人形劇トムテ

 人形劇  日本人形劇地図

 絵本  マジックエプロン

 パネルシアター  紙芝居  絵話  のぞきからくり  ストーリーテリング

スタジオ (各種通信講座、SEO対策)  ブログ「人形劇のお弁当」  リンク集
のぞきからくり

扉の絵(登山)

腰巻の絵

 覗きからくりの舞台は、赤色を基調にし、上部にあおりの看板の絵が何枚かあります。その下に腰巻部分があり、腰巻の下に模様や絵のある箱があり、穴から中を覗くことで中ネタ(絵)を見ることができます。絵が上下にスライドすることで、場面は転換します。前の扉をはずすことができることから、腰巻の下の部分も含めて、すべて腰巻と呼んでいます。覗きからくりは、赤い腰巻の中を覗き見るというちょっといやらしい構造になっています。

 前面の扉の絵は、ないものもありますが、お祭などのにぎやかしがあったり、演目の一部が描かれていたりします。また、人の世をあらわしていたり、人生なども描かれていたりします。私たちの舞台は、人の一生を描いています。人の一生は山あり谷あり、それを人はいろいろなものにたとえますがここでは登山を例にしてたとえています。演目と演目の間に、扉絵の説明が入ります。

 演目は、覗きからくりがもてはやされ頃は、「不如帰(ほととぎす)」「八百屋お七」「金色夜叉」などが上演されました。しかし、今それを上演しても懐かしさもわいておこないだろうと考え、独自の演目を目指すことになりました。覗きからくりは、会場のノリと独特の節回しで語られる調子があいまって、不思議な世界がそこに作られます。

 語られる言葉には、幼い子にとっては難しいものもございます。でも、外国語で歌詞の意味がわからなくても、外国の歌に感動することがあります。同様に一つ一つの言葉の意味を理解することが、覗きからくりの観劇ではありません。覗きからくりのよさは、実は扉絵の裏に描かれています。客席からは見えませんが、心の目でそれを見ることができます。覗きからくりの未体験ゾーンがそこから始まります。

参考:覗きからくりの舞台  富士山に登ろう  好きなスポーツ


小説 不如歸 小説 不如歸
徳冨 蘆花 (著)、単行本: 395ページ、出版社: 岩波書店 (2002/1/7)
川島武男と幸福な結婚生活を送っていた片岡中将の娘浪子が、肺結核のゆえに周囲の「不自然」な人間である姑らによって離婚させられ、悲痛な叫びを残して死んでいく悲劇を描く。

参考:コミック「不如帰」 
出版社: 集英社文庫 (2006/2/17)

蜘蛛の糸・杜子春 蜘蛛の糸・杜子春
文庫: 128ページ
出版社: 新潮社; 改版 (1968/11/19)
芥川がいつも冷たい皮肉屋であったわけではない。むしろ本当に願ったものは、人間の本来持っているやさしさである。そのような芥川のやさしさが出ている作品を主とし、さらに空想的世界のひろがりを見せてくれる伝奇的な作品等をえらぶことにした。
参考:パネルシアター「くもの糸

金色夜叉 金色夜叉
女に棄てられ、高利貸になって復讐する主人公貫一の恨みの生まじめさ、不器用さ。それに対する女の業、若さゆえにモノに惑わされた宮のもろさ、悔い、そして悲劇。-現代にも通じるところのある尾崎紅葉の名作「金色夜叉」のダイジェスト。

参考:紙芝居「金色夜叉
尾崎 紅葉 (著), サワ ジロウ (著)
大型本: 12ページ、出版社: 雲母書房 (2012/05)

あさきゆめみし 八百屋お七異聞 NHK DVD 木曜時代劇「あさきゆめみし 八百屋お七異聞」 DVD-BOX
出演: 前田敦子, 池松壮亮, 平岡祐太, 麻生祐未
五代将軍綱吉が就任したばかりの延宝九年(1681年)二月、江戸本郷丸山で起きた火事は駒込まで燃え広がり、追分片町の裕福な八百屋「八百源」も類焼した。「八百源」の一人娘、お七は、家の火事により預けられた大乗寺で、お七は寺小姓・吉三を見初める。お七に縁談が持ち上がるが、既にふたりは惹かれ合っていて、やがて悲劇が幕を開ける。

のぞきからくりの世界


〒580-0011 大阪府松原市西大塚1-9-7 TEL/FAX:072-334-1522
Copyright © 2024 人形劇トムテ. All rights reserved. サイトマップ