シャボン玉パネルシアターの歌詞
シャボン玉
誰が飛ばしたシャボン玉 赤い赤いシャボン玉
誰が飛ばしたシャボン玉 真っ黒黒黒シャボン玉
誰が飛ばしたシャボン玉 変な形のシャボン玉
誰が飛ばしたシャボン玉 カラフル色のシャボン玉
誰が飛ばしたシャボン玉 卵の形のシャボン玉
みんなでみんなで飛ばそうよ どこまで飛んでくシャボン玉
パネルシアター「シャボン玉」は、いろんな色や形のシャボン玉を歌に合わせて飛ばします。誰が飛ばしたシャボン玉か、みんなで考え楽しみます。最後は、宇宙の果てまで飛んでいくシャボン玉です。 楽譜はついていますが、自分の調子のいい節で歌っていただいて構いません。登場する動物達は、うさぎ、金魚、タコ、パンダ、キリン、蛇、りす、象、ひよこ、犬です。 黒いシャボン玉って誰が飛ばしたか気になります。象のシャボン玉はひときわ大きく貼付されて会場がわぁーとどよめきます。こどもたちの気持ちが揺れるシャボン玉のパネルシアターは、こどもたちの心を育てます。 トムテ風演出は、実際のシャボン玉を出し、一人が勝手に舞台裏でシャボン玉遊びをし始めます。一人がみんなもシャボン玉がしたかと客席に聞きます。決まって「したい!」と言う答えが返ってきます。ここからが、パネルシアター「シャボン玉」の独壇場です。終演近くに舞台後ろからシャボン玉が見えます。一人が帰ってきて、楽しかったので全部シャボン玉液を使ったと白状して謝ります。そのかわりいいものを見つけたと、次の演目へと流れていきます。人形劇トムテの公演は、演目がプツンプツンと終わるのではなく、数珠つなぎでなって次のお話へと展開していきます。 絵人形のサイズについて![]() 右の絵で、白い枠はパネルボードです。そこに貼付されているカラフルヘビさんの絵人形ですが、 どの絵人形のサイズがいいと思いますか? これは一概に言えません。1と2を比べると、 貼付されている位置はまったく同じですが、絵人形のサイズが随分違います。 1は、シャボン玉をふくらまして、ヘビとシャボン玉の距離をとっていくと、 次第に空高く飛んでいくシャボン玉をイメージさせることができます。 でも、小さくて観客が多いと後ろの人には見えにくいかもしれません。 2は大きいので、客席の後ろからでもはっきり見ることができます。 だけど、パネルボードをいっぱいに使っているので、1のような表現は難しくなります。 1も2も、パネルボードを舞台と考えたときの表現です。実は、パネルシアターの舞台は、 パネルボードが舞台ではありません。それを中心にしてボード以外のところも舞台なのです。 パネルボードだけが舞台と考えていると、狭く窮屈な表現から抜け出すことができません。 3のように、ボードからはみ出していても、はみ出したところも舞台なのです。 ボードの後ろからシャボン玉を出すたびに、単にボードに貼付したのでは、ボードが舞台となります。 中には上手下手に大きく飛ばすような、客席まで飛ばすようなシャボン玉があれば、 ステージいっぱいが舞台になり、客席までもが舞台になります。 ということは、ボードは最終的に絵人形を貼付するための場所ということになります。 パネルボードは舞台の一部だったことに気がつくはずです。
●大きなシャボン玉を作る方法
さて割れにくいシャボン玉を作るには、液の調合で違ってくる。例えば台所にある液体石けんを4分の一ぐらいに薄めて置き。それに「お湯30ml+ガムシロップ10ml+グリセリン10ml」を加えてシャボン液を作る。人によっては、ラム酒やゼラチンも混ぜて作るという秘伝もある。苦労して作った液で素晴らしいショーを見せることができる。パネルシアターの「シャボン玉」もどれだけの苦労の結果が楽しいショーになる。 ●唱歌「シャボン玉」の鎮魂
シャボン玉飛んだ
シャボン玉消えた
風、風、吹くな
作った本人に聞いてみないことには真実はわからない。単に子どもが楽しそうにシャボン玉遊びをしているところを見て作っただけかもしれない。 |