こんなモン買いました
(2004年分)
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2004年12月30日(木)
「春期限定イチゴタルト事件」米澤穂信著 創元推理文庫刊
著者についても、この本に関しても全く予備知識はありませんでしたが、オビの「そしていつか掴むんだ、あの小市民の星を。」という文句につられて買ってしまいました。
2004年12月27日(月)
「影ムチャ姫 巻ノ一」ナントカ著 芳文社刊
あの「ドキドキ☆ビジュアル」4コマ誌「まんがタイムきらら」に連載中の忍者ギャグ4コマ作品。しかし、オビには「萌え要素?妹属性?いーえ、ここには存在しません!!(断言)」と明記されております。お付きの忍者と駆け落ちしてしまった姫様の身代わりとしてくノ一「菊花」が選ばれ、関係者にばれないよう、(主に菊花の兄桜丸と頭領草木斎が)ドタバタするというのが基本設定。同じ作者の「新釈ファンタジー絵巻」(まんがタイムジャンボ)の方が「影ムチャ姫」よりも前からの連載で単行本化するのに充分な原稿が貯まっていると思うのですが、こっちが先行してしまいましたね。ま、どっちも好きなので作者の初単行本が出たということで良しとしましょう。
2004年12月23日(木)
「独り居の日記」メイ・サートン著 みすず書房刊
大阪駅前第3ビルに何軒かの古本屋さんの集まった一画があり、時折足を運びます。日曜日は基本的に休みのようですが、祝日の今日はどうだろうと行ってみたところ、イベントスペースのようなところで、合同の古本市をやっていました。その中に、どこだったかでタイトルを見た覚えがある本書を発見して\1200というそこそこ良い値段でしたが、購入。アメリカの女流詩人、小説家のとある1年間の日記。著者がどういう人でどういう業績を残したのかはこういうページ辺りを見てもらった方が良いと思います。とりあえず、ぱらぱらっとページをめくってみて、感じの良い文章だったからというのが購入の理由です。
2004年12月22日(水)
「螺子とランタン」桂明日香著 角川書店刊
書店の平台で発見。後で調べたら、まっさらの新刊というわけではなく11/26に出ていた模様。オビに「幼い女侯爵と家庭教師の小さな恋の物語/桂明日香が綴るハートフル・ブリティッシュロマン」とあったので、ついつい買ってしまいました。19世紀の英国を舞台にした作品とのことなので、森薫さんの「エマ」が好きですし、まあ、買ってみるかなと。趣は「エマ」とは全然違いましたが、これはこれで悪くないとの感想を持ちました。惜しむらくはネタを完全に消化しきっていないんじゃないかという印象を持ってしまうところ。この一冊で完結であるにもかかわらず、収拾し切れていないような。続編希望。
2004年12月19日(日)
「ういういDays」第2巻 犬上すくね著 竹書房刊
ようやく、食べ物関係から離れたな。中学生男女の、今時こんなやつおらん!、というほど純情一途な交際をあまーく描いたコミック作品。背中が痒くなるというか、見てるこっちが恥ずかしくて部屋の中をゴロゴロしてしまいそうなというか。ちなみに同じ作者の「ラバーズ7」を2巻まとめて買ったのに、積ん読になっていたので本書読了後、続けて読んでしまいました。ちょっと毛色は違うんですけど、こちらも面白うございました。
2004年12月18日(土)
「池波正太郎のそうざい料理帖 巻二」矢吹申彦・料理相伴 平凡社・編 平凡社刊
狙ったわけではないですが、また食べ物関係の本になってしまいました。新刊コーナーで発見してしまったのだから仕方がない。正編は去年購入。その時にも書きましたが、池波の諸作品から食べ物に関するものを抜粋し、矢吹氏がレシピをイラスト化したものを付するという形式です。まあ、これもありかなという気になってきました。
2004年12月17日(金)
「おいしい銀座」6巻 酒川郁子著 集英社オフィスユーコミックス刊
前巻は6月に購入。飲食関係の出版物が続きます。デパ地下グルメコミックであります。今回のお題はクリスマスケーキ、パン、豆腐、ハチミツ。印象的にはややストーリー重視にシフトしたのかなという感じ。主人公「斐馬真理」に大きな転機が訪れるあたりなのでそういう印象になったのかなと思って、読み終えてから奥付、表紙をよくよく見てみると5巻までは原作としてクレジットされていた「九十九森」氏の名前が無くなっていました。そういうのも関係するのかもしれませんね。
2004年12月16日(木)
「酒のほそ道」16巻 ラズウェル細木著 日本文芸社刊
「酒のほそ道レシピ/四季の味冬編」ラズウェル細木著 日本文芸社刊
お気に入りのコミックの新刊が出ました。16巻の方は正当な続刊ですが、「レシピ」の方は買うまではなんなんだか、よくわからなかったんですけど季節のメニューを題材にした今までの作品の傑作選というような感じのものでした。タイトルに「レシピ」と入っているから、登場したメニューのレシピだけを集めたものかと思っていたのですが、全然違いました。それと、今までの単行本では口絵以外はモノクロでしたが、この本は一部カラー印刷になっています。雑誌掲載時にカラー原稿だったのを再現しているのか、この本だけの特別バージョンでカラーなのかが不明ですが。
2004年12月15日(水)
「猫めしの丸かじり」東海林さだお著 文春文庫刊
東海林さだおさんのマンガ、著作の大ファン、というわけではありません。以前、食べ物関係のエッセイ集を何冊か読んでみたことがあるだけです。その中にこの「丸かじり」シリーズの初期の作品があったのですが、数冊読んで(自分的には)フェードアウトしてしまいました。で、本日、何の気無しに文庫版で出ていたこの「猫めし」を買って、読みつつあるんですが、まあ、なんというか、そのリーダビリティの良さといったら。会社帰りに買って、30分ほど電車に乗って読んでいたら130ページほど進んでしまいましたよ。全225ページほどの本なので1時間かかりませんね。私はそんなに読む速度は速くないんですけど、時間あたりのコストが高くついてしまいそうです。
2004年12月14日(火)
「その後の『龍口春雨』」
10月にダイエットの一助として買い始めた龍口春雨ですが、完全に私の定番と化してしまいました。このところのお気に入りは「麻婆なす」、「ふかひれ」、「かに肉」なのですが、メーカーの公式サイトの商品ラインナップにはこの三商品が見あたりません。そのため、一部では終売の噂まで飛ぶありさま。事実としてはそんなことはないらしいのですが、ちょっとだけ気になったので該当商品を5個ばかり買いだめしてしまいました。積み上げてみると豊かな気分になります。単純ですね。
(2004/12/16追記)
なんだか、「栄養成分表示の一部に誤りがある」とのことで、自主回収だそうです。まったく、人が話題にしたばかりのタイミングで。安全性には問題ないそうなので、私自身はそのまま食べるつもりです。今日というか、15日にまたいくつか買い込んじゃいましたし。しかし、表示の誤りって、やっぱりあれかな、カロリーを低く表示しすぎだったりして。(掲示板で御指摘いただきました。ありがとうございます)
2004年12月13日(月)
「ステレオヘッドホン」(Sony MDR-Q36LW)
ヘッドホンをしばらく使わずにいたらどこかに無くしてしまったようなので買ってきました。まあ、安いやつで良いので適当に店頭で選んでしまいましたが、この手の耳かけ式のやつは初めてなので自分にとっては目新しくはあります。今までインナーイヤータイプばかりでしたし。コードが本体に巻き取り式になっているのはいいですね。基本的にPDA(h2210)でMP3を聴くのに使う予定なので、カバンの中に放り込んでコードがわやくちゃになる可能性がずいぶんと減ります。問題は音質ですが、うーん、ポップスとかを聴くのにはいいのかしらん、という感じ。今、手許にオリジナルのCDが無くて、パソコンに入っているMP3しか試聴する対象がないのでこの点に関しては保留です。まあ、直前に使っていたヘッドホンがひどすぎた(何かのオマケについていたノーブランド品)ので、何を聴いても良く感じてしまいます。価格は千日前のビックカメラで\1932でした。ポイント10%。
2004年12月8日(水)
「新幹線チケット」
昨日、時刻表を入手したニョーボは検討した結果、日時を指定して、この切符を買ってこいと私に指令を下しました。乗る列車の検討など、最近ならネットで出来そうなものですが、時刻表にしかないデータがあるため、時刻表を使うそうです。で、指示されたチケットがグリーン車。ううむ、このブルジョワめ。年末のことで、普通車が満席になっているから仕方がないのですが、もう少し早めに検討を始めるべきでしたね。
2004年12月7日(火)
「スピード時刻表12月号」JTB発行
完全にわが家の季節の風物詩になっております。今年の夏も去年の年末にも買いました。自分のためではなく、ニョーボが「有明まんがまつり」に参加するための準備の一環ではありますが。
2004年12月6日(月)
「充電式ハンディークリーナー」(ツインバードAHC-2001)
早い話がコードレスのミニ掃除機です。近所のジャスコで\1480。パンくずが散らかったな、ガー、ホコリが目立つがな、ガー、髪の毛が布団についてるな、ガー、というように気軽に使いたかったので。粘着テープ式のロールという選択肢もあったかもしれませんが、特に髪の毛などが付くと一皮はがすときに苦労するのがいやだったのです。今のところ、快調に使えていますが、動作音はちょっとうるさいですね。それと1回の充電(8時間)で正味、何分使えるのかも不明。スペック上は8分だけです。
2004年12月5日(日)
「旨いものはうまい」吉田健一著 グルメ文庫(角川春樹事務所)刊
10月あたりに創刊されていた「グルメ文庫」の中の1冊です。見逃していたのですが、その中にこの「旨いものはうまい」が含まれていました。文庫オリジナルということで、まあ、傑作選的な扱いでしょうか。吉田健一はご存じの通り、総理大臣を務めた吉田茂の長男で文学者。特にその作品が好きでよく読んでいるというわけではないのですが、食べ物に関する文章としてこの人の「饗宴」という作品は傑作であるよな、とは思っています。残念ながら、この「旨いものはうまい」には入っていませんが。
2004年11月29日(月)
「おーいお茶濃い味」(PETボトル入り日本茶)
いや、お茶自体は普通の伊藤園のお茶なんですが、オマケで「お茶犬&お茶猫マスコット」が付いていたので500ml入りで\98と安かったこともあり、買ってしまいました。どうも、オマケ、とか、抽選で、とかでもらえる安っぽいグッズが好きなようで、このところのポンデライオングッズへの傾倒と同じことでありますな。今日引き当てたのは烏龍茶犬の「ロン」でした。ちなみに製造元の伊藤園のサイトを見てみるとお茶犬のキャンペーンには違いないのですが、「ホットPETお〜いお茶
温泉お茶犬&お茶猫首かけキャンペーン」というやつになっていました。ということは前キャンペーンの売れ残りで安かったのかしらん。
(2004/12/01追記)
うまうまと店の策略にのせられ、昨日に引き続き、今日も2本ばかり買ってしまいました。安売りは今日までのようで陳列台からは撤去されるところだったのでもう何本か買っておいた方が良かったような気も若干。それはさておき、帰宅後、パッケージを開封。変なところで引きの良さが発揮されて二つともロンが出るんじゃないかと戦々恐々でしたが、さほどのことはなく、二つともハーブ茶犬の「ハナ」でした、っておい。中途半端な引きでしたね。ということで、一つはニョーボにあげ、残った方を昨日の「ロン」といっしょに京ぽんにとりつけ、元から使っているストラップと合わせて3個ぶら下がっているという状態になりました。
(2004/12/04追記)
自分でもバカバカしいとは思っているのですが、また「おーいお茶」を3本ばかり買ってきてしまいました。前回、前々回と同じ店ですがレギュラー価格に戻ったのか、1本\118でした。で、お茶犬マスコットの確認をしてみたら、今度は紅茶犬「アール」が1個とジャスミン茶猫「ミン」が2個でした。むう、6種類のあるうち、私が欲しいのは「リョク」でニョーボがお気に入りなのは「チャイ」なので絶妙のヒキの良さを発揮し、一番欲しい2種類を逃しているという…。コレクターなら大人買いするんでしょうけど、それは不純だ、という内なる声がささやくので引き続き少しずつ買うかな。
(2004/12/05追記)
今日も今日とて、「おーいお茶」。1本買ってきました。ドキドキしながらオマケを開封。やったー、紅茶犬「チャイ」を引き当てました。さあ、残るはリョクだ!
(2004/12/10追記)
その後もちまちまと買っておりましたが、お店の棚にある商品にお茶犬マスコットのオマケ袋が付いていないものが混じり始めました。まだリョクを手に入れていないのに終売になってしまったらやだなと3個ばかりまとめ買い。帰宅後、開封したところ、ロン、ミンと来て最後にリョクがでました。ヤター、合計12個購入で6種類をようやくコンプリート。記念に勢揃いとリョクのアップを京ぽんで撮影してみました。
2004年11月27日(土)
「よつばと!」3巻 あずまきよひこ著 メディアワークス刊
どうも、このところ事前のチェックが甘いようで本書もノーチェックでしたが、店頭で発見して発売日に購入できました。今までこの「よつばと!」の購入についてはこのページで触れたことがなかったのですが、1巻から購入済みであります。というのは、当初、著者の前作である「あずまんが大王」と比較するとあんまり面白くないんじゃないか、という印象があったからなのです。しかし、読み進めるにつれ、だんだん面白くなってきてしまいました。内容が変わってきたのではなく、受容するこちらの方が慣らされてきたのではないかと思います。証拠になるかどうかわかりませんが、今、1巻を読み返してみたら面白く感じるんですよね。そういう、独特の雰囲気の作品です。(どういう雰囲気だ)
2004年11月26日(金)
「並木橋通りアオバ自転車店」13巻 宮尾岳著 少年画報社刊
12巻は8月に購入。今日が発売日で即行でゲット、したのですが、事前のチェックを怠っており、店頭見かけて初めて発売されていることを知ったような次第。さて、今回の大きな進展はアオバにライバル、というか天敵が現れたこと。コロッケ屋さんの娘にして天才少女シンガー。性格ちょっときつめでアオバに的確な突っ込みを入れられる人材です。
2004年11月25日(木)
「豪放ライラック」2巻 桑田乃梨子著 ワニブックス刊
今年の5月に第1巻を購入したコミックの第2巻です。その時には主人公「高岡りら」はたいして成長していない、などと書きましたが、どうも今回のお話を読むと無駄に元気とか、傍若無人とか、脳内で自己完結という方面での成長著しいという感じ。いいのか?
