29年連用「喫煙日記」2月21日

きのう / きょう / あした / タイトル / 遺言 / 飇風の会 / 李賀詩集校本 / 雑誌「李賀研究」 / / / TeX / ひながた / 野原英語塾

2024/02/21/水

[7:00起床(5:30トイレ起き)/陰/高2A]

きょうは割とひま。で、高2生の英作を添削していると……心当たりのない名前のかたからパンの小包が届いた。たぶんケロタンが手配したのだろうと思い、メッセージで尋ねると「知らぬ」との返事。えー?えー?何なん?

名前をネットで調べると顔写真が出てきたが、それでもわからない。

怖い……けど、開けてみないとわからない。勇気を出して開封した。

すると手紙が入っており、なんと、中学時代に一度だけ会ったことのあるいとこであった(父の故郷・富山県利賀村で。もう50年近く前のことだ)。実は先日ときわ台の実家に行った際、父母あての年賀状を4通回収し、よくはわからぬものの父の逝去をしらせるはがきを出した。そのうちの1通がこのいとこであったという次第。結婚して姓が変わっていたこともあって、全く気づかなかった。

娘さんがパン屋さんを経営しておられるとのことで送ってくださったのだが、なんか相当有名なお店のようだ(城陽市のプルンニャ)。食べるのが楽しみ。


  1. 2023年:65.4kg/ときわ台→授業(高3B最終)
  2. 2022年:64.1kg/夫婦で安兵衛(日曜日しかのんびりできない)
  3. 2021年:65.4kg/扇田(元同級生)が歌手になってた/「相棒-劇場版III — 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」「Y氏の隣人」
  4. 2020年:63.9kg/疲れてる
  5. 2019年:64.8kg/杜甫「登高」/桃太郎ジーンズ(33インチ)を注文
  6. 2018年:63.8kg
  7. 2017年:「総統閣下シリーズ」(秀逸)
  8. 2016年:確定申告(あと70万円)
  9. 2015年:高3最終授業/厳しい年だった……/「西太后 ― 大清帝国最後の光芒」
  10. 2014年
  11. 2013年:風邪気味
  12. 2012年
  13. 2011年:授業の見直し/倫理学者になれないわけ
  14. 2010年:夫婦で鴇→おばんざい木村
  15. 2009年:新々教室についてひと安心
  16. 2008年:相当疲れている
  17. 2007年:10時間睡眠→少し回復
  18. 2006年:理数研での頼まれ授業(最終回)
  19. 2005年:老眼/「福岡正信いろは革命歌」
  20. 2004年:塾説明会(新しい試み)
  21. 2003年:確定申告書を仕上げる
  22. 2002年:「倭人伝を徹底して読む」
  23. 2001年:あしたばの種を注文
  24. 2000年:「闘う哲人」ヒクソン=グレーシー
  25. 1999年:生ま水がマイブーム
  26. 1998年:読書会(岡本)
  27. 1997年:PowerBook Duoを修理に出す
  28. 1996年:Macintosh

2023/02/21/火

[7:20起床(3:30トイレ起き)/晴/高3B(最終授業)]

  1. 洗濯物がたまっていた。まず洗濯機を回す。
  2. 10:41 豊中発。
  3. 11:19 ときわ台着。
    〔滞在2時間〕……「飇風」第62号のpdfファイル(本文および表1〜表4)が完成したので、中西印刷に見積り依頼のメールを出したり、執筆者・同人に希望冊数を尋ねる同報メールを出したり。なかなか忙しい。

    確定申告書と関係書類・資料を教室に運び込む。今や自宅・実家・教室のうち(睡眠時間を除くと)自宅ですごす時間が一番短く、申告書を書くだけの時間的がとれない。たぶん教室に置いておくのが最善。目標は1週間で仕上げること。

  4. 13:45 ときわ台発。
  5. 14:18 石橋着。


2022/02/21/月

[9:00起床(3:30トイレ起き→7:15トイレ起き)/晴/高3B(最終授業)]

