ユーザの努力により英語版マシンで日本語で使うというのがLXの初期を思い起こさせます。紹介されている3機種の内、2機種がHP620LXとHP320LXという200LXの(ある意味における)後継機種というのも目をひくところです。
(98/03/29)

1998年9月号を読んでました。ふむふむ、「HP200LX実験室」は「HV」(LX用WWWブラウザ)か、おっ、「カシオペア」のLOAD TESTで「スリップケース」の紹介をしてるな、Q&AコーナーではLXの日本語環境に関する質問があるぞ、あっ、オンラインソフト紹介のコーナーで「へた字フォント」が出てるじゃないか、やっぱりこのフォントは良い出来だなあ、えっ、ソフト所在が「http://www.yo.rim.or.jp/~ototo/」って私のページじゃないか。かくして私のWWWページの初活字化が達成されたのでした。「MobilePC」をご覧になって、このページに来られた方も今後ともよろしくお願いします。
(98/07/30)

1998年10月号の特集が「特選モバイル用ソフトBEST120」で、その筆頭にHP200LXが挙がっています。ただしLX用ソフトは6本だけです。少ないですね。でも「へた字フォント」はしっかり含まれていました。「HP200LX実験室」はカード一体型携帯電話&PHSの紹介。パルディオ341Sがなかなか魅力的ですね。でも321Sから乗り換えるほどの決定力には欠けますな。
(98/08/30)

1998年11月号の付録はオンラインソフトの入ったCD-ROMです。LX用ソフトも31本入っています。その他、Pilot、ザウルス、WindowsCE、Windows95/98用など盛りだくさんです。「HP200LX実験室」はフォントの紹介。赤城フォント、げんちょもふぉんと、へた字フォントなどが紹介されています。LXネタはもう一つあって、Q&AコーナーのページでLXでの通信についてほとんど見開きをフルに使って説明がされています。
(98/09/30)

1998年12月号なんですが、連載物が軒並み最終回です。来月号で紙面刷新するための準備らしいのですが。そんな中、LXerのお楽しみである「HP200LX実験室」も最終回。LX用WWWブラウザ「HV」の紹介がメインでした。うーん、来月号にはLX関連記事は掲載されるのでしょうか。
(98/10/30)

1999年1月号を買ってきました。読みました。あーあ、なんか普通の雑誌になっちゃいましたねえ。個人的にはLX関連の記事が一切無くなったというのも大きいですが、それを抜きにしてもこれといった特色がないように思えます。MobilePCが廃刊になり、全く別の雑誌が創刊されたと考えた方がいいんですかね。編集後記でもそう言ってるし。
(98/11/29)

1999年8月号では一気に新連載が9本。テコ入れというやつでしょうか。ほとんど(というかすべてかな)が見開き2ページで一芸に秀でた達人(秀でていない人もいるなどとは言いません)が得意分野について語るという趣の記事です。やっぱり、こういうページこそが雑誌の面白さを左右するように思います。それと、モバイル系雑誌を3誌(モバイルPC、MobilePRESS、MobileWorld)読んでみて気がついたのですが、PC WAVE誌で活躍されていたライター諸氏が活躍されてますね。
(99/06/30)

1999年9月号からロードテストにJornada680が加わりました。Testerは関谷博之さんです。当然、そのスタンスは200LXからの乗り換えをどのようにするかというものになります。主に住所録の変換方法について説明されていました。さらにコラムではInternet BIBLEの発刊と200LX製造中止問題に関する言及もあり、読んでいてやや複雑な心境になりました。
(99/07/30)

MobilePRESS

技術評論社刊、毎月18日発行、定価\980。
1997年の6月にSofwareDesignの別冊「MobileMagazine」として発行されたものが、名前を改め、定期刊行されるようになりました。
「MobilePC」と比べると個々の記事がより個性的に感じられます。ノートPCも扱ってはいますがややPDA寄りだったり、全然モバイルとは関係ないけど吉田弘一郎さんのエッセイが掲載されていたり、声優の千葉繁さんの連載があったり、などなど。(98/03/19追記:あまりにもモバイルと関係無さすぎたのか両連載とも1998年4月号で最終回になってしまいました)
HP200LXに関しては1998年2月号まではNaoさんの「まだまだ行けるLX!」が、1998年3月号から諸星カヲルさんの「LX、千客万来!」が掲載されています。
(98/03/03)