2004年11月24日(水)
「諸星大二郎自選短編集/汝、神になれ鬼になれ」集英社文庫刊
「諸星大二郎自選短編集/彼方より」集英社文庫刊
諸星さんの作品の「暗黒神話」が雑誌連載されていた頃からのファンです。単行本で入手可能なものはなるべく買うようにしていますが、本書の親本はほとんどが手持ちの本とダブることもあって未入手でした。文庫化で多少値段が下がっているようなので今度は買ってしまいました。2冊買ったらハードカバー並みの値段(¥670×2)ですけど。で、入手したことで安心してしばらくは積ん読になりそうな気配。(ファンとしては間違っているような気がしますが)
2004年11月23日(火)
「斬魔大聖デモンベイン」(PC用ゲームソフト)
どこかで「デモンベイン」というゲームが面白いと聞いて興味は持っていたのですが、本来のPC版とそれを移植したPS2版とがあり、どちらを選ぶか迷っていました。PC版が18禁であり、その18禁的要素を省いたのがPS2版。PC版は部分ボイス、PS2版はフルボイス。PS2版にはOVAディスクが付く。梅田のソフマップギガストア(結局ここで買ったのですが)ではPC版が\7119、PS2版が\7300ぐらい(正確な価格は忘れました)。逆にソフマップでの買い取り価格はPC版の方が\300ほど高い。以上のような違いがありました。で、結局PC版を購入。どの理由でPC版を選んだのかはヒミツだ。とりあえず、ThinkPad
X24にインストールは完了。プロローグ部分は動くことを確認。でも、パッケージにはノートパソコンでの動作は保証しない、と書いてあるんですよね。むう。
2004年11月22日(月)
「ラブやん」4巻 田丸浩史著 講談社刊
「ヨコハマ買い出し紀行」12巻 芦奈野ひとし著 講談社刊
「げんしけん」4巻 木尾士目著 講談社刊
「OL進化論」22巻 秋月りす著 講談社刊
「ラバーズ7」01巻&02巻 犬上すくね著 小学館刊
「まんがタイムスペシャル」芳文社刊
以上、本日買ったマンガ(含む雑誌)でした。「ラバーズ7」以外は今日が発売のものでした。買いすぎ。
2004年11月19日(金)
「まんがタイムコレクション/ひらのあゆ特集」芳文社刊
年に3冊程度出る「ひらのあゆコレクション」です。今回は「研修医瀬尾寛樹」という趣。表紙にもフィーチャー。子猫系研修医ってどうよとは思いますけど、最近の「ラディカルホスピタル」ではなかなかの好シリーズでした。それがまとめて読めるのはうれしいですね。
2004年11月18日(木)
「東京居酒屋はしご酒」伊丹由宇著 光文社新書刊
サブタイトルが「今夜の一軒が見つかる・厳選166軒」とあります。何度も書いているとおり、私自身は大阪在住で東京の居酒屋のガイドを読んでも実用性はあまりないのですが、読んでいるだけで行ったような気になる、のかもしれません。ある意味安上がりではありますが。
2004年11月15日(月)
「ダーリンは外国人」小栗左多里(おぐりさおり)著 メディアファクトリー刊
正確には自分の買い物ではなく、ニョーボが買ったものを読ませてもらったのですが、面白かったので書いておきます。著者の小栗さんと外国人の旦那さんトニーさんとの生活やらエピソードをマンガエッセイ風に書いた作品です。国際結婚とはこういうものだ、と大上段に構えているわけではなく、トニーさんってこんな人だ、トニーさんとの生活はこんなだ、という視点で描かれているのがいい感じを醸し出していると言えるでしょうか。個々具体的であるがゆえに却って普遍性を持つというか。
2004年11月14日(日)
「東京ブックストア&ブックカフェ案内」散歩の達人ブックス(交通新聞社)刊
先日購入した「東京古本とコーヒー巡り」の姉妹編です。こちらは古書店に限らず個性的な新刊書店も対象になっています。内容的には大きな違いはないと思います。ちょっと問題なのは一部、印刷が悪いのか、黒地に白い文字で潰れてしまっているところがあること。内容以前の話なのでちょっと幻滅。
2004年11月13日(土)
「ぷりてぃまにぃず」第2巻 栗橋伸祐著 メディアワークス刊
うかつなことに10/27に出ていたのに気づかずにいました。第1巻を買ったときも同じパターンだったな。内容的には面白いのですが、印象は淡泊ですね。たけぞー不在でインパクト担当キャラがいないからか?お話の内容とは全く関係ありませんが、ACT9のトビラに使われている戦車の砲塔型リュックサックはちょっと欲しいかもとか思ったりなんだり。
2004年11月12日(金)
「30GIRL.COM」岩崎つばさ著
双葉社アクションコミックス刊
某書店の店頭ポップでほめられていたので気になり、別の書店に移動しても目についたので、ちょっと迷いつつも買ってしまいました。主人公は30歳の主婦「湯神リリコ」。本来が日立空調システムという会社のwww上の宣伝キャラクターであるのですが、www上には続き物のコミックも掲載されており、それをまとめたものが本書ということになります。コミックの方はほとんど宣伝とは関係なく、暴走する主婦リリコさんの日常が描かれております。ページ数が少ないせいか、カラーイラストも掲載されていて、なかなかお金がかかっていそうな割りには定価が\700と安めの設定なのはスポンサーから援助でも出ているのでしょうか。んなこたあ無いか。
2004年11月11日(木)
「古本でお散歩」岡崎武志著 ちくま文庫刊
この本は明らかに昨日の「東京古本とコーヒー巡り」からのスライドで、同書の冒頭に「古本散歩と『甘い時間』」という文章を書いている岡崎武志さんの著書で手に入れやすそうなものということで買ってきたものです。もともと、古本エッセイの類は好きですが、岡崎さんは「均一小僧」のあだ名を持つそうで、私が古本を買うのと価格帯的にかけ離れていないということで親しみやすそうだと考えての購入。まあ何十万、何百万の古書の話もそれはそれで面白いとは思いますけど。
2004年11月10日(水)
「東京古本とコーヒー巡り」散歩の達人ブックス(交通新聞社)刊
古本つながりというのを意識したわけではないのですが、何となくそうなってしまいました。2003年3月に初版発行の本です。タイトル通りの内容で写真を多用して個性豊かな古書店とそこで入手した本を読むのにふさわしい喫茶店を紹介しています。まあ、東京の店なので大阪在住のワタクシとしてはバーチャル古書店巡りで終わってしまうのですが、読んでいたら、昨日の「世界史こぼれ話」を買った古書店である「西村文生堂」(自由が丘)がちょっとだけ名前が出ていました(P52)。ま、多少は縁があったということで。
2004年11月9日(火)
「世界史こぼれ話」三浦一郎著 角川文庫刊
ネットで検索した古本屋さんで全6冊\1500で購入。送料が\340。実は以前、一揃い持っていたのですが、引越しの時だったかに処分してしまったものです。再読したくなったのですが、すでに新刊書店では手に入らないようなのでネットで探し出したような次第。世界史上の有名人たちの逸話を集めた本で1ページに3話から4話程度のごく短いエピソードばかりです。パラパラッとめくってみましたが、意外と覚えているものですね。一気に読むような性格の本でもないのでちびちびと楽しむつもりです。
2004年11月6日(土)
「駆逐艦キーリング」C・S・フォレスター著 ハヤカワ文庫刊
かねてから「ホーンブロワー」シリーズを愛読していたフォレスター作品ですが、せっかくなので手に入る他の作品も読んでおこうかなと、書店で並んでいる表題作品を買ってきました。アメリカの駆逐艦が輸送船団をイギリスまで護送する話のようです。で、ドイツのUボートがそれを攻撃しようとすると。原題を確認すると「THE
GOOD SHEPHERD」。つまり「良き羊飼い」というわけです。なるほど。ちなみに「The
Good Shepherd」とはイエス・キリストのことでもあるそうな。
2004年11月3日(水)
「腰痛予防」モリト株式会社
先日、近所のスーパーで安売りしていたビジネスシューズを買ったのですが、安いだけのことはあって、妙に靴底が固く、歩いたときに地面からの衝撃がそのまま踵に伝わるようです。ちょっと歩いただけで妙に足が疲れる感じなので衝撃吸収タイプの中敷きを買ってきました。何が良い商品かわからないので最初に見つけたのを買いましたが、商品名が「腰痛予防」です。インパクトのある名前ですねえ。はたして効果があるものかどうか、しばらく歩いてみてから判断。
(2004/11/5追記)
値段を書き忘れていましたが、\1050でした。で、1日だけですが、使用してみました。歩いていて楽な感じで、1日が終わっても足の疲れが少ないような気がします。まあ、プラシーボ効果なのかもしれませんが、本人が気にならないのならお金を使った甲斐があるというものです
2004年11月2日(火)
「派遣社員松島喜久治」第5巻 ふじのはるか著 芳文社刊
「微妙なお容姿頃!!」第1巻 笹野ちはる著 芳文社刊
「+1サプライズ」第2巻 大乃元初奈著 芳文社刊
好きな4コママンガの単行本が同時に3冊も出てしまいました。なかなかに散財でございます。適当にばらけて出してくれればいいのにとか思ったり。
2004年11月1日(月)
「酒場歳時記」吉田類著 生活人新書刊
東京の名物酒場を巡る旅、とオビにはあります。単なるガイドではなく、酒場とそこに集う人の散文と俳句と綴られたスケッチという感じでしょうか。いつも見ているサイト「居酒屋礼賛」で言及されていたので興味を持って買ってみました。まだ冒頭を少し読んだだけですが、なかなか面白げです。
2004年10月31日(日)
「サライ10/21号」 小学館刊
最新号ではなく、一つ前の号になるのでしょうか。書店の新刊コーナーの池波正太郎「最後の映画日記」に並べておいてありました。というのは特集が池波正太郎だったからです。60ページほど使った力の入った特集で、池波正太郎の人生、代表作、さらには通った食べ物屋さん、ホテルや旅館がまとめられていてなかなか面白く読むことが出来ました。エッセイなどでよく名前を読んではいるところが多かったですが写真を多用した雑誌の記事で見るとまた印象が違うものですね。
2004年10月30日(土)
「築地魚河岸三代目」第12巻 鍋島雅治作 はしもとみつお画 小学館刊
発売日は昨日でした。このページでの購入報告は去年の5月が最後でしたが、買い続けています。いつも旨そうな魚が出てきます。今回はサワラ、骨のない魚、五島のぶり。特にサワラの刺身というやつは食べてみたいですねえ。岡山では普通に食べているそうな。
2004年10月29日(金)
「魔の都の二剣士/ファファード&グレイ・マウザー1」フリッツ・ライバー著
朝倉久志訳 創元推理文庫刊
ヒロイックファンタジーの代表的名作の一つである「ファファード&グレイ・マウザー」シリーズですが、以前も創元推理文庫から出ていました。しかし、3冊出たところで中断し、長らく放置。この度、全5冊でめでたく復活と言うことだそうです。以前のバージョンは購入して読んだのですが、すっかり忘れているのでこれを機に読み直しも兼ねて買い揃えようかと思っています。昨年引っ越しした際に勢いで処分してしまったので今は手許にないので丁度良いといいましょうか。
2004年10月26日(火)
「龍口春雨」
先日、会社の健康診断がありまして各種数値が高いの何のと指摘を受けましたが、帰するところは簡単で、「痩せろ」ということになります。方法は色々あるにしても、基本は取りすぎているカロリーを平常にするのが肝要。どうせ、運動とかは長続きしませんし。食生活を改善するにしても、家で食べるものはともかく、お昼ご飯が悩みどころ。特に私はコンビニで仕入れるパターンが多いのですが、今までは菓子パンとかで簡単にすませていたりしたのが悪かったような気がします。油で揚げたミンチカツをパン生地でくるんでさらに揚げてあるという、(カロリー的に)信じられないものも結構好きだったりします。コンビニで簡単に買えて、カロリー的に低めで、なおかつうまいのが理想ですが、それに近いものがありました。表題の製品です。カップラーメン風の春雨スープで一部では結構人気らしいです。試しに昨日は「野菜たまご」、今日は「麻婆茄子」を食べてみました。それぞれ、134Cal、154Calとの表示があります。それとおにぎりを二つばかり合わせて、大体500Cal見当のお昼ご飯というパターンにしてみました。味わいは前者があっさり、後者が辛みがあって濃厚と対照的ですが、それぞれになかなか美味しいと思いました。以前ならこの春雨スープが普通のカップ麺になっていたと思うので200Calから150Cal程度はあっという間に上がっていたでしょう。他にも種類があるので一通り試してみるつもりです。
2004年10月25日(月)
「私の神保町」紀田順一郎著 晶文社刊
評論家というより書物に関する様々な側面に関する著述家という方が正確かもしれませんが、紀田順一郎さんの単行本が出ていたので買ってきました。私は大学生ぐらいの時(もしかすると高校生だったかもしれません)からのファンで氏の特に古書関係の著書を愛読してきましたので、「神保町」をタイトルに関した本を看過できるわけもありません。内容は1964年から2004年に至る、古書、及び神田神保町に関するエッセイを集めたものでした。じっくり読ませてもらいます。
2004年10月24日(日)
「最後の映画日記」池波正太郎著 河出書房新社刊
今年の4月に「映画を食べる」を購入した際に池波正太郎の日記形式のエッセイをまとめた本が欲しいなと書きました。まだ、その希望は達せられていませんが、希望に添う方向へ一歩進んだという感じなのが本書。本にまとまっていなかった81年から82年の「映画日記」と映画関係の短文、インタビューなどをまとめたものです。楽しく読むことが出来ました。
2004年10月23日(土)
「誰も寝てはならぬ」第2巻 サライネス著 講談社ワイドKCモーニング刊
1日遅れで入手。1巻は今年の4月に購入。その時にも書きましたが、「大阪豆ゴハン」を書いた「サラ・イイネス」さんが改名しての作品。舞台は東京だけど、主要登場人物は関西人の恋愛を主題としたマンガ作品。ノリとしては「大阪豆ゴハン」と大きく変わってはいませんね。面白いです。
2004年10月21日(木)
「怪奇トリビア 奇妙な怪談傑作選」唐沢俊一編著 竹書房文庫刊
今月初旬に出ていた模様。題名が紛らわしいのですが、トリビア的な部分はオマケで主に戦後の娯楽雑誌などからとった一発ネタ的な「ヘンな」小説などを集めたアンソロジーとなっております。唐沢さん自身の作品も入っていたりします。万人におすすめという感じではないですね。
2004年10月19日(火)
「ミニ6パンチ」
ミニ六穴規格のリフィルを手製するときに使う穴開けパンチです。梅田紀伊國屋書店にて\3150もしました。ASHFORDというシステム手帳ではよく見るブランドのもの。私のものではなく、ニョーボに頼まれて買ってきたものです。亭主の私がモバイルとか、PDA関連にはまっているにもかかわらず、ニョーボは手書きの手帳を愛用しているわけです。以前、ザウルスを売りつけたゆずって上げて、今でも彼女が持っているのですが、全然使っていません。もったいない。ま、この辺は人によって好きずきですから、無理強いも出来ませんが。ちなみに私もご多分に漏れず、PDAが一般化する前にはシステム手帳にのめり込んでいました。当然、リフィルも自分で作ることがありましたから、パンチも持っていて、それがまた殴れば人でも殺せそうな重たい代物だったのを懐かしく思い出しました。
2004年10月18日(月)
「史上最強の弟子ケンイチ」第12巻 松江名俊著 小学館刊
10巻を5月に購入し、このページでは言及しませんでしたが11巻は7月に購入。今回はキサラが猫に溺れてラグナレク脱退編というところ。猫は表紙にもいますし。
2004年10月17日(日)
「涼宮ハルヒの憂鬱」谷川流著 角川スニーカー文庫刊
他人様の影響を受けやすいので「読冊日記」で紹介されていた「涼宮ハルヒ」シリーズを買ってきて読んでみました。なるほど、面白いのは面白かったです。そっか、銀河を統括する情報統合思念体は(あるいは少なくともその対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースは)情報処理にSQLを使っているのか。奥が深い。
2004年10月11日(月)
「旅行者の朝食」米原万里著 文春文庫刊
予備知識なしで書店の店頭で衝動買いしました。著者はロシア語の会議通訳として活躍し、作家でもあるという人物だそうです。その経験を生かし、特に本書でもロシアの食べ物に関するエッセイがメインとなっていてなかなか面白かったです。ただ、「旅行者の朝食」というタイトルで誤解してしまいましたが、別段、世界各地を旅行してその国での朝食を云々するという内容ではありませんでした。各国の童話に出てくる食べ物にかんする蘊蓄エッセイや著者の家族の食べ物に関するエピソードなどがあり、面白さでは1.ロシア、2.家族、3.童話という順番かなと。
2004年10月8日(金)
「不死鳥の剣/剣と魔法の物語傑作選」R・E・ハワード他著 河出文庫刊
久しぶりにヒロイックファンタジーが読みたくなりました。以前はムアコックのエターナルチャンピオンものとか、国産ライトノベル系とかも多少は読んでいたのですが、最近は御無沙汰。せっかくなら、基本に立ち返りコナンもの(未来少年でも、名探偵でもないやつ)でも読もうかなと思って調べてみたんですが、目録上、生きているのはほとんど無さそうです。あれま。で、本書。アンソロジーですがコナンものの第一作が収録されているとのこと。さらにはエルリックの第一作も。楽しめるかな?
