4、登場人物(右脳左脳)
4、登場人物多い少ない 登場人物が少ないと、こどもたちはその話に集中しやすくなります。誰が何処でどんな事を言ったのか、 後から思い起こすことが出来ます。子どもたちの世界は、家族、近所、友達、学校、社会へと広がるにつれて、登場人物が増えます。話し手世界は、絵本と出会い、自ら間接体験をし、追体験をし、 出会った絵本に価値が出きるという広がり方です。 直接体験とは実生活のことで、間接体験とは絵本の中での体験です。どちらの体験も非常に重要です。そして、「食事は体の栄養素、絵本は心の栄養素」と呼ぶ方がいるように、絵本は精神面を支える大きな柱の一つとなって、 右脳を育てていくのです。
きき腕、きき目、両ききがあるように、きき脳(利き脳)もあります。あなたのきき脳はどちらですか?調べかたは簡単です。肩の力を抜いて、自然に胸の前で腕を組んでみてください。右腕が上になった人は、左きき脳です。逆に左が上になった人は、右きき脳の人です。指を組んだときのそれも同じです。でも、絶対的じゃありませんので、参考程度に留め置きください。指も腕も右が上なら右利き脳ということになりますが、普段から直感的にものごとを考えているのなら、どちらが上になろうとも、左利き脳と言われても、右利き脳です。ちなみに両方の脳を駆使しなければ、絵本の読み聞かせの語り手にはなれません。 モーツァルト療法 脳にエネルギーを充電する音 音楽には不思議な力が、確かにあるのである。ものの本によれば、古代ペルシャから音楽療法は行なわれてきたそうだ。とはいえ過度な期待はしてはいけない。聴いたとたんに頭が良くなったりはしない。心身のリラックスが万病に効くようだ。赤ちゃんがお母さんの胸の鼓動を聴くのも、寝る前に読み聞かせをねだるのもその声をも音楽を感じている。 幼稚園や小学校でたくさん読み聞かせをしてもらったのに、はて何を読んでもらったのかさっぱり覚えていない。だけど読んでもらったという事実だけが残っていて、脳が育てられられ、こころが豊かな感情のプレゼントを贈られることになる。 絵本の読み聞かせで、何を学び取るのか?
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