昨夜は夫婦で安兵衛。 コロナ蔓延防止措置のおかげで、日曜日しかのんびりできない。

楽しみにしていた舞茸の天ぷらを食べたり。 うちゅうビールを飲んだり。


2021/02/21/日

[5:30起床/晴(ポカポカ陽気)]


2020/02/21/金

[8:00起床(9:00までウツラウツラ)/晴/高2B]

ケロタンの出勤時(7:20)には全く起き上がれず。 8:00ごろいったん目覚めたものの、やはり頭がぼんやりして寝床から出られない。 9:00までウツラウツラし、さらに1時間ほど布団の中でグズグズし、ようやく起き上がれた。

でもまだなんか疲れている。 ちょっと変だな。


2019/02/21/木

[7:10起床(9:00までウツラウツラ)/晴/高1A]

講談社学術文庫に入っている「杜甫全詩訳注」、迷いながらも買っていないのだが(たぶんもう精読することもないだろうしなあ、とか)、ふと「『登高』末句の解釈はどうなっているのかな」と気になった(次の訓読は、我が師一海知義先生の岩波ジュニア新書「漢詩入門」のもの)。

風急天高猿嘯哀  風は急に 天は高く 猿(ましら)の嘯(うそむ)くこと哀しく
渚清沙白鳥飛廻  渚は清く 沙は白く 鳥の飛ぶこと廻(めぐ)
無辺落木蕭蕭下  無辺の落木 蕭蕭として下(くだ)
不尽長江滾滾来  不尽の長江 滾滾(こんこん)として来たる
万里悲秋常作客  万里 秋を悲しんで 常に客と作(な)
百年多病独登台  百年 病(やまい)多くして 独り台に登る
艱難苦恨繁霜鬢  艱難 苦(はなは)だ恨む 繁霜の鬢
潦倒新停濁酒杯  潦倒 新たに停(とど)む 濁酒の杯
末句について、一海先生は次のように説明する。
 「潦倒」は、何事も成し得ないような、役立たずの状態に落ち込むことをいいます。そのことに悩んでヤケ酒でもあおるのかと思うとそうではなく、酒を飲むのももうやめたというのです。「新たに」は、〜したばかり。たとえば次章に紹介する詩の「二りの男は新たに戦死せり」も、戦死したばかり。「濁酒」は、にごり酒。
 この詩は、こうした絶望的な気分をうたうことによって、終わります。
つまり、自分はもう役立たずの人間であり、酒も最近やめてしまった……との解。 すると、「高きに登る」にあたって酒は持参していない。

しかし、これについては森瀬壽三先生に異様に面白い論考があって、私はこちらの解を採らねばならぬと思っている(「杜甫『登高』詩の問題点」—『唐詩新攷』収)。

 ……以上のことから、「登高」第八句において杜甫が表現しようとした所の本意がどのようなものであったか、ただちに推測がつく。「潦倒新停濁酒杯」とは、重陽の節句にひとり台に登り、酌みかわす親朋もなく、工面した安酒を前にして、せめてそれで憂を霽らそうと杯を口元までもってゆくが、もはや身体が受けつけない。杯をとどめて今まで経験したことのない我が身の衰えに愕然とする、という意味である。
……で、なんでこの詩のことをふと思い出したかというと、実は自分にもその日がやってくるのではないか……あれだけ酒を飲む人間だったのに、口元にもっていった杯を身体が受けつけず、愕然とする日が(それもそう遠くないうちに)やってくるのではないか、と感じたからだった。

「老いの自覚」というのがどういう形でやってくるのか……何だか怖いような気がする。

「杜甫全詩訳注」は、きょう阪大図書館でチェックすることにしよう。

【追記】その後、谷口真由実「杜甫の『登高』詩について : 潦倒 新たに停む濁 酒の杯」を発見。その素晴らしさにうなる。


2018/02/21/水

[7:40起床/陰/高1B/スロージョギング

昨日心配した花粉症の症状は、午後には持ち直した(大事をとって往路ジョギングは行なわず)。 杞憂で終わってくれたら嬉しいのだが。


2017/02/21/火

[8:00起床/陰/高2B]


