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人形劇脚本

人形劇「誕生日おめでとう」の台本

インテリア バースデーガーランド ビビッドカラー
誕生日を演出するガーランドインテリア
紐サイズ:約2000(mm)
アルファベット(フェルト)サイズ:約H80〜105(mm)
●付けるだけで誕生日をより特別なものにしてくれます。
●誕生日パーティを素敵に演出したり、お友達へのプレゼントにも!

[登場人物と小道具]
恐竜のこども
恐竜の子のママ
カエルのぴょん吉
ナレーター
草むら

ケーキ

ナレーター「1匹のカエルがいました。名前をぴょん吉といいました、あるとき草むらで何やら大きなものを見つけました。それには色とりどりの模様があり、とてもきれいな宝石のようでした」
 舞台のやや上手に草むらがあり、そこに大きな卵がある
 ぴょん吉、下手から登場
ぴょん吉「おや草むらに何かあるぞ。卵みたいだ。でも、今まで一度も見たことのない卵だ」
 ぴょん吉が、不思議そうに卵を見ていると、ピピピリメリメラと卵にひびが入って、パカリコとわれる
恐竜「ぼ、ぼく、生まれたよ。ママ、こんにちは」
ぴょん吉「ぼくは、おまえのママじゃない。ぼくは、かえるのピョン吉。君は誰?」
恐竜「ぼ、ぼくは・・・。恐竜」
ぴょん吉「恐竜はわかっている。名前は何て言うんだい?」
恐竜「ぼ、ぼくの名前?」
ぴょん吉「自分の名前なのに知らないのかい?」
恐竜「ぼ、ぼくの名前は・・わからない」
ぴょん吉「どこかに忘れてきたんじゃないか?」
恐竜「そかなあ。ママなら知っていると思うけど」
ぴょん吉「名前探してあげるよ。ママも見つけてきてあげる」
恐竜「ありがとう」
 ぴょん吉、ぴょーんぴょーんと上手に退場するが、またすぐもどってくる
恐竜「見つかった?」
ぴょん吉「ちょっと間違えただけ」
 ぴょん吉、下手に退場
恐竜「ピョン吉は、親切で優しいなあ。友達になれるといいなあ」
 ぴょん吉を見送っていた恐竜でしたが、上手からママ登場
ママ「あら、大変。卵が割れている。私の大切な子はどこへ行ったのかしら」
恐竜「ママ?」
ママ「よかった。無事だったのね。もうすぐ生まれるかもしれないと思って、ケーキを買いに行っていたの」
 ケーキを出す
恐竜「わあ、おいしそう。早く食べたいなあ」
ママ「あわてないあわない。誕生のお祝いの歌を歌ってから。HAPPY BIRTH DAY TO YOU HAPPY BIRTH DAY TO YOU HAPPY BIRTH DAY DEAR ・・・」
恐竜「ママどうしたの?」
ママ「おまえにまだ名前付けていなかったの。この子にどんな名前つけたらいいかしら。(客席に向かって)ねえ、誰かこの子に素敵な名前を付けてくれないかしら」
 いいい名前を付けてくれたら
ママ「○○ってなんてすてきな名前でしょう。私の子にふさわしい。おまえの名前は○○に決めたわ。じゃあ、もう一度。HAPPY BIRTH DAY TO YOU HAPPY BIRTH DAY TO YOU HAPPY BIRTH DAY DEAR ・・・」
恐竜「どうしたのママ?」
ママ「誰か来たみたい」
ぴょん吉、下手から登場
ぴょん吉「ゴメンよ。君の名前もママも見つけられなかった」
恐竜「ぼくの名前は○○。ここにいるお友達がつけてくれたんだ。それと、ここにいるのがぼくのママ」
ぴょん「えっ?! ぼくは何の役にも立たなかったね。せっかく君と友達になれるかと思ったのに」
恐竜「ぼくたち、もう友達だよ。だから、お誕生日の歌を一緒に歌って」
ぴょん吉「うん」
ママ「○○のお友達もかけつけてくれました。じゃあ、もう一度みんなで歌いましょう。HAPPY BIRTH DAY TO YOU HAPPY BIRTH DAY TO YOU HAPPY BIRTH DAY DEAR ○○ HAPPY BIRTH DAY TO YOU」
ぴょん吉「さあ○○、ろうそくの火を消すんだ!」
恐竜「えっ、ろうそくがない」
ママ「だって、○○は、今日生まれて、まだ一歳にもなっていないですから。それじゃあこうしましょう。ろうそくの火を消すところは、みんなで大きな拍手にしましょう」
ぴょん吉「ではもう一度。HAPPY BIRTH DAY TO YOU HAPPY BIRTH DAY TO YOU HAPPY BIRTH DAY DEAR ○○ HAPPY BIRTH DAY TO YOU」
 みんなで拍手
ママ「○○おめでとう!」
ぴょん吉「お誕生日おめでとう!」
恐竜「ガオー!」
ナレーター「○○には、その日が最高にすばらしい一日となりました。そして、次の日から毎日、ガオー!ガオー!と大きな声で叫びました。一歳の誕生日が来たら、ケーキのろうそくを吹き消すために」

