28年連用「喫煙日記」11月25日 「終りよければすべてよし」に向って

きのう / きょう / あした / タイトル / 遺言 / 飇風の会 / 李賀詩集校本 / 雑誌「李賀研究」 / / / TeX / ひながた / 野原英語塾

2023/11/25/土

[3:30起床/陰/高1A]

昨日の午後、近所のナーシングホームを見学したあと、こひつじクリニックからの電話を待った(もしすぐ入れないようなら、つなぎの病院を紹介してもらう手筈になっていたので)。

電話をかけてこられたのは、お医者さんでなく、いつも来てくれている看護師さんのひとり。 で、ナーシングホームの最短の入所日が12/1であること、見学して少し不安に思ったことを率直に伝えた(部屋に手すりがないので転倒が心配だとか、父は立って歩けるため重病人が入っている他の部屋に入り事故を起こしては大変だとか)。

すると、こひつじクリニックの看護師さんたちのあいだでは、父にはナーシングホームのような医療より、老人ホームのような介護のほうが必要だろうと話していた……と教えてくれた。

それなら話は早い。 私は、お医者さんの意見より、看護師さんたちの見立てのほうを信じる。 話しながら、これはもう祥雲館のショートステイにお願いしようと心に決めた(祥雲館は、ふだん出入りしてくれるヘルパーさんや訪問看護師さんたちが勤務する特養老人ホーム)。

さっそくケアマネのOさんにその意向を伝えたところ、あれよあれよという間に翌朝(つまり今日)の朝9:30に迎えに来てもらうことになった。 急に父が施設に入ることになり、半ば呆然。 でも、本当に衰えてしまったので、家を出るのを嫌がらず馴染んでくれたらと思う。

送り出す際には相当の荷物が必要なので(衣類4かわり・薬・包帯その他)、今朝は早めに家を出て6:17豊中発の電車に乗った(7:09ときわ台着)。 実家に着いてすぐに荷造りを始め、8:00すぎには用意が整った。 お父さん、がんばれ!……と祈る気持ち。
→9:30 なんと! 素直にお迎えの車に乗ってくれた!


  1. 2022年:65.2kg/歯科受診→ときわ台(父の世話)→関西リハビリテーション病院(母の介護練習)→授業/「猟犬 特殊犯捜査・呉内冴絵」
  2. 2021年:64.0kg/寒くなってきた
  3. 2020年:64.0kg/「レッド・ドラゴン (吹替版)」
  4. 2019年:65.2kg
  5. 2018年:64.2kg/読書会(百万遍)
  6. 2017年:63.2kg/玄米カレー/百田尚樹推し?!
  7. 2016年:アルコールは2杯が適量
  8. 2015年
  9. 2014年:終りを迎える心構え
  10. 2013年:新高1募集案内・年賀状の手配/「NHR48」達成
  11. 2012年:募集チラシを作る/甥に遭遇(DNAおそるべし)/ベストアンサー?(間違えとるがな)/もはや仕事に迷いなし/研究にも悔いなし/「歓喜の仔」「中唐文学会報」
  12. 2011年:いよいよ冬
  13. 2010年:タバコ値上げ(410円に)/「甘粕正彦 乱心の曠野」
  14. 2009年:白菜・豚肉の炒め煮
  15. 2008年:神大図書館
  16. 2007年
  17. 2006年:「日々これ掃除」
  18. 2005年
  19. 2004年
  20. 2003年:腱鞘炎完治?/新生/糠漬けチャレンジ/鍵山氏の言葉から
  21. 2002年:最近の衣食住
  22. 2001年:ある種の覚悟
  23. 2000年:夢中になれない/終りよければすべてよし
  24. 1999年:Quadra不調
  25. 1998年:日本語のくづれ(笑)
  26. 1997年
  27. 1996年:「奥の細道」稿本発見

2022/11/25/金

[8:30起床(2:40トイレ起き→4:50トイレ起き)/快晴/高1B]