2016/02/21/日

[7:30起床/晴/走らず

高3最終授業が終わったところで確定申告書類に取りかかる。

所得税(第3期)はあと30万円。しょんぼり。 それでも、前もって2回払っているから、一気に持っていかれるよりはマシかな。

次に消費税……ん?……むむむ……税率が8パーセントに上がったこともあり、予想外にたくさん要るな。 約40万円。は〜。

なんと、計70万円も持っていかれるのか。 嘆いていた去年よりさらにひどいじゃないか。


2015/02/21/土

[8:15起床/快晴/禁煙358日目/高3A]

今日は雲ひとつない好天。 こんなに気持ちが良いのは久しぶり。

本日は高3A。 高3の授業もいよいよ最終回。 病み上がりから始まった2014年度も、何とか無事に終えられそうだ。 この1年は身体の回復を図りながらの日々だったが、思ったほどすぐには楽にならず、途中、気持ちが揺れ動くこともあった。 2005年以来の厳しい年だったな……。 そろそろ解放されたいなあ。


2014/02/21/金

[8:20起床/晴]

ほどほどの起床。 今朝は目覚めすっきり。

受験生の添削2件。 これが今年度の最終分。 明日は本来休みの日だが(高3Bは1月末で終了)、来週月曜の分(高3A)を振り替えて最終授業をする予定。

本日は高2B。 週休2日だと、すぐに週末の休みがやってくる感じ。 で、休みの2日間に生産的なことをやっておかぬと、1週間が単に1日減っただけの気分。


2月下旬→新高1ウェイティングリストを確定すること。
3月初旬→月謝納入方法変更のお知らせを配る。
3月中旬→バレンタインのお返しのパウンドケーキを焼くこと(高2A・高2B・高1A)。


2013/02/21/木

[8:00起床/陰]

割と早起き。 就寝も早かった。

まずは生徒たちにあれこれ電子メール。

昨日・今日と、起床時、鼻・のどにひっかかる感じ。 鼻うがいを励行。

本日は高1A。


2012/02/21/火

[8:10起床/陰]

ノンアルコールでほどほどの起床。 昨夜は早く寝つけた。

本日は高1A。


・2月→本を一定量処分。次々回の読書会担当準備に着手(次回は3/4)。
・3月→新高1説明会の手配(日程を決める3/25夕方(?)→理数研の教室を借りる相談→案内状送付)。新年度高3Bの教材研究(関関同立の入試問題をいかに自分の教材とリンクさせるか)。神大、新年度の準備。
・春になったら→靴・藍染めシャツを買う?


2011/02/21/月

[10:30起床/晴]

フリーウェア「mi」(マック用エディタ)のバージョンをひとつ前のに戻し、これまで通り楽に使えるようになった。 私には、そんなに高機能のエディタは要らない。 単純なhtmlファイルが書け、マルチ検索ができれば十分。

パソコン環境が練れてきて、新マシンのスペックの高さが実感できるようになった。 何をやってもサクサク動く。 極めて快適。

本日は高3B。 これでA・Bクラスとも終了する。 このあたりで1年間の授業の見直しを行ない、毎年小さな改良を重ねるよう自らに課してきた。 新年度の高3は、春から少し授業でも英作を教えるつもり(これまではすべて個別添削)。 高1・高2は、がまんしきれず年度途中(3学期)から授業時間を15分延長、これによってDUOのチェックに余裕が生まれた。 新年度は導入方法に工夫をしようと、すでに「超重要例文」30個のプリントを用意している。