1998年4月号の(LXerにとっての)最注目記事は「LX、千客万来第2回/LE2.0登場」ではなくて(これももちろん役に立つ記事なのですが)「ちょっといいお店」で「PS PLAZA WAKAMATSU」がとりあげられている(P96)ことではないでしょうか。私のWWWページでは若松通商と表記していますが同じお店のことです。倍速改造をしたLXを販売している唯一の店です。紀伊国屋書店アドホック店が「新宿教会」なら、こちらは「聖地」と言ってもいいような気がします。しかし、この店がHPのシンガポール工場と直接交渉までして倍速改造の公認(黙認)を得ているとは知りませんでした。また、LX生産終了の噂があったのですが4MBモデルだけに機種を絞り、生産を継続することになったそうです。それもこの店や日本のHPの働きかけがあったからこそだそうです。
(98/03/19)

1998年5月号で目を引いたのは「モバイルユーザのためのレザークラフト講座」の第3回。この記事は結構いいところをついていると思います。既製品のケースで凝ってみたり、あるいは特注で作ったケースまでなら今までにいろんな雑誌で取り上げてきた話題ですが自分の手で作ってみようというのはあまり無かったと思います。ましてや単発ではなく、連載になっているのですから。それで、今回のテーマはLX用のファスナーケースと海苔巻きタイプのケースです。特に後者は素人でもちょっとがんばれば作れそうで、なおかつセンスがいいので私もがんばってみようかなという気になってしまいました。 (なっただけともいいますが) 作者の方のWWWページもあります。
(98/04/19)

1998年6月号の特集は「モバイル文書作成術」。ノートPCから各種PDAまで機種別のノウハウが紹介されていてその中に当然HP200LXも含まれています。巻頭の一般論を述べた記事もLXが素材ですし、さらに面白いと思ったのは「達人に聞く!」というパワーユーザの紹介記事が合間合間に入っているのですが、半分の人がLXをメインかサブに使っているという事実。やっぱりLXは使いやすいのか、単に編集部の人がLXシンパなのか。私はLXの話がたくさん出ていて単純にうれしがっております。
それと、連載記事の「LX、千客万来!」はLXにイヤホンジャックをつけるという改造ネタ。これ、いいっすね。LXMIDIとかEVAを使うときにぴったりのような。
(98/05/19)

1998年7月号の特集として「CEか、DOSか!?」という記事が掲載されています。その主要な部分を占めているのが、WindowsCEマシンたるHP620LXとDOS系PDAマシンの雄HP200LXの比較記事。いくつかのジャンルごとにどちらの勝ちというポイントをつけていき、僅差でHP620LXの勝ちということになっています。しかし、現時点で実用として使い倒すのならHP200LXというのが、評者の方の結論のようです。
(98/06/19)

1998年8月号の特集の一つが「1万円からできるお手軽グレードアップ!」。パソコン雑誌の定番記事の各種グッズ紹介です。とはいうもののこちらも好きだからつい喜んで見てしまうんですよね。LX関連グッズもいくつかあります。コミュニケーションパレットとかPalmtopAdaptorとか、パワーアップキットとか。さらに若松通商(PS PLAZA WAKAMATSU)に関する囲み記事も。その他「LX、千客万来!」ではPCをLXのリモートキーボードとして使うためのソフト「REMKEY」、PIAFSカードDC-2Sに関する紹介記事が掲載されています。
(98/07/19)

1999年4月号を以て、月刊での発行が終了してしまいました。今後は季刊で発行されるとのことで、次回は6月末とのこと。「モバイルPC」なき後(まだあるって)、月刊のモバイル系コンピュータ雑誌唯一の希望の星だったのに残念です。季刊化したことも残念ですが、それに伴い、多くの連載記事も終わってしまいました。「LX、千客万来!」も終了。LX関係の記事が無くなりますねえ。
(99/03/19)

