こんなモン買いました
(2000年分)
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2000年12月29日(金)
「『ひとり暮らし』の人生設計」岸本葉子・横田濱夫著 新潮OH!文庫刊
二人のシングルライフの実践者が往復書簡形式でシングルライフに関する考えや、実際のエピソードなどを綴った本です。岸本さんが39歳、横田さんが42歳ということで、中年シングル生活と銘打たれています。主義としてではなく、習慣としてのシングルライフというのが基本的な姿勢(特に岸本さん)のようで、以前紹介した津野海太郎さんの「歩くひとりもの」にも通ずるところがありますね。たまに、このてのシングルライフをテーマにした本を読むますが、私自身に願望があるのかな?まあ、既婚とはいえ、子供がいないので独身者が二人で生活しているようなものですけどね。
2000年12月28日(木)
「紅どら」
大阪駅前第3ビル内「わした」にて1個\135
たまに立ち寄る沖縄物産の店です。今日は通りがかりに沖縄そばのカップ麺(サン食品製\200)が出ていたのが目に付いたので、買っておこうかと二つばかり手に取り、レジに持っていったところ、この「紅どら」(春風堂製)があり、こちらも二つ購入。要するにどら焼きですが、餡が紅いもから出来ているのが、普通のどら焼きと違うところ。帰ってから食べてみましたが、サツマイモ味の餡と「ぎゅうひ」のようなモチが生地の間に挟まれており、なかなかおいしゅうございました。おやつにはいいですね。たしかこの店には同じく紅イモを使ったさーたーあんだぎー(ドーナツ風揚げ菓子)なども売っていたと思いますから、沖縄では普通に使われる食材なのでしょうか。
2000年12月27日(水)
「まんがタイムプレミアコレクション/丹沢恵パラダイス/まんがタイムファミリー2月号増刊」芳文社刊
4コマ誌の増刊号です。丹沢恵さんの過去の作品が再録されています。「アシタのアタシ」、「男なんてなにさ!!」、「パパ
The ライバル」、「うそつきに乾杯!!」、「年下の男の子」、「コンプレックス」、「カレと呼ばないで」。それといくつかのエッセイまんが。どこかで読んだ記憶のある作品もあれば、初見のものもあってなかなか楽しめましたが、個人的ヒットは「カレと呼ばないで」かな。さらに、丹沢さん以外の作家さんが3人ゲストで作品を出していますが、その中の「おねがい朝倉さん」(大乃元初奈さんの作品)も結構好き。
2000年12月24日(日)
「ヘッドフォン」(SONY製MDR-CD380)
ニノミヤなんば店にて\3680+税
実際にはポイント使用で使ったお金は\2148でした。
大型の密閉タイプのヘッドフォンです。ここしばらく、ポータブルCDプレイヤーや、MP3プレイヤー用にインナーイヤータイプのヘッドフォンを買うことはありましたが、フルサイズのヘッドフォンは、かなり以前に使っていたきり、ものすごく久しぶり。自宅でCDなどを聴く際にもPCのスピーカだったり、小型のアンプ内蔵タイプのスピーカだったりで低音が全然出ていませんでした。それでも、ボーカル中心の音楽なら良かったのですが、先日、ホルストの「惑星」のCDを買ってきて聴いてみたところ、さっぱり面白くありません。何故かなと考えるに、「オルガンの低音がさっぱり聞こえていない」。大型スピーカをがんがん鳴らせるような環境ではないので、次善の策として密閉型のヘッドフォンを導入することにしました。ヘッドフォンとはいえ、高いものは2万、3万当たり前で、いいものは天井知らずですが、試聴できる店で簡単にチェックしたところ、私には安いものでも十分とわかりましたので、てきとーに選んだ上記の機種を購入。それでもユニットの直径が40mmで、なんとかマグネット使用だそうです。も少し高いと50mmくらいになります。で、早速使ってみたところ、オルガンの低音もばっちりでした。
2000年12月23日(土)
「雨傘」
東急ハンズ心斎橋店にて\3000+税
先日、難波の(というか日本橋の)某コミック専門店に行った際、雨だったので傘を店先の傘立てに入れて、店内を5分ほど見て回り、出てくると傘が無くなっていました。ぱっと見、似たような模様の傘が、近くに残されていたので、間違われたのかも知れません。うーん、長年使ってちょっとくたびれていたとはいえ、どこも傷んでいなかったし、(私にしては)大枚の\8000ほどで買った傘だったので、ショック大。というわけで、しばらくは折り畳み傘でしのいでいましたが、小雨ならともかく、本格的に降られるとちょっとつらいので、普通の傘を買うことにしました。柄などは無難なものでさえあればよいので、気を使ったのはサイズ。男物、女物でサイズが違うのはわかっていましたが、男物でも骨のサイズ(とはつまり広げたときの直径)が何種類かあるのですね。というわけで、見た中では最大の71cmのものを購入。普通は60cm位なのでしょうか。閉じたときのサイズは今まで使っていたものと変化があるとはわかりませんが、よく見ると石突きと握りが多少短く、本体部分が大きいのがわかります。それでトータルでの帳尻を合わせているわけですね。後は使い心地をチェックしたいので、雨に降られるのを待つばかりです。
2000年12月22日(金)
「桂米朝独演会チケット」
JCBチケットセンターにて\4000(S席)+送料\300
恒例の米朝独演会が1月2日と3日に大阪のサンケイホールで開催されます。ということで、1/2の分を購入。厳密には少し前に注文したものが本日届いたわけです。今回の演目は「猫の忠信」と「天狗さばき」。お正月と夏、年に2回のお楽しみ。
2000年12月21日(木)
「工学部・水柿助教授の日常」森博嗣著 幻冬舎刊
昨日までで森博嗣氏の作品は文庫、新書で出ている分についてはすべて購入しました。ハードカバーは何から買おうかと考えていたところ、本日出たばかりの新刊があったので購入しました。新M&Sシリーズと銘打っていますね。5編の短編からなるようです。オビによると日常の謎が主体の作品とか。読むのが楽しみ。
2000年12月20日(水)
「その後の森博嗣作品購入状況」
文庫化されている作品はすべて購入したと書いたのが11/15でしたが、その後、予想通り新書ノベルズにも手を出し、「今はもうない」、「数奇にして模型」、「有限と微小のパン」、「地球儀のスライス」、「黒猫の三角」、「人形式モナリザ」、「月は幽咽のデバイス」、「夢・出逢い・魔性」と読み進め、最後に「魔剣天翔」を購入して、こちらもコンプリート。すべて講談社ノベルズです。後はハードカバーを残すのみとなりました。今のところの個人的なお気に入りは(「有限と微小のパン」は別格として)「夢・出逢い・魔性」かな。本筋とは別のところでうけてしまいました。というわけで、次はハードカバーだ。
2000年12月19日(火)
「神保町の怪人」紀田順一郎著 東京創元社刊(創元クライム・クラブ)
読書や出版に関する評論家である紀田順一郎さんの著書は今まであれこれと読んできました。紀田さんは古書の世界を題材にしたミステリも何作か出版されていて、本書もその中の一つ。出ているのを知ったのが遅れてしまいましたが、奥付による発行日は今年の11/20となっていますから、実際には1ヶ月以上たっているでしょう。「展覧会の客」、「『憂鬱な愛人』事件」、「電網恢々事件」の三つの中編が収録されています。紀田さんの古書ミステリはどれもそうだと思いますが、ミステリの本筋に加え、古書業界の内幕や、古書マニアの生態などが描写されているので、その辺を味わう楽しみもあります。
2000年12月15日(金)
「慶応三年のフルコース」市川ジュン著 集英社刊
同じ著書による「懐古的洋食事情」(文庫版を購入)の姉妹編というところです。幕末の日本を舞台にして日本人と洋食との関わりをドラマ化。短編が5作収録。まあ、一部の史実に著者の想像力を存分に働かせているとは思います。ストーリーそのものは全くのオリジナル。手法的には「懐古的〜」と同じですが、歴史上の有名人が何人か登場しているというのはご愛敬。時間的に幕末ということで1860年ごろから1868年までに限定されてしまっているので、やや、お話が単調になっているのが残念ですが、楽しませていただきました。
2000年12月14日(木)
「裁くのは誰か?」ビル・プロンジーニ&バリー・N・マルツバーグ著 創元推理文庫刊
創元推理文庫の中から推理作家、SF作家の方々が一人が一冊を推薦し、その推薦の辞をオビに印刷するというキャンペーンが今年の春ごろ行われたようです。で、その中で森博嗣さんが推薦していたのが本書。森さんの作品は最近読みつつあるので、創作の秘密に近づけるかも、とは思いませんが、何かの参考程度にはなるかもとの思惑。オビに曰く「これを読んだときは『ぎりぎりだ!』と思った。今でも、これがミステリィの最先端だろう」。こうまで言われてしまうと読むしか。
2000年12月10日(日)
「ブレードランナー/ディレクターズカット/最終版」(DVDソフト:ワーナーホームビデオ:DL-12682)
T-ZONE難波店にて\1890(税込み)
今となってはSF映画の古典と言ってもいいかと思いますが「ブレードランナー」のDVDを買ってきました。よく知りませんが、最初に劇場公開された時のバージョンは監督リドリー・スコットの意に添わない内容だったとかで、再編集されたのがこの「ディレクターズカット/最終版」とか。他のバージョンも売っているのを見た覚えがありますが、もう、何が何やらよくわからない状態ですね。とりあえず、定価で\2000のもの(さらに店の割引が10%)だったので、手元に置いておきたい映画の一つではあるので、購入に及んだわけです。「ひとつで充分ですよ」のシーンは生きてるかな。
2000年12月8日(金)
「江戸風流『食』ばなし」堀和久著 講談社文庫刊
殊更に狙って食べ物関係の本を買っているわけではないのですが、まあ、勢いづいているというのはあるかもしれません。著者については全く予備知識がありませんでしたが、歴史小説家のようです。本書の内容はといいますと、著者自身の体験に基づくものと言うより、さまざまな文献を引用して、江戸時代から親しまれている様々な食べ物に関する随筆に仕立て上げたもの、と言えるでしょうか。寿司、天ぷら、蕎麦といった基本から、江戸時代に良く行われた大食い大会のエピソードまでテーマは様々。
2000年12月7日(木)
「寿司屋のかみさんのちょっと箸休め」佐川芳枝著 青春出版社刊
なんだか、食べ物関係の本ばかり買っておりますな。著者は東京は東中野のお寿司屋さんのおかみさん。今までにお寿司屋さんの内幕や、お寿司そのもの、あるいはお客さんのエピソードなどを綴ったエッセイを何冊か出しています。「寿司屋のかみさんうちあけ話」、「すし屋のかみさんおいしい話」(いづれも講談社)、「江戸前寿司への招待」(PHP研究所)などで、私も買って読んで楽しんでいました。このページで報告したつもりだったのですが、チェックしてみたところ全然書いていませんでした。で、新刊が出たことなので折角だからご紹介。今回は寿司そのものよりも、表題通り、寿司ダネを使ったちょっとした酒の肴、箸休めの紹介がメインとなっているようです。おいしそ。
2000年12月6日(水)
「あくび猫」南條竹則著 文藝春秋社刊
先だって、同じ著者による「ドリトル先生の英国」を購入しました。その後、読んでみて楽しませてもらいました。刊行順としては逆になり、本書は9/10が発行日付となっています。こちらの趣向としては、形式的には漱石の「猫」を踏まえており、主人公は「鰡野阿苦毘(とどのあくび)」という大学の先生、語り手は「チビ」というメスの虎猫。話の内容はというと「あくび先生」とその友人連とが、美味に関する蘊蓄をかたむけ、あるいは珍談を披露するというもので、まだ冒頭を読んだだけですが、なかなかおいしそうな話が並んでいます。
2000年12月5日(火)
「ニッポン居酒屋放浪記立志編」太田和彦著・新潮文庫刊
また、酒場の本やなと自分でも思いますが、好きなんだから仕方がないと開き直り。太田和彦さんの著書は「完本・居酒屋大全」を愛読させてもらっています。その他にも一連の居酒屋を扱った本があることは承知しているのですが、手を出すと、私の性格上、全部読むまで突っ走るだろうなという危惧があるため、手を出しかねていました。ましてや、単行本だと単価が高いから、懐を直撃します。その点、文庫本だと気軽に買ってしまいますが、根本的には変わらないんですよね…。さて、内容は日本各地(この本では14地方)を酒を飲むためだけに旅した記録であります。大阪編から始まっているのですが、大きくページを割いてほめてあるのは三宮の居酒屋ではないかという不満、なきにしもあらず。それはともかく、こういう本を読むと飲みに行きたくなって困ります。なら読むなよというツッコミは不許可ね。
2000年12月4日(月)
「エン女医あきら先生」第3巻 水城まさひと著・芳文社刊
今のところ、私の一番お気に入りの4コママンガの最新刊です。第2巻は7/3に購入しました。掲載誌のまんがタイムジャンボを今年から読んでいるのですが、ようやく単行本掲載分が追いついて、ミッシングリンクがつながりました。
「アシタのアタシ」第1巻 丹沢恵著・芳文社刊
こちらもお気に入り、丹沢恵さんの新刊。OL二人組、江崎と森永(って、名前がわからんな)のお話。女性二人組とは言っても「ごめんあそばせ」の「くみこ」と「ゆみ」とはかなり印象が違いますね。
2000年12月1日(金)
「続・下町酒場巡礼」 大川渉/平岡海人/宮前栄著・四谷ラウンド刊
1年ほど前に正編に当たる「下町酒場巡礼」を買い求め、興味深く読みました。本日、書店を探索中に続編である本書を発見し、即座に購入しました。気に入った本だけれども全然予想していなかった分、うれしいものです。本書でも著者たちの基本的なスタンスは変わっていないようで、市井のなんでもない、しかし、筋の通った店を紹介しており、ぱらぱらっとめくっただけですが、お酒を飲みに行きたくなってしまいました。正編では46の店が、本書では42の店が紹介されています。あわせて88店で、すなわち、書名の「巡礼」というのが八十八カ所の札所巡りになぞらえてあるという趣向。
2000年11月22日(水)
「OL進化論」第17巻 秋月りす著・講談社刊
前巻から7ヶ月ぶりの定番4コママンガの新刊です。この巻の収録作品ではP84の「当番が行く」という作品が個人的にはヒット。そこはかとない不条理感さえ漂わせる逸品(というのはほめすぎ?)。とはいえ、さすがにマンネリ感はあります。読めばもちろん面白いのですが。
2000年11月21日(火)
「泡盛/御酒(うさき)」
ホワイティうめだ・KITAKEIにて\2570+税
先日、10年ものの古酒を購入した瑞泉酒造の製品を再び。詳しくはニュースリリースを見てもらった方がいいと思いますが、かいつまんで言うと、沖縄戦で失われたと思われていた戦前の黒麹菌が東大の研究所に保存されていたのを発見、それを使って昔ながらの製法で泡盛を作ったというものです。珍しいのか、どこの酒屋さんにもあるのかよく分からないのですが、まあ、造りの手間を考えると生産量をそんなに多くすることはできないように思いますので、目に付いたのも縁かと考え、即行で購入。最初の限定バージョンは度数43度だったそうですが、「御酒(うさき)」は30度。どんな味か楽しみですが、惜しがってなかなか開けないような気が。
2000年11月20日(土)
「真夜中猫王子」第1巻 桑田乃梨子著 白泉社刊
桑田乃梨子さんのコミックなら無条件で購入するのですが、コミックの新刊情報でチェック洩れ。というわけで書店で発見してあわてて購入。11/17に発売になっていた模様。別冊花とゆめに掲載されている作品です。最近ツイていない女子高生「駒音澄(こまね・すみ)」が拾った猫の人形は実は呪いで人形に変えられた異世界の王子だったのだ、というのが話の発端。でもまあ、いつもの桑田ワールドなので、あんまり深刻な話にはならず、雰囲気的にはお気楽。王子とその仲間は昼間はただの猫の人形ですが、夜になると猫サイズながらも活動できるようになります。ただ、猫の着ぐるみを着た人間状態になるので、可愛いというか、不気味というか。着ぐるみをすっぽりかぶると普通の猫。この巻では5人+αのメンバーが全員集合するところまでが描かれているので、次巻以降は元の世界に戻るための奮闘編になるのでしょうか。
2000年11月19日(日)
「江戸前の旬」第4巻 九十九森原作・さとう輝劇画 日本文芸社刊
第1巻の購入報告後、予想通り既刊の2、3巻、前作に当たる「銀シャリ!!」を入手し、読んでいましたが、新刊で第4巻も出たので早速購入。食べ物を題材にしたコミックというのは料理勝負路線になるか、食べ物でトラブルなんでも解決路線になるか、どちらかだとおもいますが、本作品は後者の路線です。「美味しんぼ」なんかは両方やっていますが。ま、それはともかく、この巻では蛤、〆鯖、大トロ、片口鰯、クエ、寒鰤、白子が取り上げられており、いずれもおいしそうでした。ちゃんとした(回っていない)お寿司屋さんに行きたくなってしまいましたのことよ。
2000年11月18日(土)
「シナモンロール」
ミスタードーナツにて
聞くところによると、シナモンロールというお菓子が一部で流行っておるそうです。東京には専門店もあるとか。シナモン風味のデニッシュ系生地をロール上にまとめ、糖衣がかかって甘さを演出するというケーキというか、パンというか。今までスターバックスのを食べたことがあるくらいでしたが、江坂東急ハンズのミスタードーナツの前を通りかかったら企画商品らしいシナモンロールののぼりが立っていました。ミスタードーナツで扱うということはかなり一般化していると言うことでしょう。早速店に入って購入。1個づつ独立したタイプが\180(だったか)で、ファミリーパックと称し、6個入ったものが\600。ただし、サイズは違うと思いますから、単純比較はできません。で、後者を購入。帰宅後、味見をしてみたところ、シナモンの風味も甘さもスターバックスのに比べると強烈。結構好き。
2000年11月17日(金)
「せんせいになれません」第1巻 小坂俊史著 竹書房刊
著者の初単行本。4コママンガです。市立西の台小学校6年1組の担任池田と2組の担任河田は新米教師。学校ものの4コマと聞いて想像される内容とはかなり違うように思うのですが、二人の教師はいかに授業の手を抜くか、給食を生徒より多く食べるか、生徒の都合より自分の都合を優先させるかに命をかけています。一読大爆笑というわけではないですが、くすりと笑えます。
2000年11月16日(木)
「毎日は笑わない工学博士たち」森博嗣著 幻冬舎刊
うーむ、すっかり森博嗣漬けの毎日になっています。「すべてがEになる」と同一の趣向になる、森氏本人の近況報告の単行本化。「工学博士」の方が新しく、奥付の発行日は今年の8月となっていますが、内容は逆に過去にさかのぼり、1996年と1997年分となっています。「Eになる」は1998年分。小説の方は主に会社の行き帰りとお昼休みに読んでいますが、「Eになる」は就寝前に寝床でちびちびよんでいたので、買ってから読了するまで、時間がかかりました。それで同一シリーズの本書を購入するまでに若干のインターバルがあいたようなわけです。一読、すやすやと眠れるというわけではありません。日記なので、断片的に読んでもさほど問題がないというのが理由ですが、もう一つ、本が厚すぎて、持ち運んで読むには向かなかったというのもあり。
2000年11月15日(水)
「幻惑の死と使途」「夏のレプリカ」森博嗣著 講談社文庫刊
先日の「すべてがEになる」の購入報告から後、「封印再度」と「まどろみ消去」も購入、読了し、本日表題の2冊を文庫の新刊として購入したことで、文庫で出ている森作品はコンプリートしました。続きは新書版で出ているものを購入するしかなさそうです。(文庫化されるでしょうが、かなり先のはずですから)
なんだかんだ言いつつもどっぷり浸かっているというありさまですね。
2000年11月14日(火)
「カネはなくても贅沢(楽しい)生活」講談社刊
前日からの東京つながりというわけではないのですが、かねてから愛読しているコミックに「大東京ビンボー生活マニュアル」(前川つかさ著)という作品があります。無職の20歳代後半と思われるコースケを主人公に、当初はタイトル通り、マニュアル的だったのが、回を追うにつれ生活スケッチ的なものに変わっていきました。1986年から89年頃、雑誌に連載され、私は単行本化されたもので読みましたが、後にコミック文庫にもなっているようです。で、表題の本になります。この「大東京ビンボー生活マニュアル」をネタ元として、ハウツー本というかシンプルライフの哲学を語る本というか、やや性格的にはどっちつかずなものになっています。カットは色々と引用され、文章でもコースケの行動や生活について様々に語られてはいますが、元のコミックを読んでいないとわかりにくそうだし、逆に元のコミックのファンには単なる素材として扱われているという不満が出そうだしといった印象を持ちます。作者は「三局A特別チーム」となっており、これまた正体不明。講談社内部の編集チームとかそういうものなのでしょうか。
2000年11月13日(月)
「銀座の職人さん」北原亞以子著 文春文庫刊
私自身、大阪人のくせに東京ミーハーというか、東京ファンなところがあるので、東京に関する本など時折買うことがあります。この本もその流れ。銀座で手に入れることができる品物を作り出す職人さんの聞き書き集です。当たり前のことながら、職人さん自身が銀座で仕事をしているのは少なくて、多くは別の場所で仕事をしていますが、中には仕事場自体が銀座という方も時折あります。イメージ的にはその方が「銀座の職人さん」ですね。工芸品、身につけるもの、食べ物とジャンルは様々。残念なのは一つ一つのテーマに関する文章の量が少ないので、仕事の細かいところまで記述できないというところでしょうか。文庫版230ページほどで24テーマを扱っているのだから仕方がありませんが。
2000年11月12日(日)
「HPウェイ」デービット・パッカード著 日経ビジネス文庫刊
ビジネス書など、めったに買うことはありませんがHP200LXやJornadaのメーカーであるヒューレットパッカード社の創業者の一人、デービット・パッカードによる自伝というか会社創業の物語ということで、興味を持って買ってみました。ぱらぱらとめくってみただけですが、年表の中、1991年の記述に「HPのパームトップ・パソコンが成功。(中略)重さわずか三百グラム、小切手帳のサイズで(後略)」とあります。多分、HP95LXのことですね。これ以外にはLXやその仲間に関する記述は無さそうですが、まあ、計測器とプリンタで成り立っている会社ですから仕方がないところ。それと、全然、本質的ではない疑問。著者の名前は「David
Packard」ですが、この本の記述では上に書いたように「デービット・パッカード」になっています。デビッドとかデービッドとかデイビッドじゃなくて「デービット」。どっちが正解?