私が倫理学者になれないわけがようやく分かった。

サンデル先生が北野たけしの民放番組に出るという記事を見て、去年感じたモヤモヤを思い出した。 そして気づいた。

彼が問いかけるタイプの倫理問題(「究極の選択」)は、あれこれ考えているうちが華。 もし現実の生活で突きつけられたら、すぐにもどちらかを選択しなければならい。 ところが、「究極」と呼べるほどのものを、自信をもって選べるはずがない。 それが辛い選択で、それでも選ばなきゃならないのなら、泣きながら選ぶだけの話だ。 それをあとからあれこれ言われ、他人に吟味されても困ってしまう。

いったいに私には潔さを愛する性向があって、ぶちぶちぐだぐだと悩み続けるのは性に合わない。 決断を下すべきタイミングが来たら、エイッと下すのみ。 自分であれ他人であれ、もし間違えたらそれを慰撫しあうのが人生というものではないか……と思っている(「究極の選択」でなく、正邪をあらかじめ知っておくべきほどの問題については、教えてもらうのもやぶさかでない)。 で、そのためには、周囲が慰撫したくなるようなたたずまいを身につけるほうが大切だ……と考える。

判定し難いものは各人に任せればよい。 倫理学者が「ルール作りへの参画」に手を染めたがる昨今の風潮はイヤだな。


2010/02/21/日

[10:30起床/晴]

昨夜は夫婦で鴇→おばんざい木村。 たくさん飲み、たくさん食べた。

目覚めると快晴。 こういう日には、畝の1本もあったら楽しいだろうなと思う。

本日は週に1度の休み。 この1〜2か月押し寄せていた雑事もほぼ終わり、良い春を迎えられそうだ。

そうか。 夏ではなく、春を大きな休暇(旅行に出かけられるような)とすれば良いのか……。 うーん、できるかな。 生徒募集の時期だし、無理かな。 しかし一考に値するな。 ま、今年はもう手遅れだけど。


2009/02/21/土

[10:30起床/晴]

新高1、入塾希望の連絡が1件。 これで38名に。 ちょっと計算してみたら、この人数ですでに、今年度の収入(新教室3日・豊中の塾3日)を越えている(*)。 搾取されていたのかな(笑)。 いやいや、組織に属すメリットも大きいから、そんな風に考える必要はない。 実際、自分ひとりでやる場合には基本的に皆勤が必要である。 このところ「休まない」姿勢が身についているものの(実際この1年はすべての仕事先で皆勤を果たした)、体調管理にはいっそう注意せねばと思っている。

(*一昨日の年収計算は少し低く見積もっていたようだ。50人集まると、学年構成にもよるが700〜800万円になってしまう。非常勤のアルバイトもあるし、にわか成金だ。やはり大きくするより、気風の良い場を求める原点にかえろう。)

本日は新教室高3。 いよいよ最終回。 ああ、これで肩の荷が下りるなあ。

本日の添削。
・滋賀医長文3題(本日手渡す予定)。
・自由英作1題(本日手渡す予定)。


2008/02/21/木

[10:20起床/晴]

相当疲れている。

しかし昨日あたりから少し暖かくなり、今日も春めいた良い日和。 元気を出そう。 私だって生き物だ。 温冷浴から。

本日は新教室高1。


2007/02/21/水

[10:00起床/晴]

10時間睡眠。 重かった身体(と頭)がだいぶ楽になった。 やはり少食ときちんとした睡眠が大切だ。

本日は高1。 その前に受験指導を1件。


2006/02/21/火

[9:30起床/陰]

本日は11:00から理数研での頼まれ授業と夕方からの高3。 頼まれ授業(8回目)はこれにて終了。 高3もおそらく来週が最終になる。 センター試験後のひと月は案外長い。

もう行かねば。


理数研での授業、終了。 今日は新教室のチラシを持参(入塾説明会の日程入り)。 目立つ場所に置かせていただいた。

さ、次は高3。 塾でしかできない添削物を抱えているので早めに出よう。

今夜は腹ぺこで寝てみよう(体調の下降を自覚している)。 もはや過食することはないが、就寝前まで食べることが多いので。 身体の掃除が必要だ。


2005/02/21/月

[10:30起床/晴/大豆ごはん(玄米)・目玉焼(有精卵)・小松菜おひたし/体調良好なるも夜更し]