きょうはいろいろ忙しい日。 3か月に1回の歯科受診→ときわ台(父の世話)→関西リハビリテーション病院(介護練習)→授業(高1B)。

  1. 10:00 林歯科受診(定期的なメインテナンス)。
  2. 11:01 豊中発。駅ホームで缶コーヒー「ジョージア香るブラック」(ホット)とプロテインバー「一本満足(いちご味)」。
    能勢電車の英語アナウンスの冒頭がよく聞き取れずイライラしていた(たぶん日本人がアナウンスしている)。
    「??妙見口, プリーズ・ゴー・トゥ・プラットフォーム・ナンバーフォー」
    の「??」が聞き取れない(文脈から言ったら「バウンドフォー」かなとも思ったが、全然発音が違う)。悔しいので今日本気で聞いたら「Passengers for 妙見口」だった。1回わかれば、そのあと何回聞いても今度はそうとしか聞こえない。不思議なもんだ。
  3. 11:39 ときわ台着。オアシスで寿司・バナナ・みかんを調達して実家へ。
  4. 14:45 ときわ台発。
  5. 15:21 蛍池着。
  6. 16:30 関西リハビリテーション病院。2回目の介護練習。前回、筋力向上が必要だとわかったので、この2週間筋トレに励んできた。その成果が出たのか、今回はだいぶ介助が楽になった(それでも車椅子は重いけど)。
  7. 17:15 関西リハビリテーション病院を出る。石橋の教室へ。

2021/11/25/木

[8:00起床(6:30トイレ起き)/晴/高2A]

いよいよ寒くなってきた。

防寒着を、ペラペラのウィンドブレーカーから、ひとつ厚手のジャンパーに。


2020/11/25/水

[6:30起床/陰/高2B]


2019/11/25/月

[5:50起床(8:30までウツラウツラ)/陰/高3B/腕立て伏せ50回(あわせて)


2018/11/25/日

[9:30起床/晴/読書会(百万遍)]

三連休の日曜日に読書会。 京都は人でいっぱいなんじゃないかな。 いっぱいだとイヤだなあ。


2017/11/25/土

[7:20起床/晴/高3B/ごく浅い倒立腕立て(10回x3)

facebookに旧友冨野氏から流れてきた記事が百田尚樹の宣伝だったのに目を疑う。 長年の企業勤めは人をこんなふうにしてしまうのだなあ。 良友ではあるけど、もはや畏友に非ず。


2016/11/25/金

[7:00起床/陰/神大→高1B]

早起き。 晩飯時のアルコールは2杯が適切と確認。 ただしそれでは、少し物足りないような、寂しい気持ちがする(当然だが)。

の不調からはほぼ回復(約1週間かかった)。 しかし背中の痛みは昨日よりひどくなっている。 これも1週間はかかるのだろう。 地面からの衝撃が響くので、きょうの神大へはソールの薄いメレルでなく厚底のサルティスで行こう。


2015/11/25/水

[8:00起床(カゼ4日目)/陰→雨/高1A/走らず(休養日)

風邪のピークは過ぎた模様。 あとはすっきり抜けるのを待つだけ……なんだが、毎回けっこう日数がかかる。 薬を飲まぬからか。


2014/11/25/火

[6:30起床/雨/禁煙270日目/神大→高2B]

2か所で仕事の今日はまだよいとして、明日からの3日間(水・木・金)が勝負だなあ。 ここで頑張らないと、年末に向かってどんどん忙しくなってしまう。

・新高1入塾案内チラシを作る。
・年賀状に着手。
・読書会準備。
・2学期成績表の段取り。


2013/11/25/月

[9:30起床/雨]

トイレで目覚めたが、二度寝に成功。 今朝はたっぷり眠った。 「すっきり」感はいつもと変わらぬものの、今週を元気に乗り切れる土台ができたように思う。

よし、やったるぜっ、と高3英作の添削を2件。

本日は高3A。 天気が悪く、ウォーキング出勤できないのが残念。


2012/11/25/日

[7:50起床/晴/ケロタン怒濤の出張月間 PART2(15日目:山口)]

割と早起き。

今日は、来年度高1の募集チラシを作る予定。 まずは懇意にしている私塾(中学生対象)向けのものから。 例年、この優先枠を1月末に締め切り、2〜3月を外部募集期間としていた。 それを今回はひと月遅らせることにした(入試前に決めろと言われても、やはり考えにくかろうと思って)。 2月末に希望者数を集計、3月が外部募集期間となる。

外部募集期間が若干短くなるのが不安と言えば不安。 しかし、4月開始時に定員いっぱいまで集まらなくても、それは気に病まぬことにした。 何とか2クラス10人ずつ集まってくれたら、一応学年の体を成す。 あとは、それぞれが良いクラスになるよう心がけるのみ。 生徒が喜んで通う雰囲気になったら、自然と人は集まってくるはず……と信じている。