2000年11月10日(金)
「林望の新刊2冊」
正確には昨日と今日の二日に渡りますが、立て続けにリンボウ先生の新刊が出ていました。「日本語の磨きかた」(PHP新書)と「落第のススメ」(文春文庫)です。前者は「知性の磨きかた」、「日本語へそまがり講義」に続くシリーズという位置づけ。後者はハードカバーで「ホーソンの樹の下で」として出ていたものの改題、文庫化です。「日本語の磨きかた」は文章が談話体(もしかしたら口述筆記?)なので、個人的にはあまり好みではないのですが、コラム的に挿入された文章はいつもの文体なのでホッとします。
2000年11月8日(水)
「ラディカル・ホスピタル」第1巻 ひらのあゆ著 芳文社刊
病院を舞台にした4コママンガです。病院ものとしては「エン女医あきら先生」がお気に入りの私ですが、こちらはどうかなと読んでみたところ、なかなか楽しめました。榊忠嗣という外科医(推定30歳代、男、むさ苦しい)が主役と想定されているようですが、「あきら先生」より集団劇的な要素が強いので、狂言回しというか、引っかき回し的な役割が大きいような印象があります。4コマですから、基本はお笑いですが、ネタ的には結構リアルなものが使われているようなので、作者のひらのさんって、医療関係者?とか思ってしまいました。少なくとも、ブレーンには恵まれているのでしょうか。で、この作品を読んだうちのニョーボに教えてもらったのですが、作者のひらのさんは同人誌で「宇宙戦艦ヤマト」を中心としたジャンルで活動をされている有名な方なのだそうです。そういえば一度だけ「ヤマト」ではなく、「ガンダム」のものでしたが、ニョーボに見せてもらったことがありました。なるほど、絵がうまいはずです。
2000年11月6日(月)
「SF/フェチ・スナッチャー」西川魯介著 白泉社刊
コミックです。表題作の「SF/フェチスナッチャー」シリーズは凶悪な宇宙人を追う宇宙刑事が地球人の少女の協力を得て、これを追いつめ、殲滅するというストーリー。といってしまうとありがちですが、凶悪な宇宙人は女子高生の身につける体操服とか、スクール水着とか、下着などの形をして潜伏しているので、捜査は自然と女子高の更衣室などが対象となります、はい。はっきり言ってHです。「成年コミック」マークは付いていませんが、そーゆー作品なので万人にお奨めはしかねます。それより何より、所々にあるギャグの元ネタが、解体新書だったり、宮武外骨だったり、部屋に貼られているポスターが「ゲバラ(カストロのお友達ですね)焼き肉のタレ」だったりするところが味わい深いですね。ギャグを解説しても仕方ないですけど。本の後半はデビュー作をはじめとする、独立した短編が収められていますが、魯介さん(すげーペンネームだ)は今は亡き、月刊少年キャプテンの出身で、私は読むまですっかり忘れていましたが、「とろろねこ」という作品をキャプテン誌上で読んだことがありました。これもなかなかとぼけた味の佳作です。
2000年11月5日(日)
「泡盛」
梅田・阪急百貨店地下にて
百貨店の食品売場や、お酒の売場を歩き回るのは好きです。本日も例によって見て回っていたら、泡盛の試飲販売をやっていました。瑞泉酒造という会社の商品。8年もの、10年もの、15年ものの古酒(クース)を試してみましたが、年数を経るに従って、風味がまろやかになっていくのが分かります。当然、15年ものが一番おいしいと言うことになりますが、値段もそれなりに高くなるので、10年ものの「瑞泉おもろ」という720ml入りの泡盛を購入。これでも\2650+税。15年ものだと、4倍くらいの値段。ということで、自分で貯蔵して15年ものにするしか。(無理か?)
2000年11月2日(木)
「風まかせ月影蘭 巻ノ一」(DVDソフト:バンダイビジュアル:BCBA-0468)
WOWWOWあたりで放送したアニメらしいのですが、全然知らない作品でした。このアニメのマンガ版(SUEZEN氏が絵を担当)を先日読んでみて、結構面白かったので、アニメがDVD化されているのなら、試しに見てみようかと購入に及んだ次第。1巻目は第1話だけが入って、\3800なのですね。後の巻は3話入って\6000のようですから、お試し版の意味もあるのでしょう。ジャケットからすると、かなり絵柄は違うようです。マンガ版によると、素浪人月影蘭(でも女性)とミャオ姐さんとの珍道中もの時代劇のはずなんですが、DVDはまだ見ていなかったりして。
2000年11月1日(水)
「いつでもパラダイス」西原青一著 茜新社刊
1994年刊行の成人コミック。新刊書店で買ったのに、重版もかかっておらず、初版のまま。内容的にも、今ひとつ。なんでこんなものを買ったかといいますと、店頭POPに「鉄鍋のジャン」の西条真二氏の別ペンネーム(というか過去のペンネーム)との表示があったからです。話のタネにと思ったわけですが、それ以上にはなりそうもないですねえ。たしかに絵柄を見ると同一人物の手になるものだなとはっきり分かります。それと、普通、表紙の絵は良くても中身の絵が今ひとつ、ということはよくありますが、この本に限っていうと、表紙の絵の女の子の方が魅力がないと言わざるを得ません。まあ、珍品の類というところでしょうか。
2000年10月31日(火)
「すべてがEになる」森博嗣著 幻冬舎刊
最近、ミステリ作家森博嗣氏の作品を読みつつあります。文庫化されている作品から「すべてがFになる」、「冷たい密室と博士たち」、「笑わない数学者」と読み、今日も表題の作品と一緒に「詩的私的ジャック」も買ってきたような次第。正直なところ「こりゃあ面白い、すぐに次の作品を読みたい!」という感じではなく、「うーん、うーん、何か釈然としないぞ、とりあえず続きを読んでみよう」という状態。で、表題の作品は森氏本人のwwwサイトの近況報告(日記ですね)を本に編集したもので、1998年分ということになっております。作品の背景などについて解説が入っているというわけではないので、これを読んだからといって作品理解の助けにはならないでしょうけど。
2000年10月27日(金)
「江戸前の旬」第1巻 九十九森原作・劇画さとう輝 日本文芸社刊
なんとなく寿司気分というのが継続中。梅田のコミック専門書店を見ているときに、なんとなく目についたので、買ってしまった寿司をテーマにしたコミックです。銀座に店をかまえる寿司屋の跡取りを主人公にして、江戸前のネタを題材にして話が展開。曰くマダイ、ヅケ、アナゴ、初ガツオ、イカ、カンピョウ巻などです。ちょっとした寿司の知識を得ることができますね。話の方では、まだまだ修行中の主人公に対し、その親方である実のオヤジさんの方がカッコいいと思うのは私だけでしょうか。結構楽しんで読んだので、既刊分、すぐに揃えそうな気がしています。
2000年10月26日(木)
「あずまんが大王」第2巻 あずまきよひこ著 メディアワークス刊
コミック電撃大王に連載されている、4コママンガ(4コマじゃないのもありますが)。舞台はとある高校で、11歳なのに、飛び級で高校生をやっている「ちよちゃん」というキャラクターはいるものの、基本的には普通の高校生であり、先生である登場人物たちが活躍します。なんと表現したものやら、よく分からないのですが、ナチュラルなズレっぷりを発揮して、そこはかとない不条理感さえ漂わす作品群といいましょうか。絵柄はアニメチックで可愛い系。
2000年10月25日(水)
「江戸前ずしの悦楽」早川光著 晶文社刊
最近、掲示板に来られた方と食べ物屋さん、ことに寿司屋さんのことで発言のやりとりがあり、お寿司が食べたくなってしまいました。でも、最近、自分で行くのは回転寿司ばっかりです。だからその代償行為というわけでもないのですが、お寿司屋さんの本を買ってきてしまいました。著者の早川光さんは映画監督だそうですが、私には「東京名物」という、その名の通り、東京の様々な名物を紹介した本の著者というイメージしかありませんでした。東京に遊びに行ったとき、参考にしてますし。で、この本はといいますと「次郎よこはま店」というお寿司屋さんに早川さんが通い詰め、1年間の取材を行い、まとめたものです。この手のお寿司屋さんの蘊蓄ものというか、内幕ものというか、その類の本は結構好きで、ちょくちょく買います。で、買うたびに写真を見ているだけでもおいしそー、とよだれを垂らしております。
2000年10月24日(火)
「スーパーロボット大戦αを一生楽しむ本」ケイブンシャ刊
もう1冊「スーパーロボット大戦α」の攻略本を購入。とは言っても、こちらは本筋の攻略よりも、ゲームをより楽しむための情報を重点に置いた構成になっております。「第4次スーパーロボット大戦」の時も、同じ出版社の「一生楽しむ本」を読んでプレイしていました。開発者のインタビューなども収録。
2000年10月23日(月)
「トランジスタにヴィーナス」第1巻 竹本泉著 メディアファクトリー刊
待望の新刊です。この夏のコミケでイラスト集が販売されていた「トランジスタにヴィーナス」ですが、本編もようやく発売されました。時に2269年、列強の間にあって中立の立場に立つ観光惑星リスボンの女性諜報部員エイプリル・イーナスが主人公。竹本作品では珍しく、主人公は20歳以上、露出度高く、ちょっとキス魔。イーナスはともかく、個人的にはゲストキャラのミス・コスタスが好き。
2000年10月22日(日)
「LET'S FIRE/FIRE BOMBER」(CD:ビクター:VICL-573)
BookOffなんば駅南口店にて\950(中古)
以前少し言及した「不要な本を整理して人間らしい生活を回復しようキャンペーン」は現在でもぼちぼち継続中です。で、本日も難波のBookOffに文庫本を10冊ほど売りに行きました。この店では会員になると、本を買ったとき、売ったときに金額に応じて若干のサービス券(金券)をくれます。今日も少しばかりもらいました。そんな物を出すくらいなら、はじめから安く売れor高く買えという気もしますが、まあ、それは良しとしましょう。問題は有効期限があることで、私の手持ちでも今月末で無効になる分が若干。ということで何か買おうと店内をざっと見ましたが、あんまり物欲を刺激する物がありません。そんな中、中古CDのコーナーに「LET'S
FIRE/FIRE BOMBER」を発見。アニメ「マクロス7」の劇中に登場するグループ「FIRE
BOMBER」のアルバムという趣向。うむ、カラオケでこの中に入っている「PLANET
DANCE」を歌ってみたかったし、買ってみるか、ということでチケットを\900分使って、財布からは\52だけ使って購入しました。
2000年10月20日(金)
「ドリトル先生の英国」南條竹則著 文春新書刊
岩波書店から出ている「ドリトル先生」シリーズは子供の頃の愛読書でした。今でも大切に持っています。で、その中には色々と謎があって、例えばマシュー・マグがドリトル先生に餞別に持たせた「脂身のお菓子」とは何であろうか、というのはその最たる物だったりします。今日、書店の新刊コーナーで発見した本書はそういった長年の疑問に答えてくれるもののようです。もちろん、そういった一行知識的な物だけにとどまらず、社会背景などから「ドリトル先生」シリーズを分析しているところもあるようで、読むのが楽しみ。(積ん読本が増えてしまって、いつ読めるやら)
2000年10月19日(木)
「黒竜潭異聞」田中芳樹著 実業之日本社刊
著者の中国物短編集です。「チャイナドリーム」や「チャイナイリュージョン」などのアンソロジーに発表された作品を中心としています。これらのアンソロジーはさすがに買っていなかったので、田中氏の作品だけで1冊にまとまって非常にうれしゅうございます。堪能させていただきましょう。
「カフェ」No.5
枯野社刊
愛読している「カフェ」の最新号が出ていたので買ってきました。特集は「伝説のカフェを創ろう」。
「スーパーロボット大戦α攻略聖典」メディアファクトリー刊
ゲームの攻略本はいつも買う、というわけではありませんが、さすがに「スーパーロボット大戦」はデータなどが複雑ですから、必須でしょう。攻略本の棚には「スパロボα」のが何種類もあったので、どれを買ったものやら状態でした。その上、どれも分厚い!
