人形劇トムテ

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劇団の名称「トムテ」に関して

 トムテは、サンタの手伝いをしています。子ども達にプレゼントするおもちゃを作ったりしています。

 日本石油のCFのキャラクターがトムテだったことがありました。大阪の道頓堀に「トムテ」というアイスクリーム屋がありました。絵などでたくさんの人にトムテの姿は知られていますが、それをトムテと知る人は少ないです。単に三角帽子をかぶった「小人」としか呼ばないからです。白雪姫に出てくる森に住む小人もトムテです。

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 映画「サンタクロース」の中にもたくさんのトムテが出てきます。劇団自体クリスマスに非常に密接に関係しています。偶然ですが、誕生日がクリスマスイブの日です。

 スウェーデンからメールが届きました
 それによると、ノームの中で木精に属するものをトムテと呼び、ニッセは良いノームで、ジュリトムテの手伝いをするのがトムテニッセで、ジュリトムテというのは、サンタクロースのことだそうです。
 (ちょっとややこしいですね)
 木精のノームとニッセのことをジュリトムテが、トムテと名付けたようです。日本の昔話でも地方によっては、同じ話なのに部分的に違うのがありますが、このトムテに関しても、同じようなことが言えると思います。しかし、自然や私たちを見守るトムテの姿勢の本質は変わらないと思います。

 トムテの仲間というか敵役というか?
 一般的にトロル、トロールがでてきます。有名なのは、「三びきのやぎのがらがらどん」のトロールでしょうか。なじみが薄いかもしれませんが、トトロと聞けばすぐ分かると思います。トロルの中には、映画のトトロのようにいいやつもいます。トロールという名前をつけている人形劇団も存在するくらいです。本来トロル、トロールという呼び名ですが、宮崎監督がどうしてトトロと名付けたかは想像するところです。人形劇やお話に携わる人間は、トトロという名前は映画で初めて聞きました。私の中では、トロルの名で親しんできたキャラクターです。

 トロルが主人公の人形劇を上演
 「乱暴者のトロルは、森の動物たちをいじめます。チョウをわざと踏みつけて殺してしまいます。しかし、それを悔いてチョウの大好きなものを作ることを決心します。世界中に花を咲かせることを決めて、トロルはそれを実行します」
 というような内容です。
 この人形劇を作ったきっかけには、醜く、意地悪で、乱暴で、汚い、怠惰なトロル達の中にいて、ひときわ輝くやさしいトロルを発見したからでした。普通、多くのトロルは悪い妖精、妖怪のたぐいです。橋の下から欄干を揺らして人や動物を川に沈めたり、陰から腐った果実や投げつけては大笑いし、風呂にもほとんど入らないので、臭いで相手の鼻をつぶします。しかし、優しい心の持ち主であるトロルに出会ったらそれは一変します。
 宮崎監督もそんなトロルと出会ったんじゃないかと思います。しかし、トロル、トロールでは今までのイメージが付きまといます。誰もが、トトロという名を映画で初めて聞いたはずです。多分宮崎監督は、やさしい心のトロルをモチーフにしたくて、やさしい心、ココロ、トコロ、トトロとなったんじゃないかと考えます。全然違っていたりして(スミマセン)。
 もし「ひときわ輝くやさしいトロル」をまだ発見していないのなら、いつか巡り合えることをお祈りします。そして、巡り合ったその時に、宮崎監督がトロルをトトロの名に変えて、上映した思い入れが、その人なりに分かる時だと思います。
 北海道と言えば、コロボックルで有名です。アイヌの説話に小人の神様が出てきます。コロボックルとトムテは、海や大陸を隔ててもなお繋がるものだと思います。ですから、コロボックルをイメージしたキャラクターは、トムテに似ても不思議ではありません。

 留守番電話のとき「こちらトムテ・パペット・ショーでございます。ただいま席を外しています。おそれいりますが、ご用件と連絡先をピーッの発信音の後にお入れください」というメッセージが入ります。これをはじめて聞くと、「トムテ・パペット・ショー」が、「トムテ・ペット・ショップ」に聞こえるようです。
 確かにいろんな動物の人形があります。普通では飼えないような動物もいます。それに、むかし実家がペットショップをしていたので、当たらずとも遠からずです。お店は、スーパーの屋上にありました。お店に出す前の動物たちが、しばらく家に居候することがありました。
 チンパンジーが来たときは驚きました。1週間ほど居ました。足を手のように器用に使っていたのが印象的です。シャムネコやチャウチャウも来ました。お店をやめた後、引き取り先が見つからない犬やオウムなどが家にいました。さながら、小さな動物園でした。もともと家には、秋田犬やシェパードの大型犬がいて、猫、ウサギ、ニワトリ、ジュウシマツ、インコ、九官鳥、メジロ、伝書鳩、鯉などがいましたから。年に一度、白蛇が姿を表す家でもありました。
 ところで、現在チンパンジーはワシントン条約などに守られて、ペットとして飼うことは出来ません。メジロにも規制や制約があるので理解する必要があります。

借りぐらしのアリエッティ トムテは、映画「ボロワーズ/床下の小さな住人たち」(THE BORROWERS 1997) に登場する住人たちによく似ています。見ようとすると見えなくて、見える人にはよく見えて、その存在がわかります。あえてその存在と伝えようとすると、見えない人たちに笑われます。だから、そっとその存在を感じているのがいいみたいです。

ちなみにスタジオジブリ作品のアニメ「借りぐらしのアリエッティ」は、イギリスの女流作家メアリー・ノートンの児童文学、『床下の小人たち』を映画化したファンタジーアニメです。

少年「ねえ、トムテって本当にいるの?」
サンタ「いるとも。今朝もトナカイと話をしていたよ」
Q&A
トムテは、どこに住んでいるの?
 トムテは、主にヨーロッパ、シベリア、北アメリカに住んでいますが、密度の差はあれ世界中に住んでいます。トムテの呼び名は、国や地方によってはニッセ、ノーム、トントゥなどと呼ばれています。手紙やカードの裏に「トムテ、トムテ、トムテ、・・・」と書いて出せば、表に書いた思いが通じるという言い伝えがあります。
 
トムテの仕事は何ですか?
 サンタクロースのトナカイの世話をしたり、クリスマスのプレゼントの準備をしたり、森の動物たちとお話をすることが、トムテの仕事です。北欧に住む小人の妖精トムテは、暖炉の隅に顔を出して、そこに住む人々を暖かく見守っています。そして、花や虫、動物、それから私たち人間を、そっと陰から支えていてくれます。
 
サンタクロースやトムテは、本当にいるの?
 確かにサンタクロースはいます。毎年イブになると、ニューヨークタイムの社説には、「サンタはいます」というよう内容が載ります。カリフォルニアのサンタは毎年テレビに出演するし、信じない人のために、戸籍も公開しています。もちろん戸籍の名前は、サンタクロースです。しかし、信じない人はやっぱり信じないようです。絵本に出てくるサンタクロースと、まったく同じ姿の本物のサンタクロースを見ても。
 フィンランドにサンタワールドがある事も、そこにはたくさんのサンタがいる事も、信じない人は信じないようです。一番最初のサンタと言われるセントニコラスさんが亡くなって、サンタはいなくなったと思っている人も多いようです。
 サンタがいるんですから、もちろんトムテもいます。


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