昼前には案内チラシが完成。毎年やっている作業だからスムーズに進んだ。 投函は明日。

もうひとつ、神大の教材作りもやっておくか……。


昨日の高3Aでは、その場での読解練習を初めてやった。 難しいものを選んだのだが(阪大1999年後期)、ちゃんと分かる生徒が何人もいて、頼もしかった(例えばここの「ベストアンサー」は間違えている。もっとも、原文の主語は It でなく "Rough diamond" と具体的に入っており、そのせいで間違えた可能性もあるが……まあそれにしても、変な感じがするのではないかな)。

別に教え方が去年より上手くなったわけではない(はず)……だが、文法・読解系の授業に関して自分の技倆の行き着くところまでほぼ到達している……という感があるのも確か。 需要があるあいだは授業を続け、需要がなくなる(or 自分の身体がパンクした)時点で終了……ということで、たぶん「終わりよければすべてよし」になるのだろう。 もはや迷いはなし。


この夏、校本の原稿を仕上げたことも、私個人にとっては大きな出来事だった。 研究者として何ら貢献することのなかった中国文学だが、その方面で(研究による新知見ではないものの)ひとつの文献的基礎を与える仕事ができたのは、大きな心の平安につながった。 まあ、今後も研究対象についてあれこれ考えることは続けるだろうが、どこで終わっても一応の役割は果たした……と思えるのは研究者冥利に尽きる幸せだ。 これも良き師に巡り合ったおかげ。 我が身の幸運をつくづく感じる。

あんまり満足したようなことを感慨深げに語ると、何だか遺言みたいだ。 この話はここまでにしよう。 お金の心配がなければ畑仕事で余生を送りたいところだが、そういうわけにもゆかぬ。 まだまだがんばるぜっ、と。


2011/11/25/金

[8:00起床/晴]

ほどよい起床。 まずは明日返す高3の添削物から。

いよいよ冬。 部屋でじっとしていると、寒さひしひし。 いろいろ着込んで、ダルマというか、マトリョーシカというか……。

何もしないと腹が減る……。 それも、横になっていると特に。

本日は高2B。


2010/11/25/木

[8:30起床/晴]

昨日も二食。 昨夜は家で湯豆腐を食べた。 赤ワイン1杯。 寝つき良し。

9月末の段階で10カートン用意していたタバコがいよいよ残りわずか(ひと月5カートンのペースか……)。 昨日、断腸の思いで1カートン買った(キャスターマイルド)。 4100円なり。

昼すぎ、リムネットのメールサーバーがダウン。 参ったなあ。


「甘粕正彦 乱心の曠野」読了。 面白かった。 が、前作の「阿片王」同様、すっかり内容を忘れるのだろうな。


インターネットで張平についての文章(新聞・雑誌記事が多い)を集めたり。

本日は高1A。


2009/11/25/水

[7:30起床/陰→晴]

早起き。 今日はかなり暖かい。

茫然としているうちに昼間の時間が終わった。 自然食品店に玄米の調達に行き、ついでに白菜と豚肉を買って、帰宅後炒め煮をつくったぐらい。

本日は高2B。


2008/11/25/火

[10:15起床/晴]

本日は2か所で授業の日。 晴れてよかった(昨日は冷たい冬の雨)。

まずは神大。 今日は図書館で本を借り出す用事が一件。 図書データでは「人文書庫」蔵となっていて、私はこれを旧教養部図書館のことだと思っていた。 だとすると、山の一番てっぺんまで行かねばならない。 授業をしている文学部は一番下。 けっこう距離があり、早めに出なければ、借り出しに行く時間がとれない(授業後は、次の塾の仕事に回るためすぐに大学を出る必要がある)。 早起きできれば先に図書館に行き(吉)、早起きできなければ余裕のある明日出直そう(凶)、と心づもりをした上で昨夜は眠った。

凶と出た(笑)。 ま、しかたがない。 通常通りのタイミングで授業に出向き、授業前に事務で「人文図書館」の所在を確認(このごろ施設の建て替えが多く、よく分からない)。 ……すると、人文図書館とは文学部図書館のことであると分かった(大学院を人文科学研究科と呼ぶようになったらしい。私が思っていた旧教養のほうは「国際科」)。 なあんだ、吉じゃんか。 授業後、無事に借り出し豊中に戻る。

夕方の授業は塾の高3。 新教室同様、受験生ならではの悲壮感が出てきた。 なんだか神経を使うなあ。 毎年のことではあるが……。


「終りよければすべてよし」については特に何もなし。 いつ終りが来ても「すべてよし」と言える状態を保つよう心がけている(つもり)。


2007/11/25/日

[12:00起床/晴]

