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人形劇の演技

上下の出入りは袖幕の幅を十分利用して登場したり退場したりします。各席から見えている舞台の大きさだけを考えていると、人形が地面から出てきたり土にもぐりこんだりすることになります。観客に場面の狭さを感じさせます。メンバーが沢山いれば観客になってもらい客席から見てもらいます。椅子に座るか床に座るかで見切れ線が変わり人形の高さも違ってきます。小返しを入れながら立ち稽古をします。

演技の基礎のキソ 新 演技の基礎のキソ―俳優技術の土台を作る
藤崎 周平 (著)
演出家・俳優の串田和美氏が「魅力ある俳優に必要な、人間力を基礎から学ぶ一冊! 」と推薦。俳優を目指すならば、ぜひ読んでほしい、わかりやすくスタンダードな演技の教科書である。
単行本(ソフトカバー): 360ページ
出版社: 主婦の友社 (2013/4/10)

例えば『わにくん、ははは』では、わにのしっぽと口は演じる人が違います。二人でみんなとは別個に練習すると集中できます。小鳥とわにの口、かえると浮き草、波しぶきとカエル、わにと水しぶきというように組み合わせによって練習します。まだ完成されていなくても、一通り演技ができれば、練習の最後に通しでやってみます。途中で失敗してもいいので、中断することなく最後まで演じます。本番は中断できないのですから、スタッフのみんなが人形劇の完成をイメージできるようにやります。どこがネックなのかもわかり、練習の仕方も変わってきます。

演技と演出 演技と演出 (講談社現代新書)
平田 オリザ (著)
自分を把握し、他人とイメージを共有する、画期的な演劇入門! 現代演劇の旗手が公開する芝居のメカニズム台詞を自然体で話すコツとは? 俳優陣と演出家がイメージを共有する方法とは? 演劇的な感動はどうやって起きるか? 世界に広まる平田メソッドをわかりやすく説く。
新書: 224ページ
出版社: 講談社 (2004/6/21)

普通人形劇俳優が大きく人形は小さくなりますが、客席に見えないからと言って蹴込の中で小手先の動きをしません。人形が右を向けば演技者も右を向きます。そうすることによって人形と演技者が一体化してきます。人形に気持ちを伝えやすくなります。台詞の調子も自然となっていきます。人形と台詞がばらばらなることがあります。多くは台詞を覚えていないからです。台詞を覚えると一気に人形の演技が上達します。役作りを進めていれば、さらに台詞にも演技にも自信が出てきます。恥ずかしいと思っているうちは、人形にもその恥ずかしさが伝わり、役としての動きが出てきません。

あなたの魅力 あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント
鴻上 尚史 (著)
「顔」や「髪型」「服装」と同じように、どうして、自分の「声」や「体」「感情」「言葉」に気を遣わないんだろう?普段あまり関心をもたなかったモノを見詰め直せば、魅力的なひとになれる。20年以上、演出家として役者たちを間近で育ててきた著者が、自己プロデュース術を大公開。「新しい自分」を発見できる一冊。
文庫: 224ページ
出版社: 講談社 (2003/11/14)

人形の動きも大事ですが、やっている人間の気持ちで人形が左右されます。自分の役の人形を自分なりに設定します。ワニの年齢はいくつか、すきなたべものは何か、今日何時に起きたのか、お父さんやお母さんはいるのか、どこで生まれたのかなど自分で仮の設定をしておくだけで劇の中の架空のわにが、実態のあるわにとして自分の中で消化されて行きます。架空であるにもかかわらず、舞台の中で生き生きしてきます。それが役作りです。

雲を動かすとき客観的に見た動きをしてしまいがちですが、自分が雲になったならどんな動きをするだろうかと考えて動かすと、人には真似できないその人自信の雲になります。会場に暗幕があれば練習も暗幕をして、できるだけ本番の会場の環境にあせてすることが大切です。本番と非常に近い状態で総稽古をします。誰かはじめに司会に出るのであれば、そこからはじめ最後の挨拶まで通しで練習します。台詞を覚えたり人形を動かしたりすることだけが練習ではありません。メンバーがどこで何をしているのか、人の配置も頭に入れておきます。本番では余裕を持って準備し、簡単なりリハーサルをしておくだけでも緊張のしすぎを緩和できます。

公演が複数回あるときは、必ず反省会を設けましょう。問題点がなくてもやります。1回目うまく出来ると安心するものです。そこに落とし穴があって、2回目は失敗することが多いものです。舞台は観客が違うように同じ人形劇をすることは難しく、次はああしようこうしようと考えておくと、新しい緊張感で公演できます。その緊張感が、より良い舞台になって行きます。

人形劇の演技練習  人形使いとは  人形劇の役作り  人形劇の人形目線

演技レッスン “役を生きる”演技レッスン ──リスペクト・フォー・アクティング
ウタ・ハーゲン (著), シカ・マッケンジー (翻訳)
うわべだけの演技が、あなたの“演じる喜び”を殺す。アル・パチーノ、ライザ・ミネリ、ウーピー・ゴールドバーグ…名優を育ててきた著者による、永遠のバイブル。世界で読み継がれる不滅のベストセラー。
単行本: 304ページ
出版社: フィルムアート社 (2010/5/24)

文楽のこころを語る 文楽のこころを語る (文春文庫)
竹本 住大夫 (著)
当代随一の浄瑠璃語りにして人間国宝である著者が、三大名作から十年に一度の珍しい演目まで十九演目について、作品の面白さ、詞の一行一行にこめられた工夫や解釈にいたるまで、芸の真髄を語り尽くした、すべての文楽ファン必携の書。文庫化に際し『菅原伝授手習鑑・寺子屋の段』と、狂言・茂山千之丞氏との対談も収録。
文庫: 344ページ
出版社: 文藝春秋 (2009/1/9)

人形劇の作り方


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