1999年夏号を入手しました。刊行サイクルが季刊ペースになり、判型もB5で小さくなりました。連載記事も月刊の時とは直接的なつながりは無くなっています。しかし、雑誌としては非常に面白いです。ひいき目なのかもしれませんが速報性とかを捨てた代わりに一つ一つの記事がある意味趣味的、ある意味深く掘り下げた感じとでもいいましょうか。ま、私の印象論はともかく、直接LX関連の記事としても「実用機としてのLX再考」、「HP200LXで日本文学を『読む』」とが載っていますし、恵庭有さんによる「超こだわり講座/アルカリ電池」などはLXerこそが読む記事ですね。
(99/06/29)

1999年秋号の特集が「Jornada680が引き継ぐもの」。もちろん、Jornada680のソフトウェアや使いこなしに関する記事もあるのですが、タイトルが示すとおり、HP200LXの小史と生産中止への反対運動のいきさつについてもページが割かれています。特集ページ以外でもLXでハングルを使うためのノウハウや、LXへの思い入れを語ったコラムなどがありました。表紙もJornadaとLXです。
(99/10/01)

2000年春号(\1380)が知らぬ間に発行されていました。LXの記事どころか、WindowsCE関連もあまり記事はなく、特集はPalmと改造に関するもの。個人的には巻頭のPSIONのrevoのレビューが気になりました。純然たるモノとしてみた場合、欲しいなあと思います。用途は別にしてね。
(2000/04/01)

2000年夏号が発行されました。特集1はPocket PC。特集2がPalm。その他に、X-Finderをはじめとする、LXのソフトに関する記事(「ぱう」氏による)も掲載されています。
(2000/07/01)

2000年秋号が出ているのを発見、即座に購入しました。特集はPalm、PocketPC、Zaurusの比較記事。それと個人的に興味を引かれたのはノキアの携帯電話NM502iの赤外線通信機能の解説記事、井上真花さんによるLXとPalmの使い分けに関する記事などでした。さらに、「モバイラーのための著作権入門」という記事が、「新潮文庫の100冊」CD-ROMからの文書データの切り出しに関して言及しており、無関心ではいられませんでした。
(2000/09/30)

モバイルメディアマガジン

シーメディア刊、毎月13日発行、定価\1050。
今ほどモバイル関係の情報がなかった頃から刊行されている雑誌です。薄くて、高くて(\1400位)、内容がビジネス向けであったので2、3度買ったきり敬遠していたのですが、最近リニューアルしたようで、やや一般ユーザ寄りになっていると思います。それでも、業務事例的な記事が強いというのは変わらないようです。特にHP200LX専門の連載などはありません。
(98/03/03)

1998年4月号の特集は「仕事で『使える』モバイル端末/後悔しない”超”選択術」と銘打ち、各種PDAの比較を行っています。YES/NOで答えていくとあなたにぴったりのマシンはこれですという答えの出るチャート(この手の記事によく出ますね)が掲載されています。だいたい結果は読めましたが私が選択していったら「人とは違った物を持ちたいこだわりモバイルタイプ」なのだそうです。おススメはHP200LXやBrainPadTiPO。うーん、予定調和。肝心の機種説明はどの機種も半ページ程度でした。しかし、HP200LXの発売は1994年のはずだけど、1996年って書いてあるぞ。キャッチフレーズが「『ユーザが育てた』高機能モバイルマシン」っていうのはその通りだと思います。
(98/03/17)

Mobile!

経済界刊、不定期発行、定価\1000。
これは定期刊行の雑誌ではなく、「蘇る!」という雑誌の別冊で不定期刊のようです。今の所雑誌としてのカラーは良くわかりませんが、最新のNO.2では「モバイル基礎講座」とかWindowsCEマシンの特集がメインとなっています。巻頭に「モバイルの達人」的な人が出てきて、どう使っているかを紹介するというのはお約束でしょうか。
HP200LXに関しては「ウワサの携帯情報端末を使ってみた」という記事の中で1ページが割かれています。それと「久美子の欧州モバイル旅行記」と銘打ってLXerの女性がヨーロッパ旅行をされたときにHP200LXを使って現地で通信をされた記事が掲載されています。
(98/03/03)

