Pペーパーと絵人形考絵人形は、MBSテック130番(100番は薄い)や和紙に絵を描いて、余白を残して、切り取ります。 Pペーパーがないときは、薄い画用紙などに絵を描いて、サンドペーパーで裏をこすって毛羽立たせ、それを絵人形にすることもできます。絵人形が、大きかったり細いとぺらぺらすることがあります。その時は、180番の厚手ものを使います。 透視パネルは、光を透過させるので、100番や80番の薄いものがいいです。 130番や180番では、色を塗っても全て灰色(黒)となり影になってしまいます。重ね貼りが多きときは、薄手ものを使ったり、薄手とコットン紙を組み合わせて使います。もしくは、コットン紙の裏に絵を描いて、それ自体を絵人形にしてしまいます。困ったときもあきらめず色々考えると予想もしなかった工夫が出来るものです。 彩色は、アクリル系の絵の具を利用します。ポスターカラーやクレヨンは、色移りして汚れることがあります。もし利用したいときは、彩色後、透明のコーティングスプレーをかけておくと大丈夫です。また、油性のマジックで絵人形を縁取りしておくと、絵人形が映えます。折れ曲がったときは、アイロンをかけて、直すことも出来ます。
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絵人形の収納には、透明ケースを利用すると、外から一目で何が入っているかがわかります。ただし、それらをしまっておく入れ物は、遮光できるものが望ましいです。彩色に使った絵の具にもよりますが、徐々ではありますが退色していきます。会場の明かりやオゾンによっても退色します。染料ですと、遮光しておかないと、10年、20年で目に見えて退色します。そこまで、作り直さずに使うかどうかは別にして、風のない炎天下で演じることもあるでしょう。さらに退色は早まります。最近の塗料の技術も向上していますので、30年経っても、80年でも大丈夫なものも多数出てきています。古代の壁画保存がその最先端でしょうか。 ちなみに当人形劇団で販売しているキット・完成品に使っている顔料は、30年〜45年の寿命があり、耐水性もあり雨に濡れてもにじんできません。したがって、いったん乾けば、色移りがしないということです。
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