民話パネルシアター
三匹のガラガラドンノルウェーに伝わる民話をもとにしたお話。大きさの違う3匹のやぎ・ガラガラドンがいて、ある日、3匹は草を食べようと橋を渡って向こうの山に行こうとしました。しかし、橋の下には恐ろしいトロルが、大きな口を開いて待ち構えていました。 ある山に三匹のヤギが住んでいました。ヤギの名前は、みんなガラガラドンと言いました。小さいヤギのガラガラドン、中くらいのガラガラドン、大きなガラガラドンの三匹はおなかがすいていました。 「向こうの山においしい草がある。みんなで行って見ないか?」
向こうの山に行くには、谷にかかった橋をわたらなければなりません。橋の下にはご馳走にありつこうと、大きな口からよだれをたらした気味の悪いトロルが住んでいました。
テレビ番組も繰り返し3回
テレビの番組作りも視聴者の心をつかむには、テーマを一つに絞る。多くても二つ、三つで押さえておく。そうすることによって印象を強くする。何かのコンテストがあっても決勝は、2組か3組で争う。4組では残った4人がぼやけてしまう。3人だとそれぞれの個性が出て、勝者も敗者も視聴者が納得しやすい。あまり詰め込みすぎた番組は、視聴者は予選を見なくなり決勝だけを見るようになっていく。 テレビ番組ほど大掛かりでないけれど、パネルシアターもそれなりに組み立てが大変だ。その日の公演を三つ選ぶのが、一番無難な構成だ。四つ五つと演目を選ぶほど構成がむつかしくなる。詰め込みすぎて、終わった後に「ああ、しんどかった」なんて思われては、パネルシアターをした甲斐がない。時間の長さで観客の楽しさを奪ってはならない。 |