昔話パネルシアター
三匹のこぶた
三匹のこぶたが、それぞれ藁・木・レンガの家を建てます。しかし、藁と木の家は狼に吹き飛ばされます。レンガの家だけ残り、こぶたたちは丈夫なレンガの家に隠れます。腹ぺこの狼はこぶたたちを捕まえることが出来ず、退散して終演です。その後、三匹は仲良く暮らしたというおはなし。
私が小さい頃に見た絵本には、煙突から落ちてきた狼を鍋に閉じ込めて、三匹で狼を食べてしまう話しでした。本当は、1匹目と2匹目のこぶたを狼が食べて、3匹目が狼をスープにして食べる話のようです。当劇団の人形劇もパネルシアターも、誰も食べないです。
このパネルシアターをすると、誰も食べないのが三匹のこぶただと、子どもたちは思ってしまうかもしれません。先の話しをすると、きっとびっくりするでしょう。お話は、その時代や年齢層で変化すると考えます。いろんな話があって面白いのです。全国各地で少しずつ話が違っていいのです。どの話が本当かは、見ている人が、観客が決めることですから。
簡単パネルシアター「三匹のこぶた」
童話「三匹のこぶた」
三匹の子ぶた [DVD]
よく知られた世界の童話や、子どもの目線に合わせた上質なお話を、美しい絵と音楽、そして身近なキャラクターたちを登場させてディズニーならではのアニメーション。「三匹の子ぶた」「牝牛のフェルディアンド」「優しいライオン ランバート」「ネズミ三銃士」ほか全6話を収録。
三びきのこぶた―イギリス昔話
この絵本は、子どもにこびることなく、もとの昔話を忠実に絵本化したものです。ラストシーンにいたる必然性も、納得のいく真実味がる。
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から
不思議な数字3
こどもは、成長するにつれて、数字に対する認識が広がっていきます。
最初は、大きいと小さい。重いと軽い、長いと短い、明るいと暗いというような、二つのものを捉えて、その二つの違いをしります。
ところが、あるとき中くらいの大きさ、中くらいの重さ、中くらいの長さ、薄暗さなどを知ることになり、三つのものがあることを知ることになります。
2が3になるとき、いっきに世界が広がります。3を知ると3以上の世界があることも知ります。
登場人物が二人よりも、三人になった時点で物語の世界は果てしない広がりを見せます。
3というのは、そんな広がりのある世界への入り口です。3は、無限の広がりの出発点です。
数字に影響される人生
何かとある数字に自分が影響されていることを知る。名前に数字が入っているとその数字に、誕生日の数字に、生まれたところの番地や住んでいる部屋番号に。好きになった人の背番号に影響されて、ついついその番号を選んでしまうとか。長嶋茂雄さんの大ファンだった人は、3に影響された人生を送ってしまう。車のナンバーも3がほしくなる。結婚して子どもも3人ほしくなる。そんな数字に取りつかれた人のことを映画にした人もいる。数字は無機質でも感情があるように見えてくる。
参考:3は無限の世界への扉です
数字に影響される人生
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