29年連用「喫煙日記」3月6日 家計簿

きのう / きょう / あした / タイトル / 遺言 / 飇風の会 / 李賀詩集校本 / 雑誌「李賀研究」 / / / TeX / ひながた / 野原英語塾

2024/03/06/火

[7:20起床(5:45トイレ起き)/晴→陰/高2A]

雨か……(このあとやむらしいが)。なんか、寒いし気分が上がらない。

司法書士さんから、父の遺産相続に必要なすべての書類がそろったとの連絡が入った。さっそく受け取りに伺う(教室の近所なので楽ちん)。

いよいよ最終段階。明日にでも池田泉州銀行とゆうちょ銀行に行って、手続きに入るつもり。


  1. 2023年:65.3kg/夫婦で安兵衛/ときわ台(こひつじクリニック往診→正愛病院に入院
  2. 2022年:64.5kg/合格報告/「ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語 ― わが子の語学力のために親ができること全て!」
  3. 2021年:63.8kg/「時計仕掛けのりんご」「ドントクライ、ガール」
  4. 2020年:64.0kg
  5. 2019年:64.4kg/確定申告/谷口真由美「杜甫の詩的葛藤と社会意識」
  6. 2018年:63.4kg/「天使のナイフ」(小出君、いい役者なんだけどなあ……)
  7. 2017年:「偽りの書簡」
  8. 2016年:「証言拒否」(面白かった)
  9. 2015年:白い歯?
  10. 2014年:入院8日目(近畿中央病院)
  11. 2013年:最近の家計/法律用箋
  12. 2012年
  13. 2011年:読書会(京大)
  14. 2010年:カロリーメイト
  15. 2009年:テレビ番組「ムーブ」終了
  16. 2008年
  17. 2007年:初めての青色申告(記入に失敗)
  18. 2006年
  19. 2005年:アホな店員/「中国語辞典」(白水社)「ネアンデルタール」「101歳、人生っていいもんだ。」/福岡正信いろは革命歌
  20. 2004年:塾説明会
  21. 2003年:家計簿
  22. 2002年:家計のこと
  23. 2001年:家計のこと
  24. 2000年:家計簿/「日経マック」講読打切り/「エンデの遺言」「自跋集」
  25. 1999年
  26. 1998年:日記タイトル(善男善女日記)/お水取り
  27. 1997年:確定申告
  28. 1996年:家計簿スタート/気になる日本語のこと

2023/03/06/月

[7:00起床/晴]
 9:39豊中発→10:19ときわ台着

昨夜は夫婦で安兵衛。 いつものように楽しく飲食。

本日はこひつじクリニックの往診日。 昨日のエコー検査の結果について教えてもらう予定。
→両足の浮腫(足首から先)が相当ひどく、入院を勧められる。 あれよあれよという間に川西の正愛病院で受け入れてもらえることに決まり、介護タクシーを手配。 すぐに出発。


2022/03/06/日

[6:45起床(2:00トイレ起き→3:40トイレ起き)/陰]

国公立大学の合格報告が入った。 大阪教育大学、グローバル教育英語コミュニケーション学科。なんかこのごろ、ややこしい名前の学部・学科が多いな。

この子の添削には、ずいぶんたくさん添削に付き合った(英作・和訳・英問英答)。 やった甲斐があったな。


2021/03/06/土

[7:30起床/晴/中3→高1A]


2020/03/06/金

[6:00起床(8:00ごろまでウツラウツラ)/晴/高2B]


2019/03/06/水

[7:00起床(10:00ごろまでウツラウツラ)/陰/高2B]

昨日、池田の豊能税務署へ行き、確定申告をすませた。 大して待たされることもなく、15〜20分で終了。

帰りは徒歩で石橋まで。 阪大図書館に立ち寄り、谷口真由美「杜甫の詩的葛藤と社会意識」を借り出した。 先日話題にした論文「杜甫の『登高』詩について」も収められている。