で、適当に選んだのがこの「攻略聖典」。P544もあります。
2000年10月18日(水)
「スーパーロボット大戦α」(Playstation用ソフト)
なんば「スーパーポテト」にて\3280+税(中古)
あるwwwサイトで「スーパーロボット対戦α」の熱いプレイ日記を読んでしまい、自分でもプレイしたくなりました。新品で\6000以上しているので、ちょっと迷っていたのですが、中古で安くに売っているのを見て、即行で購入。いまさら解説するまでもない、様々なロボットアニメのエッセンスを凝縮したシミュレーションゲームであります。過去に「第4次スーパーロボット大戦」は熱を入れてプレイしたことはあるのですが、他の作品はほとんどプレイしていません。さて、男の熱い血潮をたぎらせることができるかな?(とか言ってオリジナルキャラの主人公は女性に設定してたりして)
2000年10月16日(月)
「猫っこ倶楽部ジュニア5」あおば出版刊
よくある猫大好きまんがのアンソロジーです。以前書きましたが、私自身はものすごーく猫が好き、というわけではありません。それでも猫関係のまんがを買うのは作品としては面白いか、好きな作者が描いているかのどちらかの理由。今回のこの本は竹本泉さんが描いているので買ったような次第。まあ、内容に関しては取り立ててどうということもなかったです。ただ、いつもの竹本作品のあとがきなどに登場する竹本さんの自画像は怪獣だか、恐竜だか、得体の知れない生き物なんですが、今回の作品では普通の人間でした。うーむ、珍しい物を見たような。
2000年10月14日(土)
「田山幸憲のパチプロ日記」(ビデオソフト:KSS発売)
日本橋トップジャパン\1000+税(中古)
私が私淑するパチプロ田山幸憲氏の著作が「パチプロ日記」であります。それをドラマ仕立てのビデオにしたのが、この「田山幸憲のパチプロ日記」。田山プロを斉木しげる氏が演じています。以前、レンタルビデオ店で借りて見たことはあるのですが、レンタル専用品ということで自分のものにすることができませんでした。いずれ、中古ビデオ店に流れて来るであろうと思っていたので、時折チェックしていたのですが、本日、ようやく発見することができました。ちなみに、田山プロ御本人も少しだけ特別出演されています。
2000年10月13日(金)
「アディのおくりもの」(Playstation用ソフト)
某所にて\1680+税(中古)
ようやく、「ドラクエVII」が終わったので、次のソフトを買おう、というわけではなかったのですが、ちょっと気になっていた「アディのおくりもの」が中古で安かったので、購入してみました。ログロックという器械を操作して言葉を変化させると、モノ自体も変化するという夢の世界でのパズルゲーム。パズルやゲームの出来はわかりませんが、真実の名前はその物の本質を表す、というイメージはちょっと魅力的。
(00/10/15追記)
T-ZONE日本橋店の店頭ワゴンセールを見ていたら、新品の「アディのおくりもの」が\980で出ておりました。がちょーん。
2000年10月12日(木)
本日の買い物:
「まんがタイムジャンボ」四コマ誌・芳文社刊
「まんがライフオリジナル」四コマ誌・竹書房刊
「キノの旅II」時雨沢恵一著・電撃文庫刊
「東京の江戸を遊ぶ」なぎら健壱著・ちくま文庫刊
「大導師アグリッパ/グインサーガ75」栗本薫著・ハヤカワ文庫刊
「ちゃらんぽらん男、居酒屋を作る」田中秀嗣著・新潮OH!文庫刊
と、何となく多かったので羅列してみました。いつもこれぐらい買い込む、というわけではありません。この中では「キノの旅II」が前作が結構面白かったので、個人的期待は大きい作品でしょうか。人間キノと言葉を話す二輪車エルメスとの旅の物語。
2000年10月10日(火)
「恐るべきさぬきうどん」麺通団著・新潮OH!文庫刊
このページには書いていなかったのですが、先日、「うまひゃひゃさぬきうどん」(「コスモの本」刊)という「さとなお」さんが書いた本を購入しました。ふとしたきっかけでさぬきうどんの魅力を知った「さとなお」さんが、家族3人でさぬきうどんを本場で食べまくり、また、考察を巡らすという面白い本でした。で、その中でガイドブック的に使われていたのがこの「恐るべきさぬきうどん」だったのです。香川県の出版社で発行されている本なので他の地方では入手が難しいようだったので、いったんは忘れていたのですが、新潮社から創刊された「新潮OH!文庫」の1冊として、発行されたのを知り、購入するに至った次第です。こちらは地元の方の書いた本、いかなるさぬきうどんの世界が描かれているのでしょう。
2000年10月9日(月)
「ウエストバッグ?」
梅田・大阪駅前第3ビル内「鹿鳴館」
PDAを入れる適当なケースというか、バッグがないかなとカバン屋さんの店頭を見ていたら、店員氏に何を探しているかと聞かれました。ベルトにつけられるバッグでちょっと大きめのやつという希望を伝えると、お客さん、ちょうどいいのがあるからこっち来て、と店内に。取り出されたのが、ベルトループのみが付いている、牛革製のバッグ。値札には\18000と付いているので、こっちは腰が引けているのですが、店員氏曰く、既製品ではなく、特注品なのだが、注文したお客さんが引き取りに来ない(だったか、キャンセルした)とのこと。\5000でいいからというのに、まだ逡巡していたら、税込みで\5000!と下がってきました。ということで、良さそうなカバンではあったので、まあええかと買ってしまいました。株式会社青木(日本橋小伝馬町)製。幅18cm、高さ24cm、厚み5cm程度。ポケット、ジッパー多数、携帯電話用ポケットあり。色は黒。牛革製。お買い得だったのか、つかまされたのかは神のみぞ知るという感じですが、LXとE-500と付属品若干を一緒に放り込んで使おうかと考えております。ちなみに、家に持ち帰ってニョーボに見せびらかしているときに、私の誕生日(今月なんです)プレゼントということにしように話がまとまったので、お金を出してもらいました。(最後のはノロケか)
2000年10月5日(木)
「おもいでエマノン」梶尾真治著・徳間デュアル文庫刊
生命発生から、現在に至るまでの記憶を持つ女性「エマノン」を主人公とする短編連作のSF小説。叙情的な雰囲気で結構好きです。以前、徳間文庫で出ていたと思いますが、最新作も加えて、新しい文庫シリーズに加わりました。イラストも鶴田謙二さんがカバー、本文とも担当しており、鶴田さんのファンの方も買い!、でしょうか。
2000年10月1日(日)
「科学忍者隊ガッチャマン/Vol.1&2」(DVDソフト:日本コロムビア:COBC-90201&COBC-90202)
日本橋ソフマップ7号店(ザウルス店)にて1枚\1000+税
このシリーズのDVDの内、Vol.4までが限定処分特価ということで売られていました。今回購入したVol.1と2が\1000、Vol.3と4が\2000という値段。Vol.1と2の定価が\2980ですから、こりゃ買うしかないでしょう。「ガッチャマン」は幼少の頃よく見ていた作品でもありますし。しかし、次に行ったら、もう無いんだろうな。一気に買っておくべきだったか?
「パチンコ実機攻略シリーズ/マジカルチェイサー3」(Windows用ゲームソフト:株式会社アンバランス)
日本橋ソフマップ7号店(ザウルス店)にて\2980+税
以前、プレイステーション版のシミュレータを購入したパチンコ台です。多分、ベースになっているのは同じプログラムではないかと思われますが、好きな機種なので買ってしまいました。TP600にインストールして、少し遊んでみました。まあまあ、液晶画面で見るにしては美しい画面かな。3連フラッシュ+顔が熱いぜ(って、何のことやら)
2000年9月28日(木)
「サクラ大戦〜轟華絢爛〜Chapter5」(DVDソフト:バンダイビジュアル:BCBA-0243)
正式なリリースは9/25だった模様です。今まで2ヶ月おきのリリースだったのが、今回は3ヶ月だったので忘れてました。5巻目にしてようやく、主人公さくらがメインのお話。
2000年9月27日(水)
「ちびとぼく」第1巻 私屋カヲル著・竹書房刊
猫の「ちび」と「ちび」をこよなく愛する高校生ケンヂ君を中心に展開されるギャグ4コママンガ。作者の私屋カヲルさんは少女マンガ畑出身の作家で、この「ちびとぼく」は初めての4コマの単行本です。現在、竹書房のまんがライフオリジナルとまんがくらぶに平行して連載されており、どちらの雑誌も買っている私のお気に入りの作品であります。現実の猫を主題としたエッセイ風コミックも面白いですが、こういうギャグものも捨てがたいものがありますね、「ホワッツマイケル」とか(って古すぎ)。
2000年9月26日(火)
「銀住吉特別純米酒900ml瓶」
梅田・阪急百貨店にて\1146+税
普段、家ではあまりアルコールを飲まないのですが、たまには飲みたくなることもあります。ビールか、日本酒になることが多いのですが、一升瓶だとちょっと持て余すこともあります。だからといって、四合瓶に入っているお酒でも、吟醸や大吟醸となると気軽に飲むにはちょっともったいない。ということで、純米クラスで四合瓶とかだと、重宝するのですが、あんまり種類がないんですよね。少なくとも酒屋さんの店頭ではあまり見ません。今日、阪急百貨店の酒売場を何の気無しに見ていたら、四合ならぬ五合入りの瓶で「銀住吉」という名前の酒があったので、購入。値段も手頃。日本酒度+5(辛口)で原料がササニシキ。山形県の樽平酒造の商品ということです。樽酒を瓶詰めしたものだということで、樽の香りもするのかなと期待。
2000年9月25日(月)
「タツモリ家の食卓/超生命襲来!!」
「タツモリ家の食卓2/星間協定調印」
古橋秀之著・電撃文庫(メディアワークス)刊
wwwサーフしている最中に、どこかの日記サイトで面白いというようなことが書いてあったので、一昨日だったか、試しに1巻目を買い、今日、読んでみたらなかなか面白かったので、2巻目も会社帰りに買ってしまいました。
未来世界/宇宙/神界などなどから、宇宙人/宇宙怪獣/美少女/女神様/猫型ロボットなどなどがやって来て、平凡な小学生/中学生/高校生/大学生/社会人の家に転がり込み、様々な騒動を巻き起こす、というパターンの物語は、それこそ星の数ほど書かれてきました。この「タツモリ家の食卓」もその系譜に連なる物語で、何を今更という感もなきにしもあらずですが、キャラクターの変さ加減が絶妙でなかなか面白く読ませていただきました。
こういうおきまりパターンでの物語というのをネガティブにとらえるのではなく、例えば、俳句における五七五、ミステリにおける密室ものや、ダイイングメッセージものなどのように、一種の型に基づく競作と考えれば、作者の個性や資質がよりはっきりして面白いかも、というテーマを思いつきましたが、それはさておき。
2作目の方は新しい登場人物の登場や、既に登場している人物の過去を語るという内容なので、ほとんどストーリーの進展はなく、完全に次作への繋ぎとなっているのは少しだけ不満でした。
2000年9月19日(火)
「Papa told me」第23巻 榛野なな恵著・集英社刊
お気に入りのシリーズの最新巻。掲載誌の「YOUNG YOU」を最近は読んでいないので単行本だけが頼りです。内容的には、相変わらずで、楽しませていただきました。さて、世間にはこの作品の主人公「知世(ちせ)」ちゃんを嫌う人もあるようです。確かに大人以上に知性的、悪いことは悪い、嫌いなことは嫌いとはっきり言う、ある意味、こまっしゃくれたいやなガキと言えないこともないです。私は好きですけどね。ただ、主人公に対する好悪の情と、作品そのものが好きか嫌いか、あるいは評価するかどうかというのはそれぞれ、別個の座標として存在し、相互に独立していると私は考えます。例えば、私は「赤毛のアン」という作品を愛読しています。しかし、(特に第1作の)主人公アンが現実にそばに居たら、うるさいんじゃ、どうでもええからだまっとけ!と、怒鳴りつけるような気がします。しかし、それでも「赤毛のアン」という作品は面白いことに変わりはないのです。まあ、アンと「Papa
told me」とでは作品の方向性が違うので簡単に比較するわけにもいかないのですが、大略、そういうことです。
2000年9月16日(土)
「Space/加納朋子の電子小説」
刊本はすべて読了した(つもりの)加納朋子さんの作品ですが、www上の検索をしたところ、「eNovels」というサイトで、電子ファイル化した作品を販売していることを知りました。「Space」という作品で、全12回の連載の購読権を購入するというスタイル。24字×23行が12ページほどが1回分で、それが12回。1回目だけは無料で読むことができます。価格は全12回分で\360(税込み)。私はWebMoneyを使用して支払いました。「ガラスの麒麟」や「魔法飛行」と同じ主人公の小説です。今のところ、第9回までが公開されています。内容については完結していないので言及しませんが、供給形態に関してはAcrobatのPDF形式というのが、疑問です。あくまで画像としてしか見ることが出来ない(テキストの部分的なコピーも不可能な模様)ので、テキストファイル化して、LXを始めとするPDAで見ることが出来ません。その上、1回分のファイルが500KB程度あります。テキストなら大したことのない分量だと思うのですが。
2000年9月12日(火)
「日本語へそまがり講義」林望著・PHP新書刊
油断していましたが、リンボウ先生の新刊が出ていました。奥付の発行日が8/4ですから、実際にはそれより前に出ていたのでしょう。日本語の様々な面をリンボウ先生一流の知識と見識とで切り取ったエッセイというところでしょうか。(まだ読んでません)
2000年9月11日(月)
「大阪人」2000年10月号(雑誌)
特集が「カフェと喫茶」だったので買ってしまいました。最近、喫茶店やカフェを語るのが流行ってるんでしょうか。まあ、喫茶店なんて流行りだから行く、なんてものではありませんが、私も、スターバックスがどうしたとか、喫茶店でチケットもらってきたとかやってますから、あんまり人のことは言えませんか。で、雑誌の方ですが、大阪におけるカフェ/喫茶店の起源やら、文化史的意味合い、いくつかの特徴的な喫茶店の紹介という内容。うーん、平岡珈琲店のドーナツ食べてみたいな。問題は平日の昼間しかやっていないということか。
2000年9月9日(土)
「男の華園」第4巻 桑田乃梨子著・白泉社刊
去年の5月に第2巻を紹介して、第3巻の紹介は抜けていましたが、このたび第4巻にして最終巻が発行されました。文学青年にして、男子新体操部員の麻生縁(あそうゆかり)君の恋の結末は果たして。既刊を何回も読み返していますが、桑田さんの作品って、何とも言えないほのぼのムードと身も蓋もないツッコミが同居して好きです。
2000年9月1日(金)
「ポケットモバイルケース」
秋葉原「Gamers」にて
本日はイベント的にはさしたることもありませんでした。ちょっと疲れてしまって積極的に動けなかったというのも多少あります。それでも、夕方にはやっぱり秋葉原へ。Gamersというゲームグッズ専門店で「どこでもいっしょ」の「ポケットモバイルケース」を発見。\2000+税でしたが勢いで購入。ポケットボードをターゲットにしている布製のケースで猫のトロの顔が刺繍されています。LXにも使えるだろうとい判断したのですが、その通り、サイズ的にはあつらえたようにぴったり。ちなみにGamersは大阪の日本橋にもあり、何回かのぞいているのですが、このケースは売っていなかったように思います。
秋葉原探索後、夕食を済ませ、時間つぶしに苦労して夜行バスの「ドリーム大阪」(22:20発)に乗車して帰阪の途につきました。
追記:この日、他に買ったもの
「機動警察パトレイバー劇場版」(DVDソフト)
秋葉原「ソフマップ」にて\8769(税込み)
ソフマップの何号店かは忘れましたが、夕食後(20:00を回ってました)、秋葉原の駅に向かう途中、通りがかったときにタイムサービス云々という言葉に惹かれ、購入。定価が\9800+税ですから、15%OFFということになりますが、さらにポイントが5%分ついているので実質20%OFFですか。
2000年8月31日(木)
「絵葉書」
新宿小田急百貨店内小田急美術館「四谷シモン−人形愛」にて
本日午前中の活動は上記の展覧会を見ることでした。役者でもあり、人形作家でもある四谷シモンさんの人形や、役者としての活動の記録を見たわけです。まあ、こちらの目的はあくまで人形だったのですが。記念にカタログでもと思いましたが、高い(\2300)し、かさばるので、お手軽な絵葉書を3枚ほど購入。機械仕掛けの少年の人形を1枚、少女人形を2枚。1枚\150でした。
午前中はかくのごとく、(私にしては)高尚な活動でしたが、午後は某所でパチンコを打ったり、秋葉原を彷徨したりと、相変わらずなのでした。
追記:この日、他に買ったもの
「サクラ大戦電幕倶楽部2」(Windows用デスクトップ用アクセサリ集)
秋葉原「LAOXゲーム館」にて\5580+税
壁紙、キャラクター音声、スクリーンセーバー、タイピングゲームなどをまとめたアクセサリ集です。家に帰ってから確認してみたら、一番期待していた大作のスクリーンセーバーが愛機ThinkPad600では動かないような…。ショック大です。
「CASSIOPEIA E-500」
秋葉原「ミナミムセン」にて\29800+税
もうすぐPocketPCも発売になるというのに買ってしまった理由はひとえに\29800という価格です。これでTFT液晶、CF
TYPE-II対応スロット、ついでにMP3プレイヤーにもなるんだから、遊べるでしょう。\39800出せばデジカメカードの付いたモデル(E-507でしたっけ)も買えたのですが、まあ、カメラはいいかと。また、ガジェットが増えてしまった。
2000年8月30日(水)
「EDWIN503」(ジーンズ)
池袋西武百貨店にて