国税庁のホームページで確定申告書を作成しようとしたら、エラーが出てうまく進めない。 電話による問合せも、混み合ってつながらぬ。 去年はちゃんとできたから、今年のシステムに不備があるのだろう。 あほらし。

昨年申告書を作成した際、「来年からの用紙送付は不要」を選ばなかった(ネットなんていう脆弱なしくみに完全に頼る気にはなれなかった)。 正解だったな。 これで手書き用の申告書がなかったら、またしばらくイライラさせられるところだ。 自分の周到さに満足し、国税庁への苛立ちをたぎらせつつ、ペンと電卓で申告書を作成。 今回は約50万円の還付になるのを確かめ、少し溜飲を下げる。

本日から眼球トレーニングを導入しようと思う。 老眼が進んでいるのか、このごろモノがよく見えない(裸眼ですごせるレベルは維持しているが)。


眠れぬ(憂慮のためではない。夜更しのリズムにどっぷりハマっている)。

夕方、眼のトレーニングに「立体画像を見る」というのをやってみた。 が、あまり面白くない。 それに、見たあと何だか頭痛もする。 まずは目玉ギョロギョロと眼球マッサージで十分だ。 少しの工夫でも毎日続ければ効果が得られる、という当り前の真理をここ数日の胴体トレーニングで再確認した。

ただし、トレーニングの種類は質の良いものを探すべき。 腰に関してこれまでいろいろやってきたが、昨日記した腿上げ運動によって、初めて「無意識に左側に体重をかけて突っ立ってしまう」悪癖が改善された(いかにバランスの悪い姿勢をとり続けていたか、本当には分かっていなかったのだなと思い知らされた)。 眼についても少し試行錯誤して、何か発見できたら面白いだろう。

夜更し朝寝坊についてはあまり心配していない。 たぶん、ある朝突然解消するだろう。 時が満ちるまではジタバタしても仕方ない。 アルコール抜きですごしているから、あのイヤな疲労感もないし、低次元の自責の念とも無縁である。 夜の読書も、自ら反省するための糧(たとえば「日々これ掃除」とか)でなく、周囲への憤りをたぎらせる燃料となるもの(広瀬隆とか)を選ぶ日が続いている。

で、今夜も広瀬隆「地球の落し穴」を手に取り、食糧問題についての文章を読んでいたのだが……。

自炊が主だし玄米と黒大豆ばかり食べてるから「遺伝子組替え」作物なんていうのとは無縁だろうと思っていたのに、ポテトチップス(好きでけっこう口にする)に相当使われているらしい。

ポテトチップスぐらい自分で作るべき、とネットで調べてみる。 スライサーさえ入手すれば、すぐにも作れそうだ。 明日さっそくトライしてみよう。 旨い岩塩ペッパーも常備していることだし。


「福岡正信91歳 いろは革命歌」

【と】とうとう来たか 世も末か 原爆まいて 自然も人も皆殺し
福岡さんの自然観(というか宗教観というか)の基本は2つ。

1つめは「神なる自然」という言葉に代表される造化観。 2つめは、神(自然)の超越性を信じる見方を楽観的すぎると排し、人間の暴挙に対して神(自然)がいかに無力であるかを説く点。 神(自然)は、いわゆる「天罰」のような、目に見える形でのペナルティを人間に与えはしない。 人間の暴挙に対して、神(自然)は抵抗せず無関心であり続けるだけである。 福岡さんはこうも言う。

