パネルシアター
十六匹の仲良し
天の国から雲に乗って神様がやってきました。
地上の動物たちがみんな仲良く、平和に暮らしているか見極めにやって来たのです。
いちばん初めにさる、イヌ、馬、ネズミ、うさぎたちが神様の前に出てきて、「ぼくたちは仲良しです」と言って認められました。
次にねこ、コアラ、ライオンたちが出てきて、同様に認められます。仲良しの動物たちが、どんどん増えていきます。続いて出てきたのが、キリンとリスでした。神様にはこの二人が仲良しだとは、ちょっとわかりませんでした。
だけど二人から説明を受けて、仲良しの理由を知りました。結果、象とパンダの仲良しも、神様にはすぐわかりました。
だけど最後に残ったクマ、ゴリラ、ブタ、カバの仲良しはわかりませんでした。何の共通点もないのですから。カバが機転を利かして、仲良しの共通点を見つけます。ゴリラは自信をもって、代表で神様に訴えかけます。そして四人も仲良しだと認められます。
結局、今日集まった十六匹は、相手のいいところを見つけて、みんな仲良しで暮らしていることが、神様にはわかりました。
パネルシアター「十六匹の仲良し」に登場する絵人形
さる、イヌ、馬、ネズミ、うさぎ
ねこ、コアラ、ライオン
キリン、リス
象、パンダ
クマ、ゴリラ、ブタ、カバ
神様
天秤(天秤は、象の仲良しのパンダを見つけるときに使います)
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