  1. 2018年:63.4kg/「天使のナイフ」(小出君、いい役者なんだけどなあ……)
  2. 2017年:「偽りの書簡」
  3. 2016年:「証言拒否」(面白かった)
  4. 2015年:白い歯?
  5. 2014年:入院8日目(近畿中央病院)
  6. 2013年:最近の家計/法律用箋
  7. 2012年
  8. 2011年:読書会(京大)
  9. 2010年:カロリーメイト
  10. 2009年:テレビ番組「ムーブ」終了
  11. 2008年
  12. 2007年:初めての青色申告(記入に失敗)
  13. 2006年
  14. 2005年:アホな店員/「中国語辞典」(白水社)「ネアンデルタール」「101歳、人生っていいもんだ。」/福岡正信いろは革命歌
  15. 2004年:塾説明会
  16. 2003年:家計簿
  17. 2002年:家計のこと
  18. 2001年:家計のこと
  19. 2000年:家計簿/「日経マック」講読打切り/「エンデの遺言」「自跋集」
  20. 1999年
  21. 1998年:日記タイトル(善男善女日記)/お水取り
  22. 1997年:確定申告
  23. 1996年:家計簿スタート/気になる日本語のこと

2018/03/06/火

[8:00起床/晴/高1A/左手首が使えないのでレッグレイズ(20回x3)


2017/03/06/月

[8:00起床/陰]


2016/03/06/日

[9:00起床/晴/走らず

3月だけは土・日・月の3連休が享受できる(高3A・高3B、2クラスの授業がなくなるため)。 すごく楽。 だけど、ついだらけてしまう。


2015/03/06/金

[8:20起床/晴/高1B]

昨日の林歯科では歯のクリーニングもやってくれたようだ。 ずいぶん歯がきれいになっている。 なんか、自分でないみたい……。

これまで歯磨き粉を使っていなかったんだけど(だから禁煙後も歯がよごれたままだった)、これを機に導入するか。 毎日女子高生を教えるわけだし……。


2014/03/06/木

[入院8日目(近畿中央病院)]

チェックに来られた西岡先生から「調子良いですねえ。もう、いつ退院されても結構ですよ」との御宣託。 昨日の話は本気だったのか……。

まだ身体がグラグラする感じがあり不安であること、この状態で帰宅しても身の回りのことが自分でできないことを挙げ、何とか週末まで入院させてもらえないか打診……。 あっさり「いいですよ」と許可していただいた(入院待ちの患者がつかえていたら許されなかっただろう。条件の良い個室を使っていたし)。

ということで、退院日は3/10(月)に決定。


2013/03/06/水

[7:40起床/晴]

ノンアルコールで早起き。 そう毎晩は飲めないよ(……というか、数えてみたら、3月は4日に木むらに行っただけだ。意外。1日・2日・3日・5日は飲まなかったのか……)。

昨夜の就寝は0:00を過ぎてしまった。 なるほど。 22:00以降のニュース番組を見始めると早寝できないわけか。 ニュースは翌朝の新聞で知ればよい、と。

本日は高2B。


2012/03/06/火

[10:30起床/雨]

ノンアルコールで寝坊。 9:00にいったん起きたはずだが、うっかりもう1サイクル眠ってしまったようだ。

本日は高1A。 3月は土〜月の三連休が続く。 嬉しいけど、かえって感覚がつかみにくい。


2011/03/06/日

[10:00起床/陰]

本日は読書会。 京大文学部地下室。


2010/03/06/土

[8:40起床/雨]

昨日もバタバタしているうちに食材の調達ができなくなり、晩ごはんは階下の寿司屋(安兵衛)。 さすがに反省し、帰途ダイエーで豚肉(ミンチ)と青菜をどっさり調達した。 常備菜(味噌よごし)を作り、家に籠っていられる態勢を築く。