遅い就寝、遅い起床。 睡眠時間としては十分。


2006/11/25/土

[12:00起床/陰]

昨日は新教室用に膝掛けを買う(1枚600円ほど)。 暖房をケチっているわけではない。 オフィス風の部屋はどうしても足元が冷える。 頭ばかり暖まるのは良くない。

もっとも、高校生は私のような中年男と違い、あまり冷気が苦痛でないらしい。 誰も使ってなかった(笑)。


2003年にも記している私のバイブル「日々これ掃除」。 先日ネットで探して安いユーズドのものを5冊注文しておいたら、昨日一気に4冊届いた。

今日さらに1冊届く。 これで全部。


この週末は(日曜も含め)いろいろあって休めない。

まあ、歯の痛みがなくなっているのが幸い。


ニュース摘録


2005/11/25/金

PowerBookG3修理のため日記更新せず(4日目)。


2004/11/25/木

[12:50起床/陰/発芽玄米きなこ黒ゴマジュース・青汁・その他/高見盛7勝4敗]

朝方まで仕事。 宅配でいったん起きたあと二度寝。 月末に締切を控える現況では致し方なし。 「終りよければすべてよし」となってくれたらいいのだが。


2003/11/25/火 またもや新生

[11:00起床/陰/腱鞘炎192日目/糠漬け1日目]

腱鞘炎完治?

今朝は腱鞘炎のことを忘れていた。 「完治」とまでは言えぬにせよ、ほぼ治ったと考えてよさそうだ。

長かった。

最後のほうで導入した「樹液シート」と「アイシング」が効果絶大だったように思う。 発症したときすぐに用いることができていたら、短期間で治せたのかもしれない(もっとも、これについてはよく分らない。半年強の「日にち薬」効果がいよいよ満ちてきて、そこに導入したから功を奏したという可能性もある)。 いずれにせよ、炎症およびその痛みに関して、どっさり知見を得たのは確か。

新生

午前の神戸大は、学生が体調不良とのことで休講(受講生が1人だけの授業なので)。 私も、仕事は何とかこなしているものの、最近煮つまり気味。 このタイミングで半日休めるのはかえって歓迎である。 腱鞘炎の痛みからも解放された。 本日を新生第一日としよう。

糠漬けチャレンジ

まずは生活臭の強い話題から。

冬が来て、青汁に白菜を入れるようになった。 芯の部分はバスケット栽培の肥料にしていたが、ここを捨てるのはあまりにもったいない。 ということで、糠漬けにチャレンジ。

うまくできればいいのだが。

鍵山氏の言葉から

 相対差より絶対差を追求する。この絶対差の世界に到達するには、何よりもプロセス、過程を大事にするということです。道筋を大事にするということです。その道筋にはいろいろありますが、その一つとして、「微差、僅差を追求し続ける」ということを私の人生や事業の方針としてきました。
 人間は特別なものに関心を持ちます。私がやっている掃除のようなごく当たり前で普通なことには、なかなか関心が持てないものです。(中略)
 たとえば、今までAというやり方でやっていて、それよりもほんのわずかだがBのほうがいいとわかれば、Bに変える。たとえわずかの差でもBをやる。そしてまた、これもわずかな差だが、CのほうがBよりいいとわかれば、Cのやり方に変える。このようにして、わずかな差を見つけてA、B、C、D、E、F、G、Hと順次コツコツと変えていくわけです。
 これでAとBの差が大きければ、誰でもBに変えるんですよね。変えても結果はそんなに変わらないとか、変えても成果がどの程度上がるかわからないというようなときには、どうしても誰もがAからBには変えたがりません。(中略)
 AからBに変えられない人はCに行けない。Dにも行けないということになります。
 AからBに行けない人が、いきなりCやDに行けるというのは非常に稀です。そういうことはまずない、と考えたほうがいいでしょう。
 ところが、A、B、Cと一歩一歩辿っていくと、この一つ一つの差は小さくて目につかないほどなのですが、EかFあたりになると、これからAを見ると、その差は誰の目にも明らかです。AとFの差は大変大きい。(中略)
 これからはわずかな差、その中に含まれている小さな生命とか価値とかを大事にしていく時代になると思っています。(「日々これ掃除」)

