いわれ話のパネルシアター
にんじんだいこんごぼう
どうしてニンジンは赤く、ダイコンは白く、ゴボウが黒いのか、おなじみのいわれ話 。
ある日のことです。畑では、野菜たちがすっかり大きく育っていました。どんな野菜たちが土の中に隠れているのか、顔を覗き込むと、
ごぼうは「今日は天気がいいぞ。もう土の中にいる場合じゃない。さあ、起きるぞ。みんな、起きろー!」
にんじんは「やあ、ごぼうさん、おはよう。だいこんさんは、まだ寝てるの?」
だいこんは「ごぼうさんも、にんじんさんも、早起きなんだねえ」
ごぼうが「寝坊していると、おいて行っちゃうよ」というので、
だいこんは「みんなでどこかへ行くの?」とたずねた。
「もうぼくたちは、立派な野菜だ。外の世界に飛び出すんだ。じゃあ、俺が一番最初だ。後に続け!」とごぼうが言う。
三人は、外の世界を冒険することにした。
まんが日本昔ばなし「にんじんとごぼうとだいこん」
昔々、ずーと昔に、山また山の奥にひとりの優しい神様が住んでおられた。この世の野菜を作ったのはこの神様でした。ある朝のこと、野菜の神様は散歩に出かけられました。ぽかぽかといい陽気なもので丘の上で寝転びながら、もっと野菜を作りたいと思案されました。三つの野菜を作り名前をつけました。にんじん、ごぼう、だいこんと。三人はいつも一緒で仲良しでした、…。
にんじんと ごぼうと だいこん
日本民話:にんじんがあかいのはなぜ?ごぼうがくろいのはなぜ?だいこんがしろいのはなぜ?。
だいこんとにんじんとごぼう
むかしむかし、大根と人参とごぼうは、色が白かったんですと。 どうして人参は赤く、ごぼうは黒くなったのか? 淡々とした語り口と独特の画風に思わずひきこまれてしまう絵本。
にんじん・ごぼう・だいこん
にんじんさんとごぼうさんとだいこんさんが、一緒におふろに入りました。熱いお風呂でのぼせたにんじんさんはまっかっか。すぐにとび出たごぼうさんはまっくろ。きれいに洗っただいこんさんはまっしろに…。(しかけ付き絵本)
出版社: 学習研究社 (1999/04)
ニンジンダイコンゴボウは多種多様
このお話の登場野菜は3種類だが、タイトルの順番が入れ替わるときがある。風呂の入り方でそれぞれ性格を作っている。ぬるいお湯が好きで長く入るゴボウ。風呂が嫌いですぐ出るゴボウもいる。熱いお湯が好きなニンジン。長く入りすぎて赤くなるニンジン。かといって我慢強くて長く入ってしまい真っ赤になるニンジン。好き嫌いでそれぞれ姿が変わる。
ダイコンも風呂が好きでおまけにきれい好きなのでよく磨き、白い体になってしまう。のんびり屋で3人一緒に出かけようといっているのに、長く入りすぎてみんなに遅れを取る。3人3用でお話の流れも多種多様となっている。だから、同じパネルシアターや人形劇でも変化にとんでいてその人形劇団独自の味が出ている。どれもおいしい味にでき要素を持つのがニンジンダイコンゴボウです。
ふぞろいな野菜たち
たこ焼きとお好み焼き
ダイコンニンジンゴボウは千差万別
農薬を落とす裏技
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