8/30から9/1の3日間、休みを利用して東京に遊びに来ています。今回は単独行。例によって秋葉原巡りと食べ歩きで、特に目先の変わった趣向があるわけではありません。そういうわけで、一日中、歩いていたのですが、さすがに暑いです。実際に暑いのと、暑がって、水分をやたらととることが影響して汗がだらだら流れ、ジーンズまで湿っています。シャツなどは3日分持ってきていますから、いいのですが、さすがにジーンズの替えは持ってきていませんでした。と、いうわけで、20:00を回った頃、池袋(宿の最寄り駅)の西武百貨店のジーンズ売り場に行きました。いつも買っているLevi'sを探しましたが特殊なサイズ(笑)のため、見つかりませんでした。EDWINならサイズがあったので、仕方なく、購入。しかし、後で宿で合わせてみたら今までのジーンズよりもはきやすいような。ということで残りの二日はEDWINになりそうです。
さて、本来なら、私のwww上では各ジャンルごとのトピックを振り分けて書くべきなのですが、旅行中は、この「買いました」のページに適当なテーマを作り、ほとんど日記の記述を行います。家に帰ってから詳細な更新を行う予定ですのでご了承ください。
2000年8月26日(土)
「ドラゴンクエストVII」(Playstation用ソフト)
はい、何のひねりもありません。この項目執筆時点(8/26 8:00)ではまだ買っていませんが、予約済みですので、受け取りに出かけます。しかし、待たされましたねえ。
で、予約していた日本橋のPCXTOWNソフト館まで行き、\7381+税で購入。しかし、予約するまでもなく、品物は十分あったようで、どこにいっても積んであったようです。予約特典とかは何もなかったですね。以前(「ドラゴンクエストIV〜Vごろ)ならば、受け取った後、速攻で家に帰り、プレイしたのでしょうが、さほど慌てることもなくあちこち寄り道してから帰宅した、というのは私が年を取ったのでしょうか。
2000年8月23日(水)
「隅の老人の事件簿」バロネス・オルツィ著 創元推理文庫刊
以前、何かの小説のセリフに「まるで○○か隅の老人ですな」というようなセリフがあり、安楽椅子探偵ものらしいという程度の認識はあったのですが、そのまま忘れていました。書店で文庫の棚を見ていたときに、その現物を発見。奥付を見てみたら、1977年の発売でした。もっとも、作品そのものは20世紀初頭ごろに書かれており、「シャーロックホームズのライヴァルたち」と呼ばれるような作品群の一つだとか。少し読んでみましたが、「ホームズのライヴァル」というのには力不足ですが、それなりに面白くはあります。
2000年8月22日(火)
「中華名物考」青木正児著 東洋文庫刊(平凡社)
何とはなしに自分の日記を読み返していたら、神田神保町で、この「中華名物考」を見つけたが、高かったのであきらめたという記述がありました。その時の本は単行本でした。ふと思い立ち、検索エンジンで調べてみたところ、東洋文庫から出ているという情報を得ました。早速、心当たりの書店に電話をして確認したところ、在庫があったので、取り置いてもらい、会社帰りに速攻で購入。東洋文庫は結構高くて、この本も本体価格が\2400でしたが、まあ良しとしましょう。著者の青木正児博士(1964年没)は中国の文学、特に元曲(元時代の戯曲)の専門家ですが、私は岩波文庫版の「随園食単」の翻訳をされた方と認識しています。他にも御自身の随筆「華国風味」なども岩波文庫に入っていました。この「中華名物考」は中国の風習、文物、食べ物などに関する考証を集めた物で、本来は文学理解の一助とするために書かれたものと言えるでしょうか。
2000年8月20日(日)
「回転スシ世界一周」玉村豊男著 TaKaRa酒生活文化研究所発行/世界文化社発売
今日、書店で見つけましたが、1ヶ月以上前に出ていたようです。世界を席巻する日本の食文化「回転スシ」。その現状をパリ、ロンドン、アムステルダム、ニューヨーク、ロサンゼルスの諸都市で観察し、著者なりの考察を付加した本、ということになりましょうか。まだ読んでいないんで断定はできませんが。そうか、世界の各地でスシバーとかが流行ったということは聞いていましたが、回転スシも世界に輸出されたのですね。
2000年8月18日(金)
「小さなお茶会」猫十字社著 白泉社文庫刊
以前、愛読していたコミック作品「小さなお茶会」が最近流行りのコミック文庫で出ているのを発見したので購入。猫十字社といえば「黒のもんもん組」が有名ですが、あちらとは打って変わって、こちらはほのぼの路線といいましょうか。猫の夫婦、「もっぷ」と「ぷりん」が主人公で、なんとも優しげな雰囲気のショートストーリーが展開します。ただ、以前出ていたのは新書版で7巻ほどだったので、420ページほどの厚めの文庫とは言え、完全にダイジェスト版です。まあ、傑作選という位置づけなのでしょうが、そういうことは本のどこにも書いていないと言うのはちょっと不親切ですね。
2000年8月17日(木)
「東京つれづれ草」川本三郎著 ちくま文庫刊
著者の川本三郎さんは映画、文学、都市などに関する評論家ということなのですが、失礼ながら、私は最後の「都市」関連の著作しか読んだことがありません。「雑踏の社会学、「私の東京町歩き」、「私の東京万華鏡」などです。(いずれも「ちくま文庫」)東京を題材にした都市論というよりも、「散歩の達人」たる川本さんが実際に歩いたり、あるいは映画や小説の中に登場する東京という街(他の街も登場しますが)を巧みに切り取り、スケッチした文章たちと言うところでしょうか。で、文庫としての新刊の本書が出ていたので購入した次第。私がいつもやる、ある著者の作品を網羅的に消費していくというのではなく、思い出したように一冊一冊読んでいくというスタイルで愉しませてもらっています。
2000年8月13日(日)
「コミケ戦利品」
11日から13日にかけて開催されたコミックマーケットにうちのニョーボが参加してきました。あらかじめ、頼んでいたもの、特に頼んでいないものと取り混ぜて買ってきてくれました。問題なのはどのサークルで買ってきたのかがよくわからないところ。とりあえず、以下の品々。
「MorphyOne Tシャツ」
「MorphyOne マグカップ」
同じサークルの出品物です。TシャツはXLサイズで胸にMorphyOneのCGがデザインされています。マグカップは別デザインのCG。
「EVAデータCD-ROM」
「EVAデータFD」
この二つはそれぞれ別サークルの出品物。LXで動く動画規格「EVA」用のデータ集です。
「竹本泉複製原画集/ENUS Collection」
これは月刊誌コミックフラッパーの企業ブースで販売されていたもの。同誌に連載されている「トランジスタにヴィーナス」のイラストをA3サイズのカラー印刷にしたもの。冊子ではなく、1枚づつバラのシートになっています。竹本作品には珍しく、ちょっと色っぽいです。
「モンスターハウス巾着袋」
頼んだものではなく、ニョーボの見立てです。えんじ色の巾着袋のワンポイントに「CRモンスターハウス」のオバケをつけたもの。可愛いけど、何に使えというのでしょう。
2000年8月12日(土)
「ニッケル水素充電池&急速充電器」(松下電機製K-KJP5MB)
日本橋・J&Pシステムランドにて\4980+税
単3サイズの電池4本と充電器のセットです。LXで使うつもり。前はニッカド電池だったのですが、最近、手を抜いて、アルカリ電池ばかり使っています。電気食いの周辺機器を試してみるつもりがあるので、大容量タイプ(1550mAh)のニッケル水素電池を導入することにしました。詳細は後日、LX関連ページに書くつもり。
2000年8月9日(水)
「加納朋子の著作」
先日、「ガラスの麒麟」を読み、気に入ってしまった加納朋子さんの作品。私の行動パターンとして、既刊を根こそぎ揃えるであろうなあと思っていましたが、その予想通り、買ってしまいました。今日、まとめて買ったわけではないですので、念のため。
「月曜日の水玉模様」集英社
「沙羅は和子の名を呼ぶ」集英社
「掌の中の小鳥」東京創元社
「いちばん初めにあった海」角川書店
「魔法飛行」東京創元社
「ななつのこ」東京創元社
以上の6冊です。先に買った「ガラスの麒麟」とあわせて、既刊全巻だと思うのですが、他にあるかな。
まだ、全部読んだわけではないのですが、今のところ、すべて面白いです。傾向としては北村薫さんの作品に近いかなという感じ。
2000年8月7日(月)
「東京攻略マップ2000」メディアワークス刊
曰く「アニメ・ゲーム・ホビーファンのための究極の東京ガイドブック」、「”そのスジ”の買い物だったらこの1冊!」という謳い文句のムック本です。450軒の各種ショップのガイドが地区別に掲載されています。いつも、東京に行っても秋葉原ぐらいしか行かないので、この本を片手にあちこち回るのも一興かと。ちなみに、電撃ムックシリーズの1冊ですが、表紙イラストが水玉蛍之丞さんで、なかなか楽しいのも書店で手に取る一因。
2000年8月4日(金)
「絶版/史上最強のオタク座談会3」岡田斗司夫/田中公平/山本弘共著 音楽専科社刊
前作「回収」に続く第3弾にして、完結編。今回は「ギャルゲー」、「魔女っ子アニメ」、「アニソン、特ソン」などが俎上に。とはいえ、ジャンル云々より、そこで活躍する人の噂だか、真実だかの方が重要であり、面白くもある、というのが、前2作のスタンスでしたから、今回も多分そうでしょう。(まだ読んでません)
昨日、出たという情報を得て、大阪市内の何軒かの書店を探し回ってしまいました。新刊なので、潤沢に出回っていそうなものですが、みんな、買いに走ったのかしらん。
2000年7月31日(月)
「笹塚日記」目黒考二著 本の雑誌社刊
雑誌「本の雑誌」に掲載されている、同誌の発行人、目黒考二さんの日記です。元々、同誌の2ページの穴を埋めるための執筆された日記だったそうですが、好評につき、連載となり、さらには単行本化されたというわけです。基本的に、本を読み、編集作業を行い、ご飯を食べて、週末は競馬という淡々とした記述なのですが、読み出すとやめられない感じがします。その中で「本を読む」というのは雑誌の性格上、書評のためにというのもありますが、目黒さん自身が本を読むことがものすごく好きなんだなあというのがよく分かります。読書量が半端じゃないです。
2000年7月30日(日)
「サクラ大戦GB/檄・花組入隊!」(カラーゲームボーイ用ソフト)
日本橋「ディスクピア」にて\4560+税
この7/28に発売になったゲームソフトです。PCは別として、「サクラ大戦」系のゲームはセガのハードでしか発売しないのかと思っていたのですが、カラーゲームボーイにもなったのですね。プレイヤーは花組に体験入隊し、訓練とイベントをこなして、能力値を上げていき、最終的な評価を得るというゲームです。早い話が「プリンセスメーカー」とかと同じ考えにたったシステムですね。ホンの序盤をプレイしただけなので、まだイベントらしいイベントは発生していません。攻略本も出ているようですが、まだ、買っていないので余計な情報をいれずに一通りやってみようと思っています。通信機能を使って、他のGBの「サクラ大戦GB」や、ポケットサクラと連携した遊びも出来るそうです。
2000年7月28日(金)
「Tシャツ」
Dilbert Zoneから
夏と言えば、Tシャツが必需品となる季節です。何枚あっても使いでがあるものですから、買い足そうと考え、少しは面白い図柄のものを買おうとDilbert
Zoneの通販コーナーから2種類ほど選んで購入しました。注文したのは7/12だったのですが、本日、ようやく届きました。図柄は「THE
YEAR 2000 BUG IS NEXT ON MY LIST OF THINGS TO IGNORE」というものと「THE
NETWORK IS DOWN ! ...BUT, I'M FEELING BETTER」というもの。価格は前者が$9.99、後者が$15.99でした。送料が$18.95もかかっているのが少々もったいないような気がします。どちらも、Dilbert本人は登場せず、飼い犬のDogbertがメインで出ています。
2000年7月22日(土)
「チーズケーキ4種」
東京・目黒「ヨハン」
以前、NHKの教育テレビだったと思うのですが、技術系の会社を定年退職したおとうさんたちが、ある意味畑違いのチーズケーキ屋さんをやっているという話を見ました。一度食べてみたいと思っていたのですが、東京に行くと忘れてしまったり、時間的な都合がつかなかったりと機会がなかったのですが、今回の東京食い倒れ旅行にて、やっと行くことが出来ました。16:30ごろ、中目黒の駅からほど近い場所にあるお店に到着。あらかじめ、営業時間は10:00〜18:30までと確認しておきました。瀟洒なお店で、ショーケースの中には4種類のチーズケーキ。基本のナチュラル、酸味のあるサワーソフト、ゼリーをケーキ上面に流して固めたブルーベリー、少し甘めのメロー。カットしたものを各2、2、1、1個購入。\1953也。1個、\300か\330であります。ラウンドだと、\3300位でしょうか。暑い中、あちこち持ち歩くわけにはいかないので、一旦ホテルにチェックインして、部屋に備え付けの冷蔵庫に入れておきました。夕食を済ませてから、ホテルに戻り、夜食に二切れほど、残りを翌朝の朝食代わりに食べました。ベイクドタイプですが、よくあるふわふわした感じのものではなく、ずっしり、しっとりした食べ応えのあるケーキでした。私の口にはナチュラルが一番でしたが、他のタイプも捨てがたい。また、食べたいです。
2000年7月20日(木)
「たれぱんだのせんぷうき」(森田電工製MF-TP18D)
日本橋ジョーシン7番館で\2980+税
さすがに暑くなってきた今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私も暑さに強いたちではないので、夜、寝床で使う扇風機が必要になってきました。去年まで使っていたミニサイズの扇風機が首折れで使えなくなってしまったので、日本橋に行った折、購入してきました。ミニサイズでシンプルなものなら\1500位であるのですが、まあ、一種受け狙いということで「たれぱんだ」。一部スケルトンの部品が使われていて、涼しげと言えば、言えるかも。それと、パッケージがなぜか立派なバケツというか、ゴミ箱というか捨てるには惜しい作り。メーカーのwwwページではおもちゃ箱とかに利用すると書いてありますが…。
「ヨコハマ買い出し紀行」(DVDソフト:SPEビジュアルワークス:SVWB7040)
コミックスを愛読(最近出たのは2/23)している「ヨコハマ買い出し紀行」のDVDが発売になったので、購入。以前、LDなり、VHSで出ていたものと同じ物だと思うのですが、そっちは見ていないので確言はできませんが。
2000年7月19日(水)
「ガラスの麒麟」加納朋子著 講談社文庫刊
いつも見に行っているあるwwwサイトの読書コーナーで紹介されていたのが面白そうだったので、購入。作者については全然知りませんでした。ジャンルとしては推理小説。短編連作となっています。それぞれの短編個別でも良くできた作品だけれど、通読すると隠されていた全体像が明らかになる…、というのは受け売りで私自身はまだ半分ほどしか読んでいません。それでも面白く読んでいますから、他の作品も買いに走ることになるかと期待。
2000年7月16日(日)
「電子ブック版ホトトギス新歳時記」稲畑汀子編 三省堂刊
自分で俳句をひねることはもちろん、鑑賞することさえもほとんど無い私ですが、小説などの文学鑑賞の一助になるかと歳時記の電子ブックを買ってしまいました。というのは理由の一部で、この電子ブックにはオマケとして、国語&現代語辞典の「辞林21」も収録されているので、それにも魅力を感じてのことです。「歳時記」はPCで使うにとどまるような気がしますが、辞林21はLXにインストールしてやろうという野望もあります。その辺はいずれまたLXのページ辺りに書く予定。ちなみに、辞林21はバージョンアップして「新辞林」という書籍とCD-ROMが同梱された辞書になっています。
2000年7月10日(月)
「夏の魔術」田中芳樹著 講談社刊
徳間書店から出版されていた(いる?)田中芳樹氏の「夏の魔術」が新装版として、講談社から発売されました。加筆修正を加え、ふくやまけいこさんによる表紙、本文イラストもすべて描き下ろし。今後、シリーズの他の作品も講談社から出る上に、シリーズ完結編の作品も今年中に着手するということです。ただし、あとがきを信じるならば、ですが。そのあとがきの中の「一字で書けば鬼、二字で書けば悪魔、三字で書けば編集者」というフレーズには笑いました。(って、本編には全然触れてないな)
2000年7月7日(金)
「巡洋戦艦<ナイキ>出撃!」上下巻 デイヴィッド・ウェーバー著 早川書房刊
去年の末に購入した「グレイソン攻防戦」に続く第3作が出ていたので、購入してきました。前作で獅子奮迅の働きを見せた主人公オナーは新たに巡洋戦艦<ナイキ>の艦長となり、任地であるハンコック基地に赴く…、というのが物語の始まり。前2作では若干、読んでいるこちらが物語世界に慣れていないせいか、ストーリーに集中できないところがありましたが、この作品では違和感無く、すいすい読み進むことが出来ました。ただ、物語世界での事件の流れを重視するあまり、主人公オナーが関わっている部分が付け足しになってしまっているような印象が若干あります。何にせよ、続きが楽しみ。
2000年7月5日(水)
「アップルパラダイス」第3巻 竹本泉著・ノアール出版刊
今月も先月に続いて新装版。これにて完結です。主人公の一人、朝ヶ丘江里子は実は×××××だったのだという衝撃(そうか?)のエピソードが入っております。そんだけ。
2000年7月3日(月)
「エン女医あきら先生」第2巻 水城まさひと著・芳文社刊
去年の12/6に表紙絵買いで大当たりと思った4コママンガの続刊です。内容的には水準を維持しております。最近、掲載誌のまんがタイムジャンボ誌をこの作品目当てに買っているのですが、そこで登場する「みさき」さんの正体もわかってちょっとすっきり。大体そんなところと踏んでいましたが、あきら先生のいとこでした。しかし、こうして読んでみると、あきら先生って結構病弱何じゃないかという気がしてきました。本人が風邪をひいたり、寝込んだりするエピソードが結構多いぞ。
「ガールズ・ブラボー」丹沢恵著・芳文社刊
