人権パネルシアター
ななかくさん
「ななかくさん」は、仲間はずれ、いじめ、障がい者への冷たい視線などを婉曲的に和らげる効果をねらっています。「なかよくする」ことを幼児への啓発として実際に行うのは難しいものです。そのひとつの試みとして、パネルシアターが役に立たないかと考えました。
核家族の社会が生み出した背景もありますが、子育てに悩む若い親が多くいます。周囲からよりよいアドバイスを受ける機会がないものですから、自分の子が他の子と違っているところにばかり眼がいきます。違っていてもみんな仲間なんだよと、この「ななかくさん」は教えてくれます。
パネルシアター「ななかくさん」のあらすじ
まん丸さんと三角さんが手をつないで
三角さんと四角さんが手をつないで
四角さんと、・・おや? 何さんでしょう
だれも名前を知りません
誰にも名前を呼んでもらえません
「そうだ! ななかくさんだ」と誰かが言いました
「ななかくさんだ。ななかくさんだ」とみんなが言いました
それから、四角さんとななかくさんが手をつないで
どんどんみんなは手をつないで
みんなニコニコ大きな「わ」ができました
登場人物: |
ななかくさん
まんまるさん
三角さん
なが四角さん
星さん
ハートさん
ひし形さん
台形さん
ま四角さん
六角さん
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色と形を学ぶ遊び
宇宙はどんな形をしている
●福祉関連の書籍●
国際協力ガイド
▼パネルシアターの型紙
演じていると絵人形を失くしたり、汚れて作り直したいときがあったりします。そういうときには型紙があれば便利です。ダウンロードしてPペーパーに写し取り彩色するだけです。台本は同じなのですから、もう覚えなおす必要のありません。もちろんそのときは絵の具やPペーパーは必要ですが。
しかし、Adobe Photoshop Elementsなどの編集ソフトを使えば、色も変えることもできますし印刷するにも便利です。
ダウンロード:パネル「ななかくさん」型紙.psd(231KB)
知っていますか? 人権教育 一問一答 第2版
(知っていますか?一問一答シリーズ)
森 実 (著)
「なぜ人権教育が必要?」「同和教育との関係は?」「学校で大事にすべきことは?」など、よくある25問にやさしく答えた入門書。さまざまな教育運動との関係、視点と方法、政策的動向や今後の課題などをまとめた大幅改訂新版
人権は国境を越えて (岩波ジュニア新書)
伊藤 和子 (著)
東南アジア、イラク、そして福島……。虐殺や強制労働、兵器による環境汚染、過酷な避難所生活などの深刻な人権侵害と、どう戦い、国際機関などと連携して、どう事態を動かしてきたか。事実調査、政策提言、ロビー活動、被害者のエンパワーなどを武器に戦ってきた国際人権NGOの軌跡を、その生みの親である女性弁護士が紹介。
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