この人の言葉にどれだけ励まされたか知れない。 新生初日にふさわしい言葉としてここに記し留めておく。

糠漬けチャレンジなどもまあ微差の追求の一環ではあるのだが、そういう生活面だけでなく、勉強の面にも取り入れていきたいものだ。

鍵山氏の言葉から(2)

 バブル後の経済の世界では、行き詰まっている会社が多くなっています。これまでどんどん伸びてきたものが伸びなくなったり、売り上げがどんどん落ちるところが続出したりして、世の中が騒がしくなっています。
 しかし、市民の側から見ると、私どもの関連業界の自動車の生産が一割減ったからといって、誰も困っていません。誰も困っていないのに、新聞やテレビのマスコミ報道はまるで天災がきたかのように大騒ぎをしている。そんな報道に接するたびに、私などは本当に苦々しく思っています。
 どうしてこんなふうになってしまったのか。これはやはり、世の中全体が相対主義と結果主義、この二つの主義に陥ったからなんですね。(中略)
 この相対主義を続けていきますと、世の中全体が"終わり良ければ全て良し"の結果主義に陥ってしまいます。試験であれば、点数さえ良ければいい、試験に受かりさえすればいい、商売であれば、たくさん売れればいい、銀行であれば、預金がたくさん集まればいい、貸し出しが多ければいい、というふうに結果だけを求めるやり方になります。
 途中の経過や手段なり方法なりはどうでもいいのであって、全く顧みられることなく、一刻も早くゴールに行こうとなるわけです。その結果、途中の大事な手段は全部省いてしまします。この考え方には誠意がありません。なぜなら、結果を急ぐあまり、大切なことを全部省いてしまうからです。

本日の日記のタイトル「『終りよければすべてよし』に向って」というのは2000年につけたもの。 鍵山氏が嫌っているような意味でつけたのではないが、人生は「終りよければすべてよし」ですらないのかもしれぬ。 結果が良かろうが悪かろうが納得のいく生き方というものがあり、それを日々実践することだけが、自分が自分であり続けられる唯一の方法なのだろう。


2002/11/25/月

昨夜飲んだあと、帰宅してからの水分補給を忘れてしまった。 粘膜が乾ききり、風邪様の症状。 ま、授業は大丈夫。

そう言えば、昨夜は酔ったまま手に取った土鍋のフタを落とし、割ってしまったのだった(もともとヒビが入っていたせいか、想像以上にあっさり割れた)。 玄米を炊くのに重宝していたのだが(炊くだけではない。水分を適度に吸うらしく、ごはんを入れておいても水滴のつく感じがない)。 しばらくのあいだは、本体のみ「おひつ」として使うことにしよう。


今年の気分は昨年とほぼ同じ(さらに上向き)。

「食」については、トーストで一食、おでん・玄米で一食、あとは青汁とシリアルという基本フォームを淡々と実行。

「衣」については、満足のゆくセーターが揃い、ズボン・下着も決まり、あとは靴下。 と思っていたのも、足袋着用に落ちつきそうな感じ(注文ずみ。年末に届く)。 そろそろデジカメで記録したほうがいいな。 髪は短かめ、ヒゲは電気カミソリが動くあいだはきれいに剃り、壊れたら伸ばしてハサミ使用に変更する。 石油由来の製品・燃料を徐々に排除してゆく予定。

以上、もう何も考えなくとも自動的に進んでいく感じ。

「住」は、親との関係があるため「終の住処」をまだ決める時期ではない。 しばらくは夫婦ふたりで仲良く暮らすことだけ考えればいい。 嫁はんは善人やし、いまの部屋には満足しているし(大家さんが素晴しい)、言うことなし(ま、日照がもう少しほしいが。3階が空いたとき移っておくべきだったか)。

バッティングセンターには行かなくなった。 が、クライミングに向け、日々ぶらさがり健康器で懸垂。 現在ブルース=リー状態。 そのうちジャッキー=チェンになり、最後はスティーブン=セガールになる。 股割りも励行。

だらだらとやり続けていた仕事も最終コーナーを回った感じ。 この冬休みには完成できそう。 何と言うか、納得のいく感じになってきた。 望外の人生、と言えばいいのか。


永田農法の作物を販売するということで、ファーストリテイリングを応援しよう。 と、先日100株だけ買ってみた。

あれよあれよと上がってしまい、怖くなる。 10万円利益が出たところで売却。

手数料や税金などのため手にするのは8万円ぐらいだが、今月は物入りだったから大いに助かった。 これも望外。


2001/11/25/日

本日も快晴。 好天の続くあいだ、読書会の準備に追われていた。 やっと終わった、と思ったら、明日からくずれるらしい。 ま、私の人生なんてそんなもの。 で、読書会のほうは、メンバーの都合により来月も担当することになった。 ま、そんなもの。