丹沢恵さんの唯一の学園もの作品だそうです。高校の演劇部を舞台に、最初はあまりやる気の無かった主人公「きりこ」が次第に熱意を持って活動するに至るまでを描いた感動巨編(ちょっと違うか)。やや、唐突な終わり方は連載が打ち切りされたためのようです。ストーリーを重視した4コママンガというのを個人的には評価しないのですが、この作品は全体のストーリーと一つ一つの4コマがそれぞれ、ぎりぎりのところでバランスを取っているかなと思えます。
2000年6月27日(火)
「くろくま日記」寺島令子著・竹書房刊
まんがライフオリジナル誌で連載されている「くろくま日記」が単行本化されました。寺島さんちで飼っている黒猫のくまこちゃんを主人公にしたエッセイマンガです。私は寺島さんの作品自体を可能な限りフォローしているファンであって、猫は嫌いじゃないけど、とっても好きというわけではありません。それでもやっぱり、読めば可愛いなとは思います。うちのニョーボは実家で猫を飼っていたので、このマンガを読んで猫を飼いたいと騒いでおります。
「トラブルカフェ!」第3巻 丹沢恵著・竹書房刊
本日のもう1冊の収穫は丹沢恵さんの作品。こっちはまんがライフ誌の掲載作品。前巻は2年以上前に出ております。丹沢作品の中では今のところ、一番好きかな。折に触れては本棚から引っぱり出して再読していますので、今回の第3巻も楽しみにしていました。別にこの作品に影響されたわけでもないのですが、最近、喫茶店に行ってコーヒーを飲んでケーキを食う機会が増えたような。スターバックスにも良く行きますし。
2000年6月25日(日)
「サクラ大戦〜轟華絢爛〜Chapter4」(DVDソフト:バンダイビジュアル:BCBA-0242)
TVで毎週「サクラ大戦」が見ることが出来るのでOVAシリーズも若干、ありがたみが薄らいでいますが、それはそれとして。OVAの方は番外編的な扱いですから楽しみ方が違ってきますね。今回はメインキャラクターが紅蘭と織姫のようです。つーか、少年レッドが主役か。
「ポケットサクラ」(万歩計+携帯ゲーム)
うーむ、先日、自分のを購入したわけですが、それを見たニョーボが欲しがったので、二つめを買いました。ポケットピカチュウの時も同じことがあったような。おめーは「何でも欲しがるクーレクレタコラ〜」かとツッコミをいれたい今日この頃でございます。
2000年6月23日(金)
「ヒューガルデンのオリジナルグラス」
江坂・東急ハンズにて
今日、妻の買い物につきあって、東急ハンズに行ったところ、ベルギービールの企画コーナーがありました。代表的な銘柄のビールを何種類かと、そのブランド毎のオリジナルグラスを販売していたので、ヒューガルデンの白(\370)を3本と専用グラス(\570)を購入。実はヒューガルデンのグラスは一つ持っているのですが、なぜかニョーボが(ビールを飲まないくせに)使いたがるので、古い方は使わせることにして、自分用に新しいのを使うつもり。ちなみに、古い方はマークの刻印が白。今日買ったのはカラーになっています。
2000年6月22日(木)
「ポケットサクラ」(万歩計+携帯ゲーム)
日本橋スーパーポテトにて\3339+税
以前、ポケットピカチュウという万歩計+ゲーム機を購入しました。私は買いませんでしたが、その後、カラー版も発売されています。この「ポケットサクラ」は同じ様なコンセプトで「サクラ大戦」のキャラクターがフィーチャーされています。カラー液晶版です。さすがに、歩数を増やしていくと、キャラクターとの親密度が上がるというだけではなく、決められた歩数ごとに色々とイベントが起こるようです。赤外線通信機能を使って、ゲームボーイ版「サクラ大戦GB」(来月発売?)と連係する機能もあるそうな。そちらも買いそうです。
「リモートルータ/YAMAHA RTA52i」
日本橋・J&Pシステムランドにて\39800+税
夫婦二人して、インターネットじゃ、パソ通じゃと通信回線使いまくりのくせに、今までは普通のアナログ回線でした。それが、ようやくISDN化する事となったので、先走ってルータを購入してしまいました。ホントはケーブルTVによるインターネット接続や、ADSLとかを使いたいと思っているのですが、どちらも使えない状況。次善の策ではありますが、ISDNでもアナログ回線よりはいいでしょ。当然、常時IP接続も申し込んでいます。開通は7月頭の予定。
2000年6月16日(金)
「新編懐古的洋食事情」第3巻 市川ジュン著・集英社刊
前巻を購入した際に第3巻は6/16に発売予定と書いたとおり、本日、書店の店頭で購入。これにて完結です。時代順で通読してみると、比較的、第1巻の方が、面白いかも。まあ、よりカルチャーギャップの激しい方がお話としては面白くなる道理ですね。
2000年6月12日(月)
「冷やしラーメン」
大阪市内の百貨店地下食品売場にて
なんでも、一部地方のラーメン屋さんには冷やしラーメン(冷やし中華に非ず)というメニューがあるそうな。不幸にして、私はまだ食べたことがありませんでしたが、先日、難波の高島屋地下にある「マダムリー」という中華総菜屋さんに、カップに入った「冷やしラーメン」が売られておりました。別添えのスープをかけるだけで食べられるというもの。ものは試しと買っていきました。1個\450+税。夜中におやつとして食べてみた(太りますね〜)ところ、結構いけるではありませんか。さすがにゆで麺を長時間置いてですから、麺のコシとかは全然ありませんでしたが、みょーにスープが後を引くのです。別に最上等の素材で丁寧に作ったスープ云々とかいうレベルではないのですが、なんでかなと考えてみたところ、適度に油が入っているので、口当たりがまろやかに感じられるのですね。ちなみに、薄目の醤油味で、酸味はありません。塩分濃度の違いはあるでしょうが、普通のラーメンスープと傾向は同じです。それに具として、チャーシュー、ネギ、青梗菜らしい青菜が乗っかっております。気に入ってしまったもので、今日、梅田の阪急百貨店の地下にある「マダムリー」に行ってみたところ、店頭にありませんでした。支店によって品揃えが違うのか、単に売り切れていたのか。ということで、今日は正確には「こんなモン買えませんでした」になってしまいました。
2000年6月8日(木)
「アップルパラダイス」第2巻 竹本泉著・ノアール出版刊
先月に続いて「アップルパラダイス」の新装版。読んで、つくづく思いますが、この作品って数ある竹本作品の中でも一番変な(というか何でもありというか)設定ですね。学校の裏手にピラミッドはあるは、青銅の巨像の灯台はあるは、巨大モグラがトンネルを掘っているは、タコが空を飛んでいるは、って、これを読んだ人は何のマンガかわかりませんね。
2000年6月4日(日)
「NEC LaVie
LU45L/33D」(ノートパソコン)
日本橋J&Pシステムランドにおける店頭価格は\198000+税
ニョーボのなので、番外です。今まで彼女が使っていたノートPCの具合がおかしくなってしまい、修理に出そうにもその間、代替機があるわけで無し、ということで贅沢なことではありますが、新しいのを買ってしまいました。古いのは家庭内サーバにでもするか?と私は目論んでいるのですが…。購入に当たってはニョーボと二人、4時間ほど日本橋を歩き回りました。NECの機械にしたのは前のがそうだったからという程度で大きな理由があるわけではありません。値段とスペック(AMD
K6-2 450MHz/HDD6GB/メモリ64MB/13.3インチTFT)的にどこのメーカーを選んでも大差がないというのが実状。私としてはIBMのiシリーズの新機種がオススメだったのですが、ポインティングデバイスが彼女のお気に入りのパッドタイプでないので候補からはずされました。それを除くと、CPU、HDD容量など上回っているのに安くて良かったんですが。さて、本体と一緒に64MBの追加メモリとATOK13のパッケージも購入。税込みの合計価格が\226000でした。結構な値段しましたねえ。で、機械としての内容ですが、これと言った派手なところがない機種です。いわゆるA4ファイルサイズのオールインワンタイプで、バンドルされているソフトもMSオフィスくらいで、他はどうでも良い(失礼)ものばかり。実際、セットアップ後、いらないソフトはびしばし削除しているようです。ある意味、ツールとして必要な性能を満たすことが肝要という姿勢はわが妻ながら天晴れ。
2000年6月1日(木)
「さよりなパラレル」第4巻(最終巻) 竹本泉著・角川書店刊
竹本作品が続きましたが、こちらはかつて竹書房から発行されていた作品の新装版。そんなに前じゃないと思っていたのですが、以前の版の第4巻を買ったのが、1996年の7月でした。善し悪しはともかく、角川って、よその社が出していた作品を引っ張ってくるということを頻繁にしますね。それはともかく。「さよりなパラレル」はふとしたことからパラレルワールドを放浪する羽目となった女子高生岡島さよりが行く先々の世界で騒ぎに巻き込まれるというSFコメディです。この最終巻でようやく元の世界に戻ってくることが出来たわけですが、あとがきによると、掲載誌のコミックガンマが休刊になったため、物語が終わってしまったそうで、それが無ければ(ネタが続く限り)物語は続いていたそうです。竹本ファンとしては非常に残念。
2000年5月30日(火)
「てきぱきワーキンラブ」第5巻 竹本泉著・エンターブレイン刊
前巻から8ヶ月ぶりですか。書店で出ているのを発見して、即行で購入。うーん、事前のチェックから漏れていたか、不覚不覚、と思っていたのですが、後で調べてみても、発売予定に見つからないのと、本書のあとがきに発売が1ヶ月早まった云々という記述もあるので、各種情報も間に合わなかったのかもしれません。その上、発売が今までのアスキーからエンターブレインという会社に変わっています。これはアスキーの出版部門を分社化したものらしいです。さて、そういったことはともかくとして、内容はいつもの通りでございます。この巻で一番好きな作品は巻末の人格バックアップの話でしょうか。(珍しく)主役の一人、エダルトのラブストーリーになっているような。
2000年5月29日(月)
「リンボウ先生の『是はうまい!』」林望著 平凡社刊
愛読しているリンボウ先生の新刊が出ていたので、購入しました。奥付による発行日は今月の17日。コロナブックスという写真を多用した叢書シリーズの1冊。日本各地の食材をテーマに、一つの食材に写真4ページ、エッセイ4ページという構成になっております。曰く、伊勢海老、蜆、鰈、穴子、鮎、イラブー、烏賊、蛸、秋刀魚、鰤、河豚、鱈場蟹、甘鯛、飛び魚、筍の15種類。書き連ねていって気が付きましたけど、ほとんど魚介類ですね。ま、それはともかく、読んでみて、うんうんとうなずいたり、うまそーと思ったり、それは違うで、と思ったりと、128ページの小冊ではありましたが、楽しみました。お気づきのことと思いますが、私は本とかテレビで見るとすぐに影響されて食べたり飲んだりしたくなるたちなので、はなはだ罪作りな1冊。
2000年5月28日(日)
「玉村豊男 モバイル日記」玉村豊男著 世界文化社刊
先日、同じ著者による「小さな農園主の日記」を紹介しましたが、続けて新刊を購入。以前は手書き派であった著者がパソコンを使いこなし、その上、海外でモバイルするまでになった経緯をまとめてあります。だからといってオビの「私はいかにしてデジタル人間になったか」という文句は大げさなような気もしますけど。
2000年5月27日(土)
「BARレモン・ハート」第16巻 古谷三敏著 双葉社刊
バー「クール」の後はバー「レモンハート」、と狙ったわけではありませんが、タイミングが良かったですね。このところ、1年に1冊のペースで刊行されているようで、前巻も去年の5月に出ています。うーん、続けてこんな本やコミックを読むとお酒を飲みたくなって仕方がないです。その上、今、これを書いている横ではテレビでハンガリーのトカイワイン(世界的に有名な貴腐ワイン)の紹介なんかやってるし。
2000年5月26日(金)
「銀座名バーテンダー物語」伊藤精介著・中公文庫刊
銀座7丁目にある正統派スタンディングバー「クール」のマスター古川緑郎さんへの聞き書きと、著者による取材をまとめた本です。元の単行本が1989年刊行、この文庫版が1999年2月の刊行なので、最新刊というわけではありません。古川さんは1916年生まれですから、今年で84歳ですね。この本によると、「クール」はお酒と多少の会話を楽しむためのバーであり、BGMさえ無いそうな。当然のことながら、カクテルがおいしいそうですが、また、ハイボールもおいしいとは別口から得た情報。関東在住ならすぐにでも飛んでいきたいところですが、大阪人なので、機会を見つけて行ってみたいと思います。
2000年5月25日(木)
「鉄鍋のジャン!」第27巻(最終巻) 西条真二著・秋田書店刊
先月、前巻を購入してから間を置かずに最終巻が刊行されました。長らく楽しませてもらいましたので、これで終わりなのは非常に残念。物語は今まで続いていたダチョウ料理勝負が、とりあえず終了。続いて、ジャンたちと、さる主要登場人物との勝負になるかと思われたのですが…。最後の方はかなり駆け足という印象。オマケで、特別のエンディングが付いていましたが、これは作者、完全に遊んでいます。オマケのエンディングはともかく、雑誌連載時のエンディングは描こうと思えば続編はいくらでも描けそうです。「続・鉄鍋のジャン!」期待するのはダメかな?
2000年5月24日(水)
「ネットでお買い物:到着編」
旭屋書店ネットダイレクト
ちょうど1週間前に注文したものが本日届きました。本命の品は「中国の古典名著総解説」(自由国民社刊)。これは版元に在庫があったので、OKでしたが、ダメもとで注文した「パチプロ告白記」(正続・田山幸憲著)はホントにダメでした。送料が\380かかりましたので、近場の本屋さんで買える本だとこのサービスを利用するメリットはありませんが、家まで届けてもらえるのは楽で良いかもしれません。
2000年4月23日(日)〜5月22日(月)
「池波正太郎のエッセイ多数」
先日来、書店の文庫の棚を見るたびに、池波正太郎氏の未読のエッセイを買い、読んできました。結果、次のような書目を購入。「男のリズム」角川書店、「気ままな絵筆」、「池波正太郎の映画日記」、「私の歳月」、「新私の歳月」以上講談社、「フランス映画旅行」、「江戸切絵図散歩」、「映画を見ると得をする」以上新潮社、「私の風景」、「食卓のつぶやき」、「小説の散歩みち」以上朝日新聞社、「夜明けのブランデー」文藝春秋。都合12冊ということになりました。さすがにこれだけ読むと、同じ話題が重複していたり、すべてがすべて傑作とは言い難くなってきたりはしますが、逆に、ある本で簡単に書かれていることが、ああ、別の本で詳しく書いてある、あの話題だなとかいうことがわかって、面白くなってきたりします。現に、勢いがついて再読しはじめた「池波正太郎の銀座日記(全)」には随所に試写室で映画を見た話がありますが、それに関しては「映画日記」などの記述が思い出されて、読んでいて新鮮な感じがします。
2000年5月21日(日)
「ゲームボーイカラー他一式」
日本橋ソフマップにて
今更ながらですが、ゲームボーイカラー(赤)と対戦ケーブル、ソフトとして「ポケットモンスター銀」とコーエーの「スイートアンジェ」をまとめて購入しました。毎年恒例(当たり前ですが)のニョーボへの誕生日プレゼントでございます。ホントは6月ですが、前渡し。去年はワンダースワン、一昨年はポケットピカチュウと、なんかそんなものばっかりという気がしますが、本人がほしがるから仕方がないということで。しかしですね、宝石とかに比べりゃましとはいえ、まとまると\15000以上してますから、馬鹿になりません。
2000年5月20日(土)
「新編懐古的洋食事情」第2巻 市川ジュン著・集英社刊
先日第1巻を購入した「懐古的洋食事情」ですが、第2巻も出ていました。5/18に出ていたようです。いつも、大洋社という書籍卸会社のwwwサイトでコミックの発売日はチェックしているのですが、なぜかこのシリーズに関してはチェック漏れ。おかしいなと思ったら、コミックではなく、文庫本なので、そちらの情報を見るべきなのでした。ちなみに、次巻は6/16発売予定のようです。
2000年5月19日(金)
「ピエタI&II」榛野なな恵著・集英社刊
いつも「Papa told me」のシリーズを愛読している榛野なな恵さんの作品。「I」の方は先月に出ていました。今日買ったのは「II」の方。全2巻で完結。内容はというと、うーん、私が説明すると薄っぺらな感じになってしまいます。主人公は自傷癖があり、彼女のことを理解することが出来ない家族(特に義理の母が怖いぞ)を持つ理央(りお)。そして、理央と運命的に出会い、なぜか理央のことを理解することが出来る佐保子。ちなみに「ピエタ」とは「キリストの遺体を膝の上に抱き悲嘆に暮れている聖母マリアの姿を表した礼拝図像のこと」(小学館「日本大百科全書」より)なので、物語の展開がそういう方へ行ってしまうのかと思いますよね。結構救いのない展開をするのですが、果たして二人は幸せになることが出来るのか、てなところでしょうか。
2000年5月18日(木)
「おうちでスタバセット」
スターバックス心斎橋PARCO店
最近、スターバックスにはまりつつあるということを以前、「食いました」のページで書き、ポットを買ったという話も書きましたが、今度は家でスターバックスのコーヒーをいれて飲むことが出来るようにいくつかの品物を購入しました。まず、当然ながらコーヒー豆。一番オーソドックスな「ハウスブレンド」という豆を一袋。これが\870。いれるための道具として、一番小さいサイズのコーヒープレス。360cc入り。これが\1250。最後に、別になくても良いんでしょうが、コーヒースクープ(計量スプーン)が\450。税込み合計が\2698也。これで家でいつでもスタバの味だと思っていたのですが、1回目はコーヒープレスの扱いがまずかったのかちょっと粉っぽかったりして。
2000年5月17日(水)
「ネットでお買い物」
旭屋書店ネットダイレクト