参考:
人形劇「誕生日おめでとう」の台本
パネルシアター「お誕生日

恐竜の卵 恐竜の卵(Dino Egg)巨大サイズフィギュア(恐竜等身大フィギュア)
高さ:約100cm、横幅:79cm、奥行:79cm
重さ:11kg
材質:FRP
史上最強の肉食恐竜ティラノザウルスの卵フィギュアです。リアルなヒビ割れた卵、細部までこだわって創りこまれており迫力満点。店長さん、お店の店内インテリア・シンボルとして集客UPに是非おすすめです。

恐竜大研究 恐竜大研究 [DVD]
およそ6550万年前に絶滅した生物、恐竜。その姿や生態など未だ良く分からない部分が多く、世界中で研究が続いています。
この作品では、NHKスペシャル「恐竜絶滅 ほ乳類の戦い」から最新CGや現地で撮影された実際の現場の映像などを使い、恐竜の誕生から絶滅までを案内していきます。
さらに最近、アルゼンチンのイスチグアラスト自然公園で発見された「最古の恐竜」たちの姿も徹底的に紹介。子どもたちが恐竜たちの種類や生態などを詳しく、そして、楽しく学ぶことができます。

[観客参加の人形劇]
この人形劇の特徴は観客参加の人形劇です。直接舞台に登場するような参加はありませんが、観客の声を拾って、劇が進行します。生まれた恐竜の子に名前を考えてもらいます。口々に言われて困るかもしれません。適当な名前を拾い取って、ママがその名前が気に入ったと言うことをアピールします。たとえば数人の子が名前を言ったのなら、その場でジャンケンしてもらうのもいいでしょう。

この人形劇は子供向けの人形劇です。こども達が乗ってきてくれないと、名前も出てきません。公演中に声を出してもいいんだよという雰囲気を作っておきます。たとえば、おとなしそうな子どもたちのような感じがしたら、ぴょん吉が登場したとき、単に台本の台詞を言うのではなく、客席に向かって「みなさん、こんにちは。ぼくぴょん吉。よろしく」からはじめます。卵を見つけて「あれ、これなんだろう?」と言って、自分に言っているうな台詞でも、観客に聞く感じで言います。「何の卵だろう」と続けていくと、観客と対話しながら劇が進行していきます。

声を拾えなかったり、誰からも出てこなかったりすることがあります。「おまえにまだ名前付けていなかったの」の次に用意していた名前を言います。たとえば桜幼稚園での公演なら「ここは桜幼稚園だからサッキーとつけましょう」と名前をつけてしまいます。当然アドリブが必要になってきます。練習のとき誰かに。観客になってもらい擬似公演をしておくことです。いろんな名前が出たとき出ない時、アドリブで対処できるけいこをします。参加型人形劇では演技者は沢山の引き出しを持っておくことが大事です。

もちろん参加型にしないで、最初から名前を決めておいた通りの人形劇でもいいのです。「まあ、ティラ生まれたのね」「えっ、ぼくはティラって言うの?」「そうよ。生まれる前から決めていたの」となって、参加型のスタイルにしなくても出来ます。ぴょん吉にも「ぼくの名前ティラ。名前を落としたんじゃなく、ママが決めていてくれたの」と説明できます。

参考ページ→ 参加型人形劇とは

[パクパク人形]
amazon_ad 登場する人形はパクパク人形にします。パクパク人形とは、片手使いの人形で口がパクパク動かすことが出来る人形です。下あごを親指で上あごを残りの4本で動かします。口がぱくぱくとよく動くので台詞を言っているときは動かします。誰がしゃべっているのかよくわかるのが特徴です。

手足はなくてもついていてぶらぶらしている状態で構いません。カエルのジャンプは表現しにくいかもしれません。手にピアノ線をつけると腕が動かせますが、口を動かすだけでも難しいのに、加えて腕が動かす技術も必要になります。足にピアノ線をつけると、ジャンプのときだけ飛んでいるように見せることが出来ます。足をのびるようにしておけば、ピアノ線の代わりに紐をつけておけば代用できます。

卵は台所用品のざるで作ります。後ろは見えないので、ざるを半分にして卵が割れるようにします。張りぼてにして彩色します。恐竜の体の模様や色は化石としては残っていません。自由なイメージの柄で作ります。花柄の恐竜でも構いません。その柄に合わして卵も彩色すればいいでしょう。

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