わたしのハンカチ
お天気がいいので、みんなでハンカチを洗いました。乾いたので取り入れようとしましたが、花ちゃんのハンカチが見つかりません。風で飛ばされたのでしょうか? いえいえそうではありません。・・・
今日はとってもいいお天気。お空にぽっかり雲が浮かんでいました。あおぞら保育園の先生は、みんなのハンカチを洗って、干してあげることにしました。
「さあ、みんな、ハンカチ持ってらっしゃーい。お天気がいいので、洗ってあげましょう。すぐに乾くわよ」
先生がそういうと、最初にゆきちゃんがやってきて、
「ゆきちゃんのハンカチはどれ?」
「これ、獣医さんの絵があるハンカチ」
「あ、そうか。ゆきちゃんは大きくなったら、動物のお医者さんになるって言っていたから、獣医さんの絵があるのね。乾いたらまた呼ぶから、それまで遊んでいてね」
「はーい」
というように、先生はみんなのハンカチを洗濯してあげます。
ハンカチネズミ
舞台の準備ができて本番までに時間があるとき。ハンカチネズミを作って子どもたちと遊ぶことがあります。
手の上で「かわいい、かわいい」なでて操れば、まるで生きているかのように動くネズミに、こども達はもうびっくり! 一種の魔法にかかったように驚きます。
公演などで開演まで時間があるときは、作り方から演じ方を教えます。種を明かされても演じるのは難しいです。演じるというよりねずみが生きていると思わせる演出がみそです。
ハンカチーフマジック
マジシャンに愛用されてきた秘密の道具「サムチップ」を使って3種類のマジックができます。
(1)空の手からハンカチーフが出たり消えたり!
(2)手の中に入れた塩が消えて反対の手から現れます。食後のマジックにぴったり。
(3)印を付けてもらったハンカチが消えて、相手が選んだパンの中に飛び込みます。
披露宴に最適なセリフとやり方も詳しく解説されています。
テンヨーの手品グッズは世界中で販売され、「すぐにマスターできて失敗しないマジック」という折り紙つき。
身近なもので人形を作る
人形は動いたりしゃべったりすることでも不思議なものです。それが身の回りにある身近なものでできた人形が動き出すと、ひょっとすると見えていないところで、寝静まった真夜中に人形たちが動いているのでは想像してしまいます。人形が物語や映画への入り口になっています。手袋やハンカチで人形を作り人形劇をすることもあります。靴下でも腹話術人形を作ってその巧みさに心奪われることもあります。身近なものを使うことによって、人形劇はかけ離れた世界のことではないのだよと教えています。
パネルシアターもボードにくっつくという不思議さはあるけれど、使われている不織布は、マスクになったり服の襟芯になったりと身近にあるものです。ボードも段ボールであったり発泡スチロールであったりと、これまた身近なものです。種を明かすとより不思議さが際立ちます。身近なものにちょっとした工夫というスパイスを振りかけるだけで、みんなが楽しめるものに生まれ変わります。
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