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パネルシアター 十二支のおはなし (えほんのマーチ)

十二支(じゅうにし)

パネルシアター「十二支」キット

 十二支よる影絵当てのパネルシアターです。歌を歌いながら出てくる動物たちの影を当てっこします。十二支にまつわる動物のお話しにつなげたり、長いお話の前に、ワンポイントとして上演すると効果的です。

通常販売のパネルシアター「十二支」は、B4サイズの大きさに6匹の動物が描かれています。全部で12匹ですから、B4サイズ2枚に絵人形が描かれています。

中にはもう少し大きいほうがいいといわれる方がいます。B4サイズの大きさに2匹が描かれた絵人形のパネルシアターを提供しています。B4サイズ6枚に絵人形が描かれています。ですから絵人形の大きさはおおよそB5サイズになります。ということは最後に絵人形をすべて並べますので、12枚の絵人形を貼付できる舞台の大きさが必要です。観客が多い時などには、大き目のサイズが適しているかもしれません。

購入の際、通常の大きさならそのまま購入に進んでください。大きめのサイズが必要な時は、コメント欄に「大きめのサイズ」というように記入ください。

例えば、二つのパネルシアターを一つにするのように、また「十二支」と「ネズミの嫁入り」の方法もあります。「十二支」を先にして、「先頭のネズミが主役のお話があります。」と言ってパネルシアター「ネズミの嫁入り」のはじまりです。

このパネルシアターをしているときに、はじめに十二支のパネルシアターだと言わないものですから、みんなはどんな動物が出てきたのだろうと思い巡らします。表の絵を見せているうちに、小学校の高学年ですと、途中で気がつきます。ランダムに動物たちを出していくのですが、影をパネルバード中央に貼付して当ててもらいます。当たれば端に配置を換え、円になるように並べていきます。

十二支のはじまり (日本の民話えほん)  このようなパネルシアターは、単独で演じることもできますが、他のものと組み合わせることによって生きてきます。たとえば、絵本「十二支」をその後に読み聞かせたり、十二支の由来について素話をしたりして、その話の厚みを増します。バラバラな演目でも、それらを関連付けることによってまとまりのある公演になります。十二支だから十二支のお話をする必要はありません。「この動物たちの中に架空の動物、実際にはいないと言われている動物がいます。さて、誰でしょう。そうそう竜です。次はこの竜が出てくる人形劇『竜の小太郎』です」と進めば、そこに流れができてパネルシアター「十二支」をしたことに意味が出てきます。

パネルシアター「十二支」の演出

十二支  販売しているパネルシアターには、一応台本はついていますが、その通りしても、観客が思惑通りの反応をしてくれないことがあります。生の舞台というのは、往々にしてそういうことがあります。100回練習してひとつ身につくことがあるかと思えば、1回本番を経験して100のことが身につくこともあります。たとえば、十二支のパネルシアターではどうでしょう。台本では、ただの影絵の当てっこパネルシアターです。でも1回2回と舞台を踏んでいくと、違った演出があることに気がつきます。今までとは違った十二支のパネルシアターの顔を見せてくれます。

十二支のかぞえうた  このパネルシアターを始めるにあたり、「これは十二支のパネルシアターです」と言ってはじめません。単に、「動物の影が誰だか当ててね」という感じではじめます。でも、小学生以上になると、途中で十二支だと気がつき始めます。すると、ヒントを出さなくても、動物の影を当ててしまいます。会場から、「あれは十二支ね」と言う声を聞くかもしれません。でも、そのことには気がつかないふりをして、影絵の当てっこ感覚で演じていきます。

 最終的にネズミが上になるように、時計回りに十二支を並べるのがコツです。まず、影は中央に出し、当てられたらそこでひっくり返し表を見せます。これが基本です。表を中央で見せて、それぞれの動物の位置に移動し貼付します。次の動物の影も、やはり中央に出して、同じことを繰り返します。そうすると、最後に並べ替えをしなくても、十二支の輪になって完成します。

十二支のはじまり (てのひらむかしばなし)  「たくさん動物が出てきました。いったい何匹いるのでしょう?」きっと、十二支を知っている子は、大きな声で12匹と言います。「では、数えてみましょう」とネズミから順に指差し数えます。そして、ヘビのところで、こどものヘビを指して、一つ増やします。トリのところでも、ひよこを指して、一つ増やします。「はい、全部で14匹でした。では、この12種類の動物たちのことを何と呼ぶでしょう?」と続けます。みんな、十二支だというので、「この十二支の動物には呼び方があります。知ってる?」と聞きます。大人の人でも知らない人がいたりしますから、当然、こどもですと、途中でわからなくなる子もいたりします。そこで見本を見せます。

 「この動物たちは、こんなふうに呼ばれています」と言って、一度最後まで正しい呼び方のお手本を示します。「今日は、みんなでおぼえて帰りましょう。私が一つ一つ言うので、後について言ってください」と言って、ゆっくり「ね」と言い、客席の「ね」を聞いてから、「うし」と言います。ここで客席の「うし」を聞いたら、うなずくといいでしょう。リズムがついて、演者も客席も言いやすくなります。客席の「うし」を聞いてから、うなずき指差し「とら」と言います。残りの動物も同じように、このように順番に繰り返します。

十二支のしんねんかい  この呼ばすところでは、本当にゆっくり演じます。最初の動物当てで、こどもたちが興奮していることがあります。それにつられてやってしまうと、うまくいきません。ゆっくりやるということは、リセットしたことになり、こどもたちも落ち着いて、こちらの指示についてきてくれます。さて、最後まで言い終わると、「最後は私と一緒に続けてゆっくり言ってみましょう」ともうすぐ終わることを告げます。

 実は、パネルシアター「十二支」で、次の演じ方がいちばん難しいです。口はゆっくり、手はすばやくという感じになります。最初の動作はゆっくりです。まず「ね」と言っても、反応がなかったら「みんな一緒にだよ。さんはい、ね」多少遅れる子がいても、だんだんひとつになっていきます。「ね」とみんなで言えたら、間髪いれず「はい」と言って、すばやくネズミを片付けます。すぐまたウシを指差し「うし」と言い、「はい」で片付けます。客席は「ねうしとらうたつ・・」となりますが、演者は「ねはい、うしはい、とらはい、・・・」となります。これで、舞台の絵人形がすべて片付いたら、「十二支のパネルシアターでした」で一礼すれば終わりです。

もっと知りたい!十二支のひみつ もし前振りでこのパネルを使うのであれば、次のようにします。「十二支の一番初めの動物何だったか覚えている?今やったから覚えているよね。そう、ネズミ。今度は、そのネズミが主人公のネズミの嫁入りのお話です」と次のお話に続けます。また、「十二支の中に、口から火を吐く動物がいました。そう、竜です。次は竜の小太郎のお話です」というように、十二支の動物と関連付けて次に進みます。このような演出にすると、次のお話に幅が出来ます。

参考:
パネルシアター「十二支」の台本
絵人形の主役は中央に貼付
絵人形の退場はスマートに
十二支のイラスト
絵本『十二支のはじまり

十二支干支文字盤 懐中時計 12支 指人形セット 招福 干支正月飾り 十二支キャラクター集 十二支のはなし (名作かみしばいシリーズ)
パネルシアター全作品のショッピングバスケット
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