本屋さんで新しく出ていたのを購入してきました。創刊号(1998夏)とありますから季刊で定期刊行になったようです。表紙はなぜか織田裕二。前号が鈴木京香でした。パソコン雑誌で芸能人が表紙を飾ったからと言って意味は無いと思うのですが。肝心の中身なのですが、あんまり面白くないです。オーソドックスな内容で一通りという感じでしょうか。MSKKの成毛社長とNTTDOCOMOの副社長との対談が載ってたりします。次の号を買って面白くなければ購読中止かな。LXの話題も無くなっちゃったし。
(98/06/02)

PC WAVE

ラッセル社刊、毎月8日発売、定価\1000。
こちらはモバイル専門の雑誌ではなく、PCの上級ユーザというか、パワーユーザというかひと味違う読者層を対象にした雑誌です。この雑誌の中では「廃人」と呼ばれているような人たちですね。つまり、通常のユーザの一歩先を行く人たちです。まだ、LXが今ほど一般的ではなかったころに注目し、あるいは他に先駆けてクロックアップのやり方を記事にしたのもこの雑誌でした。しかし、すでにこの雑誌にとってはLXは先鋭的な物、他人に差をつけることの出来る物ではなくなったので最近では取り上げられることもほとんどありません。
(98/03/03)

1998年6月号の特集は「わが愛しの小型マシン」。当然LXに関する言及もあるはずとページをめくってみると、ありました。「小型マシンの変遷」というページの中で、年代順にHP95LX、HP100LX、HP200LXが簡単に紹介されていました。それとこの項の筆者がT.P.O.別に小型マシンを使い分ける際に、海外旅行ならLXがいいと書かれていました。いわく、スイッチオンですぐ使え、電池の保ちがよく、切れたとしても単3だから簡単に入手できると。特集ではLXに関してはそれだけでした。他にはウルトラマンPC、Newton MP2100などを使い込んでいる事例が取り上げられていて面白かったです。
LXに関してはもう一つ、連載記事である「ゼロハリの電脳遊戯倶楽部」の中で言及されていました。LXがメインの記事ではなく、NTTドコモの10円メール専用端末「ポケットボード」の紹介なのですが、でかくて値段の高いWindowsCEマシンが出る度に相対的にLXのすばらしさ、使いやすさが上昇していく中にあって、LXの地位を脅かすのは安くて、機能の割り切りがはっきりしている「ポケットボード」だという論旨です。記事を読む限り、ドコモのデジタル携帯電話専用であり、メール機能しかないのでLXと置き換えるわけにはいきませんが面白そうなガジェットではあります。サイズはLXと同じくらい、色がパステル調で可愛らしく作ってあります。日本橋で\8000代で売っているのを見たことがあります。
(98/05/09)

1998年8月号にLXerの目を引く記事がありました。P138から掲載されているNTTドコモのPCカード型ポケットベルS21の紹介です。プッシュ型情報提供システムに応用できるポケットベルなのですが、記事の筆者(NTTドコモ東海の方)によると、LXでこのカードにアクセスするためのドライバも開発したそうです。LXにS21を差し込んだ写真も掲載されていますが画面を見てみると、S21から取り込んだデータをNoteTakerで見ているようです。LX用のドライバ類に興味のある方は問い合わせて欲しいとのことです。なんだか、物欲を刺激するアイテムを見てしまったような気がします。危ない危ない。
(98/07/09)

1998年11月号で連載記事「ゼロ・ハリ電脳遊戯倶楽部」がザウルスの新製品MI-310を紹介しています。その比較の対象としてHP200LXやPalmPilotが登場しています。当然、LXやPilotの機能の説明などはありませんが、PDAの標準原器的な扱いですな。(おおげさ) ちなみにこの記事の筆者の「ゼロ・ハリ」氏はビットマップファミリーシンジケートの一員のようですね。「ネットウォーリアハンドブック」の著者集団です。
(98/10/09)

1999年4月号の「ゼロ・ハリ電脳遊戯倶楽部」ではLXとSII社のPHSデータリンクPCカードとPOST/LXとの組み合わせで電子メール端末として、LXが復活した話が載っています。それと、ThinkPad600用の純正鞄の紹介。ちょっと物欲が刺激されております。
(99/03/08)