本日は休み。


ぼくは
カロリーメイトが
好きだ

飽きない。


そう言えば、家計簿、つけなくなったなあ。 暮らしぶりが変わらぬから、まあ、つけてもつけなくても変わりはないんだけど。 2001年に書いてるのと、ほとんど違いがないよ(国民年金基金っちゅうのを、ちょっと追加したぐらい)。


2009/03/06/金

[9:45起床/雨]

少し睡眠が足りない。 ま、今夜は早めに寝ることにして、活動に入ろう。

昨日の高3Aに続き、高3B用の長文テキストを編集。 なんでこんなに良いテキストが作れるのだろう、と自画自賛。

かつては今日を家計簿について記す日にしていたのだが、物欲に駆られての買物もしなくなったし、外食も月に1〜2度程度。 収入・支出の手順がほぼシステム化したおかげで、現在は何も記録していない。

新高1、入塾希望1件。 47名に。


そう言えば、午後のテレビ番組「ムーブ」(朝日放送)が今日で終わるようだ。 コメンテーターに気骨のある人が多く、在宅している日には好んで見ていたのだが。


2008/03/06/木

[11:10起床/晴]

電話の多い日。


2007/03/06/火

[11:50起床/陰]

確定申告の清書に着手。 記帳指導で褒めていただいた下書きを元に書類を埋めてゆく。

ところが。 完成間近になって、2枚の書類の最終数値にズレがあるのに気づいた。 茫然。

どこが間違っているのか点検したところ、新教室入居時の仲介手数料を、一方の書類の計算から落としていた。 青色申告って難しいなあ。

しかたがない。 明日か明後日、税務署に出向き、用紙をもらってその場で書こう。

本日は久々の休み。 高3が終わり、火曜日は4月まで空くことになった。


2006/03/06/月

[10:00起床/雨]

朝から添削ふたつ。 前期試験が終わっても緩まず勉強するとは、見上げた高校生だ(多くの大学はまだ前期の発表を行なっていない。合格すれば後期受験は不要になるわけだが、それでもやるんだなあ)。

私のころは1回しか受験がなかったから、こういう人間としての完成度を試される期間がなかったな。

昨日説明会をやってみて、3月末か4月初めに1度チラシを配付したほうが良さそうだと思った(あれこれPRするというより地元への「御挨拶」の気持ちを込めたもの)。 やってみて気づくことってやっぱりあるもんだ。 一から始めるってなかなか難しい。

失敗はこわいけど、まだまだ工夫の余地のあるのが面白い。

本日は、ちょっと息抜きのできる日。 夜には久しぶりに「役割語」の金水先生とお会いする。


2005/03/06/日

[11:30起床/晴/体調まあまあ(首も快方に向かう)]

去年同様、やはり家計簿への興味は薄い。 浪費を避け、毎月赤字が出ぬよう心がけているだけ。

デジタル写真に撮っていない衣類が、また少したまっている。 整理しておきたい。 →した

本日は、(1)二葉屋さんにセーターを取りに行き、(2)ブックオフで「ダビンチ・コード」がないか探し、(3)ダイエーでグラタンを作る材料を揃える。 牛乳があまっているから今夜はグラタンに挑戦しようと決めた。

そろそろ研究ノートをひとつ書き留めておきたい。


16:00ごろ、ようやく家を出る。 ケロタンの読み終えた雑誌が積んだままになっていたので、この間の「半落ち」とともに処分しておこう、とリュックに詰め込み(けっこう重い)ブックオフから行くことに。

で、処分する本を見積ってもらい、いざ金を受け取ろうとしたら、書類の職業欄を埋めてほしいと幼さの残る女の子(アルバイト?)に言われた(職業欄は空白にしていた)。 「本を売るのに関係ないからいいでしょう」と言ったが、「すべて埋めていただくことになっていますので」との返答。