 一般に常識派と言われる人等は、よく判っているような顔をして次のように話す。「自然は調和のとれた美しいものであり、人間をやさしく包み育んでくれる慈母でもあるが、ときには人間に厳しく敵対する悪魔となることもある。自然は万物が共存共栄する世界とみることもできるが、地上で繰り広げられる弱肉強食の修羅場などをみれば、善悪美醜の相争う矛盾した世界とみることもできる。何が真で、善で、正であり邪であるか判断に迷うというのが自然の現実の姿である。
 人間は自然の中で、ある時は喜びある時は悲しみながら生きてきた。これが人間の実体ではないのか。それを一口に、自然は常に真であり、善であり、美であるというのは独断であり、自然を完全者、神とみて、人間を邪魔な錯乱者とみることこそ偏見ではないか……」などと述べる。
 このような見解は、一見常識的で、一般に受けいれられ易い。自然を感性で捉え、理性で解析し、人知による総合的な判断力を加えているので、客観的にも正しい意見にみえる。しかし、科学者や芸術家たちと同様、根本的にみれば分別知を行使しての判断であり、相対的思考の領域を脱出していないという点では同じことである。自然は美醜・善悪・強弱の混交する一大矛盾の世界であるとみること自体が、時空の観念に拘束されたミクロの観念でしかないことを証明している。
 マクロの視野でみれば、自然は美醜を超えた美の世界であり、善悪を超えた歓喜の世界である。この世を矛盾の世界とみるのも、完全に統括され調和のとれた矛盾なき世界とみるのも、分別知をもって自然を分断してみるか、無分別で自然の全貌をキャッチするかで決まる。
 分別知で解体され分解された瓦礫のような死体となった自然の中には、もうばらばらの真・善・美の偽物(イミテーション)しかない。
 科学的で常識的な人知が、合理的で理性的にみえる人為が、自然を殺し人類を滅ぼす。(DVDブック「自然農法 福岡正信の世界」24頁)

私はもう少し自然の強靱さを信じるところがあって、末世・末法の感を強めながら(人の世が健全な姿に戻るとは思わない)、それでも自然はめでたく生き残るだろうと思っている。


2004/02/21/土

[8:00起床/晴/食材費16日目(累計1万4580円・1日平均911円)/座る7日目/ブッダ最後の旅]

昨日に続いて早起き。 午前中、塾の説明会を行なう予定。 午後は高3。 本日が最終回。 今年の高3も気持ちのよいクラスだった。


説明会は初めての試み。 緊張したが、割とうまくできたようだ。

コンビニおにぎりで昼食をすませ、そのまま高3の最終授業。 内容はいつも通り。 まだ二次試験が残っているから、遊ぶわけにもいかない。

しかし、早起きするとすぐに疲れるな。


2003/02/21/金

[10:00起床/54.1kg/晴れたり曇ったり]

ようやく神大から源泉徴収票が届く。 確定申告書を仕上げる。 今年は20万円ちょっとの還付。

外出。 郵便局、およびこまごまとした買物。 糸切バサミが見つからなかった。 早く繕い物の日々に入りたいのに。

ついでに散髪。 「短かめに」と言って切ってもらったら、久々に小坊主出現。

あ。 無塩バターを買い忘れた。 もう一度買いに出るのは面倒。 急ぐ買物ではないから、今度にしよう。


2002/02/21/木


2001/02/21/水

深夜記す。

と言ってもメモのみ。


4:00ごろ就寝。 11:00起床。 正常なパターンにあと一息。

本日は高3。 いよいよ今週末が国公立大学の入試。 来週・再来週も来るという生徒がいるので、もうしばらく授業をせねばならない。 やまじ関大合格。 てしま大谷にも合格(お寺さんの子)。 同志社には授業料を入れぬとのこと。

帰宅後、思い立ってひらがなで「あしたば」を検索。 やっと種を販売している所を見つけた。 2袋注文。


2000/02/21/月

9:00起床。 昨夜は2:00ごろまで起きていた。 やはり夜更かしは禁物。

本日はアルティミット第5回大会と1回目の高田vsヒクソン戦。 高田vsヒクソン戦の前に何試合かあるのだが、今度はヘンゾ=グレーシーというのが出てきた。 何人おるんだ、グレーシー家は。