発行元のラッセル社が事実上の倒産で、PCWAVE誌自体もどうやら廃刊になってしまいそうです。有志の方によるwwwページがあるのでご覧ください。私が面白いと思う雑誌に限って、消えたり、規模的な縮小をしてしまったりですねえ。
(99/04/07)

月刊CYBiZ SOHOコンピューティング

サイビズ刊、毎月13日頃発行(?)、\500
1998年4月号を初めて読みました。名前の通り、SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)でのコンピューティングのノウハウに関する雑誌というにとどまらず、人がSOHOを活用せざるを得ない事情に切り込むというスタンスも見られて面白いですね。在宅勤務であったり、独立開業であったり、主婦の副業であったり、人により事情はさまざまです。
なぜ今回この雑誌を買ったかというと小特集として「モバイル偏愛図鑑」という記事が掲載されており、さらにその1ページ(P125)にHP200LXを愛用している方の話が載っていたのですね。他はVAIO、Lib、モバギ、pilotなどでした。推奨PHSということで別ページ(P131)にパルディオ321Sが出ているのですがその写真をよく見るとバルタン星人がくっついてました。実は私の321Sにもバルタン星人が。宇宙からの侵略の魔の手はあらゆるところに及んでいますね。
(98/03/17)

季刊本とコンピュータ

トランスアート刊、\1300
現在第4号が発売中です。創刊号から購入しています。LXとは直接関係ありません。
タイトルのごとく、本という物とコンピュータという物(それはつまり、旧来のメディアと新しいメディア全般を指すわけですが)の関係はどうなのか、どうあるべきなのか、取り巻く状況はどうなのかを論じている雑誌といったらよいのでしょうか。まあ、ややこしいことはともかく、私のようにコンピュータが好きで、本も好きな者には格好の雑誌です。文化的側面を語ることの多い雑誌ですからコンピュータのハードウェアに関することにはほとんど触れられず、ソフトウェア(それも電子ブックや、百科事典などコンテンツ系のもの)に関する記事がメインです。活字文化そのものに関する記事も多いです。そういった関係もあり、「コンピュータ」が名前に入っている雑誌なのに縦組みです。
(98/05/12)

日経モバイル

日経BP刊、\580
日経クリックの増刊で隔月ペースで発行されているようです。基本的に初心者向けのようであまりつっこんだ記事は見受けられません。最新機種がメインなので、LXに関する記事なども見受けられなかったのですが、'98 Vol.4にいきなりLXネタが二つ。一つは「モバイラー大集合」という記事。パワーユーザーではなく、ほとんど単なる有名人でモバイル機器を使っている人を紹介している中にあって植木正道さんが紹介されていました。紀伊国屋書店アドホック店(いわゆる新宿教会)でLXの販売を担当されている有名な方です。もう一つは「モバコンNOW & THEN」という記事で関谷博之さんがHP100LXとの出会いについて語っておられます。
(98/09/25)

1999年5月号が創刊号ということで、一本立ちした雑誌として出発しました。内容的には今までの路線を継承しています。良くも悪くも無難というか。最新機種に関してはまんべんなく、取り上げられています。LX関連記事は全然ありませんでした。まあ、仕方がないことではあります。それはともかく携帯電話/PHSの特集があるのは個人的にうれしいですね。最近、物欲がそちらの方面に行っておりまして。iモード端末とか、PメールDXとか、文字電話です。
(99/03/25)

1999年11月号を読み終え、次号予告を見ていたら、12月号の特集3が「HP200LX Now & Then &…」とのこと。注目注目。
(99/09/28)

上で書いたとおり、1999年12月号の特集の一つが「HP200LX Now & Then &…」。タイトルから予想したのとは少し違って、過去を振り返るといった趣のところは最初のページの年表くらいで、最新の活用方法の紹介である、WWW/LX+POST/LX+HVの使い方、パルディオEメール、電子辞書としての使い方がメイン。それに加えて、LXからJornadaへ移行するためのTIPSという構成でした。
(99/10/25)