「ことになっている」だとォ? 「自分の頭で考えてみたらどうや」と尋ねたが、呆けたような馬鹿ヅラに変化なし。 脱力しつつ「不定」と書いたら、そのまま受け取った。 疲れるなあ。

ブックオフでは店内を一通り回ってみた。 「ダビンチ・コード」はなく、他に読みたい本もすぐには見当たらない。 このまま出ようか、と思い始めた矢先、白水社の「中国語辞典」が目に入った。 高価で買いそびれていたのだが、半額で買えるならと買うことに。

さらに。 「ダビンチ・コード」が買えなかったのが心に引っかかっていて、どうもそのまま帰るのがためらわれる。 何か代わりのものがないかと海外作家の棚を再点検。 「ネアンデルタール」というのと「101歳、人生っていいもんだ。」というのを買うことにした。

馬鹿な店員とのやりとりでクサクサした気分になってしまい、二葉屋に回る気力が失せた。 ダイエーでグラタンの材料を買い揃え、そのまま帰宅。 さっそく作ってすぐに食べた。


「福岡正信91歳 いろは革命歌」

【も】問題を さがすことこそ大問題 人間ばかりが播いて刈り 倉に収めてあくせくす(元歌「問題にならぬ問題こそが重大事 なぜに人間ばかり 働くために学び苦労す」)

熱帯で果物たべてのんびりすごす、っちゅうのは夢物語なのかな。 それとも、やろうと思えばできること?

今年はミクロネシアかパラオに旅行できないかと思っている。 もし行けたら、その辺を観察してみよう。


2004/03/06/土

[8:30起床/晴/李賀]

早起き。 今日は朝から塾の説明会。

帰宅後は、後期試験に向けた小論文の添削。 電話でコメントを伝える。

どうやらこまごました仕事が一段落した模様。 この週末はのんびりできそうだ。 読みたい本、やりたい仕事は常に抱えているわけだけど。

そうか。 去年までは今日が家計簿について考える日だったか。 もはや阿堵物については何の思いもない。


2003/03/06/木

[10:30起床/54.8kg/陰・雨]

朝から少し仕事など。

ミミズ、飼いたい。


ノート式の家計簿はつけていない。 が、支出ファイルにこづかい的な支出を記録するようになった。 節約に励んだ月は3万円ほど。 しかしそんなことは滅多になく、ふだんは何やかやで10万円近くなることが多い(今月はミシン・手織り機などすでに7万円超)。 新年度は少し授業数が減るから、新たな気持で無駄遣いを省きたい。

昨年2着だったセーターは、現在4着。 衣類についてはここに整理。

2001年には可能だった(らしい)「収入の半分を貯金に」方式は、もう無理。 しかし、なぜだかあまり気に病んでいない。 自然体、自然体。

もっとも、96年に無一文だったことを考えれば、ずいぶん変わったものだ。


2002/03/06/水

現在家計簿はつけていない。

ありがたいことに、長生きすると必要なものはだいたい購入ずみになっている。 日々の生活に必要なものも、リストとして頭に入っている。 特に食物については、毎日同じものを食べるだけだから楽。

まだフォームが定まらず、何がどれだけ必要なのか不明瞭なものもあるにはある。 が、それも徐々に形が決まってきている。

この冬はセーターについての方針が固まった。 今後は二葉屋で年に1枚ずつ買い足していけばいい(すでに2着あるから買わぬ年があってもよい)。

寝具もパシーマを2セット揃えたから、何年かは洗って使えるはず。

本も、もう必須のものは入手したように思う。 飲む機会もかなり減った。

なのに金がたまらぬのは働かないからだが、納得のいかぬ働き方をするのも何だし、ゆっくり考えよう。


2001/03/06/火

もう3か月以上、家計簿をつけていない。 昨年11月に考え始め12月から開始した「収入の半分を貯金に」方式を継続中。 何となくそれでいけているから、細かい点は問わぬことにした。