ちょっと読みたくなって探している本があり、梅田の書店を何軒か回って見つからず、むなしく帰ってきました。そういえば、曽根崎の旭屋書店に「ネットダイレクト」とかなんとかいうポスターが貼ってあったなと思い出し、探してみたところ、上のリンクにそのサイトがありました。サービスとしてはクロネコとかがやっているのと大差がないとは思います。www上で本の検索と注文が出来るというもの。旭屋書店に在庫があればすぐ発送されるし、無ければ通常の取り次ぎ経由になるのでしょう。ものは試しと、会員登録を行い、本命の探求書と、以前、別のサービスで注文を出したけれど、品切れで帰ってきた本とを発注してみました。さて、どれくらいでレスポンスがあるかな。
2000年5月16日(火)
「ジンギスカン・グレイテスト・ヒッツ」(CD:ビクター:VICP-5219)
先日、クジラ料理を食べた後、ビアレストランを経由して、カラオケになだれ込みました。一人は途中で帰ってしまって、残された3人で熱唱1時間半と楽しい時を過ごしたのですが、その終わりごろ、友人Sが「ジンギスカン」という曲を歌ってみたいけど、歌詞が何語かわからない、と言います。まあ、試してみれば良いではないかとかけてみました。曲自体は聞き覚えのあるものでしたが、なんと歌詞はドイツ語でした。ほぼ初見でドイツ語の歌詞を歌いこなせるはずもなかったのですが、途中に入る笑い声とかで結構盛り上がりました。こうなるとちゃんと歌いこなせるようになりたいと思うのは人情。てなわけで、あちこち探してみたところ、心斎橋のMIYAKOという店でCDを発見。ちなみにグループ名もジンギスカン、1979年のデビュー曲も「ジンギスカン」です。他に「目指せモスクワ」という曲もヒットしていますのでご記憶の方もあるでしょう。いかにもキワモノ臭いグループですが、CDを聞いてみると存外悪くないです。私は結構好き。ただし、歌詞カードの訳詞をみてみると何じゃこりゃという感じになりますが。ちなみに、何か情報がないかなとwwwの検索をしてみたら、そのものズバリのページがありました。
2000年5月15日(月)
「とんかつの誕生」岡田哲著・講談社選書メチエ
何かの書評で見て気になっていた本を発見したので、購入しました。目次を見、ぱらぱらとめくってみた限り、とんかつだけではなく、日本における洋食の始まりに関して、手堅くまとめてあるという印象です。私はこの手の本が結構好きで、小菅桂子さんの「にっぽん洋食物語」とか、山本嘉次郎監督(黒沢明監督の師匠)の「日本三大洋食考」とか、秋山徳三(「天皇の料理番」のモデル)の著作とか本棚に並んでいます。あるいは最近購入した「新編懐古的洋食事情」もその流れといえますね。
2000年5月12日(金)
「小さな農園主の日記」玉村豊男著・講談社現代新書刊
最近すっかり「旅する人」から「種まく人」になってしまったエッセイスト玉村豊男さんの日記。私は「料理の四面体」あたりで玉村さんの読者となり、その後も、出版される著書は全部では無いものの、ぼちぼちと読んできました。この「小さな農園主」というのはそれまで東京暮らしだった玉村さんが心境の変化からか軽井沢に農園を作り、運営している様子が主体となっています。すごいと思うのは、流行りで「田舎暮らし」をやっているというようなレベルではなく、ブドウ園を作ってワインも作り、そろそろ市販しようかというところまでいっていること。ちなみに、その農園「ヴィラデスト」のwwwサイトもあります。
2000年5月11日(木)
「アップルパラダイス」第1巻 竹本泉著・ノアール出版刊
先日の「うさぎパラダイス」に続き、「アップルパラダイス」も新装版で発売。で、書き加えられたあとがきが目当てで買ってしまいました。なんだか不思議な学校「聖林檎楽園学園」を舞台に江崎まりあん、西園寺京子、朝ヶ丘絵理子の3人の女の子を主人公として、竹本さんらしい話が展開するという作品。(わかったようなわからんような説明ですな)
2000年5月9日(火)
「半熟マルカ魔剣修行!」ディリア・マーシャル・ターナー著・早川書房刊
ハヤカワ文庫のFTの新刊(とは言っても刊行から1ヶ月近くたっているようですが)。「宇宙船が魔法で動く!?そんな世界でちびっこ剣士マルカ、大奮闘!」というオビの文句とカバーイラストの女の子だけを根拠に買ってしまいました。後で原題を見てみると「OF
SWORD AND SPELLS」という落ち着いたものだったので、読んでみたらかなり印象が違うかもしれません。
2000年5月8日(月)
「ホタルイカ」
近所のスーパーにて1パック\158+税
冬の終わりから出始めるホタルイカ。うちの近所のスーパーでも茹でたものがパックで売られています。当然、富山湾あたりから来るのでしょうが、全国各地に出荷されるほどたくさんとれるのでしょうか。私は大阪在住ですが、3月から5月あたりにはコンスタントに目にします。出始めは同じパックで、\350位していたのが、だんだん値段が下がってきて、今の時期には上に書いたとおり\158とお買い得。食べ方は至ってシンプルで、付いてくる酢味噌をつけるだけですが、お酒の肴、ご飯のおかず、どっちでも好きです。かわいらしいイカを丸のまま、ぷちっと噛みつぶすと中から肝の味が広がります。しかし、取れたてならば生で刺身に出来るそうです。茹でてもこれだけうまいなら、刺身だとどんなに美味なんでしょうね。まあ、無い物ねだりをしても仕方がありません。先日買ってきた「浦霞」の純米酒がありますので、それと一緒に楽しむことにしましょう。
2000年5月4日(木)
「新編懐古的洋食事情」第1巻 市川ジュン著・集英社刊
最近、コミックスの文庫化が盛んですが、これもB6版の全5巻で発行されていたシリーズの文庫化です。もともと、「陽の末裔」という長編の外伝的な作品で、明治から昭和初期にかけての洋食というものを題材として、本編の登場人物たちのエピソードが短編で語られるという趣向です。本編を知らなくても充分楽しめる作品で、実際、私も本編はこの作品をすべて読んでから手に取りました。で、単なる文庫化ならわざわざ買い直すこともなかったのですが、エピソードを物語内の時系列に並べ替えて編集(だから「新編〜」なわけ)してあるので、ちょっと面白いかなと。
2000年5月3日(水)
「正官庄蔘元内服液」
近所の薬局にて\1048+税
GWもこれから本番というところで、どうも風邪をひいてしまったようです。昨日、久しぶりに散髪して襟足を露出させたのがいけなかったのかな。あいにく、ニョーボは今日から某方面へ出かけてしまい、こちらはしばらく独り身。ふらふらと最寄り駅の近くまで行って、昼食を済ませ、ついでに薬を買ってきました。普通のカプセルの薬も買ったのですが、店のお姉さんが滋養強壮にと勧めてくれたのがこの品。30ml入りの内服液が1本でこの値段。いままでユンケルとか、ああいったドリンク剤を買ったことがないので、相場は知らないのですが、結構な値段ですよね。まあ、試しに買うのも良かろうと1本だけ買いました。で、寝る前に飲んでみましたが変な味。高麗人参と各種生薬が配合されているそうですが、効くのかな。輸入元のwwwサイトがありましたので、ご参考までに。
2000年5月2日(火)
「スターバックスロゴ入りのステンレスポット」
梅田HEPファイブ7F「スターバックス」にて\3700+税
もの自体は500ml入りのステンレスの水筒です。象印のサハラとかああいうタイプ。蓋(兼コップ)にスターバックスのロゴが付いているのが見た目で違うところ。スターバックスでは自前のタンブラーなどを持参すると飲み物が\20offになりますから、この水筒にコーヒーを詰めてもらうようにすれば、半年も通い続ければ元が取れると。なんかあからさまに企画倒れですな。ま、スターバックスで使うというより、家でコーヒーを作って会社に持って行くも良し、折しもGWですから行楽のお供にするも良し。
2000年4月27日(木)
「鉄鍋のジャン!」第26巻 西条真二著・秋田書店刊
前回、23巻を買った話から、間をすっ飛ばしてしまいましたが、ようやく「ダチョウ料理」勝負の作品が出そろい、審査が開始されました。ライバル二人の料理はあんまり、「ダチョウ」料理である必然性が感じられないのに対し、主人公ジャンの料理はダチョウの肉の特性を踏まえ、その上インパクトがある(というかありすぎるというか)のに、物語の中ではあんまり評判は良くなさそう。未読の方のため、ネタばらしは避けますが、確かにすごい素材を使ってます、はい。
2000年4月25日(火)
「スーパーパチスロ777」竹書房刊
いわゆるパチスロマンガ誌ということになりましょうか。私はパチンコは(最近稼働率が落ちてますけど)打ちますが、パチスロはほとんど打ちません。それがなぜ今日に限ってこの雑誌を購入したかというと、愛読しているwwwサイト「パチンコで生きるということ」の作者であるKTさんが「スロプロ道(みち)」という記事の第1回で取り上げられたからです。KTさんのサイトがどういうサイトであるかは見ていただければわかります。面白い(という一言で済ませるほど単純ではありませんが)ので、是非ご一読を。それはそれとして、この雑誌、買おうと思って探したら結構手間取りました。普通の本屋さんではあまり見かけないので、コンビニを何軒か回ってようやく入手。
2000年4月21日(金)
「日曜日の万年筆」池波正太郎著・新潮文庫刊
「田園の微風」池波正太郎著・講談社文庫刊
「池波正太郎の春夏秋冬」池波正太郎著・文春文庫刊
池波正太郎氏のエッセイに関しては結構読んでいるつもりでした、が聞いてあきれます。ふとその気になって、行きつけの少し大きい本屋さんで文庫の棚をざっとチェックしたところ、未読のエッセイ集がこれだけ見つかりました。まあ、コレクター的情熱で目録などを精査してリストを作っているわけではないので、穴はかなりあるとは思っていましたが。目に付いたものからぽつぽつ読んでいった方が長く楽しめるので、今後はあまりムキになって探すようなことはしないと思います。
2000年4月20日(木)
「パチプロ日記IX」田山幸憲著・白夜書房刊
田山プロの日記も数えて9巻目です。今回は1998年5月から11月まで。ねぐらを用賀のC店から同じく用賀のH店に変更した時期であります。H店は等価の店なので、田山プロの戦法には合っているんじゃないかと思います。書き下ろし「奥高尾紀行」も収録。
2000年4月16日(日)
「パチンコ必勝文庫3巻&7巻」竹書房刊
BOOK OFF心斎橋店にて各\300+税
このところ進行中の「不要な本を整理して人間らしい生活を回復しようキャンペーン」の一環として、コミック以外の書籍も処分しつつあります。今のところ、文庫本を少々売り払った程度で、今日も「BOOK
OFF」の心斎橋店に文庫本16、新書ノベル3、ハードカバー4を持ち込んだわけです。「BOOK
OFF」は古本屋さん、というよりも本のリサイクルショップという方が似つかわしい店で、このところ店舗数が増えて、TVCMでも宣伝しています。買い取り価格はかなり安く、文庫で\50、新書で\70、ハードカバーが\150というところ。梅田の「まんだらけ」にコミックを持ち込んだときの価格を考えると馬鹿馬鹿しい限りですが、捨てるよりはまし、と割り切っています。さて、そうして20数冊の本を売ったあとで売場を見てみますと文庫のフロアに「パチンコ」というコーナー(といっても棚一段の半分くらい)がありました。そこで「パチンコ必勝文庫」のシリーズがあったので、持っていない3巻と7巻を購入した次第。竹書房から発行されている雑誌「パチンコ勝」(当時は「パチンコマル勝」か)に掲載されていた機種紹介のページをまとめたもの。刊行は少し古くてそれぞれ1992年、1994年ですから、ほとんどホールには残っていない機種ばかりです。でも連チャン機が現役だった頃なので、なかなか面白い台もちらほら。私は遅れてきたパチンカーなので、こういうのも打ってみたかったと思うことしきりであります。
2000年4月14日(金)
「青春わすれもの」池波正太郎著・中公文庫刊
続けて旧刊です。初版は1974年。私は池波正太郎氏の偏った読者ですが、エッセイに関しては結構読んでいるつもりでした。ところが、この本は出ていることも知らなかったのですからお恥ずかしい限り。内容は池波氏の生い立ちから作家として出発するあたりのところまでの半生記というところです。断片的なエピソードとしては今まで読んだエッセイなどに書かれていましたが、通しで読んでみると、やはり面白いです。
2000年4月13日(木)
「いまどき真っ当な料理店改訂版」田中康夫著・幻冬舎文庫刊
刊行は1997年で新刊というわけではありませんが、たまたま書店で面白そうだと思って購入しました。レストランガイドということになります。田中康夫氏の著作は(まわりくどい文体が好きではないので)あまり読んだことはありませんが、この本は楽しめました。タイトルからわかるように田中氏が「真っ当な」料理店を紹介していくスタイルを取っており、もちろん、素直にその店に行きたいとも思うのですが、「真っ当」さの度合いを説明するために「真っ当でない」料理店(それも結構有名店)が引き合いに出されるというところが、なかなか。その論に根拠があるかどうかは別として、人の悪口というのは楽しいなあ、と。まあ、俎上にのせられる方はたまったものではないでしょうが。
2000年4月9日(日)
「クロテッドクリーム」
梅田・阪急三番街「FERTA」にて\380+税
イギリス式のお茶の時間に欠かせないお菓子の一つがスコーンです。日本の喫茶店などではホイップクリームとジャムが添えられてくることが多いようですが、林望さんの著作によると、実際にはクロテッドクリームというものを添えるのが本式であるそうです。日本でも1社だけ作っている会社があるというのも、書いてありました。ここまでは前提知識として持っていましたが、スコーンにそこまで凝っているわけではないので、殊更に探したりはしなかったのですが、今日、たまたま別のものを探しに輸入食材が揃っている店に来て、乳製品のコーナーを見たところ、クロテッドクリームを発見してしまいました。カップに130g入りで\380。商品名は「中沢クロテッド」。中沢フーズという会社の製品なので、多分、林さんのエッセイで言及していた会社ではないかと思います。これは味わわなくてはなるまいと、いっしょにブルーベリーのジャム(こっちは普通のアヲハタ製)も買い込み、スコーンを売っている店を探し回って、そちらも無事に入手しました。そして夕食後、デザート代わりに味わってみました。早い話が生クリームを煮詰めて濃度をつけたものなので、これ自体には甘みはなく、クリーム自体のコクのみがあります。ジャムと合わせて食べると甘みとコクが揃ってちょうど良いというところでしょうか。ちょっとだけイギリス気分。
2000年4月7日(金)
「うさぎパラダイス」竹本泉著・ノアール出版刊
なぜか竹本泉さんの旧作が出版社を変えての再刊です。前回は1992年にHobbyJapanからだったと思います。再刊に当たってはあとがきが10ページ追加されたり、カラーページが復活したりしています。ただ、判型がA5からB6に小さくなってしまったのは残念かも。竹本泉さんの作品といえば、竹書房から出ていた「さよりなパラレル」が角川書店から再刊されつつあるというのもあります。そちらも買ってます。
2000年4月4日(火)
「ごめんあそばせ」第9巻 丹沢恵著・芳文社刊
四コママンガ家の丹沢恵さんの新刊です。前巻は去年の8月に出ています。前にも書いたことがあると思いますが、ストーリーマンガと違って雑誌への発表順序と単行本への収録順序とは必ずしも一致しておらず、今回の収録作品も1996年から1997年にかけての作品。それでも読んでいて違和感が無いというのが何とも。話が飛びますが、かつてみのり書房から発行されていた雑誌「アニパロコミックス」、もしくはその系列の雑誌に「とみいみく」名義で作品を発表されていたのが誰あろう丹沢恵さんであるというのを聞きました。でも、どんな作風だったのかさっぱり覚えていないんです。アニパロコミックスは全部読んだはずなんですが。
2000年4月3日(月)
「波止場日記」エリック・ホッファー著 みすず書房刊
以前、このページに書いたことのある「歩くひとりもの」の冒頭で紹介されていた本です。読んでみたいと思っていたのですが、版元では品切れ状態の様子。www上で古書店の目録を効率よく検索するサイト(「古本屋さんに行こうよ」)というものを見つけたので、調べてみたところ、「書麓」という古書店の目録に発見することが出来ました。目録上での価格は\1500でしたが、注文後、状態が悪いので\1000に値引きすると先方から申し出てくれました。送料として、\310。内容は本職沖仲仕にして、社会思想家の著者が1958年頃つけていた日記です。日々の暮らしに関することと、折に触れて巡らしている思想の断片が相半ばしているようです。
2000年4月2日(日)
「回収/史上最強のオタク座談会2」岡田斗司夫/田中公平/山本弘共著
音楽専科社刊
前作「封印」に続く第2弾です。オタキング(岡田)、正しい音楽家(田中)、と学会会長(山本)の三氏によるオタク座談会。今回のメインテーマは「特撮モノ」。まだ読んでいないので、前作と比べてヤバさが増加しているのかどうか楽しみです。
2000年3月30日(木)
「ブレーメンII」 第1巻 川原泉著・白泉社刊
実は川原泉さんの作品も好きです。エッセイコミック的なものを除くと、ものすごく久しぶりの新刊のような気がします。この「ブレーメンII」は1998年から雑誌に掲載されているSF的設定の作品ですが、1985年に発表された「アンドロイドはミスティー・ブルーの夢を見るか?」(「カレーの王子様」所収)の続編でもあります。そちらも久しぶりに引っぱり出して読んでみたら絵柄のあまりの違いにびっくりしてしまいました。それはさておき。人類の版図が銀河レベルに拡大したために、慢性的な人手不足状態が出来する。それを打開するため、一人の科学者が考えた方法とは動物たちの知性を人間並みにまで引き上げ、労働力とすることだったのだ、と書くとハードSFのようですが(そうか?)、絵を見ていると着ぐるみミュージカルというか。まあ、話も基本的にはほのぼの路線ですし。第2巻に話が続く(はずの)「やぎさんゆうびん」だけはちょっとスプラッタかもしれません。何にせよ、続きが楽しみです。
2000年3月25日(日)
「西遊妖猿伝」 第16巻 諸星大二郎著・潮出版刊