2004年10月6日(水)
「プログラマを笑え!」藤本裕之著 ソーテック刊
今日、「中村正三郎のホットコーナー」の「乳の詫び状」(10/6の項)を読んでいたら、本書に関する言及を発見しました。昔、私はMacユーザでした。当時、技術評論社の「MacJapan」誌にMacのプログラミングに関する記事が連載されており、ファンだったのですが、その著者が藤本さんでした。その後、確か、MACLIFE誌にも藤本さんのコラムが連載されていたと記憶しています。それも面白かった。それから私はWindowsユーザに鞍替えしてしまったのでMacのプログラマである藤本さんの文章を読む機会も無くなっていたのですが、上に書いた中村さんのwwwページを読み、久しぶりに読みたくなって本書を購入したような次第。まだパラパラッとめくってみただけですが、そうそう、藤本さんの文章ってこんな風に話を展開させていたよなとか、ちょっと懐かしかったり。
2004年10月5日(火)
「トンデモ本の世界T」 と学会著 太田出版刊
6月に同時発売の「S」を買った後、4ヶ月たってようやく「T」も購入しました。内容は未チェック。先日、唐沢俊一氏のトークショーを聞きにいって、その際に「トンデモ本男の世界」を買って、そちらも読み終えていないのに、追加で何となく買ってしまいました。「と学会」関連著作の熱心な読者というわけではないのですが、時々、波が訪れるようです。
2004年10月4日(月)
「まぼろしの大阪」坪内祐三著 ぴあ刊
評論家、坪内祐三さんが「ぴあ関西版」に連載している大阪に関するコラムをまとめたもの。坪内さん自身は東京出身であって、その大阪のイメージを大きく形づくっているのは書物に書かれた大阪がメイン。もちろん、自身も大阪を訪れることはあるようですが、そこで得た知識や経験を書物をもって敷衍するという形でコラムが書かれているように思えます。大阪人にとって新鮮な視点だったり、たまにはちょっと的はずれだったりするもするのですが、面白く読むことが出来ました。
2004年10月2日(土)
「名探偵Z【不可能推理】」芦辺拓著 ハルキノベルス刊
先日、「時の誘拐」(購入したのは4月)をようやく読み終え、なかなか面白かったので、著者の別作品も読みたくなり、買ってきました。で、今回は積ん読にせず、そのまま読み終えたのですが…。著者名を伏せて読まされたら絶対同じ人の作品とは思えないといいましょうか。サブタイトルの「不可能推理」というのは「そんなん、推理できるかー」という読者の叫びとイコールでありましょう。主人公は「乙名探偵」(おとなとるただ)、人呼んで「名探偵Z」。そんな彼が18の短編連作で活躍します。いずれも人を食ったというか、なんというか。芦辺拓さんというのは作風に幅のある作家なんですねえ。
2004年10月1日(金)
「眼鏡のお年頃」むっく著 芳文社刊
9/27に出ていましたが、買うかどうか迷っていた4コマ作品。タイトル通り、眼鏡っ娘がいっぱい出てきますが、曰く言い難い作風なので万人におすすめという感じではないような。作者の「むっく」氏は「とらのあな」のキャラクターを手がけておられますので絵を見たことのある人は多いと思います。ちなみにこの本は梅田の「とらのあな」で購入したのですが、店独自の特典として7人の作家さんによるメッセージイラスト集(B6版モノクロ8ページの小冊子)が付いてきました。なぜか、その一人に田丸浩史氏が入っていて、先日の「のんのんじー」にもゲストとして参加していたことと併せて、活動範囲が広いなあと感心した次第。
2004年9月29日(水)
「トゥインクルスターのんのんじーEX」竹本泉著 白泉社刊
第1巻から実に10年の歳月を経て発行された「のんのんじー」の第2巻であります。まさか出るとは思わなんだ、とはこの本のことでありましょうか。A5版で120ページほどの薄い本ながら\1050(税込)とかなり高めの印象。その秘密はカラーページやら複製原画リーフレット綴じ込みとかにもあるんでしょうが、ゲストが12名!、というのも大きいんではとか邪推。本編のマンガは短編三つだけなのに。ちなみにお話としては全く完結していないので、さらに10年後に第3巻が出るのでしょうか。ああ、まちどおしい。
2004年9月25日(土)
「イノセンス(通常版)」(DVDソフト)
「うる星やつら/ビューティフルドリーマー」や劇場版「機動警察パトレイバー」(第1作)などは好きですが、押井守監督の熱烈なファンというわけではありません。それでも、この作品の前作に当たる劇場版「攻殻機動隊」は見ていたので、「イノセンス」も劇場で見ようかどうしようかと迷っているうちに上映が終わってしまって、気にはなっていました。で、DVDを売っているのを見てつい買ってしまったわけです。見て、思ったのはセリフが聞き取りにくい!ということ。効果音や音楽に合わせるとセリフのボリュームが極端に落ちるし、逆にするとアクションシーンなど、でかい音が響き渡ってびっくりするし。ただでさえ、登場人物たちが電脳ネットワーク(なのか?)を介して喋るときにはエフェクトをかけてモグモグした声になって聞き取りにくく、さらには意味ありげな長ゼリフを登場人物たちが交わすのが押井脚本の特色なのにどうしたもんでしょうか。ちなみに内容的には、ああ、押井作品だんなあ、という感じで殊更に新しいことはありませんでした、マル。
2004年9月24日(金)
「快速カッター発進/海の覇者トマス・キッド3」ジュリアン・ストックウィン著
早川書房刊
前巻は去年の8月に購入。1年以上待たされました。今回、タイトルとなっている「カッター」ですが、今日、ボート競技の一種として行われる「カッター」とはちょっと違って、1本マストに縦帆を装備した小型帆船のことです。私もボライソーシリーズを読むまで知りませんでした。主人公キッドは今回、いかなる活躍をするのか、まだ読んでいないので非常に楽しみ。
2004年9月20日(月)
「ときめきももいろハイスクール」第1巻 笹野ちはる著 竹書房刊
笹野ちはる作品を続けて購入。今年の6月発行です。女子高校生四人組のコメディ4コマ。琴音(主人公。元気が取り柄)、薫(クールで成績優秀)、千歳(巨乳)、史織(まじめで努力家、お下げで眼鏡という完璧な「委員長」)という役割で、ドタバタが繰り広げられます。琴音が問題を起こし、他の3人がツッコミ、フォロー、追い打ちなどをかけるという感じでしょうか。
2004年9月16日(木)
「本日いちご味」第1巻 笹野ちはる著 芳文社刊
4コママンガが連続します。新刊ではなく、1年ほど前に出たもの。まんがタイムスペシャル誌連載の作品。同じ作者による「微妙なお容姿頃!!」という作品がちょっと好きなのですが、11月にようやく単行本化されると聞き、ついでだから他の作品も復習しておこうと買ったような次第。かわいらしい絵柄ではありますが、萌え系でもなく、さりとてもちろんオヤジ系4コマでもなく、中庸といえば聞こえはいいけど雑誌のメインをはれるほどでもなく、といったポジションの作品。個人的にはこういう中堅的作品が雑誌の実力を決めると思うのですが。小さなケーキ屋さんを舞台に見習いパティシエ「いちご」を主人公にしたコメディ。もっとも「いちご」がケーキを作っているところはほとんど出てこなくて、つまみ食いばかりしています。そういうフォーマットなわけですね。
2004年9月15日(水)
「サクラ町さいず」第1巻 松田円著 芳文社刊
まんがタイムラブリー誌に連載されている4コママンガ。結構お気に入り。自分で買おうと思っていたらニョーボもこの作品が好きなので買ってきてくれと頼まれたので自腹を切らずに済み、ラッキー(笑)。内容は、サクラ町に越してきた中学生「春田信一朗」と義父のほのぼの(なのか?)コメディ。主要キャラクターとして信一朗の母のハルコさん(故人)、ジギー(おじぎ草)、金さん(黒猫。たまにハルコさんに憑依される)、などなど。
2004年9月10日(金)
「ニニンがシノブ伝」第3巻 古賀亮一著 メディアワークス刊
迂闊なことにノーチェックで書店で見るまで出ることに気がついていませんでした。「バジリスク」と並ぶ、忍者マンガの双璧(嘘)。前巻は去年の4月に購入。面白いことには相変わらず面白いのですが、何か物足りない。何かなと考えてみたら、前巻の紹介のところに書いた「オタク系妄想の入ったギャグ」が少ないからではないかと気がつきました。なるほど。
2004年9月7日(火)
「ひとり旅は楽し」池内紀著 中公新書刊
書店の新刊コーナーで目についたのですが、新刊ではなく、4月発行でした。途中までしか読んでいませんが、ひとり旅に関する事物をテーマにした短文エッセイ集と言うところです。私自身、ひとりに限らず旅というものをほとんどしないのですが、憧れる気持ちはあるので興味深く読めます。このところの恒例として、年に2度(正月と8月)は東京に遊びに行っていたのですが、結局この8月にはそれさえ行かなかったので、こういう本を読んでしまうと漂泊の思いもだしがたく、てな感じになってしまいます。
2004年9月4日(土)
「ぴっかぴかポールスター号」(携帯ストラップ)
ニョーボと二人での外出からの帰り、いつも利用している北大阪急行の駅を下車して何の気無しに壁を見ると今回の商品のポスターが貼ってありました。ポールスター号というのは北大阪急行で使用している車両の名前です。発着信時にLEDがぴかぴか光るというよくあるやつですな。ニョーボにこんなのを売っているよ、と教えたところ、買う気になったようで駅員さんに聞いて購入しました。\600。私もニョーボも使っているのはPHSですが、公式にはPDCの携帯でないとダメっぽいです。まあ実用で付けるものでもなし、気に入ってつけるのであればそれでいいんじゃないでしょうか。ちょっと実験してみたらPHSでも着信時、メール受信時に光りました。
2004年9月3日(金)
「エン女医あきら先生」第7巻 水城まさひと著 芳文社刊
お気に入り4コママンガの新刊。前回は5巻を買ったときに報告しています。その時はあきら先生と野呂先生の恋の行方はどっちだ、などと書いておりましたが、お話は進展し、一応、恋愛関係と言える程度にはなっています。なにせ衆人環視の中、愛の告白しましたし。しかし、今まで勤務医だったあきら先生は実家の医院に戻り、野呂先生とは離ればなれ。そのこともあってやっぱり進展速度は遅いのでした。しかし、個人的にはストーリー重視4コマはあんまり好みじゃないんですけどね。4コマである必然性がないですし。でも、好きになった作品がストーリー重視に次第になっていったため、慣らされてしまったという側面はあります。
2004年9月1日(水)
「幻惑密室」西澤保彦著 講談社文庫刊
どこかのwwwサイトか何かでチェックしたのだと思うんですが、読みたい本のリストにメモっていました。店頭で別の本を見ているときに目について思い出し、何となく買ってしまいました。シリーズものらしい。背景もよく知らないし、作者もよく知らないんですが、半分ほど読み進めて、要するにミステリーというよりもパズルなんだなと気がつきました。謎解きの条件を提示するためにお話としての自然さとかは一切廃しているように見えます。その辺、いっそ潔いというべきでしょうか。それが成功しているのか失敗しているのかは最後まで読んでのお楽しみ。
(2004/09/03追記)
読了しました。あとがきによるとシリーズ作品が何作かあるようなのですが、それらも読むかどうか、ちと微妙。キャラクターはいい感じなのですが、肝心の謎解きが私好みでは無いような。どうしたもんでしょう。
2004年8月28日(土)
「よみきりもの」第7巻 竹本泉著 エンターブレイン刊
事前にアナウンスされていた発売日は8/27でしたが、少々遅れての発売となりました。前巻購入時に言及しましたが、エンターブレインのコミックスって発売予定日より1日早いのがデフォルトだと思っていたので、気分的には二日遅れた感じ。今回は作者曰く「猫密度が足りない」とのことですが、読者から見ると変な話が少ない、というか普通の学園コメディの範疇におさまっているような。マイフェイバリットは「地の底から小生」かな。
2004年8月21日(土)
「神は沈黙せず」山本弘著 角川書店刊
前から気にはなっていたのですが、ハードカバーで500ページほどの大著、値段も2000円ほどするしとちょっと躊躇していたのですが、えいやあとばかりに買ってしまいました。内容についてはまだ読んでいないので語ることは出来ませんが、「と学会」会長とSF作家という二つの側面を持つ山本弘であるからこそ書けた作品であるように聞いています。
(2004/08/23追記)
「PC-9801ゲームリバイバルコレクション」角川書店刊
私のではなく、ニョーボが探していた本を発見したので購入したものです。版元では在庫無しとなっているので一部では入手が難しい状況なのかなと思われます。ヤフオクで定価以上の値段に対して入札があるようなことも見られますし。なので、情報として書き留めておきます。大阪・堂島のジュンク堂書店にて購入しました。初版でした。内容はタイトル通り、PC-9801用のゲームソフトを15本、Windows上で動くようにしてCD-ROMに収録したものと解説をムックに仕立てたもの。ゲームの解説だけではなく、周辺の情報も入っているので読み物としても面白そう。
2004年8月19日(木)
「まんがタイムコレクション/丹沢恵」芳文社刊
例によって、4コママンガの再録本。もちろん、メインの丹沢恵さんの作品が好きだから買うわけですが、他の作家さんの作品も収録されており、場合によってはその方がより楽しみだったりするわけです。今回はふじのはるか「派遣社員松島喜久治」のライブラリー編、湯川かおる「轟探偵事務所」あたりがそれに該当するでしょうか。
2004年8月17日(火)
「キッズセット(ポンデライオンのオモチャ付き)」(ミスタードーナツ)
先日、ストラップの入手に失敗したわけですが、今度はお子様向けのキッズセットについているオモチャ、モチモチポンデライオンの人形を獲得するため、某所のミスタードーナツに潜入しました。一応、12歳以下が対象となっておりますが、店内で食べるのならいざ知らず、持ち帰りならばオトナでも特に問題なく買えるようです。そのことをうちのニョーボに言ったら、精神年齢が12歳以下だから大丈夫だろうとのツッコミが入りましたけど。それはともかく、このオモチャは人気があるらしく、すでに品切れになっている店舗も多いと聞きますから、買えたのはラッキーだったかもしれません。
(2004/8/19追記)
モチモチポンデライオンの勇姿をSO505iで撮ってみました。
2004年8月15日(日)
「スタートレック3/ミスタースポックを探せ!」(DVDソフト)
ぼちぼちと買い揃えつつあるスタートレックのDVD。2ヶ月ほど前に「4」と「ジェネレーションズ」を購入しております。とりあえず、「4」の方は見ました。映画というよりテレビスペシャルという感じでしたが面白うございました。「ジェネレーションズ」はまだ見ていなくて、積みDVDになりつつあるんで、ちゃっちゃと見ないといけませんね。DVDそのものの話はひとまず置き、キャンペーンとしてパッケージに封入されているシリアル番号を使い、キャンペーンサイトで抽選に挑戦すると映画前売り券とかグッズが当たるというのをやっているようです。で、一応やってみたところ前売り券が当たってしまいました。深く考えずに「ステップフォワード・ワイフ」という作品を選んでしまったのですが、どんな映画なんでしょうね。