MobileWorld

IDGコミュニケーションズ刊、\880
1999 AUGUST NO.1。まだ、正式な雑誌として発行されたわけではなく、PC WORLD誌の8月号別冊ということになっています。特集はWindowsCE、WorkPad、PCカードの3つ。このあたりはモバイル系の最近の雑誌なら珍しくもありませんが、表紙写真にはLXが入っているし、編集長の巻頭言に添えられた写真にもLXがいるし、なにより、「モバイル活用講座」というページには関谷博之さんによるHP200LXでのインターネットアクセス手法(WWW/LX)に関する記事が掲載されています。そのほかの記事にもあちこちにLXの名前が出てくるのでLXerとしては久々に楽しめる雑誌でした。定期刊行の予定はまだわからないのが残念ですが。
(99/06/26)

2000 JANUARY NO.2。うっかりしていて、発売になっているのに気が付いていませんでした。11月末には出ていたようです。個人的に一番興味を引かれた記事は関谷博之さんによる、LXでの電子ブック検索。主に、EBRというソフトを使用したときのノウハウが書かれています。それと、「ゼロ・ハリ」氏の「Jornada680は200LXの真の後継者か!?」という記事。また、巻末のカラー記事にLXの分解写真が掲載されています。その他にJornada680の徹底活用講座も掲載されています。
(99/12/03)

2000 JUNE NO.3。特集2が「DOSモバイルにこだわる」ということで、DOSマシン上でWEBBOYを使ったインターネットアクセスなどの紹介。モバイル活用講座には関谷博之さんの「今だからこそ200LXをオススメしたい!」が掲載されています。同じくモバイル活用講座にkei_1さんによる「Jornada690で地図の活用とPDFファイルの閲覧」もあって、参考になります。それと「Windows CE World」には各種ソフトが紹介されていますが、特に「XT-CE」(CE上のPCエミュレータ)に興味を引かれました。
(2000/04/25)

2000 OCTOBER NO.4。最新号が発売されているはずだと、書店に行って探したのですが、見つかりません。発行が遅れてるのかなと思ったら、版型がA5版と小さくなっているために、目に入らなかったのでした。内容的には大きな変更は無いように見受けられます。メインの特集はPalm関連、サブ特集がDOSとLINUXのモバイル。LXも健在で、関谷博之さんによる「200LXでホームページに更新」という記事が掲載されています。他に、Jornada680/690の定番ソフトの紹介記事もありました。
(2000/09/23)

モバイルBegin

世界文化社刊、\580
Beginという雑誌の増刊号で、基本的にモバイルコンピューティング初心者をターゲットにしているようです。元のBeginがカタログ雑誌らしいのでその造りを踏襲しているようですが、まあ、コンピュータ雑誌というもの自体がカタログ雑誌みたいなものですからさほど違和感はありません。ちょっと良かったのは「さらば『オタク系』ナイロンバッグ」という小特集ページで、PCを入れるのに使える、各種おしゃれなバッグを紹介しています。このへんはカタログ雑誌の面目躍如。
(99/09/28)

新聞

朝日新聞

なんで今さら朝日新聞か、という感じですがLXの2文字を見てしまったので、ちょっとご報告。夕刊に現在連載されている「ネットワーク時代のデジタル文化」という記事の第5回(1998/9/16)の副題が「いけてるハッカー」で、PalmPilotの日本語化プログラム「J-OS」を作った山田達司さんのことが取り上げられています。この記事自体も興味深く読みました。加えて、次のような一節があって、本筋とは違うところで受けてしまいました。曰く、「この数年、日本国内ではウィンドウズを前面に押し立てたマイクロソフトの大攻勢の傍らで、その枠からはみ出た基本ソフトで作動する英語版携帯情報端末を、フリーウェアソフトによって日本語化する動きが活発だった。米ヒューレットパッカード社のLXシリーズ、英サイオン社の製品などが、マニアックなユーザーをひきつけ、秋葉原などでひそかなヒット商品となった」。なかなか、わかってるではないですか、一般紙にしては。LXってMS-DOSで動いてるんですけど、という突っ込みは置くとして。しかし、朝日新聞でLXの記事を読んだのは1994年に経済欄で200LXの発売を報じていたの以来ではないかと思います。
(98/09/17)

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