人形劇トムテ

 人形劇  日本人形劇地図

 絵本  マジックエプロン

 パネルシアター  紙芝居  絵話  のぞきからくり  ストーリーテリング

スタジオ (各種通信講座、SEO対策)  ブログ「人形劇のお弁当」  リンク集

9、推理的要素がある

絵本の読み聞かせの留意点
1 絵本が好き!

2 読み聞かせの要素数

3 絵本の文章の量

4 登場人物(右脳左脳)

5 文字なし絵本

6 親しみやすい絵

7 物語のリズム(様式化)

8 クイズ的要素

9 推理的要素

10 アイテムの違い

11 心理描写

12 作者の思想や哲学

13 作品の前後

14 プログラム(音読と黙読)

15 最後に

はくさい夫人とあおむしちゃん
絵本「はくさい夫人とあおむしちゃん
河井 ノア(著)
柳川 茂(イラスト)
出版社: いのちのことば社フォレストブックス
「この畑の中で一番すてきなドレスを着ているのはだれかしら?」と、はくさいたち。

参考:その他のパネルシアター
はくさい夫人とあおむしちゃん
「おおきな木」
「はりねずみのピックル」
「ふわふわしっぽと小さな金のくつ」
「ぜつぼうの濁点」などなど

読み聞かせで心豊かに

育児の悩みは絵本で

9、推理的要素がある

別の映像が浮ぶ
 何でもないような歌を聴いていて、何でもない歌を歌っていて、急に涙が出てきたりします。その歌の内容とは関係なく、別の映像が浮かんできて思い出すことがあります。本を読んでいるのに、その文字だけを追っていて、別のことが頭の中をよぎります。ストーリーが進行しているのとは別に、心の中で別のストーリーが展開しているのです。一つの絵や言葉から、いろんなことが浮かぶこともあります。その絵本とは関係ないものを呼び起こすのです。人それぞれ、人生経験は違うので、その絵本の中に何を見るかは違います。

絵本の中のキーワード
 何でもない絵本の中に、その人にとっては大変重要なキーワードが埋め込まれています。こどもたちの絵本を見る目もそれと同じで、日常生活で体験したことを絵本の中で追体験します。こどもたちの成長具合や、その絵本を見たときのタイミングによって、その絵本に対する感情が沸き起こります。時には、感情がその絵本絵の執着へと導きます。大人になったとき、その人にとってその絵本が、一冊の「大切な絵本」として残るのです。

こいぬのうんち プレゼントの絵本
 大切な絵本は人それぞれ違うのですが、実は人は皆、よく似た追体験をするものです。自分だけと思っていたものでも、隣を見るとその人も同じような経験があり、大切な絵本が同じだということもあります。だから、話し手の大好きな絵本が、そこにいるひと全員ではないが、何人かにとってはその絵本は大切な絵本になっていますし、これからなろうとしています。自分だけの思い入れだけで読んでいると不安がらないでも、自分が手を上げたいと思っているときには、誰かもまた手をあげたいと思っているものです。そう考えると、実際手を上げようか上げまいか迷っているとき、手を上げることの後押しをしてくれます。誰かが読みたい聴きたい絵本が、あなたの手の中にあるとき、その絵本もみんなの前で読んでほしいと思っています。

推理小説を読むように
 推理小説を読んでいるわけでもないのに、聞き手の心の中を推理しながら、話し手は知らずにその絵本を読んでいます。一つの推理小説の中に、もう一つのドラマがあるように。

名探偵なぞとき推理クイズ ウミガメのスープ 化学トリック 2分間ミステリ うんこ おなら

音消し器 「うんこ」と「おなら」
うんこやおならは、臭いものの代名詞です。それを日常会話に挟むのは、はばかられる場合も多いものです。一番身近なものでも一番遠くに追いやられます。だけど絵本なら堂々と笑いにして主人公にできます。主人公になっていいものです。おならを我慢してはおなかを壊してしまうこともあります。身体的にも精神的につらいものがあります。気になるうちは、トイレでは音消し器などがいいかもしれません。消音と節水を同時に実現させることができます。

誰でもみんなうんこやおならはするものです。特にうんこやおしっこをしなかったら、人間は死んでしまいます。体のつくりがそのようになっています。まるで一本のホースのように一方の口からものを食べ、もう一方の方から排泄するのです。臭いものに蓋をして目をつぶることはできません。恥ずかしいことではないのに転失気(てんしき)のような落語(てんしき)が生まれます。ここでもまた住職の推理が面白おかしく語られます。

絵本の読み聞かせでの留意点
絵本の世界


〒580-0011 大阪府松原市西大塚1-9-7 TEL/FAX:072-334-1522
Copyright © 2024 人形劇トムテ. All rights reserved. サイトマップ