2004年8月13日(金)
「スーパーロボット大戦IMPACTパーフェクトガイド」ソフトバンクパブリッシング刊
先日購入したゲームの攻略本。2年前のゲームなので攻略本が店頭に並んでいるか不安でしたが(実際、ヨドバシカメラ梅田とかにはありませんでした)、旭屋書店の本店には3種類ほど並んでいたので安心。その中からこの本を選んだのにはさしたる根拠はなく、値段的に大差ないけれど、厚みが他の本に勝っていたから、というだけの理由。しかし、せっかく中古で安く買ってもこんな本(\1575)を買っていたらあんまり意味がないな。
2004年8月12日(木)
「大阪下町酒場列伝」井上理津子著 ちくま文庫刊
雑誌「大阪人」に連載されていた「下町酒場伝」が1冊にまとまって刊行されました。単行本化無しでいきなりの文庫デビュー。たまに「大阪人」を買うことがあったのはこの連載を読むため、という感もあったので、出ているのを見つけたら即行でレジに持っていきました。目次で数えてみると29軒の酒場が紹介されていますが、私が行ったことのあるのは3軒だけ。こういう本を読むとアンビバレントな気持ちになります。紹介されている店々は魅力的ですから、ぜひ行ってみたい。しかし、観光ガイドよろしくこの本を持ってそれらの店に行く、というのもちょっと違うよなあと。せっかく大阪に住んでいるんだから行かない手はないし。難しいところです。
2004年8月11日(水)
「A5サイズPPC用紙」(コクヨKB-30)
ニョーボに頼まれて買ってきたのですが、A4サイズのPPC用紙ならば会社でいつも使っていますし、B4、A3もたまには使いますが、A5というやつは見たことがありませんでした。まあ、あって不思議はないんですけど。A4のPPC用紙と同様、500枚で1梱包です。厚みは同じでもサイズが小さいので、ミニチュア版を見ているようで、新鮮な感じ。梅田のヨドバシカメラでお値段は\399でした。
2004年8月10日(火)
「スーパーロボット大戦IMPACT」(Playstation2ソフト)
別に新作ではなく、2002年発売の旧作、その上中古。ソフマップギガストア梅田で\1780で購入しました。何かゲームをしたくなったので、いくつか候補を考えたのですが、安く済ませようという理由でこのソフトになりました。スーパーロボット大戦は今までにシリーズ作品をいくつかプレイしたことがあるので、その延長線上で楽しめるかなというのもあります。あと、候補としては「デモンベイン」とかも遊んでみたかったのですが、PC版、PS2版とも高いので断念。最近、気分的に(実際にもか)ビンボーなもんで。
2004年8月9日(月)
「バジリスク/甲賀忍法帖」第5巻 山田風太郎原作 せがわまさき漫画 講談社アッパーズKC刊
先週土曜日の段階で限定版(特製収納ケース付)が出ていましたが、さすがにそれを買う気にはならず、通常版の発売日である本日購入。去年、既刊の1巻と2巻を買い、勢いで原作本も買った後、新刊を追い続けてきましたが、これにて最終巻です。面白うございました。結局、「バジリスク」というタイトルはよくわかりませんでした。モンスター「バジリスク」の石化の魔力を主人公たちの能力になぞらえたのでしょうか。ラストは、ああなるんだろうなあと思っていましたが、ほんとにそうなってしまいました。実は原作本、買ったはいいけど未読なので、復習をかねてこれから読んでみるつもりです。
(2004/08/25追記)
原作本をようやく読了しました。(というか、昨日、ようやく読み始めたというのが正確なところなんですが)
今、手許に「バジリスク」の方がないので仔細に検討しようがないのですが、読んでみて「バジリスク」が非常に原作に忠実な漫画化だったのだなというのがよくわかりました。細部の演出はもちろん色々と変えているんですけどね。薬師寺典膳の忍術の解釈とか。ま、私の方が先に読んだ「バジリスク」に引っ張られて原作をそのように読んでしまったのかもしれませんが…。
2004年8月8日(日)
「おねがい朝倉さん」第4巻 大乃元初奈著 芳文社刊
去年の8月に3巻を購入しています。実は「ラディカルホスピタル」7巻の出た3日に同時に発売になっていました。もちろん、知っていたのですが、買うかどうか迷っていました。3巻購入時のコメントにあるようにマンネリ気味です。4コママンガにおいてはマンネリというのは必ずしも否定的な要素ではないと思います。思いますが、作品世界内のマンネリと作者の技術上のマンネリとは峻別されるべきではないのかなどと考えつつある今日この頃。私は何を言っているんでしょうか。
2004年8月7日(土)
「マクビティ
チョコ&オレンジ ダイジェスティブクラッカー」(明治製菓)
その昔、「ジャフィー」というビスケットがあり、好きでした。小麦胚芽入りビスケットにオレンジジャムが乗っかって、さらにチョコレートでコーティングされているというもの。今では日本では売っていないようです。今日、近所のスーパーの食品売り場を見ていたら、「チョコ&オレンジ
ダイジェスティブクラッカー」というものがありました。チョコレートでオレンジで小麦胚芽という組み合わせは往年のジャフィーと同じです。ただ、ビスケットではなくクラッカー、純然たるチョコレートではなくてチョコクリーム、乗っかっているのではなくサンドしているという違いがあります。まあ、ものは試しで買ってみたわけですが、味わいは全然別でした。がっくし。これはこれで美味しいですけどね。調べてみると、今でもヨーロッパでは「ジャフィー」的なお菓子は定番としてあるらしいので、輸入菓子を扱っている店か、オンラインショップで探してみますかね。
2004年8月5日(木)
「並木橋通りアオバ自転車店」第12巻 宮尾岳著 少年画報社刊
11巻は5月に購入。昨日、4日に発売になっていたのですが、買い忘れていました。さすがに変わった自転車をメインにした話は少なくなったようで、エピソード主体のお話がほとんどになっていますが、それはそれで面白いので良し。
2004年8月3日(火)
「ラディカルホスピタル」第7巻 ひらのあゆ著 芳文社刊
現状でマイベストの4コマ作品の新刊です。医療4コマ。前回が4月だったので、4コママンガの単行本としてはかなりのハイペースと言えるでしょう。全作品、雑誌掲載時に読んでいるのですが、再読しても面白いのはさすが。オマケとして番外編4コマが3つ、それと過去に出たひらのあゆコレクション(再録誌)の表紙コレクション付き。
2004年8月1日(日)
「唐沢俊一のお怪物図鑑×唐沢なをきの物々冒険記」ワールドフォトプレス刊
サイズはA5で普通のソフトカバーの単行本のようですが、ムック扱いらしく「ワールドムック496」という通し番号がついております。モノマガジンに掲載された俊一氏のコラムとなをき氏の挿絵(というか1ページのエッセイまんが)の組み合わせ。掲載誌がモノマガジンですから、「物」を主題にしていますが、まあ、申し訳程度で話題は多岐にわたっています。面白かったのですが、ネタが小粒で以前からの唐沢商会系の本に比べるとインパクトにはかけますね。ところで62ページの図版のキャプションがまったく意味不明なのは誤植なのでしょうか。
2004年7月29日(木)
「野蛮の園」第2巻 西川魯介著 白泉社刊
第1巻は去年の3月に購入。相変わらず暴走しています。まあ、それが目当てでファンをやっているわけですが。この巻ではテコ入れでしょうか、新キャラが4人ほど。天才幼女教官、金髪秘書、眼鏡っこ図書委員長(ホントは司書)、ショタ少年。うーん、趣味的というかなんというか。
2004年7月23日(金)
「サクラ大戦漫画版」第3巻 原作広井王子 キャラクター原案藤島康介 漫画政一九
講談社刊
9ヶ月ぶりの新刊(第2巻は去年の10月に発行)です。じっくり丁寧に描いているようで、この巻でようやく、メンバーが全員揃いました。このペースでちゃんと最後まで描けるのかしらんと一抹の不安を感じますが、信じてついていくしかないのでしょうか。今年の夏のサクラ大戦スーパー歌謡ショウには行かないつもりだったのですが、読んでいて、何となく行きたくなってしまいました。危ねえ、危ねえ。
2004年7月22日(木)
「マスターアンドコマンダー」(DVDソフト)
「攻略せよ、要衝モーリシャス/英国海軍の雄ジャック・オーブリー」(上下)パトリック・オブライアン著
早川書房刊
7/4に少々書きましたが、結局、映画「マスターアンドコマンダー」のDVDと原作シリーズの新刊が同じ日に発売になりました。ファンとしてはうれしいやら、出費がかさむやらという感じです。ついでにいうと「ホーンブロワー」シリーズのドラマ化DVDボックスも「マスターアンドコマンダー」の横に並んでいましたが、お金がないのでそちらの方は今回は見送り。とほほ。
2004年7月19日(月)
「汁かけめし快食學」遠藤哲夫著 ちくま文庫刊
本書は「ぶっかけめしの悦楽」(四谷ラウンド)として上梓されたものに大幅な加筆をほどこしたものだそうです。まだ読んでいないので推測で書きますが、「汁かけめし」あるいは「ぶっかけめし」の過去と現在を様々な側面から論考したもの。ここでいう汁かけめしは味噌汁を御飯にかけたものにとどまらず、いわゆる丼ものからカレーライスのようなものまでを含んだ幅のあるものです。
2004年7月18日(日)
「TARGUS/CityLite
Runner」(バックパック)
要するに通勤と普段使い用のカバンです。このところ、私としては異様なペースでカバンを買っています。去年の1月に犬印を買い、9月に今回と同じTargusを買い、10月に「MANHATTAN
PASSAGE」を買い、今年の1月には「Moya Pak Mobile」を買っています。で、結局のところ、一番使っていたのは犬印なんですが、もともと、くたびれて穴が空いてしまったのが買い換え理由の一つなのに騙し騙し使っていたので洒落にならないぐらい傷んできました。なら、素直にMANHATTANなり、moyaを使えば良いんですが、背負って使うのがラクだなあと。9月に買った方のTargusは大量荷物を持っての移動時にはいいのですが、普段使いには苦しいので一回り小さいタイプの「CityLite
Runner」を選びました。これは長いこと使いたいものですが…。梅田のヨドバシカメラにて\6270で購入。
(2004/08/21追記)
1ヶ月ほど通勤と街歩きに使っての感想。普段の通勤ではさほどたくさんのものを入れているわけではないので、本来、ノートパソコンを保護するためのクッション材がカバン自体の形を保ってくれます。逆に言うと空っぽのリュックなのに常にクッション材の厚みがあってかさばると言うことになります。ノートパソコン(Thinkpad
X24を使用)を入れても厚みにさほど変わりはありません。肩ひもの調整具合にもよりますが、背中にぴったりフィットして、重心が身体に近く感じられるため、パソコンを入れた状態でも身体を持って行かれる感じが少ないのはいいですね。以前使っていたTargus製のカバンでは重心が遠くて身体を動かすと邪魔な感じがしました。で、背中にぴったりフィットするということはこの季節、汗の逃げ場がないことになるため、カバンを背負ってしばらく歩くと背中が汗びっしょりになります。背中に当たる面に凹凸をつけたり、メッシュを使ったりしていますが、あんまり効果はないような。さらにカバンとしては重要な問題点ですが、かさばる割りにはあまりたくさんのものは入らないように思います。パソコンと周辺の小物を入れることをメインにしているため、カバン内部の仕切が多いためですね。この辺は一長一短といったところ。
2004年7月17日(土)
「コミックマーケット66カタログ」
ニョーボの使い走りその3。はっきり言って、これを買うのは嫌なんです。今更、オタクと思われるから、なんてことは言いません。純然たるその質量。版型はB5サイズですから、週刊のマンガ雑誌並みですが、ページ数(1300ページ以上)のせいで片手で持つのがちょっとしんどい。そんなものを持って歩くだけで鬱。かてて加えて今回の表紙は何じゃこりゃ、えらくまたロリロリした絵ではありませんか。買うときに恥ずかしかったぞ。梅田のGAMERSで購入。
2004年7月15日(木)
「新幹線の切符」
ニョーボの使い走りその2。みどりの窓口で東京から大阪へ帰るための切符を購入。のぞみの指定席で\14250也。お盆直前に東京から出て行く方向の切符なのに余裕で買えたというのは意外でした。いわく、禁煙席の窓際、出来ればE席(富士山が見える方の席)という条件。候補の列車も第一希望の方で取れたし、拍子抜けするほどでした。前売り開始(1ヶ月前の)して間もないからですかね。
2004年7月14日(水)
「スピード時刻表7月号」JTB発行
去年の年末にも話題にした季節ネタ。ただし、前回はニョーボの「有明まんがまつり」参加と私の「サクラ大戦歌謡ショウ」鑑賞のための東京行きの切符を算段するための資料でしたが、今夏、私は東京に行かないので(予定)、ニョーボのためだけの資料となります。
2004年7月9日(金)
「南太平洋、波瀾の追撃戦/英国海軍の雄ジャック・オーブリー」(上下)パトリック・オブライアン著
早川書房刊
先日購入した「嵐のインド洋」を読み終えてしまったので「攻略せよ、要衝モーリシャス」を待たずに本書を購入してしまいました。本書が映画「マスターアンドコマンダー」の直接の原作ということになります。また、原著のシリーズでは第10巻に当たり、「要衝モーリシャス」までが順番に4巻までに当たるので、お話としては飛んでしまうんですよね。それに本書だけ、カバーが映画の写真を使っているのでイメージがかなり違うという問題もあり、出来れば他の巻と揃った装丁のものにして欲しかったのですが、売るためには仕方ありませんね。
2004年7月4日(日)
「特命航海、嵐のインド洋/英国海軍の雄ジャック・オーブリー」(上下)パトリック・オブライアン著
早川書房刊
新刊ではなくて、去年の9月刊行分です。ようやく、手持ちの「勅任艦長への航海」までを読み切ったので続きが買えます。ナイスタイミングと言ってもいいと思いますが、続刊に当たる「攻略せよ、要衝モーリシャス」が今月の下旬辺りに出るそうです。さらに映画「マスターアンドコマンダー」のDVDが7/23に出るし、ホーンブロワーのTVドラマDVDボックスも同日に出るそうで、海洋小説ファンとしては出費のかさむことであります。
2004年7月2日(金)
「さゆリン」第1巻 弓長九天著 芳文社刊
ものすごく好きな四コマ作品なんですが、ようやく単行本化されたので喜び勇んで買ってきました。主人公の高校生「さゆリン」こと鈴本さゆりさんと彼女に常に翻弄される友達(ボーイフレンド?)の高品勇太くん、及び周りの人々を描いております。私が一番典型的だと思うエピソードが「アクマさん」(本書P.23)です。満員電車に乗り合わせたさゆリンと勇太くん。人ごみからさゆリンをかばう形になった勇太くんに向かって顔を赤らめたさゆリンが「ここで私が悲鳴を上げたら勇太おしまいだね(はぁと)」。こんな感じ。
2004年6月27日(日)
「ペプシブルー」