非常勤のコマ数が多く、学期中は押しつぶされそうになっている(今年度は7コマ。さらに塾が3クラス)。 のだが、昨今の事情を見るに、仕事があるだけまだましなのだろう。 声がかかるのなら、40代をこうやってすごしていくのもいいやと覚悟ができつつある。 長期休暇は自由にすごせるわけだし。 声がかからなくなったら、それはそれ。 別にどうってことない。

昨年記している物足りなさみたいなものは、現在気にならない。 健康を形作る基本フォームが整い、それにしたがっている限り、長年悩まされていた睡眠についても気に病む必要がなくなった(もういつでもスッキリ起きられる)。 楽しみも、地縁を大切にしたたまの外食、敬意を抱く著者たちへの私淑、畑仕事のまねごと、野球少年にもどれるバッティングセンター通いなどで十分。 健全な村びとになりつつあるらしい。


2000/11/25/土

生活サイクルの復習。

11/15 12------------------------0----+++++++++++++++++---12 (8.5h)
11/16 12------------------------0-------++++++++++++++---12 (7.0h)
11/17 12------------------------0-------++++++++++++++++-12 (7.0h)
11/18 12------------------------0--------+++++++++++++++-12 (7.5h)
11/19 12--------------++++++++--0----------++++++++++++--12 (4+6h)
11/20 12------------------------0-----+++++++++++--------12 (5.5h)
11/21 12---+++------------------0---+++++++++++++++++++++12 (1.5+10.5h)
11/22 12------------------------0--------++++++++++++++++12 (8.0h)
11/23 12------------------------0-------++----+++++++----12 (1.0+3.5h)
11/24 12------------------------0-----+++++++++++++++++--12 (8.5h)

遅めに偏りすぎ。 昼寝で補うのもよくない。 またメラトニンに登場ねがうか。

本日は2:30就寝、11:00起床(8.5h)。 十分寝て疲れはなし。

11/9最低の状態からは復活したものの、まだ何か物足りない。 夢中になれる対象、心の底から憧れるものがないからだと気づく。 こういうのは自分をだますわけにはいかない。 それが見つかるまで気長にやっていくしかない。

あるいはこうも思う。 「夢中」というのは何かしらの新鮮さがもたらしてくれるもの。 何事も自らの内で消化されると(価値が下がるわけではないのに)夢中になれなくなる。 うーん、そうなのか。 違うかな。 よく分らないな。

夢中になれなきゃだめ、みたいな感じ方がおかしいのか。 生活は瑣事の集合体。 それは別に悲しむべきことではないのだ、とか。

人生が「終りよければすべてよし」であるのは確信している。 いつ終るか分らないのがちょっとアレだが、ま、中途ではいろんなことがあって当然なのだろう。

中年の危機とか定年クライシスとか、なんか分ったような気がする。


1999/11/25/木

10:30起床。

白熊旦那からの情報によると、歯が欠けるとそこから虫歯になり、ゆくゆくは差し歯になるらしい。 そんなあ。

あのイヤな魚用グリルを2日連続で洗う。


起床が遅かったからとかタバコがやめられないからとか(倦怠の)言い訳を探していても仕方がないので、本日の私は黙々と仕事くんなのだと言い聞かせ、プカプカやりつつ2つ仕事を片づける。 できるじゃないか。

しかし、ほとほと困っているのは本業の仕事に使っているQuadraの不調。 ディスクエラーが頻発し、フロッピー・MOなどすべてのディスクのデータ受け渡しが完了しない。

しかし、本日の私は黙々と仕事くん。 授業から帰ったらハードディスクの初期化からやりなおす。


1998/11/25/水

だいぶ前に買った「日経ウェルネス」を読み直す。 木暮修という人のエッセー、擬文語文とでもいえばいいのだろうか。何かヘンである。

田中康夫の「ペログリ日記」の文体も同じ類の噴飯もの。 数年前に出た「酒」のつく作家の中国古典ものの小説も妙ちきりんな文章だった(名前は失念)。 日本語のくづれ(笑)、おそるべし。


1997/11/25/火

記載なし。


1996/11/25/月(291th day) うなぎ丼

起床9:00。

女子大(鈴蘭台)。授業3コマ。


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