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かくれんぼう

[あらすじ]
 動物たちが、木・池・草むらに隠れています。それを探し出すマジックエプロンです。
[台本]
その1
 (池に犬、草むらにぶた、木にひよこ、お尻に猫を隠して、演者登場)
演者「お庭で動物たちがかくれんぼうしています。さあ、みんな隠れたようです。(客席に向かって)どこに誰が隠れているかわかるかな?」
「(わん、わん・・)」
演者「誰かの声がしますよ。どこから聞こえてくるのだろう」
「(わん、わん・・)」
 (池の中から少し犬の顔を出す)
演者「あっ、池の中から誰か出てきた」
 (客席が、犬だ犬だと言えば、犬を池の上側に出す)
「ああ、見つかっちゃった。水泳得意だから潜っていたけど、これ以上息が続かなくって出てきちゃった」
演者「あれ、また誰かの声がする」
ぶた「(ぶう、ぶう・・)」
演者「えーと、この声は、ぶたさんだ。でも、どこにかくれているのかなあ。(客席に向かって)みんな、わかる?」
ぶた「(ぶう、ぶう・・)」
演者「あっ、今、草むらが少し動いた。ぶたさん、草の陰に隠れているの?」
 (ぶた、お尻を出す)
演者「やっぱりぶたさんだ。可愛いお顔を出している。あっ、違った」
 (ぶた登場して、草むらの上側に配置する)
ぶた「ぶうぶうぶう! お尻とお顔を間違えないで!」
演者「ごめんなさい。あれ、また誰か鳴いている」
ひよこ「(ぴよ、ぴよ、ぴよ)」
演者「今度は誰だろう」
ひよこ「(ぴよ、ぴよ、ぴよ)」
演者「その声は、ひよこさん。でも、どこにいるのかなあ」
 (客席が、木の中だと言えば、出てきて木の上に配置する)
ひよこ「見つかっちゃった。みんな、揃った? あれ、まだねこさんがいない」
ねこ「(にゃあ、にゃあ・・)」
 (演者、エプロンの前を探す振りをする)
演者「ほんとだ。ねこさんの声がする。声はすれど、姿が見えず」
ねこ「(にゃあ、にゃあ・・)」
演者「どこにいるのかなあ」
 (探す振りをしながら、ゆっくり一周する。客席が、後ろ後ろと言ったら)
演者「えっ、後ろって」
 (演者、半回転して、後ろを見せる)
演者「ホントだ、お尻にくっついていた」
 (演者、正面を向いて、ねこをエプロン中央に配置する)
演者「動物達のかくれんぼうでした。おしまい」
参考:マジックエプロン「かくれんぼう」の台本
 

その2

 (時間やリクエストがあれば、さらにその2に進みます)
 (ねこと犬の配置を入れ替える)
「ぼくが、最初に見つかったから、ぼくが鬼になるよ。後ろを向いて十数えるから、みんな、隠れて」
 (犬を裏返しにして、手で持っている。演者も後ろを向いて、十数えながら、ぶた・ひよこ・ねこを隠す。隠し終わったら、犬を表に向ける。演者が正面を向くとき、お尻に誰かをくっつけます。右回りのときは左手で、左回りのときは右手でくっつけます)
「わあ、みんな、どこに隠れたんだろう。(客席に向かって)ねえねえ、みんなも探すの手伝って、ぶたさんたちどこに隠れたのか。木の上には、誰が隠れているのかなあ?」
 (演者、隠れている動物の特徴を言ってヒントを出します。当たったら、その動物登場)
「草むらには、誰が隠れているのかなあ?」
 (ヒントを出して、当たったらその動物登場)
「○○さん(最後の動物の名前)は、もう隠れているところわかっている。池の中だ」
 (犬、池の中を探す振り)
「あれ、だれももぐっていない。そりゃそうだ。○○さんは、水泳得意じゃないから、池の中は無理。じゃあ、どこに隠れているんだ」
 (客席が、後ろと言ったら、半回転して、○○さんを見せる。演者、正面を向いて、○○さんをエプロンの前に配置)
「明日もみんなで遊ぼうね」
みんな「はーいぴよ。はーいにゃあ。はーいぶう」
演者「動物達のかくれんぼう、おしまい」
 
その3
 (その2では、後ろに誰かを隠しましたが、そこには隠さず、草か木に複数隠す方法です。例えば、草むらに誰かもう一人隠れていたとします)
―前略―
「あれ、だれももぐっていない。そりゃそうだ。○○さんは、水泳得意じゃないから、池の中は無理。じゃあ、どこに隠れているんだ」
 (客席が、後ろと言ったら、回転して見せが、誰もいない)
「あれれ、○○さん、どこに隠れているんだろう。あっ、今。草むら動いた。ひょっとして、○○さん、草むらの中に」
 (犬、草むらを探す)
「○○さん、見いつけた」
 (○○さん、登場)
○○「とうとう、見つかっちゃった」
「明日もみんなで遊ぼうね」
みんな「はーいぴよ。はーいにゃあ。はーいぶう」
演者「動物達のかくれんぼう、おしまい」

備考: amazon_ad
マジックエプロンの台本は、基本的には上記の通りですが、随時推敲していますし、一人で演じるときと二人でするときは若干違います。台本は一度書けばそれでおしまいのような気がしますが、練習をしているときや、何度か本番を踏んでいると、どうも最初に頭の中で描いた舞台よりより楽しい舞台の台本が生まれるものです。そんなときは最初の台本にとらわれず、手直ししたほうがいいこともあります。

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