近所のスーパーで売っていたので500ml入りのPETボトルを買ってきてみました。なるほど、その名前に違わず目の覚めるような青。冷蔵庫で冷やし、風呂上がりに飲んでみました。うーん、味は全くコーラと同じのように思えます。そもそも、ほとんどのソフトドリンクが果汁などの植物成分に由来するようなもの以外は人工的な味と香りと色づけによって成り立っているわけです。コーラなんかその際たるものでしょうから、青だろうが、ショッキングピンクだろうが自由自在でしょうけど、そこはそれ、人間の感覚とあまりにかけ離れるとおいしそうじゃないからそれなりに納得されるような色を付けるのでしょう。そこら辺の虚構性をメーカー自ら打ち砕いちゃったわけで、なんだかなという気もしますが、まあ面白いから良いか。そういえば、飲んでことはありませんが昔、透明なコーラというやつもあったそうですね。
2004年6月25日(金)
「げんしけん」第4巻 木尾士目著 講談社アフタヌーンKC刊
チェックし忘れてましたが、6/23あたりに出ていたみたいです。前巻は去年の12月に購入。内容的には付け加えることもないのですが、今回は初版特典としてキャラクターの印刷された4種類の栞の内、ランダムに1種類が挟み込まれているという趣向があったのですが、女の子が3種、野郎が1種という割合なのにしっかりと野郎キャラクターのだったというヒキの強さを発揮してしまいました。ええい。それともあれですか、その昔、駄菓子屋さんとかで売っていたくじ引き形式の歌手ブロマイドで、何故か異様にバーブ佐竹の割合が高かったという故事を踏まえているのでしょうか。
2004年6月20日(日)
「札幌刑務所4泊5日」東直己著 光文社文庫刊
以前、どこだかでこの本をことを聞いたことがありました。交通違反の反則金をちゃんと納付しないと金額に応じて刑務所に収監されるという規定があるのだそうです。実際のところ、数千から数万円程度のお金のために刑務所に入る人はほとんどいないわけで、この本の作者は刑務所の中身を知るためにわざと納付せず、めでたく(?)入所となり、この本を書いたと。面白そうだとは思ったものの、そのまま忘れていたものが、文庫化され、書店で発見したので、おおあの本かと買って参りました。
2004年6月18日(金)
「酒のほそ道」15巻 ラズウェル細木著 日本文芸社刊
「江戸前の旬」24巻 九十九森原作・さとう輝劇画 日本文芸社刊
「おいしい銀座」5巻 酒川郁子&九十九森著 集英社オフィスユーコミックス刊
なぜか、愛読している食べ物関連のコミックが3冊同じ日に発売されたので購入。うれしいのはうれしいのですが、適当に間を置いてばらばらに発売された方が楽しみが途切れずに続いてうれしいと思うのは貧乏性でしょうか。とくにラズウェル作品はおととい、2冊も発売されたばっかりだし。まあ、休みの前の日ですから、全部読みましたけどね。
2004年6月16日(水)
「魚心あれば食べ心」鰓の巻 ラズウェル細木著 芳文社刊
同じ著者による「酒のほそ道」を愛読しております。あれはお酒を飲むことを主題としておりますが、こちらの「魚心あれば食べ心」はタイトル通り、魚を食べることを主題としています。4ページほどの短編と解説的なコラムの繰り返しで時折もう少し長めのエッセイという形式も似ています。主人公は魚をこよなく愛する「坂菜係長」。宗達は独身ですが、坂菜係長は奥さんがいます。ただし、何故か、顔を見せてくれません。ちょっとミステリアス。なお、鰓の巻は1巻に当たります。同時発売で2巻に当たる鰭の巻も出ていましたので、一緒に買っております。
2004年6月15日(火)
「一日3000円の東京満喫プラン」東京街歩き委員会著 生活人新書(NHK出版)刊
私は大阪人のくせにミーハー的な東京ファンなので、書店でこのようなタイトルの本を見つけて思わず手に取ってしまいました。様々なテーマで東京を楽しむための12のルートを紹介しています。一応、東京駅を起点として交通費、入場料などなど込みで\3000以内ですませるという縛りがあります。私自身、食いしん坊ですから、その内のランチの費用につい目がいってしまいますが、\1900のフランス料理店のランチから屋台の\200のお好み焼きまで様々(というか、\200のお好み焼きでお腹が一杯になるのだろうか?)。まあ、ものを食べたり、お土産を買ったりする費用は参考程度でしょうね。機会があればいってみたいなと思わせるところも多々ありました。次、東京に遊びに行くとき参考にしたいものです。
2004年6月14日(月)
「トンデモ本の世界S」 と学会著 太田出版刊
オビに「3年ぶりのシリーズ最新作」という謳い文句があったので久しぶりに読んでみようと買ってみました。ちなみに本書「S」と同時に「T」も出ています。まだ途中までしか読んでいないので感想を書くのもはばかられるのですが、冒頭の「アポロは月に行かなかった!」というネタを読んでいて気分が重くなってしまいました。大げさに言うと人類の叡智に対する侮辱と言えるでしょうか。私は、政治的な主義主張の違いとか、国家の威信とかはどうでも良い素朴な科学万能主義者なのです。というわけで、山本会長以下、と学会の面々にはこういう阿呆な主張をする輩を今後も笑いとばしてやって欲しいと思う今日この頃でございます。
2004年6月11日(金)
「のだめカンタービレ」第9巻 二ノ宮知子著 講談社KCキス刊
いきなりハマってしまった「のだめカンタービレ」、新刊の第9巻が出ましたので即行で買ってきました。のだめと千秋が親公認の仲(?)になって、一区切りとなり、次の巻からはパリ留学編ということになるそうな。一気に読んでしまったので、あんまり感想が出てきませんが、面白かったです。とりあえず、もう1回読もうっと。
2004年6月9日(水)
「ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番他」(CD:UCCG3127/8)
先日「のだめカンタービレ」を読んでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が聞きたくなりました。我ながらわかりやすい奴。昔、CDを買ったような記憶があるのですが、見つからないので新規購入。2枚組\2000でラフマニノフの作品を詰め込んだ徳用CDがあったので安易に選択。目的の協奏曲第2番はリヒテルのピアノのやつで、一応、この曲の演奏としては定番らしいのですが、録音はちょっと古くて59年のもの。まあ、録音が良くても演奏がへなちょこなのよりはずっといいです。聴いてみると、やっぱりいいですね。故あって、今、CDを聴く環境が原則的にパソコンになっているのですが、いいステレオが欲しくなりましたよ。
2004年6月8日(火)
「お母さんは『赤毛のアン』が大好き」吉野朔実著 角川文庫刊
漫画家吉野朔実さんによる、読書エッセイコミックです。読んでみて、面白かったのですが、何か違和感が。よくよく考えてみたら、単行本を買って、このページで紹介もしていたのでした。去年の引越騒ぎで大量の本を処分したので、既に単行本の方は手許にはなかったというのもありますが、持っていても本棚の奥に隠れていたら同じことですけどね。
2004年6月7日(月)
「コカコーラC2」
会社の休憩コーナーにある自動販売機に入っていたので飲んでみました。世界に先行して日本で発売された新製品ですね。ウリは今までのおいしさでカロリー半分ということなのでしょうが、正直なところ、全く逆でした。つまり、おいしさはレギュラーのコカコーラに及ばないのにカロリーは半分とはいえ、しっかりあると。これならノンカロリーのコカコーラライトの方がよっぽど良いというか。人工甘味料のせいなのか、コカコーラライトは後口が悪いですが、まあ、ノンカロリーならトレードオフかなと言えますけどね。
2004年6月6日(日)
「のだめカンタービレ」二ノ宮知子著 講談社KCキス刊
厳密には二日にわたっての購入です。5日の土曜日に書店の店頭でなんとなく面白そうと思って第1巻を購入、帰宅後読んでみたら面白かったので、夜、近所のスーパーに出かけたついでに2巻、3巻を購入。続きもやっぱり面白かったので今日、既刊分の残り、4巻から8巻までを全部買ってきて読みました。「のだめ」(野田恵)はピアノ専攻の音大生。彼女とひょんなことから係わり合いになった指揮者志望の千秋真一。この二人を主軸に据え、音楽に熱く燃える青春群像を描ききったコメディ、というかコメディ風味にしてはありますが、結構正統的なストーリー物という感じです。続きが早く読みたい、と思ったら11日に発売のようです。
2004年6月5日(土)
「スタートレック4/故郷への長い道」(DVDソフト)
熱狂的なスタートレックファンというわけではありませんが、たまに見ることもあります。オリジナルシリーズの映画版5作のうち、なぜか本作だけは未見でした。絶対買うぞと思っていればDVDのショップをいくつか回れば入手できたでしょうが、そこまでの意気込みはなく、店頭で思い出したときには商品がないというめぐり合わせ。で、今日はたまたま梅田のソフマップに行った際にワゴンセールを行っているところに発見したような次第。値段も\2978とお手ごろ。よしよしと思ってよく見ると1枚買うともう1枚がタダというセールでした。早い話が2枚で\2978なわけで、安いのはいいけれど他にほしいタイトルがなければ困るじゃないかと。で、実際迷いに迷ってもう1枚は「スタートレック/ジェネレーションズ」を選びました。こちらもカーク船長が出ている映画ではありますが、ネクストジェネレーションの方は良くわからないので果たして楽しめるかどうか。
2004年6月4日(金)
「鉄腕バーディ」第5巻 ゆうきまさみ著 小学館刊
前巻は今年の3月に購入。次巻は9月だそうで正確に季刊ペースですね。前回、伏線張りまくり状態といいましたが、今回も登場人物というか、登場陣営が増えてわけがわからなくなってきました。しかも第1部完だそうです。ホントウに広げた風呂敷をきれいにたたんで終了するのか、ちょっと不安になってきました。
2004年5月28日(金)
「沈夫人の料理人」第2巻 深巳琳子著 小学館ビッグコミックス刊
第1巻は去年の7月に購入。基本路線は変わっておらず、李三も相変わらずです。登場人物がやや増えてきて、李三の兄で放蕩者の李大とか、お屋敷専属のお針子の雪貞などが李三と奥様の関係に陰影をつけるという感じでなかなか話の奥行きが出てきました。ま、そんなことは瑣末なことで出てくる料理がどれもうまそうだというのが重要だったり。
2004年5月26日(水)
「上撰白雪」(純米酒:小西酒造)
自分でナショナルブランドのお酒を買ったことはないのですが、たまにはいいかなと。会社帰りに近所のスーパーに寄り、ふと日本酒が飲みたくなったものの、あまり聞いたことのない地酒とナショナルブランドのお酒がいくつかあるだけだったので、このお酒を選んでみた次第。こよなく愛するお寿司屋さんである浅草の金寿司で出しているお酒が確か白雪だったはずという記憶も後押し。さらに同じ値段で売っている菊正宗、白鹿は本醸造なのにこのお酒だけは純米酒であるということで素朴な純米酒信者であるところの私としてはあまり選択の余地は無かったと言えます。帰宅後、ラッキョとか、キュウリキムチとか簡単な肴で飲んでみましたが、それなりにコクがある感じで悪くありませんでした。普段飲むなら充分かも。
2004年5月25日(火)
「エマ」第4巻 森薫著 エンターブレイン刊
26日発売予定でしたが、既に出ておりました。うーむ、メイドマンガ強化週間というわけでもありませんが、続きましたね。前巻は去年の11月に購入しております。個人的に今のところ続きを読むのを一番楽しみにしているマンガです。ストーリーもさることながら、作者森薫さんの趣味大爆発的なモチーフとか。例えば、ドロテア奥様の肉感的な後ろ姿とか、エマのコルセットとか、とか。本の内容とは全然関係ありませんが、今日、「エマ」を買った本屋さんにエマの等身大ポップが置いてあって思わず拉致していこうかと思いましたが、犯罪になるのでやめました。
2004年5月24日(月)
「スーパーメイドちるみさん」第1巻から第3巻 師走冬子著
芳文社刊
いつも読んでいる4コマ誌まんがタイムスペシャルに掲載されている作品で何となく気になって既刊分3冊をまとめて買って読んでみました。一般家庭(一応、父親がベストセラー作家で多少はお金持ちという設定ですが)にメイド服を着たメイドさんがいるという時点でファンタジーみたいなものですが、その辺は深く追求するのはやめておきましょう。主人公の「ちるみ」は有能なメイドですが、ドジっ子でいつもうっかりものを壊すという背反した特性を持っています。最初の頃はそれをお約束ギャグとするワンパターン4コママンガかという感じなのですが、巻が進むにつれ、登場人物の多様化とそれに伴う人間関係をバックにしたマンガになってきているようです。ぬるい4コママンガから萌え4コママンガに変化しつつあるのか、今後の動向を見守っていきたいと思います。
2004年5月23日(日)
「豪放ライラック」第1巻 桑田乃梨子著 ワニブックス刊
今月の25日発行と聞いていたのですが、すでに書店の店頭に並んでおり、あわてて購入。3月に「ラッキー!」を買ったばかりという印象がありましたが、2ヶ月に一冊程度の刊行ペースなら早くはないですわな。女子高&女子寮を舞台にしたコメディです。お兄ちゃん大好き少女の「高岡りら」の成長を描いたビルドゥングスロマン(じゃあないか、あんまり成長してないし)。
2004年5月21日(金)
「OL進化論」第21巻 秋月りす著 講談社刊
今更どうこう言うのもなんだかなと言う感じですが、定番オフィス4コマの新刊が出ました。前巻は去年の9月に購入しております。そのときにも書きましたが、これだけ巻数を重ねても相変わらずコンスタントに面白いというのはすごいことです。まったくもって感心します。
2004年5月19日(水)
「まんがタイムコレクション/ひらのあゆ」芳文社刊
いつも楽しみに読んでいる病院4コマ「ラディカルホスピタル」を中心にした再録本です。前回は今年の1月に購入。やっぱり4月毎の発行。書き下ろしは「ラディカルホスピタル」が1ページ、「島の人」が2ページとなっています。
2004年5月18日(火)
「史上最強の弟子ケンイチ」第10巻 松江名俊著 小学館刊
9巻は3月に購入。ハーミット編ひとまず終了と言うところでしょうか。少年サンデー本誌を以前は読んでいたのですが、この巻の途中辺りで読まなくなったのでどういう展開になるか楽しんで読むことが出来ました。雑誌連載で読むか、単行本でまとめて読むかというのはマンガを読む上で結構迷いますね。まあ、雑誌買いまくりでは場所ふさぎだし、お金もかかる(どうせ単行本も買うし)ので単行本中心になってしまうのですけどね。本筋とは全く関係ありませんが、今回の10巻の裏表紙の美羽ちゃんは妙に可愛いぞ。普通の萌えキャラみたい。
2004年5月17日(月)
「麺王フタツキ!」第1巻 西条真二著 講談社刊
主人公の作る料理をラーメンに変えた「鉄鍋のジャン」、と言ってしまうと身も蓋もありませんが、まあそんな感じ。性格設定とかは違うんですけどね。物語の枠組みがよく似ています。この単行本で初めて読んだ作品ですが、面白いのは面白いです。一冊だけでは読み足りないので早く続きを読ませろと。
2004年5月15日(土)
「蕎麦屋酒」古川修著 光文社新書刊
奥付によると今年の2月発行となっています。蕎麦屋で酒を飲むことの意義を説く前半部と実際の店のガイドの後半部とに分かれている模様。そういや、私は最近、蕎麦屋で酒を飲んでないなあ。この本の著者の言うところの「蕎麦不毛の地」大阪に住んでいるから、というだけの理由でもありませんが、なんとなくそういうめぐり合わせ。とりあえず蕎麦をたぐりに行こうかな?