前回、購入報告したのが1999年7月27日に購入した12巻でしたが、その後もコンスタントに買い続け、16巻に至りました。この巻にて第2部の河西回廊編は完結であり、書かれているのも今のところ、ここまでなのでひとまず終わりということになります。しかし、まだまだ一行が唐の国を出たばかりであり、物語としては全然進んでいないように見えるのがすごいところ。あとがきによると西域編が書かれればおなじみの火焔山とか、牛魔王とかが出てくるらしいです。それと私が誤解していたのですが、この巻までに登場していた「恵岸行者」という登場人物が「沙悟浄」に当たるキャラクターだと思いこんでいたのですが(1999年3月26日の項に書いてます)、そうでは無さそうです。早く書いて欲しいなあというのはわがままなファンの勝手な希望ですね。
2000年3月23日(木)
「OL進化論」第16巻 秋月りす著・講談社刊
前巻購入からほぼ半年ですね。うーん、やっぱり安定して面白い。逆に言えばマンネリかもしれませんが。ちなみに主役級登場人物の内、私のお気に入りはじゅんちゃんでしょうか。同じ作者の「ちんたらぽんちゃん」(だったか?)の主役「ぽんちゃん」とほぼ同一のキャラクターのような気はしますが、どじでおっちょこちょいだけど憎めないというマンガのような(マンガだってば)性格です。
2000年3月22日(水)
「大阪うまい店100選」 クリエテ関西刊
雑誌「あまから手帖」の出している小型のムック本です。先日、行きつけの店であり、「食いました」のページでも度々取り上げている心斎橋の「ドイツツヴァイ」のマスターに3月ごろに出る本に掲載されるからと教えてもらっていたのですが、それがようやく発売になった模様。めくってみると確かに「ツヴァイ」も出ており、なるほどなあ、プロが紹介するとこういう風になるのかと感心することしきり。「ツヴァイ」以外の99のお店もどれもおいしそうで、懸案の店が増えてしまいました。
2000年3月21日(火)
「本棚」
セシールの通販で\9800+税+送料
厳密には私が買ったというより、ニョーボが買ったものです。このページの3/5分にも少し書きましたが、私が買った本が山をなしており、寝室の畳の上を占領しています。不要な雑誌類は資源ゴミに出し、二度と読みそうにないコミックは売り払い、と、ちびちび減らしてはいるものの、作業するにも積み上げてあっては効率が悪いと。どうせ、すべては処分できずに残す本もあると。となっては、しかたがないので、新しい本棚を導入し、部屋の見映えを多少なりとも良くし、収納するしか手はないであろうという結論。なるべくスペースファクターが良いように、背が高く冊数をこなせるタイプということで、「オープンラック」と称する、高さが180cmで幅が75cmの本棚を選択。公称490冊収納可能だそうです。これで部屋がすっきりするといいんですが。
(2000/03/28追記)
えーと、このページを見て本棚を買う人もないでしょうが、ちょっとした問題があったため、書き加えておきます。この棚のシリーズには幅が何種類かあり、その中で購入した75cm幅のもの固有の問題だと思うのですが、本を詰め込んでいったところ、可動式の棚板(都合5枚あります)が、少したわむことが判明。組立式の棚自体は正面から見ると「日」の字型をしており、上下にそれぞれ可動式の棚板を好きな間隔ではめ込んでいきます。作りつけの中央の棚板は特に問題ありません。この棚より幅が大きいものは中央に立て板が1枚入って「田」の字型になりますし、幅が狭いものは同じ強度でも乗る本が少ないし、短い分、強度もあるということで、多分問題ないでしょう。
ちなみに、本の山ですが、小さくはなりましたが消滅はしていません。(爆)
2000年3月20日(月)
「サクラ大戦〜轟華絢爛〜Chapter2」(DVDソフト:バンダイビジュアル:BCBA-0240)
日本橋・ソフマップザウルス館にてポイント使用で税込み\2000ほど(本来は税抜き定価\5800で10%off+5%ポイント還元)
先週第1巻を購入して、結局、大して間を置かずに買ってしまいました。今回のメインキャラクターがアイリスやからな〜、まあ、すぐ買ってしまうとは思ってたんですけどね。
「出張で寄れるうまい店」大槻茂著・小学館文庫刊
著者は新聞記者で各地に勤めていたときに安くておいしい店を食べ歩いた経験を元に、この本を書いたそうです。全部で75店が紹介されていますが、私がたまに社用&私用で行く東京の店、地元である大阪の店もいくつか紹介されているので、今後の参考にさせてもらおうと購入しました。さて、この本をネタにした成果が「食いました」のページにあらわれるのはいつになるでしょう。
2000年3月19日(日)
「こねこもいっしょ」(ポケステ対応プレステソフト)
日本橋・ソフマップザウルス館にて\1579(税別)
前作、「どこでもいっしょ」の追加ディスクです。「どこでもいっしょ」には何種類かのキャラクターがいますが、一番の人気キャラクターであろう「井上トロ」の仔猫時代だけが入ったディスクというのがこの「こねこもいっしょ」のコンセプトですね。なんせ「トロ」は最近、CMタレントとしてデビューしてますからね。プレイするに当たっては「どこでもいっしょ」のディスクが必要なので、腐海に沈んでいたディスクの発掘が必要でした。で、ポケステにインストールして言葉を一つだけ教えたぐらいで、仔猫(「トト」と命名)が寝てしまったので、後は明日以降としましょう。
2000年3月12日(日)
「サクラ大戦〜轟華絢爛〜Chapter1」(DVDソフト:バンダイビジュアル:BCBA-0239)
先週まで(多分)大阪ローカルで「サクラ大戦」のOVA「桜華絢爛」のシリーズをテレビ放送していました。全4回のシリーズを見て、結構面白かったので、新シリーズの方の「轟華絢爛」も見たくなったような次第。日本橋のニノミヤ本店で15%offで購入。すでに「Chapter2」も出ていますが、それは後日。
「孤独のグルメ」久住昌之原作・谷口ジロー作画・扶桑社文庫刊
以前、単行本を紹介したコミックが文庫化されました。奥付に「一部加筆」の文字があったのでダブりを承知で買ってしまいましたが、少なくとも、読んですぐわかるようなちがいはありませんでした。まあ、好きな本なので、いいか。
2000年3月11日(土)
「豆大福」
文京区「群林堂」にて
豆大福を求める人で行列が絶えない和菓子屋さんです。買った後、早速、駅のホームで1つ味見。ちょっと塩気の効いた餅、たっぷりのエンドウ豆、甘みを抑えた餡と酒飲みでもいけるという感じでしょうか。その上、ほのかな暖かみが残っていておいしゅうございました。
「爪切り」
日本橋人形町「うぶけや」にて
店名の「うぶけや」とは「うぶ毛でもよく抜ける」毛抜きが創業時(もちろん今でも)の評判の商品だったからということに由来する、刃物のお店です。その他、手作りの刃物が色々と取りそろえられた店内で、たぶん一番安い商品を買ってきました。皮ケース付きで\950+税。家に帰って試してみたところ、良く切れますが、サイズが小さいので、私にはちょっと使いにくい。もう1サイズ大きいのを買えば良かったと後悔。
「佃煮」
佃島「佃源田中屋」
ご存じの通り、「佃煮」の語源は佃島で作られたからであります。そして、今でも3軒の佃煮屋さんがあって、伝統を今に伝えているわけでありますが、その中の「佃源」さんでお買い物。買ったのは「きりいか」(100gで\630)、「葉とうがらし」(100gで\290)、それと瓶詰めの海苔の佃煮(大瓶で\470)。前2者は大阪ではちょっと見ないかなという気がしたので。といっても、常に佃煮屋さんをチェックしているわけではないので、大阪にもあるものなのかもしれませんが。
ちなみにこの3軒のお店のネタ元は「東京名物」(早川光著・新潮社刊)なのでした。私の基本的スタンスはミーハーなので、本を片手にあちこちうろうろということもやります。さすがにHanakoではやりませんが。
2000年3月10日(金)
「サイバーツール(アーミーナイフ)」
「ぷらっとホーム」にて
コンピュータ関係の作業をするのに特化したアーミーナイフです。VICTORINOX社製。34種類の機能があるとのことですが、トルクス(8、10、15)にまで対応したドライバーがくっついているというだけでもわかる人にはわかる、という感じかな。
2000年3月8日(水)
「初めてのPerl第2版」 Randal L. Schwartz/Tom Christiansen共著 オライリージャパン刊
使い込んでいる人にしてみれば何を今更という感じでしょうが、Perlの入門書を買ってきました。「Jornada690でマイペディアを使う」で少しだけ言及しましたが、Perlのスクリプトでデータの編集を行う手順があります。それを自分なりに改良するか、あるいはいっそ一から自分で作るかしようと一念発起。他の人の作ったスクリプトの出力文字列を変更する程度の修正をしたことはありますが、Perlの基礎知識は皆無。仕事で使うこともある(かもしれない)ので、入門書を探して、見つけたのがこの本。まあ、オライリージャパンのUNIX系の本なので、無難であろうという読みもあります。
2000年3月6日(月)
「ルートビアその他」
クリスタ長堀「みーぐるぐる」にて
夕刻、心斎橋駅改札から出て、地下街のクリスタ長堀を西へさして歩いていたら「みーぐるぐる」という沖縄物産店を発見しました。品揃えはそこそこ。なぜか、ルートビアという炭酸飲料、オリエンタルコーラ、お菓子で「タンナファクルー」というものを購入。ルートビアは、スヌーピーの好物ということになっております。A&Wというブランドの製品。オリエンタルコーラというのはオリエンタルカレー(なにか懐かしいですな)のマークがついた缶に入っています。締めて\761。飲料は\115+税という値段です。
家に帰って、風呂上がりにルートビアを飲んでみました。コップにあけてみると色はコーラのよう。口をコップに近づけるとぷんとサロンパスのような香りが漂います。このへんでかなり怖じ気づいてます。飲んでみるとうす甘い炭酸水で他に味らしいものは感じられません。そして飲めば飲むほどサロンパスの匂い。うーん、スヌーピーは本当にこの飲み物を好んでいたのであろうか。初めてコーラというものを飲んだ日本人も「こんな薬臭いものが飲めるか」と思ったでしょうが、それに近い感想かもしれません。
2000年3月5日(日)
「榛野なな恵のコミック」
梅田「まんだらけ」にて
部屋に本、雑誌、コミックが山をなしているので、ニョーボに減らすことを命じられてしまいました。不要な雑誌は資源ゴミに出すとして、不要コミックの内、売れそうなものは処分しようと思い、紙袋に何冊か詰め込み、梅田の「まんだらけ」へ売りに行きました。冊数からすれば焼け石に水の感なきにしもあらずですが。大体、B6版で\150、新書版で\100という売値でした。ただし、在庫がたくさんあって買い取れないというのもあるのでヘタをすると重いのを持っていって全然売れないということもあり得ます。
さて、売った後、せっかくなので売場をざっと見て回りました。で、タイトルのものを発見。「パイナップルモーニング」と「グリーンロマンス」全3巻。1冊\200+税です。榛野なな恵さんは「Papa
told me」のシリーズが代表作ですが、これはYOUNG YOU誌に掲載されています。現在はこの雑誌が本拠になっているようですが、それ以前はセブンティーンという雑誌に作品を発表されていたようで、これらの作品も掲載誌はセブンティーンになっています。84年から85年ごろの作品。内容はともかく、さすがに絵柄がちょっと違うなあという感じ。
2000年3月2日(木)
「少女革命ウテナ/アドゥレセンス黙示録」(DVDソフト:スターチャイルド:KIBA-474)
昨1999年に劇場公開された「少女革命ウテナ」の劇場版のDVD化です。劇場でこの作品を見た際にパンフレットを買ったという話をこのページに書いたこともあります。内容についてはその際に書いていますから繰り返すこともありませんが、付け加えるとするなら、絵はキレイだということでしょうか。まあ劇場の大画面でへなちょこな作画を見せられたらどうしようもないので、当たり前と言えば当たり前。
2000年2月29日(火)
「コドクエクスペリメント」第1巻 星野之宣著・ソニーマガジンズ刊
星野之宣さんの新刊であります。ぶっちゃけた話星野版「エイリアン」です。そんでもって、(話の冒頭でいきなり解説されますからネタバレにはならないと思いますが)「コドク」というのは「孤独」じゃなくて、「蠱毒」の意味です。ある星で行われた最強生物を作る実験で生み出された怪物が20年後、調査隊を襲うというのが基本的なプロット。随所にはめ込まれた道具立て、人物造形などが後で伏線として生きてくればなかなか面白くなるとは思いますが、とりあえず第1巻なのでちょっと様子見。
2000年2月28日(月)
「寺暮らし」森まゆみ著・みすず書房刊
先日「その日暮らし」を買った後、やっぱり正編にあたる「寺暮らし」も読みたくなり、いつも行く何軒かの本屋さんを回ってみたのですが、見つかりません。本屋さんに注文を出すか、ブックサービスの類で取り寄せるかしようと思っていました。それとは全く関係なく書評の類でもないかとwwwの検索をしたところ、「雄朋堂」という古書店のwwwサイトにある目録で「寺暮らし」を発見しました。価格が\800と手頃(定価は\1800)だったので、即行で注文。別に\300の送料がかかりますが、郵便振替で後払いなのでクレジットカードなどを使うよりは気楽。それが本日届いた次第。ちょっと日焼けしているところはありますが、おおむね美本。早速読み始めました。
2000年2月27日(土)
「ザブングルグラフィティ」(DVDソフト:バンダイビジュアル:BCBA-0368)
1983年に公開されたTVアニメ「戦闘メカザブングル」の劇場版です。今までソフト化されたことはあったのかな。TVアニメの劇場版といえば総集編というのはおきまりで、この作品も若干の新作カットはあるとはいえ、その例に漏れません。一応、ストーリーの流れを追ってはいますが、始めからTV本編を見ていない人は相手にしていないというのはお約束。脈絡無く名場面、珍場面が挿入されるのもそれに拍車をかけています。まあ、それはそれとして、個人的には「ザブングル」は好きでしたし、この映画版も劇場で見たので、ちょっと懐かしく思いながら見ました。定価\7800はちょっと高いですが。
2000年2月25日(金)
「銀河英雄伝説」第11巻 田中芳樹原作 道原かつみ作画・徳間書店刊
コミック版「銀英伝」も11巻を数え、原作の第2巻の終わりにまでたどり着きました。オビには「第1期完結」となっています。気になったので、日記を調べてみたら私がコミック版の第1巻を買ったのが1990年の1月27日でした。大阪は阿倍野の「ユーゴー書店」という本屋さんで、その日たまたま道原かつみさんのサイン会をやっていたと、日記には書いてあります。私はサインはもらわなかったんですけどね。それはともかく、新刊として出たばかりだったと思いますので、ちょうど10年前ということになります。このペースで進むとコミック版が完結するのは2040年ですね。うーむ。
2000年2月23日(水)
「ヨコハマ買い出し紀行」第7巻 芦奈野ひとし著・講談社刊
丁度1年ぶりの続刊です。基本的に変わっていませんが、「アルファ」さん、やっている喫茶店が台風で吹き飛ばされたことをきっかけとして、旅に出てしまいました。珍道中ものになるのかな。次の巻が楽しみですが、また1年後ですかね。文明が衰退しつつある世界を舞台にしたコミックというと富士宏さんの「午後の国」シリーズが好きなのですが、続き出ないかな〜(無理か)。
2000年2月22日(火)
「その日暮らし」森まゆみ著・みすず書房刊
この「森まゆみ」さんという方の著作は読んだことがなかったのですが、あとがきに惹かれて買ってしまったエッセイ集。曰く「『その日暮らし』とは、ハンド・トゥ・マウスの意味ではない。(中略)未来のために現在を犠牲にしない生活をさす。『終始何物かに策うたれ駆られて』(森鴎外『妄想』)生きるのは嫌だ。(中略)その日食べるだけのものを買い、友だちから借りもして、簡潔に暮らしたい。長くて百年のはかないいのちだからこそ」。他に著作として、この本の正編にあたる「寺暮らし」があるそうなので、そちらも読んでみたいと思います。
2000年2月19日(土)
「ハモンセラーノ」
梅田・阪急百貨店地階食品売場「伊藤ハム」コーナーにて
夕刻、食料品売場を歩いていたのですが、伊藤ハムのショーケースの中に「ハモンセラーノ」などがあるではないですか。私は小説家「壇一雄」のエッセイに出てきたのを読んで知ったのですが、スペインの生ハムです。それが骨付きもも肉の形のまま、どーんと。日本初登場とあります。Trevelez(トレベレス)というのは産地の名前でしょうか。世界三大生ハムの一つとありますが、他の二つは何でしょね。100gで\1400と良い値段が付いています。で、せこいようですが、100gだけ切ってもらいました。帰ってから食べてみたところ、今までにオードブルなどで食べたことのある生ハムとは明らかに味が違います。わりと肉そのものの味が残っている感じです。
2000年2月17日(木)
「携帯電話/関西セルラー:C303CA」
道頓堀近く・デジタルデポ戎橋店にて\2800+税
年に1度か2度の恒例行事みたいなものですが、携帯電話の買い換えです。現在、DoCoMoのiモード機P501iを使用中ですが、それに替わって、関西セルラーのcdmaOne機「C303CA」(カシオ製)。結構人気があるらしく、今日、買おうと思って携帯電話ショップを探してみて、3軒目でやっと在庫がありました。デザインがG-SHOCKを思わせるフォルムで、なおかつ、JIS保護等級7相当という防水性を持っていることなどがこの機種にした理由です。それから、他のcdmaOne機でも同じだと思いますが、パケット通信で64kbps対応であることとEZ-PIMという自分用のwwwページでPIMデータを管理して、PC、携帯電話いずれからでも内容が確認できるというサービスを試してみたかったというのも、乗り換えた理由です。
2000年2月15日(火)
「プリン」
心斎橋・大丸地階食品売場にて
