人形劇「きのこのおばけ」就学前のこどもたちが人形劇を見るとき、いきなりリアルな動きの人形が出てくると、驚いてしまいます。そこで、人形劇「きのこのおばけ」のような人形たちが登場すると、「なんだ、おばけって言ったのに、ぜんぜんこわくないや」ということになり、むしろ人形達に親しみを覚え、これから始まる人形劇に期待を持ってもらえます。50分、60分といった公演時間でも集中して、観ることができます。 ![]() 人形劇「きのこのおばけ」は、クッションによる置人形(テーブル人形劇)です。細かい動きがあるわけではありません。大きく動作して、その時のポイントを決めながら表現します。演者も客席の反応を見ることができます。「今日のこどもたちは、こんな反応をするのか」と客席の雰囲気を掴みます。種を明かせば、実はこれが、当劇団にとってはとても重要なことなのです。今までの経験という引き出しが、フルに発揮できる状況を作ることが出来るのです。この後演じる演目の緊張緩和の調整が、とても楽になるのです。これは利点です。参加型の人形劇が多いので、この利点があることが、人形劇を楽しんでいただける鍵です。 一見勘違いしそうですが、この人形劇はツカミではありません。ツカマレ(こんな言葉はない)です。この人形劇をしないときには、司会やその他の演目の導入にツカマレを入れておきます。 目に見えないもの
:直感と第六感と幽霊
劇ではキノコのお化けを目で見ることができます。でも本当のキノコのお化けはどんなものでしょう。そこでまた考えます。一生考えても答えは出てこないかもしれませんが、いつかキノコのお化けに会うかもしれないと思うことは、劇が心の成長に一役かったことになります。人形劇はそんな心の成長と向き合えるのです。 お化けが出てくる人形劇
置き人形劇とは
キノコの山
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