2004年5月10日(月)
「並木橋通りアオバ自転車店」第11巻 宮尾岳著 少年画報社刊
前巻は1月に購入。新刊が出る度に楽しみに読んでいる自転車マンガですが、私自身は最後に自転車に乗ってから十数年はたっているんじゃなかったかと思います。だもんで、この作品を読むたびに自転車が欲しくなって困ります。今回の11巻には20年同じ自転車に乗っていた人が最近の自転車の技術的な進歩にびっくりするという話があって、多分私が最新の自転車に乗ったら同じ感慨を抱くのだろうなと思ってみたり。
2004年5月9日(日)
「つるつる・夢の酒/NHK落語名人選八代目桂文楽」(ポリドールPOCN-1150)
先日、北村薫さんの「朝霧」を買って読み、旧作もぱらぱらと再読していたのですが、その中に落語の「夢の酒」が出てきました。読むたびに落語のほうも聴いてみたいと思っていたので思い出したついでに探して買ってきたような次第。CD化されているのは今日買ってきた八代目文楽のものしか見つかりませんでした。聞いてみると、小説の中で触れられていたような雰囲気ではなかったのですが、なかなか良い噺でした。特に大旦那がいいキャラですね。
2004年5月6日(木)
「包丁人味平」牛次郎作 ビッグ錠画 集英社文庫刊
1週間前に1巻と2巻を買い、その後、2冊、3冊と買い進め、本日、10巻から12巻までを購入して全巻コンプリート。結論から言うとやっぱり面白かったです。当時の少年漫画らしい闇雲さというかつじつまの合わなさとかはありますが、あまり気にはなりません。集中の白眉はこの文庫版では7巻から10巻辺りに収録されているカレー編でしょう。他の話が勝負のための勝負という感じなのに対し、現実のお客さんを相手にしての工夫を凝らす側面があっていい感じ。まあ、この話も対立する二つの百貨店の代理戦争でやっぱり「勝負」になっているんですが。
2004年5月2日(日)
「ミニキーボード」
SOTECのパソコン用にヨドバシカメラでSNE社のMICRO-86BK-Eというミニサイズキーボードを買ってきました。日本語キーボード、英語キーボードと両方あるうちの英語版。\3129でした。B5サイズのノートパソコンのキーボード並みの大きさで10キーもありませんが設置面積をより小さくしたかったので選択。純正のキーボードに比べると三分の二程度になったので正解でした。もちろん、これより小さいキーボードも売られていましたがそうなると打ちにくくて実用性にかけるのでぎりぎりのところです。店頭のサンプルでキータッチもそんなに悪くないと思ったのですが、実際に接続してしばらく使用してみるとちょっと固かったという気もします。まあこの辺は慣れの問題でしょうからあまり気にはしていません。英語版であるということも特に違和感はありませんし。総じて良い買い物だったと言えるでしょう。
2004年4月29日(木)
「包丁人味平」牛次郎作 ビッグ錠画 集英社文庫刊
新刊ではありません。書店の店頭で目について、懐かしくなって買ってしまいました。もともとの連載は1973年に始まったもので、料理マンガの嚆矢と言って良い作品でしょう。料理マンガといえば勝負!という悪しき前例も作ってしまった作品とも言えるわけですが。今回購入したのは文庫版で全12巻、1995年に発行されたもので、さしあたり1巻と2巻を買いましたが、読んだらやっぱり面白かったので残りも買ってしまいそうです。
2004年4月28日(水)
「ぴっぴら帳(ノート)」完結編 こうの史代著 双葉社刊
去年、第1巻を買った話を書きました。その時には続刊が出る予定は無いと書いたのですが、めでたくその予想は覆り、ここに完結編として上梓されました。1巻の次がいきなり完結編というのも変ですが、普通の4コママンガの単行本と比較してほぼ2倍はあろうかという228ページという分量なので納得です。内容的には続きなので殊更に言うことはありませんが、個人的感想としてはギャグのセンスというか、独特の間というか、そういったものがお気に入りです。
2004年4月27日(火)
「久助(きゅうすけ)」
私自身比較的最近聞き知った言葉ですが、「久助」というのは割れたり、形の不揃いなせんべいやおかきを袋詰めで格安で売っているやつのこと。名前はともかく、そういうモノ自体はたまに見ますね。吉野葛の別名を久助(あるいは久助葛)ということから来ているとか。せんべいの屑→くず→葛→久助葛→久助というところでしょうか。似た言葉で「半助」というのもあります。大阪では(最近はあまり見ませんが)うなぎやさんの店頭で蒲焼きにしたうなぎの頭だけをまとめて売っていることがあります。多少は身も付いていますが、そのまま食べるのではなく、豆腐や葱と一緒に煮物にして出汁として使う感じの食べ物。と、まあごたくは色々と並べましたが、要するに近所のスーパーで割れおかき240g入りの袋を\118で買ったというお話でした。
2004年4月25日(日)
「映画クレヨンしんちゃん爆発!温泉わくわく大決戦」(DVDソフト)
昨日、劇場で最新作を見たあおりでもないのですが、過去の作品で見たいと思っていたものがDVD化されたので買ってきました。確か、4/23に発売になったばかりのはずです。問題は買ったことである程度満足してしまい、積読ならぬ積DVDになってしまいそうなこと。私の場合、本にせよ、ゲームにせよ、その他の映像関係のものにせよ、その傾向があるのは困ったもんです。本のように滞貨一掃キャンペーンでもやるか。
2004年4月23日(金)
「誰も寝てはならぬ」第1巻 サライネス著 講談社刊
「ラブやん」第3巻 田丸浩史著 講談社刊
「神戸在住」第6巻 木村紺著 講談社刊
「るくるく」第3巻 あさりよしとお著 講談社刊
なんだか、わたしゃ講談社の回し者ですかというラインナップですな。今日発売のコミックスで読みたいのをまとめて買ったらたまたまこうなっただけなのです。みんな楽しみにしていたものですが、特に「誰も寝てはならぬ」は「大阪豆ゴハン」のサライイネスさんが改名して6年ぶりの新作とかでどんなんかなあと非常に期待。事前情報を全く仕入れていないので大ハズシだったらやだな。とりあえず、この後(この項を書いたのは4/23の23:00ごろ)一気読みの予定です。
2004年4月20日(火)
「時の誘拐」芦辺拓著 講談社文庫
ミステリーです。現在の誘拐事件と戦後の大阪で起きた殺人事件が複雑に絡み合う、らしいんですが、当然まだ読んでいないので詳細は不明。例によって唐沢俊一さんの「裏モノ日記」で言及されていて、面白そうだったので買ってきてしまいました。うう、積ん読本追放キャンペーン中なのに、600ページ以上もある分厚い文庫本を…。
2004年4月19日(月)
「ミキシンググラス」
東急ハンズで\630で購入。オンス(約30ml)目盛りで13まで刻みがある単なる大ぶりのグラスで注ぎ口は無いタイプです。マティーニなどのカクテルを作ってそれなりのグラスに注ぐのが本来の使い方でしょう。しかし私は酎ハイの類を作って直接飲もうと目論んでおります。まあ、酎ハイもカクテルの一種と言えなくもないですが。
2004年4月18日(日)
「トラブルカフェ!」第6巻 丹沢恵著 竹書房刊
本来は17日発売ですが、昨日は出かけなかったので本日ようやく入手。私にとっての定番4コママンガ。丹沢さんの作品の中では一番好きかな。前巻はちょうど1年前の発行でした。今回の書き下ろしは山形さんとフェニックスのママの若かりしころのお話を4ページ。
2004年4月16日(金)
「新さん」泉昌之著 新潮文庫刊
泉昌之さんのコミック作品は好きです。「かっこいいスキヤキ」とか、「夜行」とか。この「新さん」という作品は知りませんでした。97年に刊行された作品だそうです。新潮文庫の新刊で出ていたので目について購入。いなせで一本気な独身貴族「新さん」が主人公。ある性格の主人公を設定し、その主人公がこのシチュエーションならどう反応するか、というお話の作り方は「ダンドリくん」とか「豪快さん」とかに共通すると言えるでしょうか。結構面白いです。
2004年4月14日(水)
「クリップスピーカー」(オーディオテクニカ製AT-SP12)
先日購入したデスクトップPC用に購入。ただ、PCの方が現在手許にないのでまだ接続はしていません。週末までお預けとなるでしょう。モノ自体は携帯オーディオ機器(MD、CD、etc)などに接続して使うパッシブタイプ(電源無しタイプ)のミニスピーカーなのですが、ほんとに小さい。少なくとも密閉型ヘッドフォンの両耳に装着するユニットよりは確実に小さいです。音も小さいようですが。
2004年4月13日(火)
「荻昌弘の映画批評真剣勝負」近代映画社刊
多分、版元品切れなのでスーパー源氏経由で入手。本体\1200、送料\210でした。著者は昭和63年になくなった映画評論家。テレビの「月曜ロードショー」の解説者として記憶している方も多いのではないでしょうか。私の場合は何冊かある食べ物関係のエッセイ集(「男のだいどこ」など)の作者という印象も強く持っています。先日、例によって唐沢俊一さんの「裏モノ日記」を再読していたら荻さんの超ハードスケジュールについて言及している部分が目に付き、出典である「映画批評真剣勝負」を読んでみたくなったような次第。積ん読本追放キャンペーン中なのにわざわざ通販で本を増やすというのも矛盾していますが。
2004年4月11日(日)
「中古PC」(SOTEC製 S2120C-L5)
必要があって、セカンドPCとして中古のマシンを物色しました。結局、日本橋のJ&PテクノランドにあったS2120C-L5というのが値段の割りには良さそうだったので購入に踏み切りました。店頭価格は\51000。ただしマウスが欠品だったので\609のやつを同時購入。2年ほど前に発表になった製品でCeleron1.2GHz/256MB/60GB/コンボドライブという構成。さらに15インチの液晶モニター付き。つらつらと考えてみるにデスクトップマシンを最後に買ったのはマックのQuadra840AVでした。我ながらブランクが開いたものです。
2004年4月10日(土)
「朝霧」北村薫著 創元推理文庫刊
すでにハードカバーを持っていて、何度か読み返している作品ですが、文庫版が出たので重ねて買ってしまいました。「円紫師匠と私」シリーズは「空飛ぶ馬」から「秋の花」まですでに文庫化されている時点で読み始めたので、きれいに揃えたいというのがあります。でまあ、買ったついでに再読(再々々々読ぐらい?)しようかなと。それにしても続きが出ませんね。北村さん的には終わったシリーズなんでしょうか。
2004年4月7日(水)
「映画を食べる」池波正太郎著 河出文庫刊
書店店頭にて発見して即行で購入。池波正太郎の映画関係のエッセイ集というのはいくつか読んだことがありますが、本書は存在も知りませんでした。前半が小テーマ毎に書かれたエッセイで、それももちろん興味深いのですが、読んで面白かったのが後半を占める「映画日記」でした。フォーマットとしては「池波正太郎の銀座日記」と同じような感じです。時期的には昭和49年から50年にかけてのもの。映画の感想の他にお馴染みの食べ物関係の記述もあるというやつ。他の本にもこのような形式の日記があったと思うので、銀座日記を中心にまとめて、一冊の本にしてくれたらいいなとか思ってしまいました。
2004年4月4日(日)
「ハンドクリーム」
このところ、水仕事をしているわけでもないのに手がガサガサでした。普段、ハンドクリームの類は使っていないのですが、さすがにこれはまずいかなと薬店の店頭で適当に選んで購入したのが、ロート製薬の「メンソレータム薬用ハンドベール」というもの。特に根拠あって選んだわけではありません。強いて言えば「薬用」の文字に惹かれたというのはあるかも。塗ってみてちょっと驚いたのですが、クリーム状のやつを掌で伸ばしたとたん、全く水のような感触になってもう少し手をこすりあわせるとクリームのような感触に戻ったこと。むう、科学は進んでおるな。もっとも、手荒れが直らなくては意味がないので、しばらく継続して利用の予定。
2004年4月2日(金)
「ラディカルホスピタル」第6巻 ひらのあゆ著 芳文社刊
「派遣社員松島喜久治」第4巻 ふじのはるか著 芳文社刊
お気に入りの4コママンガ作品が二冊同時に発売でファンとしてはうれしい日。「ラディカル」の方は書き下ろし(今回は1ページのみ)以外はすべて読んだことのあるものですが、「喜久治」の方が読んだことのない「ツンドラ製鋼編」が収められていてうれしゅうございました。ふじのさんの別作品「むきたまごビューティー」の主人公梅宮がエステシャンに転職する前にOLだったころのお話。いやあ、性格きつかったのね。
2004年3月31日(水)
「ラッキー!!」桑田乃梨子著 白泉社ジェッツコミックス刊