毎月決まって出ていくお金。 部屋代の負担、6万円。 旅行費積立てが1万5000円。 光熱費・電話・ネット代などが2万5000円ほど。 健康保険・国民年金、5万円。 生命保険・ガン保険、3万円。 奨学金の返済に1万円。 以上で19万円。 死ぬ。


起きると快晴。 幸せとは、晴れた日の早起き。 と言っても、今朝は10:00を過ぎていたが。

食器を洗い、通販生活に注文を入れる。 電動歯ブラシの替えブラシと台所せっけん(担当は清水さん)。

味噌よごし作成。 春菊とアシタバの「ベーシック」(肉類・椎茸・筍など青菜以外のものを入れない基本形を「ベーシック」と呼ぶことにした)。 今回はアシタバの香りがちょっと強すぎる。

ついでに玄米を炊く。 久しぶりにひじきを投入。

あとは風呂に入り、塾に行き(今日は高2)、実力テストの最終チェックをしたら1日が終る。


2000/03/06/月

8:00起床。

96年の日記に家計簿のことが記してある。 今でも同じ。 大学ノートを使っている。

無駄遣いすると必ずあとで自責の念が起こるから、結婚以後自己チェックが厳しくなっている。 しかしケチケチしても始まらない、というか、節約のために生きているのではない、という気持ちも最近強い。

このひと月に使った娯楽費は、給料日まで1週間を余して、本代が1万3000円ほど、飲み代が2万1000円、レンタルビデオが3300円。 本代は、2万円ぐらいまでなら仕方ないと思っている。 本と酒ぐらいにしか金を使わないから、ま、いろいろ合わせてひと月5万円ですね。

今月は米を買ったため、食費が今のところ1日あたり約1500円の計算。 たぶんひと月が終わったところで4万円弱。

面倒だから部屋代・光熱費・年金・保険料などはいちいち書かないけど、勝手に落ちていく固定的出費が22万円。

こういう暮しだと月に10万ほど余る。 でも、それだけ。 ボーナス月にドカンとたまるということもない。 老後は飢え死にすると思います。 光合成で生きられたらいいんだけど。 少々顔が緑色になってもかまいません。

あ、緑色で思い出した。 うちにはケロタンという稼ぎ手がもうひとりいたのだった。 がんばれ、ケロタン。


天気が良いので午後ふらふらと寿書店。 「エンデの遺言」購入。

感動。 地域通貨がどういうものか初めて分かった。 うかつだったなあ。

ついでに本を3冊注文。 全集は買わなかったが面白いと噂の宮崎市定「自跋集」、農文協から出ている米作りの本、野菜作りの本をそれぞれ1冊。 「えらい傾向が違いまんなあ」と主人。 「いや、好きなんですよ、農業」と私。 いよいよこの主人とも交流が始まるのか。


1999/03/06/土

起床9:00すぎ。 ようやく早寝早起きのリズムになってくる。

昨年のきょうから数日間は、外来語に日本語訳をつける工夫をしていたようだ。

きょうやったこと。


1998/03/06/金「善男善女日記」

東大寺、そこは善男善女の集う街。

お水取りというのか松明祭というのか、とにかく東大寺に行ってきた。 まあ、花火大会みたいなもんである。

豊中に戻ってきてから与太呂。それからとん平(お好み焼き屋)。


奈良への行き帰りに読もうと思って「サライ」(雑誌名。旅籠の意)を買う。「自分のお金は自分で守る」という惹句にひかれて、ついでに「クロワッサン」(雑誌名。パンの種類の名)も買う。

「クロワッサン」を見ていて驚いた。

一昨年の日記に家計簿のことが書いてあるが、僕がつけている家計簿は帳面にレシート(受取り票)を貼ったものである。 まったく同じような家計簿の写真が「クロワッサン」57頁に載っていた。

ちなみに、一昨年貯金をしていたのは結婚のためである。 半年で150万円ほど貯め、パーッとつかった。


1997/03/06/木(392th day)