例によって、会社帰りに心斎橋の大丸。地下1Fと地下2Fとを結ぶエスカレーターの前に、あちこちの食べ物屋さん(おおむねお菓子屋さん)が、ある程度の期間限定で、自慢の商品を売るコーナーがあります。今日通りがかると「洋風駄菓子屋Copine(コピーヌ)」という店が出店していました。売っている物はプリン。売場を歩いているときにキャラメルの香ばしいにおいが漂っているなと思っていたのですが、この店が匂いのもとだったようです。ちょっと小振りのアルミカップに入ったプリン。上にはキャラメルがおいしそうな色を見せています。その場でバーナーを使っているので、あの香りが漂ったと納得。4つ買って帰りました。食後のデザート代わりにニョーボと二人で賞味。カスタードプリンというより、クリームブリュレ風とはニョーボの言ですが、私も一口食べてこのプリンは好きだと思いました。キャラメル部分は砂糖がちょっとカリッとしたテクスチャー。プリンそのものは柔らかめ。ニョーボに「このプリン、いくらだったら買う?」と尋ねると「\250なら買う」とのこと。正解は1個\130(税込み)でした。お買い得感高し。
2000年2月11日(金)
「パチプロけもの道」田山幸憲著・幻冬舎アウトロー文庫刊
白夜書房から出版されている「パチプロ日記」で有名な田山幸憲氏の初の文庫本。かつて出版されていた「パチプロ告白記」、「続・パチプロ告白記」という2冊の本を再構成、加筆したもの。氏の生い立ちとパチプロとなった理由、手打ちからデジパチの初期に至るころのエピソードや交流のあったパチプロたちの群像などが描かれています。漫画化された「パチプロ日記Before」の原案とも言えるでしょう。私も「告白記」2冊を読みたいとかねがね思っていましたが、古本屋さんなどで探しても簡単に見つかるはずもなく、今回の文庫化は非常にうれしいできごとです。ただ、「古臭くなった部分は切り捨て」られているので、その部分も読みたかったなとは思っています。
2000年2月10日(木)
「菊姫山廃純米&ホタルイカ黒造り」
心斎橋・大丸7F催事場にて
石川県の物産展を開催中。心斎橋の大丸は週末が20:00まで営業なので、そのつもりで会場に入ったのが19:25。ところが19:30までだったようで会場内は後かたづけが始まりつつありました。あわててざっと見回したところ、お酒のコーナーがあったので菊姫の山廃純米の四合瓶を購入しました。\1400(税込み)。家ではちびちびとしか飲まないので四合瓶の方が手頃なのですが、単価が安くなるせいか、大阪ではあまり見かけません。一升瓶なら珍しくないんですけどね。それと肴にすべく、ホタルイカの黒造り。こちらは\850+税。帰ってから味見しましたが、ホントに真っ黒。小振りのイカがそのまま漬け汁の中に漂っているのを引き上げてぱくり。そこへ菊姫を冷やのまま、ぐいっと。たまりまへんな。
2000年2月9日(水)
「dancyu3月号」 プレジデント社刊
グルメ雑誌と呼べばいいんでしょうか。私が食べ歩きの類が好きだというのは「こんなモン食いました」のページなどを作っているから、わかっていただけると思います。だから食べ物に関するエッセイ本やガイドブックはよく買うのですが、雑誌にまでは手が回りませんでした。しかし、今日、たまたま書店で目に付いたこの雑誌の特集が「旨すぎる!日本酒」だったもので、買ってしまいました。「神亀」の酒造りが8ページにわたって紹介されているし、最近注目すべきお酒の紹介もあるし、よい酒を飲ませる居酒屋さんの紹介もあるしで、\860の値段は安かったです。特に居酒屋さんの紹介は東京が中心ではあるのですが、大阪のお店もいくつかあり、一つなどは私の自宅の隣の駅前にあるようなので、是非今度行ってみようと目論んでいます。われながらミーハーだとは思いますが。
2000年2月7日(月)
「歩くひとりもの」津野海太郎著・ちくま文庫刊
1993年刊行の単行本を読んでいたので、1998年刊行のこの文庫版は気が付かなかったか、気が付いていても読んだものだから別にいいやと思っていたかのどちらかです。主義ではなく、習慣としての独身生活を語るエッセイ。単行本刊行時で著者の津野さんは55歳前後だったわけですが、本のタイトル通り、ひとりもの(独身者)でした。そのことを声高にではなく、淡々と、しかし深く語っています。私自身はしがない妻帯者ですが、こういう生き方もありやなあとちょっとだけあこがれてもいました。文庫版には関川夏央氏、山口文憲氏との鼎談が追加され、それが文庫版を購入した理由でもあるのですが、その中に津野さんが結婚したという話が書いてあり、ちょっとびっくり。なるほど、主義としての独身者ではないわけです。
2000年2月5日(土)
「吉野朔実劇場・お母さんは『赤毛のアン』が大好き」吉野朔実著・本の雑誌社刊
以前から「本の雑誌」に掲載されている漫画家吉野朔実さんの読書コミックエッセイが単行本化されたものです。単行本になっているとは知らなかったのですが、この本は第二弾で既に一冊目として「お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き」が刊行されているとか。私が読む本とほとんど重ならないので、本に対する感想などが適切かどうかはわかりませんが、著者自身、友人、知人たちの読書に関するエピソードを読んでいるだけで楽しめます。
2000年1月27日(木)
「ポポロクロイス物語II」(Playstation用ソフト)
日本橋「ソフマップザウルス館」にて\5220+税
前作、「ポポロクロイス物語」はクリアしました。なかなか出来の良いRPGだという感想を持ちました。アニメチックロマンチックRPGという謳い文句の通り、イベントシーンで昔の東映のアニメーション作品を彷彿とさせるようなアニメが流れていい雰囲気を出していました。これが後のTVアニメーションにもつながっていったのでしょうか。番外編たる「ポポローグ」も買いましたけど、そちらは途中で投げ出してます。そして、最新作である「II」です。ホンの導入部分をプレイしただけなので、感想は書きませんが、主役のピエトロとナルシアの声が違う声優さんになっていて、ちょっと違和感。
2000年1月23日(日)
「黒の剣」(Playstation用ソフト)
東京・秋葉原「リバティー」にて中古で\3580+税
ぜーんぜん、予備知識も何もないソフトなんです。一応、RPGらしいということと、声優が結構豪華かも、というぐらいしかわかりません。それでも何となく気になっていました。中古で安くなったら買ってみようと思っていたのですが、なかなか値段が下がらず、日本橋で見つかるのは中古で\4500位のものぐらいでした。今回、秋葉原で\1000ほど安かったので、えいや、で買ってしまいました。
「終末の過ごし方」(Windows用ゲームソフト)
東京・秋葉原「LAOXゲーム館にて\5250+税
えーと、ビジュアルノベルという系列のゲームになるのでしょうか、Leafの「痕」とか、あの辺りですね。テキストを読んで、たまに選択肢が現れてどれを選ぶかで物語の流れが変わるというやつ。ほんでもって、成人向けゲームでもあります。なぜか登場する女の子がみんな眼鏡っ子というのが珍しいか?
それはともかくとして、先だって、NiftyのFHPPCでこのゲームのデータを吸い出して、LXでプレイするためのツールが発表されました。「痕」でも同様なツールがありますので、紹介したこともあります。というわけで、このゲームを購入したのはあくまでツールを試すことが目的であって、Hゲーをしたいからではありません。ええ、そうですとも。
2000年1月22日(土)
「Freedio
FZ-500P」(カシオ製小型プリンタ)
東京・秋葉原「若松通商」にて\5980+税
手のひらサイズで重さも280gという超小型プリンタです。元々、\29800位していたと思うのですが、同じシリーズの小型スキャナと共に、最近、投げ売り状態になっています。この値段ならおもちゃにしても惜しくないですね。メーカーがサポートしているのはWindows95/98だけのようですが、オンラインソフトウェアによる対応でPalmシリーズでも使えるようです。LXとかJornadaで使えるようになると、楽しいんですが。
「帝國華撃團
電幕倶楽部」(サクラ大戦アクセサリー集)
東京・秋葉原の某ジャンクソフトショップ(店名失念)にて\1200
秋葉原の表通りに面したジャンクソフトばかり売っている店で購入しました。なんか、独特の値段付けをしている店で、商品の値札の色が黄色(今回購入ソフトもこれ)のものはどれでも2本で\2000、赤のものは3本で\2000、青のものは4本で\2000だったかな。とにかくまとめて買うことを前提としています。このソフトが欲しいのは欲しいのですが、他に黄色の値札のものにろくなものがない(少なくとも私の欲しいものはない)ので、狭い店の中を何回もぐるぐる回って、積んであるソフトを探してみたのですが、やっぱり無い様子。それならこのソフトだけで\2000でもいいやとレジに持っていったら\1200でした。なんや。
ちなみにソフトの内容はといいますと、ゲーム「サクラ大戦」のキャラクタの壁紙用BMPファイルと各キャラクターの声によるWindowsの各種状況用音声ファイルのセットです。まあ、ファン以外には用のないソフトではあります。同じ様なソフトを以前購入したことがあります。
2000年1月15日(土)
「リンツ[リンドール]ミルクチョコレート&ビターチョコレート」
難波の食料品店「千成屋」にて各\488+税(各7個入り)
以前、普通の板チョコタイプを買った話を書いたことのあるリンツ社のチョコレートです。リンドール(LINDOR)というのがブランド名になるんですかね。個装タイプの球形チョコレートでガナッシュ風のソフトチョコの周りを普通のチョコレートでコーティングしてあります。以前、妻がミルク缶のミニチュアに入ったこのチョコレートを買ってきて、やたらともったいぶって食べさせてくれたので高いのかなと思っていたのですが、1個\70ですね。わりとおいしいチョコレートです。
2000年1月11日(火)
「アンジェリークSpecial2」(Playstation用ソフト)
日本橋・ソフマップ4号店にて\6579+税
日本橋に日参していますが、今日は自分のではなく、妻に頼まれたゲームを買いに。私は「アンジェリーク」はプレイしたことがないので、その内容について語る資格はありません。「信長の野望」や「三国志」などの髭オヤジ系シミュレーションゲームの老舗「光栄」(現「KOEI」)が女性にアピールするゲームということで生み出したシリーズである、ということぐらいしか知りません。この「Special2」の発売は1997年のようですが、定価も\7800と高めの設定であり、さほど値崩れもしていないというのは固定ファンが多いのか、「KOEI」の商売が強気なのか。
2000年1月10日(月)
「米朝珍品集その八」(東芝EMI TOCF-55002)
日本橋・ワルツ堂にて\2063(税込み)
先日行って来た「米朝独演会」のパンフレットにCDの広告が掲載されており、この「その八」もすでに出ていることを知りました。独演会の会場にはCDも売っていましたからこのCDもあったかもしれませんが、後の祭り。てなわけで本日発見したので確保。内容は「雁風呂」と「眼鏡屋盗人」の2本です。「珍品集」もその八ともなると、さすがに小ネタですね。クスっと笑うところはあっても、なかなか大爆笑とまではいきません。
2000年1月9日(日)
「アイリスの缶バッジ」
心斎橋・「太正浪漫堂」にて\300+税
サターンの人気ゲームであり、今秋にはドリームキャストで第3作が発売される予定の「サクラ大戦」の関連グッズ専門店が「太正浪漫堂」です。セガの直営らしく、この心斎橋店もセガのゲームセンター「GIGO」の4Fにあります。池袋店の情報を調べてみたら心斎橋店が昨年12月に開店したばかりだと知ったので、行ってみることにした次第。店内はさほど広くありませんが、「さくら」の等身大フィギュアが飾ってあったり、関連のビデオがかかっていたりと、雰囲気は悪くありません。ただ、午前中に行ったせいかお客は少なかったですな。肝心のグッズは、まあ、文具類とか、フィギュアとか、タンブラーとか、そんなに意表をついたものはありませんでした。齢三十ウン歳でキャラクターの絵入りノートを使うというのも何ですし、グッズを収集する気力もないので、来店記念で一番のお気に入りキャラクターである「アイリス」の缶バッジというやつだけを購入。
「東京人」2000年2月号(雑誌)
大阪に住んでいる大阪人が買うのも変なものですが、特集が「神田神保町の歩き方Part2」だったので、一応本好きの部類に入る者としては興味を引かれます。それに、このサイトを読んでいただくとわかる通り、会社関係でも私的にでも東京にはたまに行きますから、その際の情報として仕入れるのも悪くなかろうかと。
「ジャニス・イアン/ザ・グレイテスト・ヒッツ」(東芝EMI TOCP-7515)
年に一度くらい、ジャニス・イアンを聴きたいなと思う時があるのですが、手元にCDも何もありませんでした。買ってくればいいのですが、つい忘れて買う機会を逸し、次に思い出したときもその繰り返し。今回、めでたく聴きたい気分と買う機会が一致したので日本橋のディスクピアで見つけることが出来ました。ジャニス・イアンのCDを置いているところ自体少ないようですね。昔、テレビドラマの「岸辺のアルバム」の主題歌として彼女の歌が使われたそうなので、その方面から懐かしがって買う人がいるような気もするんですが。
「おーちゃんのお絵かきロジック」(ワンダースワン用ソフト)
日本橋・PC X TOWNソフト館にて\3480+税
ゲーム自体はピクロスとか呼ばれているものと同じですね。まさに、ひまつぶし系のゲーム。紙と鉛筆でやっても同じことなのでしょうが、即座に判定してくれるので楽かしらん。同じ「おーちゃん」のやつをPS版で持っていましたが、Playstationを起動して構えてするというほどのゲームでも無いので、ワンダースワンとかゲームボーイの携帯ゲーム機に向いていますね。
2000年1月4日(火)
「どきどきポヤッチオ」(Playstation用ソフト)
スーパーポテトなんば店にて中古で\3680+税
ジャンルとしてはRPGということになっていますが、雑魚モンスターを倒して経験値とお金を稼ぎ、装備を整え、ラスボスを倒す、というパターンのゲームではなく、本来的な意味での「Role
Play」すなわち「役割を演じる」ことを主眼としたゲームに近いものです。舞台は魔法が実在する世界ではありますが、ごく普通の村「プエルコルダン」。主人公であるプレイヤーは夏休みの一ヶ月間、いとこのマリアねーさんのパン屋さんの手伝いをします。もちろん、手伝いばかりではなく村の人たちとコミュニケーションをとったり他の子供たちと仲良くなることもできます。箱庭世界の中だけではありますが、結構自由度は高そうです。発売時にも気になったゲームなのですが、しばらく忘れていました。それが急に欲しくなって探してみたのですが、新品は見つからず、中古を扱うこの店で見つけたような次第。
2000年1月3日(月)
「越乃鹿六純米酒」
なんば・高島屋酒売場にて\2718+税
実家への年賀の品ということで、一つはお菓子の詰め合わせを、もう一つは(自分が飲みたいから)日本酒を買いました。折良く、新潟の地酒を100種類くらい集めた催しをやっていたので、そこから選択。〆張鶴の「雪」(特別本醸造)とか、大吟醸とかもあって、そちらも魅力的でしたが。んでもって、実家にたどり着いた後、おせちを肴に飲んでみました。冷や(常温)で飲みましたが、結構端麗な味わいで、癖が無く、何と合わせてもおいしく飲めました。その中で、たまたまあった豚の角煮と一緒に飲んでみたところ、濃厚な醤油と脂の味わいにも負けず、口の中をさっぱりさせてくれたのが印象的。本日のベストマッチかな。
2000年1月2日(日)
「落語と私」桂米朝著 文春文庫刊
買い物に絡めて、単なる日記ですが、本日、大阪のサンケイホールで開催された「桂米朝独演会」に行って来ました。チケット購入の時にも書いたとおり、以前、パチンコの連チャンが止まらずチケットを無駄にしたという前科がありますので、今回は慎重を期して、遅すぎず、早すぎずの時刻に着くように調整して家を出ました。ホールに入ると、一角でCDとか米朝師匠の本を売っていたので、表記の本を購入した次第。このところ、本屋さんに行くたびに探していたのですが、どこでも品切れで本日買えてラッキーでした。さて、肝心の落語の方ですが、最初は「七度狐」を前半後半に分けて前半を桂宗助、後半を桂すずめ(つまり女優の三林京子さん)が演ずるというパターン。ちなみに、すずめさんは噺の後、オマケとして日本舞踊(「紀伊の国」と言ったかな?)を踊らはりました。踊りの中で狐の仕草をする部分があるというつながりでした。続いて米朝御大で「住吉駕篭」。中入り後、桂米二で「正月丁稚」。トリが米朝御大で「はてなの茶碗」。今更言うまでもなく米朝師匠の噺は面白いに決まっているんですが、ちょっとした言い損ないが二、三度あり、少し気になりました。
2000年1月1日(土)
「たれぱんだのぐんぺい」(ワンダースワン用ソフト)
日本橋・PC X TOWNソフト館にて\2780+税
Y2K対策のため、大晦日から泊まり込みとかの人も珍しくないコンピュータ業界ですから朝の9:00から13:00までの4時間ばかり会社に詰めたところで、自慢にもなりません。さしたる問題もなかったので解放されましたが、中途半端な時間のことですから、まっすぐ帰る気にもならず、ついつい日本橋まで足を伸ばしてしまいました。予想通り、ほとんどの店が閉まっていましたが、ぽつぽつと営業している店もあります。なんかゲームソフトでも買おうかなと考えてニノミヤのソフト館を物色。気にはなっていたのですが、オリジナルのグンペイを持っているから買うまでもないかなあと考えていた「たれぱんだのぐんぺい」を買ってしまいました。キャラクターがたれぱんだであるということ以外は全くと言っていいほど同じゲームです。かくして我が家にはオリジナルのグンペイが2個、たれぱんだが1個で都合3個のグンペイがあることになりました。これでPlaystation用のを買った日にはどうなることやら。
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