店頭で見て衝動的に買ってしまいました。桑田乃梨子さんは好きな作家さんです。主に別冊花とゆめに掲載された短編が4作収録。内2作品(「オッケー!」その1とその2)はシリーズとなっており、まあ、この単行本のメインと呼べるものでしょう。喜怒哀楽の表情に乏しい高校生「桁布(ゆきのぶ)」を主人公にしたラブコメ(かなあ)で読んでいるものとしては2作で終わりか、続きを読ませろという感じ。面白くなりそうなところで終わっているので、非常に歯がゆい。アンケートが悪かったんですかね。
2004年3月29日(月)
「超兄貴完璧版」上下巻 田丸浩史著 エンターブレイン刊
かつて、少年キャプテン誌上で連載された作品の二度目の単行本化。先週には出ていたのですが、買ったものかどうか迷ってしまい、今日になったような次第。尋常じゃないゲームを尋常じゃない作家が漫画化するとこーなる!というのは大げさですか。上下巻あわせて600ページ以上あるので読み応え抜群、とか言いつつそのボリュームに圧倒されてまだ読んでなかったり。
2004年3月28日(日)
「戦艦バウンティ号の叛乱」(DVDソフト:ワーナーホームビデオ:HAP-65090)
このところの海洋小説への傾倒の一環という感じですが、DVDソフト売り場を見ていたら\1500の廉価版DVDのコーナーにこのタイトルを発見。18世紀末に実際に起きた有名な叛乱事件を1935年にチャールズ・ロートン、クラーク・ゲーブルらの出演で映画化したもの。モノクロ。名前だけは知っている映画ですが、作られたのが戦前ですから、この間見た「マスター・アンド・コマンダー」のようなわけにはいかないだろうなとは思いつつ、それなりに楽しみ。
2004年3月27日(土)
「有閑みわさん」第1巻 たかの宗美著 竹書房刊
たかの作品を買ったのは3冊目。前回は「夏乃ごーいんぐ!」でした。実際のところ、たかの宗美さんの作品はその3冊以外にも多数出版されているので、一番好きな4コママンガ作家というわけではないのがわかります。ただ、ハズレが少なくて安定した作風かなという印象があるので安心して読めると言いましょうか。とっても優秀で手が早いため、とってもヒマである主婦みわさんを主人公にしています。まず状況とキャラクターの性格を設定し、キャラクターの行動のパターンというかバリエーションを次々にネタにしていくという手法はたかのさんのオフィスものに共通するものですね。
2004年3月25日(木)
「ドラゴンクエストV」(Playstation2ソフト)
本日発売日と言うことでニョーボと共同出資で購入しました。私はSFC版もプレイしてクリアしているのですが、人並みすぐれた忘却力を誇っていますので細かい内容はすこーんと抜け落ちております。冒頭のほんの少しだけをプレイしてみましたがやっぱり思い出せないや。まあ新鮮な気持ちで遊べるので良いんじゃないでしょうか。ゲームが始まって、自分でキャラクターを動かせるようになるのが航海中の帆船の上という設定でした。本筋とは関係なく甲板上を駆け回り、「キャプスタン、キャプスタン」、「シュラウド、シュラウド」、「メンマスト、メンマスト」、「ジブブーム、ジブブーム」などと喜んでいたのは海洋小説に毒されていますかそうですか。ちなみにもちろん「甲板」は「こうはん」だ。
2004年3月22日(月)
「千石屋綺談」逢坂みえこ著 集英社ヤングユー・クイーンズコミックス刊
一時期、逢坂みえこさんの作品は好きでよく読んでいたものですが、最近は御無沙汰でした。今回はたまたま書店の店頭で手にとってそのまま買ってしまったものです。老舗の百貨店「千石屋」を舞台にした6つの短編連作。「綺談」の名が示すように少し不思議なお話たち。怪談というレベルではありません。少し切なくはあるが、基本的に人の善意を信じる作風は以前からの逢坂作品と共通するものでしょう。
2004年3月21日(日)
「切手をなめると、2キロカロリー」唐沢俊一監修 サンマーク文庫刊
まだ、ブームなんでしょうか、ピークは過ぎたんでしょうか「トリビアの泉」。30分番組だった頃は楽しみに見ていたんですが、最近はほとんど見ていないんですが、まあそれはともかく。同番組のスーパーバイザーである唐沢俊一氏監修による元祖便乗本です。ただ、本家「トリビアの泉」の本や装丁までそれらしく真似た便乗本が書店ではコーナーになっていたりするのに対し、この本はあまり見かけません。去年の11月ごろに出た本なのに、今日買ったのはまだ初版でしたし。中身的には一行知識掲示板からの精選版で実に面白いです。
2004年3月20日(土)
「ピーター・シムプル」上中下三巻 マリアット作 岩波文庫刊
某所で言及されていたので興味を持って買ってきました。元本は1833年に雑誌に発表、1834に刊行されたイギリスの小説です。著者自身がイギリス海軍の軍人であり、その経験を元にして主人公シムプル(シンプルですね)が士官候補生から始めて、副長になるまでのお話が書かれているそうな。岩波文庫版である本書は1941年から1942年にかけて刊行されようですが、重版がかからずに2001年春の復刊でようやく第2刷が出たというものらしいです。今読んでいる「ボライソーシリーズ」や「ホーンブロワー」の元祖みたいなものかなと期待。
2004年3月19日(金)
「おいしい銀座」第4巻 酒川郁子&九十九森著 集英社オフィスユーコミックス刊
3ヶ月連続刊行の最後の巻です。先月も購入済み。今回のテーマは「地鶏の焼き鳥」、「うどん」、「カレー」。基本パターンは今までと変わりありませんが、今回初めて、エピソードの途中で次の巻に引きました。今まで月刊ペースで読んでいたのが引いたとたんに間が空くとは…。次の巻が刊行されるまでの間、興味を継続させるためならば、見事に成功しているかも。ちなみに6月19日刊行予定だそうです。待ち遠しい。
2004年3月18日(木)
「史上最強の弟子ケンイチ」第9巻 松江名俊著 小学館刊
前回言及したのは7巻購入時で去年の11月でした。安定して面白いと思いますが、やや中だるみの感が無きにしも非ず。「ケンイチ」のコミックスを買う楽しみの一つにカバー裏の大きめサイズのイラストがあります。今回はバイクに乗った美羽としぐれさん。今までの巻のイラストが結構はじけていたような印象があるので、おとなしめに感じます。
2004年3月16日(火)
「ビデオテープ」(AXIA製)
わが家のビデオ機器は今のところVHSのビデオレコーダーなので補充用のビデオテープを買ってきました。別に保存用とかではないので、3本セットで\500位の普通のやつを買ってきたのですが、デザインがベネトン。まあ、カセットケースが透明なブルーだったりして、見た目の工夫はあるとはいえ、ベネトン。聞くところによるとベネトンデザインのコ○○○ムとかもあるそうなので、なんでもありですけどね、ベネトン。
2004年3月15日(月)
「おれたちの葬式本」TONO×うぐいすみつる著 朝日ソノラマ刊
昨日の「Honorable」は表紙の絵に惹かれましたが、今日のはすごいタイトルに惹かれて買ってしまいました。同人誌に発表された作品で、肉親の死にともなうドタバタを「哀しみ一切取っ払い」描写したマンガエッセイです。そこに創作者の業を感じるとか、大げさなことは言いませんが、まあ、そんな感じがしたというのが私の感想。ちなみに、昨日と今日とでエロスとタナトスが揃ってバランスが良いとか思ったりして。
2004年3月14日(日)
「Honorable[オナラブー]」チ川ユポ著 双葉社アクションコミックス刊
店頭で表紙だけ見て買ってしまいました。全九話の短編連作。美術大学の学生向けのヌードモデルをやっている友長さんが主人公。様々な表現を試みる学生たちに積極的に協力するというのが基本パターン。話が話だけに友長さんはほとんど裸なんですが、あんまりエロティックな感じはしません。オビには「ハチャメチャかつエロティックな美術モデル物語」とあるんですけどね。お話自体は妙な勢いがあって面白かったです。
2004年3月12日(金)
「ぷりてぃまにぃず」第1巻 栗橋伸祐著 メディアワークス刊
未チェックだったので、書店で発見していきなり確保。お気に入りだった「まにぃロード」(最終第3巻は去年の4月に購入)の続編です。前作の主人公「武蔵(たけぞう)」はアメリカに行っちゃったので彼の妹「信濃」が主役になりました。入学した高校でつぶれかけた漫研の部長となり、オタク的に成長していく話、なのかしらん。前作の美人三姉妹も出演しているのですが、高校がメインの舞台になっちゃって出番が少なくなっているのは残念。
2004年3月11日(木)
「スイスロール」
おやつシリーズ。近所のスーパーでヤマザキのスイスロールが\118で売っていたので買ってきました。おやつとしては定番です。取り立てて特徴のないスポンジ生地に安っぽいクリーム(もどき?)を塗って巻いただけのものが妙にうまく感じるのはなぜでしょうね。普通は切り分けて食べるんでしょうが、時々1本まるごと食べたくなって、実際にやってしまったり。健康にはすこぶる悪そうですが。
2004年3月9日(火)
「『マスター・アンド・コマンダー』サウンドトラック」(DECCA UCCL-1076)
上映初日に見て、気に入った映画「マスター・アンド・コマンダー」ですが、せっかくですからサントラCDが聴きたくなったので本日、探し出して購入しました。税込\2500で売っておりました。映画としての音楽の他に作中で実際に演奏されているという設定の音楽も入っております。映画音楽としての楽曲の中に印象的な太鼓の音が入っているものがあり、なんなんだろうと思っていたのですが、解説書によるとどうも和太鼓らしいです。へえー、てなもんですな。
2004年3月7日(日)
「鉄腕バーディ」第4巻 ゆうきまさみ著 小学館刊
前巻は去年の12月に購入。一昨日発売でしたが、たまたま立ち回り先の本屋さんで見つからなかったので遅れて購入。まだまだ伏線ばらまき段階だと思うのですが、これがうまく回収されるのであろうなあとちょっと心配だったりするのは何故かしらん。でも、読んでいる限りでは楽しめるので大丈夫だとは思うのですが。
2004年3月6日(土)
「ごめんあそばせ」第13巻 丹沢恵著 芳文社刊
私にとっての定番4コママンガの最新刊。うっかりして3日発売なのを忘れていました。くみ子とゆみの女友達二人組の日常を描いた作品ですが、雑誌掲載から単行本化までの時間がかかっており、1999年から2000年にかけての作品が収録されています。基本的には季節ネタ中心なので、少々遅くなっても良いようなものですが、2000年を迎えるときのミレニアムネタがちょっとだけ時代を感じさせるといいましょうか。
2004年3月4日(木)
「こんな猟奇でよかったら/命なくします」唐沢俊一/ソルボンヌK子著
ミリオン出版刊
先日の「なぜわれわれは怪獣に官能を感じるのか」とは違って、今回は正真正銘の新刊。唐沢俊一夫妻による猟奇エッセイマンガ。「大猟奇」なんかの系統の著作ですね。俊一&なをきの兄弟ユニット「唐沢商会」の著作とはまた違った雰囲気で楽しめます。収められている話のうち、特に印象深かったのは「Mike
the Headless Chicken」。首を切り落とされた鶏が18ヶ月生きたという話。嘘くさいんですが、何とも言えない読後感。www検索したら結構ヒットします。
2004年3月3日(水)
「『海の勇士ボライソー』コンプリート!」
このところ地道に買い続けていたハヤカワ文庫NVの「海の勇士ボライソー」ですが、本日ようやくコンプリートしました。版元品切れの2、6、10巻以外でも出来る限り(コスト削減のため)古本で探しての購入だったのですが、残り3冊となった「栄光の艦隊決戦」、「大暗礁の彼方」、「決然たる出撃」を新刊書店で買ってきて完了。現在刊行されているのは26巻までなのでとりあえずはそこまでです。現在、実際に読んでいるのは丁度折り返し点にあたる13巻「提督ボライソーの初陣」なのでそんなにあわてなくてもとは思うのですが、欲しいとなったら止まりませんでした。
2004年3月1日(月)
「マリービスケット」
思い出したようにおやつシリーズ。百円ショップ、スーパー、コンビニなどで百円均一で袋菓子をよく売っていますが、その中のマリービスケットがこのところのお気に入りです。\100で200gほど入っているので食べでもあります。ミルクパンでお湯を沸かしてインスタントコーヒーを入れ、マリービスケットをポリポリ。我ながら安上がりなお楽しみだ…。マリービスケットというのは森永製菓の固有名詞かと思っていたのですが、違うんですね。もっとも、森永のやつは、コクなどがあって、少々高いだけのことはあります。まあ、袋菓子の安っぽさもなかなか捨てがたいのですが。
2004年2月29日(日)
「なぜわれわれは怪獣に官能を感じるのか」唐沢俊一編著 河出書房新社刊
博学多才な14人の執筆者によって怪獣や特撮映画におけるエロスの有り様を論考した本。去年の夏ごろに出たもので新刊ではありませんが、読んでみて面白かったのでさっさと買うべきでした。ただ、唐沢氏の前書きにもあるようにとば口についたばかり、という感はぬぐえません。もっと突っ込んだ、詳しい話を読みたいなと思います。続編は出るのか?