ヒクソン=グレーシーの言葉。

私は自分から何かにチャレンジするということはありません。 私はこれまで柔術に身を捧げてきました。 柔術を広めたいと考え、友人や弟子に教え、手本を示してきました。 そして、柔術が最強の格闘技だと証明する(=他流試合に勝つ)のを通じて、いまも柔術に身を捧げています。 だから試合の機会が与えられればいつでも闘うし、レッスンの機会があればいつでも教えます。 それが私の人生だからです。 そして、これから残りの人生もそうやってすごしていきたいと思っています。 チャレンジのためではく、ただ良い一日をすごし、ただ生きていくために……。
夢だのチャレンジだのとは無縁の規範を持つ人間がここにもいる。 「闘う哲人」といった風情もうなずけるな。 私は私淑することにした。

1999/02/21/日 プロが味の素など使うな

晩ごはんを食べたら無性に眠くなり21:00ごろから3時間ほど眠ってしまう。 そのまま明日の朝まで眠れたらよかったのだが、頻尿ゆえ目が覚める。

2年前のココア導入は、いつのまにか沙汰やみになっている。 現在は西式健康法の生ま水がマイブーム(なんなんや、この言葉は)。

しかし、毎週毎週新聞の書評欄を見てはため息をつくばかりなのはどうしたことか。 朝日にフーコーの伝記が紹介されていたが、私は(たぶん)一生フーコーを読むことはないと思う(もちろん馮浩のことではない、って中文の人にしかわからんがな)。

ふと自分の過去の日記を読みだし、やめられなくなる。 ばかばかばか。

きょうやったこと。

少なすぎる。


1998/02/21/土

本日は読書会。午後から岡本。


一昨年の日記に記してある(最下段にあります)「女友達にあげてしまった」PB100は今ではうちにある。なぜか? (答え:その女友達を嫁はんにしたから)

で、その時ほしがっていたPowerPC Duoはその後めでたく購入し、去年の今日には修理に出している(この電源部の不具合は自分で直せることが後でわかったが)。

現在もこのPowerPC DUO(2300c)がメインマシンである。

お金がないので、これは壊れるまで使う。


1997/02/21/金(379th day)

午後、締切をとっくに過ぎている成績表をひとつ提出しに行く。

調子のおかしいduoを持参。そのまま帰りに、購入した店(ソフマップ)のクリニックに持ち込む。

待つこと暫し。順番が回ってきて、係の人にパワーオンキーで起動できない旨伝えると、さっそくチェック。サッドマック。実際に起動できないのを確かめる。

係員が購入伝票で購入日を確かめている。実はこのduo、あさってで3か月という絶妙のタイミングで壊れたのである。

「購入されてからまだ3か月たっていないので、新品との交換ということになりますが(ヨシヨシ)、 在庫がもうないので(エッ)、 修理ということにさせていただきます(……)」。

まあ、ちゃんと直れば何でもいいけどね。


昨日だったか一昨日だったかの「思いっきりテレビ」で、また新しい知識をいくつか仕入れた。さっそく実行に移したこと。

  1. 目覚めたあとの1杯はココアにする(*1)。
  2. ミカンを1日に2個食べる。

他にもいくつかあったが(ハマチの刺身がいいとか)、採用したのは上の2つ。

(*1)
これで朝はココアandコーヒー2杯、その後はコーヒーor緑茶を飲み続けるということになる。なお、私は、驚くほどトイレが近い。


1996/02/21 (13th day) 39本

知人のPowerBookのCLKインストールを手伝いに出かけたほかは、なーんにもない一日。ほとんど寝たきりですごした。

しかしPowerBookは、見ているとすごくほしくなる。かつてはPB100ユーザーだったのだが、置く場所がなくなってきたこともあって女友達にあげてしまった。

最初に買ったIIsiもアルバイト先の私塾に寄付してしまったし、IIciは実家にもっていったし、結局部屋で使っているのはQuadra840AVのみ。

もうハードを買うのは経済状態が許さないので、しばらくは840AVでいくしかない。PowerPC Duoが出たら買いたいと思っているが……。


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