人形劇 赤ずきんちゃんララバイ

赤ずきんちゃんはとってもピアノが上手です。でも、ちょっとお行儀が悪いんです。足の指でピアノを弾くんです。オオカミはそんな赤ずきんちゃんを捕まえようと、落とし穴を掘ったり、ピアノの陰で待ち伏せをしたりと悪知恵を働かせます。なぜって、赤ずきんを食べると100年長生きすることをオオカミは知っていたからです。赤ずきんちゃんを応援するも良し、オオカミを応援するも良し、最後に愉快な結末が待っています。「赤ずきんちゃん」を人形劇トムテ風アレンジでお楽しみください。
形式:
片手遣い(オオカミ)
棒遣い(赤ずきんちゃん)
時間:20分+3分(おしまいの箱)
人形:Keiji Kajihara
音楽:Masayo Kajihara
ララバイ(lullaby)は子守唄のことで、お話の中では「シューベルトの子守唄」がキーワードになっています。
人形劇というと、一見して台本があって、その通りにお話が展開すると思われている方がいますが、「赤ずきんちゃんララバイ」には、特に台本はありません。いわば観客参加の典型的な人形劇です。客席との掛け合いによって、劇が進行します。ですから、20分の上演が若干前後します。客席が乗ってくれば、それだけ長くなりますし、傍観者的に観ていると、舞台は舞台の中だけで進行します。私たちは、舞台は客席も含めてすべてが舞台だと捉えています。同じ時間、空間にいて、人形劇を楽しもうよと言うスタンスが、トムテの人形劇です。しかしながら参加がなければ出来ないわけではなく、あったほうが楽しめる人形劇です。
上記で台本がないと言いましたが、実は第二幕の台本はあります。しかし、まだ上演したことがありません。第一幕には、赤ずきんちゃんの台詞が1箇所あるだけです。一人でも上演できますが、第二幕は一人で上演できません。それもあって、上演していないしだいです。
・・・第二幕:赤頭巾とオオカミとの劇再開
- ■ おしまいの箱
- ネズミのマウス君
- マウス君のお大好きなのは
- おチーズ
- お大好きなおチーズは
- どこかな?
- それは、おしまいの箱の中のおスライスチーズ
人形劇「赤ずきんちゃんララバイ」のお話は、完結せずに続きがあるという設定になっています。
「おしまいの箱」は、「赤ずきんちゃんララバイ」あとに上演し、それを完結します。
「おしまいが出てきたところで、今日の人形劇はお・し・ま・い」
という落ちで終演します。
お話を終わりたいとき、続きは次回にしたいときなど、「おしまいの箱」のようなお話をします。
これは「終わりの話」とか「落とし噺」というもので、何かの締めくくりとして結びたいときに導入します。
「猿が、一本橋を渡ろうとしています。一本橋には苔が生えていて、猿はうっかり足をとられてしまいます。あわや谷底に転落かと思われましたが、必死で一本橋にしがみつきました。しかし、橋にぶらさがっているのが精一杯で、腕がだんだんしびれてきました。このままでは、谷底にまっ逆さまです。みんなで、お猿さんにがんばれって応援してくれるかい?(がんばれ!、しっかりして!、放すな!など、子どもたちを、ハナスナ!にひきつけます)もう一度、大きな声で言ってくれるかい。放すな(話すな)!て。・・・・みんなが、話すな!と言うので、もうこれ以上お話は話しません。おしまい」
というように終わります。
落とし話「桃太郎」
演じているときは観客を意識する
森で出会った少女の正体
イギリスと日本の関係
親切なオオカミさん
オオカミ信仰とは
おとぎ話の真実
絵本「あかずきんちゃん」
グリム (著), いもと ようこ
おばあちゃんのお口、どうしてそんなに大きいの?それは…それは…それは…おまえをたべるためさー。おばあさんにばけたおおかみと、あかずきんちゃんのスリリングなやりとり。
大型本
出版社: 金の星社 (2007/07)
映画「赤ずきん」
出演: アマンダ・サイフリッド, ゲイリー・オールドマン, ビリー・バーク, シャイロー・フェルナンデス, マックス・アイアンズ
監督: キャサリン・ハードウィック
誰もが知っているおとぎ話「赤ずきん」の衝撃の結末!『トワイライト~初恋~』のキャサリン・ハードウィック監督が贈る、禁断のダーク・ラブファンタジー。
オリムパス ししゅう製作キットフープ/赤ずきん
オリムパス製絲
本体サイズ : 額内径:15.5cm×15.5cm
かわいい物語がししゅうキットになりました。お部屋のインテリアに最適です。
セット内容:25番ししゅう糸、オリムパスNo.3000布、フープ、クロス針
人形劇団のテーマソング
いくつかの演目によっては、劇をはじめる前にテーマソングを歌います。
テーマソングは、歌う歌わないはその時の気分による。たいてい劇が始まる前に蹴込の中から歌う。どんな気分かは振り返ると、はじめるきっかけを探しているときだったような気がする。たぶんその流れに乗ってはじめたかったのだろう。
ストップモーション人形劇「おばあさんのお見舞い」
物語の結末
ストップモーション・人形劇とは、実際のような動きのある人形劇ではありません。動きを写真で切り取ったかのような、どちらかというと紙芝居や漫画のような動きです。紙芝居は場面ごとで切り取った絵でお話が展開します。
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