2004年2月27日(金)
「映画『マスター・アンド・コマンダー』前売り券」
これまた英国海軍ものの小説、「ジャック・オーブリー」シリーズの映画化作品です。2/28に公開予定。原作の方は何冊か入手はしていますが、未読。とはいえ、このジャンルの小説が映像化されるのを見逃す手はありません。昨年、NHKのBSで放送された「ホーンブロワー」のドラマ版もその存在を知らなかったために未見なので、本格的な帆船による海戦シーンがどのようなものか、とても楽しみです。ちなみに昨年、「パイレーツ・オブ・カリビアン」は見ましたが、あれは帆船映画じゃないですよね?楽しい映画ではありましたが。
(2004/02/29追記)
結局、上映初日の28日に見に行きました。船内のきしみ、ハンモックでぶら下がって寝ている男たち、ひっくり返される砂時計などなど些事から描写していくその辺りだけで海洋小説ファンとしては来た甲斐があったというもの。すぐに海戦シーンとなり、艦と艦との一騎打ちというのもいいです。うなる砲弾、飛び散る木片。ストーリー自体は単純で艦長ジャック・オーブリー率いるHMSサプライズ号がフランスの私掠船アケロン号をいかにして倒すかというだけです。劣勢をいかに覆すかという燃えるシチュエーションで。艦長と軍医との友情、万年士官候補生の悲劇、逆に年少ながらけなげにがんばる士官候補生などの要素を盛り込み、上映時間中退屈せず楽しめました。ただ、一緒に見たニョーボが言っていたのですが、海洋ものに慣れていない人にはやや不親切かもしれません。説明のためのシーンらしきものがあまり入っていないのは確かです。それでも彼女も楽しめたと言っていましたから、そんなに間口の狭い映画ではないと思います。
2004年2月25日(水)
「海の男ホーンブロワー(1)/海軍士官候補生」(改訂版?) C・S・フォレスター著
ハヤカワ文庫刊
去年から英国海軍ものの小説を読み始めましたが、その中の代表作である「ホーンブロワー」シリーズの日本における第1巻です。改訂版が出たという情報を得て、書店の店頭で確認してみたところ、確かに厚みも増し、文字も大きくなっています。訳者高橋泰邦さんのあとがきも少し追記されており、その中に用語を後で訳出されたものにあわせたということが書かれていました。何となく欲しくなって購入。新旧を照らし合わせて読むつもりはありませんが、再読はするでしょう。ただ、優先順位が後回し。何せ、今は「ボライソー」シリーズを読み進めているところ(現在、11巻の「スペインの財宝船)で、このシリーズを読み終えるまでは手につかないと予想されます。
2004年2月24日(火)
「よみきりもの」第6巻 竹本泉著 エンターブレイン刊
前巻は去年の8月に購入。やはり、事前にアナウンスされた発売日(2/25)より早いのは書籍扱いのコミックスだかららしいです。さて、本巻もいつもながらの竹本ワールドですが、魔法仕掛けのお話は少なめ、というか最後の話がSFの範疇に入るか、という程度で他の話は学園コメディと言える範疇でしょう。一番のお気に入りは最初の「かける4」かしらん。どうも私の好みはアイデンティティが混乱するような話らしくて、1巻所収の「おんなじかんじW」も好きです。
2004年2月22日(日)
「ミルクパン」
ミルク味のパンではなくて小型の片手鍋の方。本来は名前通り牛乳を温めるのに使うんでしょうが、インスタントコーヒーを入れるのに使うお湯をちょこっと一杯分沸かすために購入。今までは電気ポットでお湯をキープしておいたのですが、考えてみるとわが家でそのポットのお湯を使うのはほぼ私だけ。それも上述の通りインスタントコーヒーをたまにいれるだけ。そのためだけに24時間通電するのは不経済であるとの観点から導入するに至った次第。まあ、その都度沸かすガス代と、ミルクパン自体の価格(無印良品で\1500+税)とでホントに経済的か、という問題はあるんですけど、いつ補給したのかわからないお湯と沸かし立てのお湯だったら後者の方が良さそうな気がするので良しとします。ちなみに小型のやかんにしなかったのはメンテナンス性を重視したため。やかんは結構複雑な形をしていて洗いにくそうですから。
2004年2月20日(金)
「首輪物語」山本貴嗣著 蒼竜社プラザCOMIX刊
タイトルで脱力してしまいますが、魔法の首輪をめぐるちょっと(あからさまか)Hなコミック作品。あとがきによると元々単行本1冊分の連載という企画だったそうで、気軽なコメディという位置づけなのでしょう。読んでいて、同じ著者による「最終教師」を思い出してしまいました。
2004年2月19日(木)
「おいしい銀座」第3巻 酒川郁子&九十九森著 集英社オフィスユーコミックス刊
先月、偶然手にとって読んでみたら気に入ったので、1巻、2巻を立て続けに購入したコミック作品です。テーマはデパ地下。今回のテーマは米、点心、ピエスモンテ(大型の工芸菓子)。題材に関する話とストーリーとがほどよい感じなのは60ページほどの中編の連作になっているからでしょうか。「某味しんぼ」とか「江戸前の某」とかだと原則として週刊連載の1回で1エピソードになってしまっていますからね。
2004年2月18日(水)
「栞と紙魚子 何かが街にやってくる」諸星大二郎著 朝日ソノラマ刊
マイフェイバリット漫画家の諸星大二郎さんの新作。下旬発売ということで油断していましたが、もう出ていました。諸星作品の中ではコミカルな色合いの連作シリーズです。「奇々怪々な人々が棲息」している「胃の頭町」を舞台に女子高生の栞と紙魚子が狂言回しとなってお話を進めていくという趣向。毎度お馴染みのレギュラー陣も何人かいますが、怪奇小説家段先生の奥さんなんかは結構お気に入り。
2004年2月17日(火)
「ケロッグオールブラン」(シリアル)
ありていにいえばコーンフレイクスなどと同様な牛乳をかけて食べるシリアルです。コーンじゃなくて小麦のふすまが原材料ですが。このところ、スッキリーが不足しているので、テレビコマーシャルを信用してスッキリーしようかと。
2004年2月16日(月)
「解酲子飲食(かいていしおんじき)」倉田良成著 開扇堂刊
以前、wwwの検索をしていてたまたま見つけたエッセイがありました。たしか百軒店の大芽園のことを調べていて「百軒店有情」にヒットし、面白いので他のエッセイもテキスト化してPDAに入れて持ち歩き、愛読していました。先日も再読していたのですが、続編というか新しいのは書かれていないのかなと再び検索してみたところ、本の形になっているものが去年、発売されていることを知りました。早速注文したものが本日到着。目次を見てみると、読んだことのない作品がたっぷり入っていましたので、これからゆっくり楽しませてもらうつもりです。
2004年2月11日(水)
「世界残酷物語」(DVDソフト)
いわゆるモンド映画の嚆矢。グァルティエロ・ヤコペッティ監督作品。前々から見たいと思っていた作品がたまたま目に付いたので購入しました。価格も定価で\2800とお手頃。かなり前にテレビで一部見たことはあると思うのですが、子供の頃だったので亀がひっくり返って、そのうち骨だけになるというシーンぐらいしか印象に残っていません。それと別口で聞いた「モアのテーマ」の旋律の美しさとのイメージのギャップがどうにも納得いかないので確認するつもり。
2004年2月10日(火)
「喫茶店はじめちゃいました。」(Windowsゲームソフト)
少し前(まだ梅田のT-ZONEがあったころ)、このゲームソフトの最初のパッケージ版が出ているのを見て、面白いのかな、どうかなと迷い、結局買わなかったということがありました。確信の持てないソフトで\5000ほど出すのもためらわれたので。それが今日、梅田ヨドバシカメラの廉価版ソフトコーナーで「爆発的1480シリーズ」という名の下に定価で\1480、それがさらに\1180で売られているのを発見したのでした。まあ、この値段ならはずれでも惜しくはないと買ってしまいました。内容は喫茶店の経営シミュレーションゲームです。積みゲーが増えるだけかもしれませんが…。
2004年2月9日(月)
「江戸前の旬」第22巻 九十九森原作・さとう輝劇画 日本文芸社刊
前巻のことは書きませんでしたが、前々巻は去年の9/19購入。どんな悩み事もお寿司で解決というパターンの話が多いのですが、それ以外にも主人公の旬が寿司職人としてどう進んでいくべきかを示す先達というパターンもたまにあり、今回の巻では巻頭の「深川の親方」がまさにそれ。他に客の側から旬に何かを(間接的にせよ)教えるというパターンもあって、巻末の1年に1回イクラの寿司を1貫だけ食べに来るお客さんの話がそれに当たります。20巻を越えるような作品ですから、それなりに手を変え、品を変えという工夫はあります。
2004年2月6日(金)
「復讐のインド洋/海の勇士ボライソー(21)」
「提督ボライソーの最期/海の勇士ボライソー(24)」アレグザンダー・ケント著
ハヤカワ文庫NV刊
あまり速いペースではないものの、ボライソーシリーズを読んでいます。今は9巻の「遥かなる敵影」を読んでいる最中ですが、他の巻も全巻揃える前提で買い集めています。版元品切れの「不屈の旗艦艦長」を買った話も以前書いたとおりです。品切れ以外のものは大きな本屋さんに行けば買えるとはいうものの、手許不如意につき、古本で安く入手できるならそれにこしたことはありません。今日も思いついて、会社帰りに心斎橋のBookOffに行ってみたところ、上記の2冊を発見したので確保したような次第。未入手分はこれで残り6冊となりました。ちなみに今日行ったBookOffには版元品切れの「革命の海」と「コーンウォールの若獅子」があったので、わざわざネット通販で買った自分としては複雑な気分。
2004年2月4日(水)
「大衆文芸評判記/鳶魚江戸文庫別巻1」
「時代小説評判記/鳶魚江戸文庫別巻2」三田村鳶魚著 中公文庫刊
大阪の地下街クリスタ長堀でいわゆる「バーゲンブック」のセールをやっていたので見てみたら、中公文庫から出ていた三田村鳶魚の各種著作が並んでいました。江戸文化に多大の興味を抱いている、わけではないのですが、鳶魚が江戸時代の文化に無知な小説家の作品を罵倒しているというのをどこかで読んだので、ちょこっと覗いてみようかと。「大衆文芸」の方か、「時代小説」の方かあやふやだったので両方とも購入。一冊\300+税でした。帰ってから確認したら私が引用されているのを見たのは「大衆文芸」の方だったようですが、ぱらぱらっとめくってみた限りではどちらの本も全編にわたって、批判を繰り広げているような。
2004年2月2日(月)
「ペリーヌ物語」第1巻(DVDソフト)
殊更に名作劇場ファンというわけではありません。今のところ、DVDを買いそろえたのは「赤毛のアン」だけですし。で、「ペリーヌ物語」。買うことになったきっかけは「ペリーヌ物語」を元ネタとしたとあるパロディ作品を見てしまったからなのですが、動機としては不純ですか。とりあえず、1話2話を見た感想としては、ペリーヌしっかりしすぎ、というかお母さん頼りなさすぎ(でもサリー姿はいい!)。1978年の作品ですが、絵はそんなに悪くない、どころか背景などはかなり緻密な感じでした。最初の回だから力が入っていたのかもしれませんが。
2004年2月1日(日)
「ホーンブロワーの誕生」セシル・スコット・フォレスター著 ハヤカワ文庫NV刊
依然として版元品切れのホーンブロワーシリーズの別巻です。入手先は「ふるほん文庫やさん」。一度注文したときには品切れだったのですが、しばらくたったことでもあるのでダメ元でもう一度注文したところ、品物が届きました。値段は\1080とちょっと高かったのですが、ネットオークションに出るとバカバカしく高い値段になったりするので、それに比べるとリーズナブル。250ページほどの小冊で短編二つとホーンブロワーシリーズ執筆の内幕に関するエッセイが収められています。
2004年1月31日(土)
「まんがタイムコレクション/ひらのあゆ」芳文社刊
前回は去年の10月に購入(出たのは確か9月末)しましたから、ぴったり4ヶ月毎の発行。ひらのあゆファンお待ちかねの再録本。今回も「ラディカルホスピタル」が90ページ以上再録されています。書き下ろしも「ラディカルホスピタル」が1ページ、「島の人」が3ページありますのでうれしゅうございます。
2004年1月29日(木)
「並木橋通りアオバ自転車店」第10巻 宮尾岳著 少年画報社刊
前巻は去年の9月に購入。自転車のネタだけでよくぞ続くものと感心します。とか言いながら今回のお話の中ではビーチバレーのやつがお気に入り。今まで登場した主要女性ゲストが一堂に会し熱き女の戦いを繰り広げる…。自転車マンガじゃ無いみたいですが。
2004年1月25日(日)
「おいしい銀座」第2巻 酒川郁子&九十九森著 集英社オフィスユーコミックス刊
先日、1巻を購入したコミックですが、面白かったので、2巻も買ってきました。今回のテーマはマグロ&江戸前寿司、和菓子、天ぷらの3つ。うん、安定して面白いです。1巻と2巻は今月19日に同時発売になったそうですが、2月3月と続けて3、4巻が出るらしいのでそちらも購入決定です。
2004年1月24日(土)
「トランジスタにヴィーナス」第6巻 竹本泉著 メディアファクトリー刊
前巻から9ヶ月ぶりの続刊。他の竹本作品に比べ、淡々とストーリーが進むという印象がありますが、今回もその印象は変わらず。イーナスも相変わらずです。
2004年1月23日(金)
「逆転裁判3」(ゲームボーイアドバンス用ソフト)
いつぞや、シリーズの1作目をプレイしたことを書いたことのあるゲームの最新版が出ました。で、買ってきたのですが、実は自分のためではなく、ニョーボにプレゼントするためでした。それも「去年の」誕生日プレゼントとして…。基本的にわが家では誕生日プレゼントは本人が何を欲しいか宣言するのですが、去年、彼女はなかなか何が欲しいかを決めず、ずるずると遅くなってしまったのでした。彼女がプレイし終わったら私も借りる予定。
2004年1月22日(木)
「おいしい銀座」第1巻 酒川郁子&九十九森著 集英社オフィスユーコミックス刊
店頭で見かけて気になったので購入。いわゆる「デパ地下」をテーマにしたコミックです。リストラで職を失ったOL斐馬真理(ひうま・まり)が銀座のやや傾きつつある百貨店に中途入社、食料品売り場をもり立てていくというお話。食料品の売り上げが勢いのある百貨店は他の品物の売れ行きも良くなるというのは常識らしいです。この巻では洋菓子、人気フランス料理店の名前を冠した惣菜コーナー、年末年始向け惣菜としての伊勢海老料理の3つがテーマになっています。ストーリーと扱われている商品の情報とのバランスが良いので普通のマンガとしても面白く読めました。原作担当の九十九森さんの名前はどこかで聞いたことがあるなあと思ったら、愛読している「江戸前の旬」の原作担当者でした。なるほど、銀座に縁のある人なんだ。ちなみに2巻も同時発売になっているようなのですぐに買うと思います。
2004年1月19日(月)
「Papa told me」第27巻 榛野なな恵著 集英社刊
愛読している「Papa told me」の最新刊が発売になったので買ってきました。2年と2ヶ月ぶりの新刊です。内容的には、良い意味で変わらず。わたくし的にはEpisode.149の知世ちゃんの友達のお母さんがスーパーのデリで働き始める話が好きかなと。まあ、そんなことはこの際どうでも良くて、オビに「テレビドラマ原作の最新刊」なんてえ惹句が書かれているのが気になりました。ワタクシだけなのでしょうか、あれはなかったことにしたいなと思っているのは。結局、1回目しか見なかったんですけど、2回目以降は劇的に傑作へと変化したんでしょうか。
2004年1月13日(火)
「海の勇士ボライソー(10)/不屈の旗艦艦長」アレグザンダー・ケント著
ハヤカワ文庫刊
去年の夏ごろから帆船時代の英国海軍もの小説を読み始めました。今のところ、トマス・キッドから始まって、ホーンブロワー、そしてボライソーと少しずつ手を広げつつあります。息の長いシリーズだけあって、いくつかの巻が版元品切れになることがあり、ボライソーシリーズの場合、現在のところ、2、6、10巻がそれに当たります。2、6巻については古本で入手済みだったのですが、10巻が未入手でした。主要な古本サイトで検索するというのは基本ですが、それと同時にGoogleでタイトルを検索して、知らないサイトで言及することがないか探してみるという方法もとってみたところ、イーブックオフのサイトがヒットしました。タイムラグで既に売れてしまっていたりするものですが、サイト内で検索しても、ちゃんとヒットしたので、早速会員登録し、発注。本体は\400ですが、税金やら送料で\800を越えてしまいましたが、まあ安いものです。後は届くのを待つばかり。楽しみです。ちなみに、実際に読み進めているペースは少し遅くて、現在、4巻の「栄光への航海」だったりします。実際に10巻を読みのはまだまだ先ですね。そのころには増刷がかかっていて古本で苦労して入手した意味が無くなっているかもしれません。
(2004/1/17追記)1/16中に届きました。93年9月の4刷なので極美品というわけにはいきませんが、まあ、並程度の品でした。
2004年1月11日(日)
「フレンチカンカン」(DVDソフト:東北新社TCD1047)
体調の方は万全とは言えませんが、まあまあ回復。今日はどうしてもはずせない用があって大阪某所に出かけたのですが、そのついでに梅田のヨドバシカメラに立ち寄り、ちょっと気になっていたこの映画のDVDを購入した次第。ジャン・ルノワール監督(画家のルノワールの次男)の1954年の作品。パリの名物ムーランルージュの成り立ちをミュージカル映画にしたもの。なぜこの作品に興味を持ったかというと森薫さんの日記の去年12/9の記述を読んだからという、ある意味わかりやすい理由だったり。
2004年1月10日(土)
「Moya
Pak Mobile」(incase社製)
体調を崩して、家で寝ていても物欲の方はあんまり押さえられないようで、「国立商店」のwwwページからかねてより気になっていたモバイル用バッグの「Moya
Pak Mobile」を買ってしまいました。1/9に注文して、1/10に届くというのは在庫があって、すぐに発送してくれてというタイミングの良さによるものでしょう。ものは本来、12インチ液晶サイズのiBookかPowerBookを収納できて、他に多少のグッズを入れることが出来るショルダーバッグです。収納可能なPCのサイズから、X24でも大丈夫だろうと見当はつけていましたが、実際に試すまではちょっとどきどき。OKでした。ま、X24を持ち歩くことはあまりないので、単に普段使いのカバンにするつもりですが、やっぱりいざというときに使えるかどうかは大きいです。価格は\7800で送料、消費税込みで\9030でした。
2004年1月6日(火)
「カラー版/明治・大正を食べ歩く」森まゆみ著 PHP新書刊
東京に今もたくさんある明治、大正から続く食べ物屋さんの聞き書き集。なんか、錚々たる店が並んでいます。牛鍋、カツレツ、愛玉子、しゃも鍋、オムライス、蕎麦、寿司、ビアホール、カフェ(最近の流行りのCafe、ではありません)、etc、etc。こんな本が出ているならば、東京行きの前に買っておけば一つぐらいは行けたかもしれないのでちょっと残念。まあ、出てくる店で、行ったことのあるところも何軒かありましたが。山利喜とか、シンスケとか。
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