1996/03/06 (27th day) 51本

軽いページを心がけていたのだが、このページもだんだん重くなってきた。一日ごとにページを分割することにする。


ところで、急に家計簿をつけることにしたのである。貯金をしなければならないのである。

これまで「お金をためる」という努力をしてこなかったので、貯金など無きに等しい。入ったら入っただけつかう。出費を控えようという意識はほとんどない。もっとも、借金は嫌いなので、お金がなくなったら部屋にこもってしまう。

家計簿をつけたことがないわけではない。去年、3か月ほどつけてみた。おもに食費を把握したかったからだが、毎日つけるのは並大抵のことではなかった。コンピュータ利用も考えたが、最終的には、レシートをとっておいてノートに貼りつけるという方法に落ち着いた。大学ノート1ページに3日分貼れたので、3ページ9日分たまったところで小計をつけた。

ひと月の最低限の生活費がいくらぐらいかかるのか把握したかっただけだから、目的を達したところでやめた。

今回は貯金が目的なので、「小遣い」の部分にもメスを入れるつもり。しかし、いくら金銭にあけっぴろげな大阪人でも家計を公開するほどの根性はない。こっそり「小金虫」になっている。


とほほ日記を読んでいたら、「ある方」の話をまくらに言葉遣いについて書いておられる。この「ある方」とはひょっとしたら僕のことではないか(昨日・一昨日の日記を参照)。日記のリストにも挙げてもらっているし……。

で、一般的な話は苦手だが、せっかくだから補足。

僕も辞書や文法書をたてに他人の言葉遣いをとがめるのはどうかと思う。例えば「捏造」は「でつぞう」と読めとか「消耗」は「しょうこう」ではないかなどというのは嫌いだ(専門の場ではもちろん必要だが)。また、変化していく日本語をとらえて「くずれ」(「くづれ」だったかな?)と呼んだ人もいるが、これにも賛同しない。あくまでも僕のことばについての感覚は、現在36才の、いちおう高等教育を受けた日本人としての感覚だ。だから、新しい表現が何でもかんでも癇にさわるということではない。

僕が気に食わないのは、個別的な状況に対応できない言葉の使い手である。「○○っす」っていうのがきらいだと書いたが、これもHomePageではよく見かけるし、慣れてくるにしたがって確かに気になる度合が減ってきた(自分では断じて使わないが)。しかし教室でいきなり学生に言われたりすると非常に気になる。

「言葉は変化する」とよくいわれ、そのこと自体はもはやことさらに述べる必要もないだろうが、その変化のメカニズムについて興味深い話を読んだことがある(田中克彦の著書のどれか)。ある時代の言葉を変化させる原動力となるのは、その社会の言葉の運用に長けた人たちではないということだ。そして「現代の日本」において若者の言葉を牽引しているのは、ひとにぎりの芸能人やスポーツ選手・コメディアンたちのように思える。たぶんそれが、イライラを感じさせられる理由なのだろう。

例えば、僕は大阪に住んでいるので、テレビ番組に吉本の芸人が山のように出てくる。別に彼らのことはきらいでない。しかし、吉本の芸人には「嗅覚」を「しゅうかく」という者が多い。おっぱいの、色素の濃い部分を「にゅうりん」という人もたくさんいる。こんなもの、文珍あたりが「きゅうかく」であり「にゅううん(乳暈)」であると教えればすむことではないか。何十万・何百万単位の人間の語彙が、眼前でほんの数十人の人たちの誤用によって固定されてしまう。固定されてしまえばそのうち慣れるにきまっている。でも、僕は、慣れることができないあいだは「変だ」と言いつづけるにちがいない。


きのう / きょう / あした / タイトル / 遺言 / 飇風の会 / 李賀詩集校本 / 雑誌「李賀研究」 / / / TeX / ひながた / 野原英語塾